◯◯◯◯があって今にも死にそうなんだがどうすればいい? 作:電脳図書館
幼馴染+一人に剣を向けられて今にも死にそうなんだがどうすればいい?
うーんどうしよう・・・俺こと神木狩谷(カミキカリヤ)はそう心の中で溜息を吐きながら目の前の現地人美少女二人を見つめる。
その美少女達も俺に視線を向けている。他の【俺ら】がここまでのことを知ったら羨ましがられるか嫉まれるかのどちらかだろう。まぁそんな都合のいいことはないのだが。
「なぁ色々やる前にちょいと時間くれないか?最後に身内にメッセージを残したいんだ。携帯で済ませるからよ」
苦笑いを浮かべながら美少女の片割れ、久々に再会した”幼馴染”に聞くと無言の肯定が帰って来た・・・まぁただのメモじゃなくて【俺ら】の掲示板に書き込むのだが同郷であるあいつらには身内意識があるので嘘は言っていない。携帯を操作して最新の掲示板に端的に、それでも少々長いレスを投稿する。
【雑談】メガテン転生者の近況報告&相談解決スレpart24
124:名無しの転生者
>>122 ここは近況報告や相談したいことを皆で解決スレだ!是非利用してくれよな!
125:名無しの転生者
突然すまない
【教会で、幼馴染+一人に明らかにヤバい剣を向けられて今にも死にそうなんだがどうすればいい?】
時は夏休み前に遡る。暇なのでネットサーフィンをしているときに何と自分と同じ転生者の者達が集まる掲示板を見つけたのだ。書かれている内容が明らかに前世の事柄が多くこの世界にはないものだったことが決定的だった。それに気づいたときは思わず歓喜して
「マジかよ(ほくそ笑み)」
と思ったのだが如何やらこの世界が前世のゲームの一つ、所謂メガテン系列の世界だと書かれていて転生者同士の互助組織的なものもあるらしい・・・俺はペルソナなどの派生作品は兎も角真・女神転生作品はそれなりにやっていたので単語も問題無く飲み込めたが
「マジかよ(白目)」
同時に絶望しかけ、ついさっき吐いたセリフをまた吐いたが同じ内容なのに気持ちとしては真逆である。しかも原典よろしく大破壊という世界規模の災厄も起こるとのことだ。現在高2で第二の人生を精一杯謳歌しようと思っていた矢先の青天の霹靂である。
とはいえ行動を起こさなければ死か最悪転生者の身体を実験材料(何でも相当いい素材らしい)に色々やられるかの二択である。この世界でもメシア教はメシア教だったようだ。
掲示板の皆さんの勧めで覚醒ということをすることに決めた。これが無ければそもそも悪魔が見えないらしい。組織の本拠地である博麗神社(幻想郷はないらしい)に行くために富士山登山ツアーに偽造された覚醒修行を夏休みを利用して受けることになった。家族に相談して色々あったがツアーの話を信じて快く送り出してくれた。今世の両親は放任主義な所があるが、きちんと面倒を見てくれる良い両親だ。家を出るときには義妹が手作りのお守りを渡してくれて帰りに土産を買う事を約束し、一か月に及ぶ必死の修行の末無事覚醒、そして多少のレベル上げも出来た。実は旅行に際し今まで貯めていた貯金と神社でのバイト代(修行だけというのもアレだったので受けた)、そして旅費として多少多めに両親から巻き上げたお金を合わせて最低限度の装備、消耗品を購入して覚醒初心者用の異界(要はダンジョン。リーダーの巫女さんが難易度を下げた異界を維持していてもしもの時の備えも万全とか純粋に凄いと思う)に最初は野良PTを組んで潜ってレベル上げとマッカを稼いでいた。
「うーんやっぱり人型がいいよな。接しやすいし、人間用の礼装をそのまま装備出来るのが強いわ」
