動物霊異変の際、半人半霊に冥界にきて話を聞かせて欲しいと言われた。
と言うわけで冥界に行く事になった。
確か無縁塚の上の空間を抉じ開けて行けば着くんだっけ?
「Let's Go!」
よし!行くぞ!
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階段が長いよ…
走れば良いんだけどさ?走れば…ね?
「…走れば良いじゃん」
よし、走るか!
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「半人~半霊~の~魂魄~さん~?いますか~?」
「よ~む~?」
何か被った…。
亡霊の少女がちょうど半人半霊を探していたらしい。
「あら?貴女は…」
少女はこちらを凝視した後、こちらに跪いて俺の事を敬う姿勢を見せた。
「…いや、待て…待て待て…待て待て待て!!!」
何?何々?何なの?何でこの子は跪いてるの?
「初めまして…須佐野男様…いえ…クロノス様…」
「…待て、誰から聞いた?」
「四季映姫様からお聞きしました。四季様を閻魔に推薦したと言うではないですか。恩人の恩人ですからね…敬うのは当然です。」
…映姫ィ…あいつゥ、後で説教してやる。覚悟しろよ…?
~一方その頃えいきっき~
ブルッ
「どうかしたんですか?映姫様…?」
「いえ…少し悪寒が…」
「風邪じゃないですか?休んだ方がいいですよ…」
「いえ…怠さや熱はないのでまだ仕事をしておきます。小町もサボらず仕事を続けてください。」
「分かりました…辛くなったら言ってくださいね?看病ぐらいはしますからね?」
「ありがとうございます…ですが貴女はサボりたいだけでしょう?」
「嫌だなぁ!そんなわけ無いじゃないですかぁ!?」
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「…まず、跪くのやめて?後、その事他言無用ね?絶対に誰にも言うなよ?」
「言ってしまったらどうなりますか?」
「全時空間のお前の存在を消す。」
「わ、分かりました。」
「あと、クロノスの名は弟子にやった。俺はクロノスじゃない。鞍馬龍輝だ。」
「…分かりました…」
「敬語やめろ」
「わかっ…た…わ…」
「よし」
交渉成立だ。半ば脅しっぽいけども…。
「はーい!幽々子さ…ま…龍輝さん!?」
お、妖夢が来たか…
「て言うかこの亡霊姫は幽々子って言うのか…知らなかった。」
「そんなことより!龍輝さん!私に剣を教えてください!」
「そんなことって…まぁ、良いけどさ…」
俺がOKすると半人半霊は目を輝かせた。キラキラと。
「では、庭に刀を持ってきてください。」
「いや、ここで良い。」
ちょうど半人半霊も刀を二刀持っている。
「いやいや、でも貴方が刀を持って無いじゃ…」
「何を言ってるんだ?刀なら…」
『作れば良いだろ?』
「ッ!?」
「ほらほらどうした?剣士ならば室内でいきなり戦う事を想定しておけ。主を守るんだろ?」
「ッ!クッ!…」
おしおし、ようやく仕掛けてきたか…だが…
「遅い…長い刀は室内戦で向かないのを知ってて長物を室内で使っているのか?焦るなよ…ここが殺し合いの場だったらお前もう死んでるぞ?」
「まだ…まだぁー!」
「遅い」
「ガフッ…」
気絶しない程度に腹に打撃を加えた。
今は起き上がれないだろう。
「お前…主を守る義務を忘れてるだろ?」
「そんな…ことは…」
「じゃあ何故幽々子の方に飛んで行った斬擊を主を優先して守りに行かなかったんだ?」
「は…え…?」
「幽々子の方に飛んで行った斬擊も気付かないほど自分の事で精一杯だったのは分かる。だが…」
俺はそこで一旦言葉を切り、そしてこう続けた。
「主を守るのが従者の役目じゃないのか?」
「そんな…私は…私は…」
「そんなわけで、俺が暇な時俺が稽古を付けてやる。覚悟しろよ?」
「…よろしくお願いします…」
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「貴方…お人好しなのね…」
「いーや、暇人だよ。」
幽々子にそう言われて帰ろうとした…が。
「みょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!」
「…なんだ今の」
「妖夢の泣き声よ」
この時俺のなかで妖夢をみょん助と呼ぶことが決定したのだった