アイドル達のガンプラ選択
Sideサイガ
突如としてガンプラアイドルとしても売り出す事となったアイドルグループであるらぶドルの専属ガンプラマネージャーに就任する事になって早三週間が過ぎた。
ガンダムについての知識が希薄だったメンバーも最低限レベルにまでは至っていた。
「それでカガミマネージャー、今日はどうするの?」
一期生メンバーである進藤 あゆみちゃんが聞いてくる。
「今回はいよいよそれぞれのガンプラの選定だな!
それじゃあ皆、ショップに行くとしようか!」
「「はい!」」
俺達はメンバーのガンプラを調達する為ショップへと向かった。
Sideあや
「うわあー!たくさんのプラモデルがありますね!」
「今回は経費で落とせるみたいだから予備機とかも許可出来るよ。
あ、そっちはMGコーナーだから駄目だよ」
「ふえ?」
「え?何か違うんですか?」
お店に並んでいる色とりどりの多くのプラモデルを目にして私達はそれぞれ扱う事となるガンプラを選びに向かう。
そこでカガミマネージャーが真っ先に向かおうとしていたひびきちゃんに待ったをかけた。
「説明しておくべきだったな。
公式大会だとガンプラのサイズ規定があるんだよ。
だからそっちの100/1のサイズは駄目なんだ。
こっちの144/1サイズのHG、RGもしくはスケールダウンのSDコーナーでないと…ああ、ただし今回ビギナーである君達にはRGはあまりお勧め出来ないからHGかSDシリーズで選んでくれ」
「分かりました!」
カガミマネージャーの説明を聞き、気を取り直して私達はガンプラ選びに向かう。
「あ、コレ…」
「お?やっぱり日渡さんはその機体を選んだか」
私が目についたのはマネージャーに観せられたガンダム作品の一つである第08小隊に出てきていたガンダムEz8だった。
「サハリン兄妹の悲しい決別には涙しましたね…」
「ガンダム知らない人がギニアスさん見たら無謀な狂人にしか見えないからなあ…事情を知ると和解し合えたifが観てみたいという気持ちが強いわ。
それよりソレを選ぶのだったら宇宙ステージにも対応出来るようにカスタムしないとな!」
「はい!」
私はEz8を手に取るのだった。
Side唯
「うーんと…あった!」
らぶドル一期生の有栖川 唯です。
今日は私達の専属ガンプラマネージャーさんとなったカガミさんの案内を受けてプラモデルショップへとやって来ました。
其処でボクが手にとったのは
「有栖川さんはソレを選んだのか」
「はい!猫さんみたいで可愛いと思ったので!」
「ガイアは猫じゃなくて犬なんだけどね…」
「え?…じゃ、じゃあ猫さんっぽく見えるようにしたいですね!」
ボクが手にしたのはSEEDDEASTNYに出てきたガイアガンダムだった。
大好きな猫さんみたいだからと決めていたのだ。
でもマネージャーさんに違うと言われてだったらそう見えるように改造すると決意したのだった。
Sideあゆみ
やっほー!進藤 あゆみだよ!
私が手にとったガンプラはねー
「進藤さんはそれなんだな」
「うん!私のパパも好きなGラインアサルトタイプ!」
私が選び取ったのはガンダムの量産型機に該当するジムシリーズの中でも特に改造がし易いGラインだった。
「渋い選択だな!」
「よーし!頑張ってカスタムしちゃうぞー!」
Side美奈&知奈
どうも、私達双子の北条 美奈と北条 知奈合わせて「ショコラ」です!
「美奈姉さん、私これとコレにいたします!」
「なら私はコレとコレね!」
妹の知奈が選んだのは映像化されてないネオガンダム1号機、それとガンダムWに登場したガンダムヘビーアームズ改、そして私が選んだのは関連性が有るガンダムF91、ウィングガンダムゼロカスタムだった。
「絶妙的なチョイスだな!」
「マネージャーさんにも私達のコンビネーション見せて差し上げますよ!」
Side紗有紀
「…私はコレかな…」
片桐 紗有紀よ…私が選んだのはナラティブガンダムだ。
「片桐さん…確かに結構な拡張性有る機体だけどそれで大丈夫かい?」
「改造プランはある程度思いついているから問題無い…!」
「なら良いんだけど…」
私はこのガンプラで私を貫くんだ!…
Side瞳子
「これで」
らぶドル二期生、結城 瞳子よ。
私が選んだのはカガミマネージャーに観せられたガンダムWに登場していたパイロットにシンパシーを感じたガンダムサンドロック改EW版、それとウィングゼロカスタムだ。
「お、サンカスに美奈さんも選んだゼロカスか!」
「はい!」
私はコレでアイドル道の遥か高みを目指していくんだ!
Side雪見
「ふえええ…ど、どれにしよう?」
わ、私はらぶドル二期生の成瀬 雪見っていいます!…副業で声優も兼業しています!
私達の専属ガンプラマネージャーとなったカガミさんに観せられたガンダム作品を観て何時か私も出演してみたいなとも思いました。
それよりも…私は未だ自身のガンプラ選択に戸惑ってしまっていた。
「まだ選んでいないのかい?」
「ひゃあ!?ま、マネージャーさんすみません!…」
手間取っている私にカガミマネージャーさんが声をかけてきたので驚いて時間を無駄にしてしまっている事を謝罪した。
「成瀬さんが謝る必要なんてないよ。
だって君が選び取るガンプラは生涯の相棒となりえる可能性もあるんだからな!だから悩みぬくんだ」
「は、はい!」
マネージャーさんに促され私は選び取ったのは…
「お?やっぱりそれか」
「は、はい!まずはこれから!」
私が選び取ったのはSDガンダムワールドヒーローズに出てきた悟空インパルスガンダムとHGのシャイニングガンダムだった。
どんな改造しようかわくわくするなあ♪
Sideひびき&しずく
やっはー!ユニットピッコロのアタシ達が選んだのはねえ
「しずくはコレ!」
「だったらひびきはコレね!」
ひびきが選んだのはGガンダムに出てきたドラゴンガンダム、しずくが選んだのがガンダム0083に出てきたガンダム試作三号機ステイメンだった。
「早々に決まったみたいだね…ってこれまた珍妙な組み合わせだな…」
アタシ達が選んだガンプラを見たマネージャーが驚いた表情を見せた。
「へっへーん!」
「あっと驚くガンプラにしてみせるよ!」
Side真琴
「私が選ぶものは既に決まっている!」
藤田 真琴だよ!私が選んだのはガンダムシュピーゲル、それにSDガンダムの佐助デルタガンダム、才蔵デルタカイだよ!
「おお…見事に忍者一色だなあ!…」
「お侍さん型も使いたい所だけど今回はこれだけで良いですね!」
Side玲
「んー…コレにしよっかな!」
長澤 玲や!私が選んだのはカガミく、おっとマネージャーはんと見たガンダムSEEDに出てきたジャスティスガンダムと外伝シリーズに出てきたスターゲイザーガンダムやねん!
「長澤さんはそれか!」
「ふふ♪他の皆も選び終わったみたいやしマネージャーはんの御指導お願いしますで!」
他のメンバーも選び終わったみたいなので私達は事務所に戻って早速制作に取り掛かっていくのだった。