宿泊所の自分の部屋でカタログを見てぼやいているのは訳がある。マッカを稼いでいるのは自分用のシキガミの為である。これまたあの巫女さんを中心に製造されるシキガミは詳しい仕組みや製造方法は省くが安心安全、主人に絶対服従の頼りがいのある仲魔になってくれる。成長もするし様々なカスタマイズ要素の有るシキガミはPTを組んでいる時も見かけたが強そうだったな、勿論ちゃんと育ててこそだけど。
「それにしても人型に美少女やイケメンが多くやたらと凝ってるのって・・・いや何も言うまい【俺ら】だしな。それにしても高いな人型、まぁしょうがないが」
カタログの値段に若干たじろぐ。戦闘力のないものもあるが今は何より武力が欲しいので外させてもらう。
「取り敢えずレベリングしながらマッカと現金を同時に集めるか。俺の身体の一部と悪魔の死体を提供すれば性能が良くなったりもするらしいし」
その後無事にレベル7まで成長出来た。スキルなども7つ+それとは別に天使対策のムドを覚えようとしたが呪殺耐性をなぜか修得した。特訓をすればムドとハマはよほど尖がった才能でもない限り修得出来るらしいんだけどな・・・そんなこんなで滞在期間ギリギリで金とマッカが貯まりシキガミを注文して、次の休みに神社に取りに行くことで話がつき実家に戻ったのだが課題もある。
「当たり前だがここら辺に狩場になる異界はないし、あったとしても他に管理者がいるからな。【俺ら】の組織もまだ名前も決まっていないから交渉も儘ならんだろうな」
地元にいながらレベリングの方法があまりなく、どうしたものかと自室で頭を捻っている。終末まで時間があまりない以上早急に力を付けたいのだが・・・
「狩谷!電話よー、ほら幼馴染のイリナちゃんからよ!」
「分かった御袋・・・イリナ?わざわざ国際電話とは」
一瞬誰の事か分からなかったが今世の小学生までの幼馴染紫藤イリナだ。たしか父親の仕事で海外に行ったはずだ。不思議に思いながら一階に降りて電話を受け取る。
「もすもすひねもすー狩谷です」
「狩谷君久しぶり!!ふふ、電話でのその挨拶変わらないね!」
ふむ、幼い頃に前世が懐かし過ぎてやりまくったこのネタが通じるという事は本物だな。
「おー本物のイリナだ。どした久々に」
「う、相変わらずあっさりしてるなー・・・ふふ、実は今日本というか町に戻って来てるんだ!!」
「え、親父さんの仕事は?それが原因で海外に行ったはずだが」
「うん、今私はその手伝いをしててね。こっちに新しい拠点を作ることになってそれならって私も付いて来たの!!地元の学校にも転入するの」
「ほーということは前と同じように遊べるのか?」
「お仕事もあるけどいつもじゃないから一緒に遊べると思うよ!・・・それでね。もし良かったら今日このあと時間ある?他にもこの町に着任した人達がいるんだけど狩谷君のお話をしたらあって見たいんだって!どうかな?私も久々に会いたいし!」
その拠点の場所を教えてもらうと意外と近くにあったこともあり快く了承して家族に断りを入れ、教えて貰った道順で向かうと
「郊外に向かうと立派な教会が!!・・・えぇ」
教会、それは全【俺たち】にとっての鬼門、出来ればいや絶対攻め落とすときでも無ければ近づきたくもない場所だ・・・現在の最大宗派的にイリナはもしかすると
「あ、来た来た!狩谷く~ん!」
そう走ってきて抱き着いてくる彼女にも何のリアクションも取れない。畜生、見た目と体つきは子供の時の男の子よりの容姿とは比べ物にならないほど女の子らしくなっているのに素直に喜べねぇ!!
