鞍馬天狗の帰還   作:みかん汁だったライター

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吸血鬼の依頼…というか、強要

何故か拉致られて真っ赤な館に連れてこられました。

どうも、龍輝です。

だ、だるい。吸血鬼の幼女に妹の世話をしてくれと頼まれた。

理由は昔会ったことのある奴に似ているから。

 

「新しい玩具かな?壊しちゃおっか?」

「うおっと危ない。」

紅い炎の杖みたいなので殺しにかかってくる金髪幼女おぉ、怖い怖い。

ついでに言うと怠いです。

「取り敢えず…」

「?」

「死なない程度に遊んであげるか。」

「アハハはハハハははハハハ!!ありガトウ。でも、壊レるノはアなタだよ?」

「そうかねぇ?」

「キュっトシてー!」

すると手を此方に向けて…

「ドカーン!!」

するとおかしな事に俺のからだが爆発した。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あーあ、壊れちャッた…」

壊れなかったのはあの天狗だけだった。

私よりも上位で、強く、スピードもある。私とお姉さまが惚れた天狗。

「そういえば今壊した人、あの天狗に似てたなぁ。」

もしかして…いや、まさかね。

「びっくりしたー!まさか爆発して、ただそれだけなんて…」

「ッ!?」

何でこいつは起き上がるの?何でこいつは壊れないの?

「初めまして。天狗の鞍馬龍輝といいます。よろしくお願い致しますね?妹様。」

鞍馬……龍輝…

「貴方、もしかして…鞍馬の大天狗?」

「そうみたい?」

「何で疑問系なのよ?」

「いや、記憶がないんですよ。」

うそ…記憶喪失?

「ちょっと一緒に来て!」

「えっ?」

驚いた顔をしているが気にしない。

早く、パチュリーに会わせないと…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

吸血鬼妹が俺を引っ張って、連れてきたのは超巨大図書館だった。

「パチェー!何処に居るの!」

渾名はパッチェさんかな?

そんなことを考えているとナイトキャップを被った女性が来た。

その隣には悪魔と魔法書が。 

「…師匠!」

いきなりパジャマの女性が抱き着いてきた。

何?何なの?

「パチェ、龍輝は記憶喪失だから記憶を戻す魔法を掛けてほしいんだけど…」

吸血鬼妹が俺の事情を話してくれた。

と、言うわけでパッチェさんは、魔法を掛けてくれるようだ。

「ブツブツブツ」

そんなことを呟くパッチェさん。

なんなんだー?

俺の体がピカッと光る。

「なんも、変わってないんだけど…」

「え?ウソ?そんなことあり得ない…」

パッチェさんが驚いているけど。記憶戻って無いから。そう言うわけで…

「帰らせて貰うわ。」

「いーやーだー帰んないでぇ!」

「師匠…帰っちゃうの?」

「帰るわ。いつまでもいると思うなよ!」

と、言うわけで帰りました。

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