GBFxアイドルファイターズ   作:カオスサイン

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異世界アイドルティーチャーの帰還と魔女達の初体験PARTⅡ

Sideソナタ

「元の世界よ俺は帰ってきたあああー!」

元の世界に帰還して早速ソロモンの悪夢の名台詞風な叫びを上げた。

「此処が先生さんの世界!…」

「私らの世界と風景は割と似ているのね」

俺が元居た世界に初めて足を踏み入れたガーネット達は感想を呟いている。

「それじゃとりあえずまずは戸籍を如何にかしなくちゃいけないな…ちょっと待っててくれ」

「はい!」

俺はガーネット達の戸籍を如何にかする為にツテの有る知り合いに久し振りの通話をかけた。

「おうもしもし」

「『そ、ソナタなのかい?!お前二週間も一体何処ほっつき歩いていたんだい?!』」

「ちょっと深あーい訳があってな…その事もあってソウリ、お前にちょいとばっかし頼みたい事が幾つかあってな」

「『何?…』」

「実はな…」

俺の友人であるハナカゲ・ソウリは通話をかけてきた事に驚いていた。

どうやら彼方の世界では半年を過ごしていたというのにこっちの世界は二週間しか経過していなかったみたいで不幸中の幸いといえよう。

父親が役所勤めであるソウリからガーネット達の戸籍を如何にか作成して貰えるように依頼したのだ。

彼女達の戸籍の件は流石に即日とはいかなかったがなんとか解決してもらえて一安心…一旦家に帰り顔を見せると両親には物凄く怒られて心配されたけど、恋人であるガーネット達を紹介したら卒倒されたが喜ばれた。(流石に異世界の事とガーネットの正体についてはソウリ以外には話していないが)

両親を安心させた翌日、俺はガーネット達と地元の家電量販店を訪れた。

「うわあ…!こんなに大きいお店なんですね!」

「あっちのアイドルグッズ店よりもずっと品数多いじゃない!」

ガーネット達は各々の反応を示す。

喜んでもらえてなによりだ。

向こうの世界でクロエ理事長に造ってもらった通信機はこの世界でも一応は使えるみたいだがやはりこの世界でも友人を作って欲しいから新たに二人のスマホを購入し、最大の目的であるガンプラコーナーを覗いていく。

「うわあ!…こんなにも種類が多いんですねガンプラって!」

「選り取りみどりってところね」

「ああ、じっくり見てくれ」

ガンプラの数々を目にしたガーネット達は興奮を隠せないようだ。

まあ、彼女達が知っているのは俺が偶然彼方の世界に持ち込めていたDVDのVガンダムとGガンダムの二作だけだったからな。

ちなみにプレーヤーもクロエ理事長が制作してくれました。

あ、Vガンのトラウマシーンは流石にカット出来る所はカットしたよ。

「そういえば先生の使ってるガンプラってどんな奴なの?」

そこでアンジェリカが俺の愛機について聞いてきた。

「ああ、そういえばガーネット以外には見せた事がなかったけか。

それはコイツさ!」

俺はその事を思い出し愛機を取り出して見せた。

「コレって先生が観せたVガンダムに出てきていた…」

「そうだ、V2ガンダムをベースにフルカスタムビルドしたV2ガンダムSAPだよ!」

「凄っ!…流石にド素人の私でも出来の良さが理解出来るわこれは…」

V2SAPを目にしたアンジェリカは素直にそう感想を述べた。

「それなら私も先生さんと似たようなガンダムが良いです!」

「そうか、それならこっちだな」

ガーネットがそう言い出したので俺はVガン関係のコーナーへと彼女を案内した。

「うーん…」

ガーネットは陳列されたガンプラを真剣な表情で選んでいる。

「ん?先生さんこのガンプラ…」

「それは!…」

そんなガーネットが手にしたのはあの機体だった。

「EMS-TC02 ファントムガンダム!…」

彼女が惹かれたのはクロスボーンゴーストに登場したV2ガンダムの前身、プロトタイプとでもいうべきファントムガンダムだった。

正に「幽霊」であるガーネットがシンパシーを感じるのも無理はない。

「先生のV2と似ているわね」

「ああその機体はV2が開発される以前に造られたいわば秘蔵っ子みたいな立ち位置な機体だからな」

劇中だと要のミノフスキードライブ周辺が未完成であった為に後の発展型であるゴーストガンダムでもV2の六、七割くらいのパワーしか出せなかったとされたがガンプラの可能性は無限大。

ビルド次第で上位互換機を軽く凌駕出来うる可能性を秘める。

「決めました私はコレにします!」

ガーネットは嬉しそうな表情をしながらファントムの箱を手に取るのだった。

一方のアンジェリカはというと…

「ねえ先生、こっちの小さいのはどんなのなの?」

彼女が見ていたのはSD系コーナーだった。

「ああ、そっちはSDだね。

既存の奴をそのままスケールダウンさせたものや独自の世界観と歴史上の人物を当て嵌めたシリーズの物があるんだよ。

その制作し易さと地味にアニメ人気もあって割かし女性人気の方が高いかな」

「そうなんだ…だったらコレかな」

アンジェリカが手にしたのはSDガンダムワールド三国創傑伝に出てくる張郃アルトロン(ナタク)ガンダムだった。

「真逆のそれか」

「なんかビビっときたんだよねえー」

意外な選択に驚きはしたがSD系を使うならとトリニティバイクもアンジェリカに勧めて購入後、ビルドスペースへと向かい彼女達に簡易的なビルドスキルを教えるのだった。

そして帰宅後に本格的なビルドスキルを教え込み完成はアンジェリカは一日、ガーネットは一週間程度かかった。

 

 




ここではチョイ役のキャラ紹介
ハナカゲ・ソウリ
ソナタの友人で父親が役所勤めだった為にガーネット達の戸籍の件で働きかけてくれた。
ファイターではない為これ以降の出番が少ないのは言わないお約束

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