「・・・狩谷、くん?」
「あ、ああすまんすまん。いやーすっかり美人になってびっくり・・・ん?」
今度はイリナの様子がおかしい、雰囲気が変わったような?不思議に思い顔を覗き込む・・・なぜだその目は、まるで
そう思った直後身体が本能で動いていた。文字通り紙一重で先ほどの攻撃を躱す。そう、確かに俺は何らかの攻撃を躱したのだ。
「・・・ずいぶんな挨拶だなイリナ」
「・・・残念、本当に残念だよ狩谷くん。狩谷くんも覚醒者なんでしょ?しかも悪魔の匂いが沢山ついてた。血の量も尋常じゃないよね。」
まずい、確かにその通りだ。修行や金策で狩りに狩りまくった。しかしそれだけならまだ誤魔化しようがある。
「少し待てイリナ、これはな」
「イリナ?どうしたんだ」
教会の扉が開かれ見たことも無い青髪の美少女が出て来た。
「ん、ああ彼が神木狩谷か?私は」
「ゼノヴィア、構えて。彼も覚醒者だったみたい」
「な!?・・・いやだがまだ敵だとは限らないだろう」
まだ彼女はまともの様だ。彼女を巻き込むのは悪いが利用してでも
「教会の友人か?ここまで来てくれるとは仲良くやれてるじゃないか」
「ええ、親友だって紹介したかったのだけど・・・ああ、主よこれも試練なのでしょうか?・・・ああ、素晴らしい試練をありがとうございます!」「はぁ?」
・・・その後もしばらくの間自身の信仰に酔ったように神の感謝を告げているイリナを見てうすら寒いものを感じる。
「・・・でもゼノヴィアのいう事も一理あるわ、それじゃ狩谷君。おばさん達と一緒にうちに帰依しない?その方が安全」
「断る」
もう間違いないだろう。イリナの様子と今の教会勢力から見てイリナはメシア教徒、しかも裏を知ってるものだ。恐らく海外の仕事も教会関連だったのだろう・・・そこで彼女は・・・。
「俺はお前達の所にはいかない。家族に手を出すなクソ邪教!」
他宗派と名前に使われているモノホンメシアに謝りやがれ、俺はゲームではあるがあいつらの所業を知っている。あいつらと天使はクソだ。異教は勿論、同胞すら目的の為に平気で食いつぶす。無印をプレイしていたときに子供が贄になることを怖がらず寧ろ喜んでいる。そのシーンを見たときからかもしれない。メシア教が絶対の敵になったのは。
「・・・そうか残念だ」
青髪の美少女、ゼノヴィアが背に揃った荷物から
大きな大剣をイリナは身に着けていた紐状のリボンを剣に変えて取り出す・・・あれ何かオーラ凄くね?
「幼馴染としてこの”エクスカリバー”でアーメンしてあげる!」
うんうんアーメン、はえ?
「エクスカリバーだぁ!?」
「そう教会が誇る七本のエクスカリバー内の二振り破壊の聖剣、擬態の聖剣で君を捌こう」
「え、複数あるんですか?」
以上走馬ゲフンゲフン回想終了。
どうしよう。掲示板の状況を見ながら頭を回す。幸い武装と消耗品のいくつかは常に携行しているから戦闘は可能、しかしアナライズする隙はないので半分以上勘だが二人とも格上。武器に関しては比べるまでもない。だがその武具と消耗品、修行で得た技術とスキルや魔法でこの窮地を乗り越えるほかはないだろう
「狩谷君、少し時間かかり過ぎじゃない?・・・まさか救援とか「財産分与」へ?でもおじさんがいたよね?・・・え、もしかしておばさんは何も言ってなかったけど何かあったの?」
少し混乱しているようなのでこの隙に作戦を立てる・・・穴が多いが一応は形になったかな。
懐からバラバラになっている組み立て式の武器を素早く組み立てる。修行中は勿論一人で部屋にいる時には大体練習を繰り返して出すも仕舞うも1秒未満に出来るようになっている。そうして完成したメインウェポンたる槍を構える・・・うーんこれもちゃんとした霊装だし、耐久を含めて色々強化して貰っているとはいえ相手に比べて武器の格落ち感が半端ないんだけど。
「中々の練度のようだな。イリナここは」
「分かっているわゼノヴィア。聖剣コンビで確実に行きましょう!」
「うわ、会話的に連携も手慣れてるよ。スクカジャ」
