鞍馬天狗の帰還   作:みかん汁だったライター

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龍輝とフラン2

    

 「パチェー!今助けるわー!フランを傷付けた男よ!お前を殺してやる!」

と、馬鹿なことを言い現れるは我らが当主、お嬢様だった。

 

 「俺はコイツを拾っただけだぞー!?」男は一応反論をする…が

 「そんなウソが通用するとでも?」と、一蹴されてしまった。

 しゃあないか…

 

 「死なない程度に虐めてあげるよ?」

 いきなりそんなことを言い出した男に私は何を言ってるんだこいつは?と、思ってしまった。

 「ッッ!?」と、お嬢様が動揺している…あれは何か恐ろしいものを見たような顔だった。

 彼の顔を見ると恐ろしく狂気的だった。

 妹様ですらもこの顔の前では可愛く見えてしまう程の笑顔だった。

 

 「また師匠の悪い癖が…」と、パチュリー様が呟いたので聞き返した。

 「どういう癖ですか?」

 「強者と言われているものが敵意を向けた時に師匠は人が変わるのよ…普段は菩薩、或時閻魔大王って感じね」

 それを聞いて恐ろしくなった。

 何故ならば、私の体術(しかも能力で強化してある)を能力を使わずにスピードと筋力で圧倒したのだ。(能力で見たから間違いない)

 

 「このスカーレットデビルの真の力!見せてやる!」

 「どうぞご勝手に…数秒で終わらせる。」

 「やってみろ!小僧!」

 「ほざけ…幼児ががナメんなよ?」

 プチッ

 「殺してやる!」

 その言葉と同時にお嬢様が技を放つ。

 「神槍 スピア ザ グングニル」

 だが、対してあの男はと言うと…

 「~♪︎~♪︎~~♪︎~~♪︎~♪︎~♪︎~~~♪︎」

 まさかの鼻歌を歌いながら突っ込んでいく。あまりにも無謀だ。

 「ふん!勝った!」

 次の瞬間グングニルが彼に当たった。

 「バカな人間だったな!口程にもない…」

 そして、土煙が晴れたときには彼の死体はなかった。

 「塵芥一つ残らないとは…私が強すぎたか…」

 「何言ってんの?お前が遅すぎるからパチュリーを住み処まで送ってきただけだよ…ざぁーこざぁーこ!」

 お嬢様はひきつった笑いを浮かべていた…そりゃあそうだ、相手が死んだと思っていたら生きていて、しかも罵倒される、屈辱であろう。

 「今度はこちらから行かせて貰う。」

 

 

 「数多なる神々を統べし日本神話の長よ 今、我が身を依り代とし世界を光に包むがよい…!天照大御神!」

 その瞬間、辺りは光に包まれた。お嬢様は吸血鬼…即ち太陽の光は天敵…日本神話でその太陽を統べる神…天照大御神を呼び出されては死ぬしかない…

しかし、お嬢様は生きていた…何故ならば…

 

 「おーい、こいつ気絶してるけどどうすれば良い?」

 「お嬢様…生きて…!!?」

 「俺が普通に大陽神下ろすと思うか?殺さないって言っただろ?だから炎雷神を下ろしたんだ。」

 炎雷神というと、炎と雷を司る神…共通点は光…成る程…そう言うことか…

 「詠唱は違えど思い浮かべた神は呼び出せるんだよ。」

 「ズルいですね…圧倒的最強じゃないですか…」と、私がそんな言葉を溢すと彼は言った。

 「俺が最強なわけないだろ?上には上が居るんだろうさ…世界巡っても会ったことないけど…」

 はい、この人最強決定です。皆!この人の機嫌を損ねちゃダメだよ?美鈴お姉さんとの約束だよ!

 

 

────────────────────

 

 「…と、言うのが事の顛末です…」

 咲夜は結局フランと美鈴に聞きに行っていた。

 レミリアが嘘八百を口にしたからである。

 

 もう現在進行形で嘘としか思えないラブコメディを妄想の中で繰り広げており、対処し得ないので美鈴達に聞きに行ったという顛末である。

 




パチェ「オチが面白くない!」

 すいません!

パチェ「ま、書いちゃったもんはしょうがない…許すわ…」
 
 ありがとうございます!

パチェ「でも、私に聞きに来なかったのは許さないわ…咲夜!」
 
 あぁ、十六夜咲夜さん…御愁傷様です…
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