GBFxアイドルファイターズ   作:カオスサイン

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アイドルファイターズプロローグ&キャラ、機体設定集
新たなるデビューへのプロローグ


Side?

「はああ…一体どうしたものかなあ?…」

「どうかしたんですかプロデューサー?」

俺の名は藤沢 智弘。アイドル事務所「スウィートフィッシュプロダクション」で上司であり姉でもある藤沢 美樹に半ばアルバイトの様な形で強引に雇われてこの事務所で「らぶドルプロジェクト」にて売り出し育成しているアイドルグループである「らぶドル」のプロデューサー業に勤しんでいた。

だがある時期から多数のライバル事務所から一気に出し抜かれてしまいSFPは赤字の一途を辿る事になってしまった。

その一因ともいえるものが「ガンプラバトル」の急速劇的な普及による物だった。

最早普通に只歌って踊れるだけのアイドルでは時代遅れでしかないのであろうか…漸く目に見えて流石に焦りを見せたと思った姉だったが…

「え…任せるって?」

「『そう、私らじゃガンダム?の事なんて一切分からないしアンタなら昔買ってあげた玩具があるでしょう?

だかららぶドル達のモデルファイター育成の役目もアンタに任せたわ!』」

「えちょ!?…姉さん…昔のアレはガンダムじゃなくて全く別物のや…糞っ!切りやがった!…」

なんて事をお願いしてきやがったんだ!

俺も1stガンダムとZガンダムのかなり大雑把な所ぐらいしか分からないぞ…

「という訳なんだよ…」

「あはは…そういえば私のお兄ちゃんもガンプラバトルの大会で優勝経験があるって…」

「本当か?!」

らぶドル第一期生の一人である日渡 あやに愚痴っていたら彼女から思いもよらぬ助け船が出された。

「聞いてみないと分からないですけどね…」

そう言ってあやは兄に電話をかけに行った。

それから数分後…

「プロデューサー…すいませんお兄ちゃん大分バトルのスケジュールが押しているみたいで…」

「あや達に教授していられる様な余裕は無いって事か…」

「どうしましょう?…」

「とりあえず他のメンバーにも充てがないか聞いてみてみるしかないよな…」

「そうですね…」

あわよくばとも思ったが人生そう上手くはいかず俺は仕方無く他のメンバーに聞いてみる事にした。

話はそれからだ。

~有栖川 唯の場合~

「ガンプラ…ですか?すいませんボクには…ってその話が出てくるって事はSFPも…」

「どうなるかは分からないが一応な…」

「分かりました…」

 

~進藤 あゆみの場合~

「え?ガンプラに詳しい人ですか?私のパパも一応ガンプラやっているみたいですけどお世辞にも人に教えられる様な事は…」

「おしいな…」

 

~浅見 ひびき、大路 しずくの場合~

「ふえ?ガンプラ?遂にうちの事務所もやるの?!」

「見てて面白そうだなとは思っていたから遂にか~!」

「まだ未確定だから…」

「あ!そういえば玲ちゃんなら良さげな人知っているかも?!」

「そうそう!ひびきも玲ちゃんがそんな話をしているのを聞いたよ」

「でかした!」

ピッコロの二人から有意義な情報を得られた俺は長澤 玲の所に行った。

 

「玲!」

「ン?プロデューサー、そないに慌ててどないしたん?」

「ピッコロの二人から聞いたんだが君がガンプラに詳しい人を知っているってのは本当かい?!」

「ああ、以前のお仕事で会った私のファンの一人におったなあ!

それがどないしたん?」

「実はな…」

俺は玲に事の次第を話した。

「ええで!私も興味湧いていたからなあ。

その子に連絡取ってみようか?」

「頼む!」

ファンの一人なら彼女達をないがしろにする事はなさそうだと思い玲に連絡を取ってみるように促したのだった。

 

Side?

「急に大ファンな長澤 玲ちゃんからライン来て何事かと思ったけど…」

俺の名はサイガ・カガミ、しがない男子高校生ガンプラビルドファイターの一人だ。

俺は以前友人に連れられて行ったイベントで仲良くなり大ファンになったレースクイーンの子から突然連絡が来て驚いたが彼女の指定してきた場所へと向かったのだが…

「え?…此処って真逆アイドル事務所ぉー!?」

招かれた所がなんとアイドル事務所だった事に驚きつつも中に入った。

「あ!カガミ君や!待ってたでこっちに来てや!」

「あ、はい!」

事務所内で長澤さんが真っ先に俺の姿に気が付いて声をかけてきたので彼女の元へと向かう。

「アイドルだったんですね!…ええっと…今日はどういった御用件で?…」

久し振りに目にした長澤さんに緊張しつつも俺は問いただした。

「実はなウチらの事務所でもガンプラアイドルとしても売り出す方針が決まったようでしてな…そこでプロデューサーはんがガンプラに詳しい人はおらんかって聞いてきたものだからカガミ君の事を思い出して紹介しようと思ったんやけど…」

「え!?つまりは長澤さん達のアイドルグループの専属ガンプラマネージャーになって欲しいと?」

長澤さんの話に俺は驚いた。

「駄目やったかいな?」

「いえいえ!そんな申し出が来るなんて予想外でしたのでビックリしただけです!

でしたらPさんに詳しいお話をさせて下さい!」

「分かった!今呼んでくるから待っとき!」

長澤さんはすぐにPを呼びに行ったのだった。

数分後

「やあ、初めまして!君が玲が紹介した…」

「サイガ・カガミです!今日は大変に良いお話をされて…」

長澤さんが所属するらぶドルのPである智弘さんが経緯を説明してくる。

どうやらガンプラアイドルが世に台頭してきてからも今迄は流行に流されずのスタンスでアイドル活動を続けさせていたようだったがつい先日動画サイトや掲示板に突如アップロードされたとあるプラモPV動画が発端で遂に大幅な客離れが起きてしまい慌てて育成方針を切り替えたようだった。

「ああ、例の噂のあの動画ですか!…あれは凄かったですね!」

確か動画の企画主は俺と同じ高校生のモモガミ・ダイアって言ったっけな。

動画に出てきたオリジナルプラモらの物凄い完成度、オリジナル曲の完成度の高さそして彼の企画に参加していたのが巷で有名なアイドルユニットを含む有名DJユニットらだったのも相まってか一日と待たずに物凄いかなりの再生数を叩き出していた奴だ。

「いやーあのガンプラの完成度はド素人の私の目から見ても凄かったですね!」

「…あのすんません、アレガンプラじゃなくて俺も知らない完全オリジナルの奴なんだと思うんすけど…」

「え?…」

「はあ…」

この事務所大丈夫か?と多少不安を覚えつつも俺は専属マネージャーになる事を決め契約するのだった。

 

 

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