魔法で命中と回避を上げて、挟み込むように切り込んで来る二人の迎撃に入るのだった。
教会前では金属音が鳴り響く。それはつまり俺がまだ死んでいないことを意味している。それは俺の戦闘スタイルがカウンター型であることに由来する。受け止めるのではなく槍でいなし、逸らし回避する。とくに大剣である破壊の聖剣はやはりというか攻撃力が高い。俺の槍じゃ一回目でギリギリ受け止められるかどうかだ。二回目で粉砕されるだろう。よって全力を以て回避する。幸い速が一番延びている分野なので問題なく避けられている。しかし擬態の聖剣が厄介だ。
「ち、単純に攻撃するだけじゃなくてワイヤー状に拘束してくるか!」
「拘束というか切り刻むだけどね!」
ゼノヴィアの隙を埋めるように、こちらの動きを制限するように剣を振るってくる。
「いなす技術と回避力は目を見張るがそれだけか!!」
ゼノヴィアが煽って来る・・・だが確かにその通りだ。このままでは地力が上の二人にいずれ崩される。仕方ない限界まで重ね掛けたスクカジャ以外の手札もそろそろ使うとしよう。
「く!?」
ゼノヴィアの攻撃を躱す、しかしそこで俺の身体は動きを止める。なるほど視認出来ないほど細い形状にも出来るのか。
「一定のパターンを仕掛けて置いて隙を突いて罠を張る。昔ゲームで教えてくれたよね?」
「・・・ああ、懐かしいな。だからその”対策”も講じている」
知っているさ。お前が存外俺の言葉を覚えていることも。剣の拘束といえど物理的な攻撃を受けたことに変わりなし、自動スキルである第一の手札の猛反撃が発動、ノータイムでイリナの腹を突く
「ふぐ!?」
「逃 が さ ん !」
体制が崩れたイリナを見て限界まで細くされていた聖剣を巻き取りこちらに引き寄せる。イリナは目を見開く。それは一種の自殺行為に等しい、だが俺の手札の二枚目『物理無効』の前では意味を成さない、この隙を作ることと一つの懸念事項の為に敢えて攻撃をいなし、回避に勤めていた。そしてそのまま槍で再度突く・・・と見せかけて
「返すぞ?」
「な!?」
背後に迫っていたゼノヴィアに向けてアンダースローでイリナを投げつける。聖剣の盾にもなって一石二鳥である。
「ぐうう!」
「痛った!・・・ゼノヴィア大丈夫?」
「問、題ない!」
ダメージを負ったイリナを受け止めたゼノヴィアが一旦距離を取る・・・実に予想通りだ。手を掲げる。照準合わせ、術式構築。ゼノヴィアがバックステップでイリナという重りを抱きかかえ飛ぶその瞬間を狙う。先ほどの猛反撃の感触で何らかの装備で物理耐性を獲ていることは把握している。恐らく他にも何らかの耐性はあるだろう。例えムドを今撃っても多少の苦痛を与えて動きを一瞬止めるだけだろう。まぁそもそも耐性だけで使えないけど。よって第三の手札を切る。
『メギド』
万能の魔力の波動が、爆撃が二人を包む。
自身が唯一使える攻撃魔法にして範囲攻撃を放つ。作品によっては火力が足りてないだの弱点を突ける悪魔を使えばいいだの言われている万能属性の魔法だが一部例外はあるが耐性無視、反射無視の攻撃はこの世界では貴重である。そもそも悪魔との契約や合体がほいほい出来ないのだから有用度は上がっている・・・はずだ。まぁでも格上なので倒せていないと思うので追撃を加える。
元々速が一番秀でていたのとスクカジャの重ねがねもありこと機動力に置いては二人を凌駕していた。まだ噴煙が舞う中を突っ切る。目の前にはイリナが見えた。言い忘れていたが自分はメギド以外にも貫通技を持っている。
第四の札である貫通撃、槍の場合は突き技として発動し、派手ではないが発動の隙が少ない物理攻撃技だ。そうして突こうとしたときに
「うわ、擬態ってそこまで出来るのか」
打ち込む少し前に気づく。長らく離れて居たが幼馴染特有の感覚で『違う』と感じ取る。偽物かよ。
とっさに槍を真横に向けるとゼノヴィアが破壊の聖剣で切りかかる。
「はぁ!!!!!」
「くううう!!な、めるな!」
ガキンと如何にか受け流すがバキと嫌な音が槍から聞こえた。次は折られるだろう。そして物理無効を知ってもなお物理攻撃をして来た時点で一つの懸念が当たったことになる。
「その聖剣、貫通か!!」
そして攻撃を貰ったため猛反撃が起動
「日本にはこんな言葉があると聞いた。肉を切らせて骨を断つと!」
「!!」
やろう、防具を頼みに無理やり攻撃する気か・・・上等!ここで猛反撃の攻撃に合わせて"貫通撃"を乗せる。
「何!?」
しかし流石というか咄嗟に聖剣を盾にされる。
「ち、威力を大分殺されたか」
「・・・神木狩谷、今のは」
「ん?ちょっとした裏技だ」
視界が完全に晴れ良く見えるになって見つけた本物のイリナも驚いている。二つの物理攻撃を合わせて使えたのは第五の札というよりは覚醒した時に得たスキル、武道の素養にある。大体の効果はD2のときと同じで物理攻撃技のMP消費削減が1割と数字が具体的になったくらいだが隠れた能力として、汎用スキルである武術系スキルがそれに対応した武器を使い続ければ修得出来る点とある程度敵の動きや技の初動を見破りやすくなるのだ。そして相手の動きが分かるということは自分の動きはより分かるということでもある。要するに猛反撃と貫通撃、同じ突き技でも違いがあること。逆に一部被る動作があることも見て取れた。ならば合わせて使えない道理はない。原作より強くなり過ぎじゃないかこのスキル?と思わなくもないがそうじゃなかったら見切りの能力や武術の成長分も合わせてとっくに二人に切り捨てられているので文句は言えないのだけども。だって普通にレベル、武具、連携(自分は一人)、でも向こうが上なんだから生き残るためにズルくてもやるしかないのである!
「・・・というかそろそろきついんだが」
ぼそりとつい愚痴が出る。もう出していない札はタイミングを選ぶ一枚と多少の消耗品。うん、不味いですね!(白目)
「仕方がない、イリナ離れて居ろ!」
「!?使うのねゼノヴィア!」
「え、まだ切り札あるんですか?」
まずい内容次第では詰みかねない。内心でどこぞのリアクション芸人の如くヤバイよヤバイよと思っていたのだが
「待ってもらおうか」
三人以外の声が静止を掛ける・・・どうやら相手の戦闘不能以外の勝利条件が来たようだ。
【雑談】メガテン転生者の近況報告&相談解決スレpart24
135:名無しの転生者
座標はさっき乗せた通りだ・・・誰か応援に来れない?
136:名無しの転生者
>>135
正直で草・・・まぁ現実的にどうする?
137:名無しの転生者
>>135
ええい、仕方ない。ちょうど近くにいるからそこまで耐えとけ!!
138:名無しの転生者
>>137
は、アンタは!OK全身全霊で耐えるわ!!
もう一つの勝利条件、それは俺より強い二人よりも強い味方の応援が駆け付けること!つまり我が組織(名前はまだ無い)の幹部のご登場である!!
「「「神父ニキ(枢木神父)!!・・・え?」」」
あれ何で二人が神父ニキ、しかも本名を知っているんだ??
「・・・神木、こいつらはな"プロテスタント"と"カトリック"だ」
「・・・へ?・・・」
思わずイリナとゼノヴィアを見る。突然のことに唖然としているようだが頷いてはいる・・・え?
「あとイリナ、ゼノヴィア。神木は正式名称はまだ決まってないが俺たちの組織の者だ。メシア教とかダークサマナーじゃないから」
「な!?」
「え」
巻き込まれて戦うことになったゼノヴィアが思わず呆けているイリナを見る。
「「・・・」」
イリナと互いに見つめ合う。えーとつまり今回の戦いって…あ、ふーんナルホドネ。
「「・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー!?!?!?」」
その後同じ結論にたどり着いた幼馴染二人の甲高い絶叫が当たりに響き渡ったという。
最後までお読みくださってありがとうございました!第二話もよろしくお願いします。え、お借りした神父ニキ以外の登場人物が全体的にバカっぽい?・・・作者の頭の差だと思います、はい。