◯◯◯◯があって今にも死にそうなんだがどうすればいい?   作:電脳図書館

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まだまだな所が目立つ当作品ですが今回もどうぞよろしくお願いします。第三話をお楽しみ下さい。先に上がっている本家様の最新話で取り上げられた内容も一部含んでおります。


運命とは良くも悪くも容易く変わるものである

ガタンゴトン、ガタンゴトンと前世と変わらない電車が線路を走る音を聞きながら目の前の向かい席で駅弁を食べている歳が三つ下、今年で14歳になる義妹を見やる。一昨日神殺しとなって折紙からの加護も合わせて色々強化された訳だが現在俺達は博麗神社に休日を利用して向かっている。

 

「どうしたの?」

 

「いやー何というか同胞たちに罪悪感というか」

 

「仕方がない。信用がない以上身分を偽らなければ彼らの輪に入れなかった。それは今後を考えるとマイナス」

 

そう実は折紙は転生者として組織に登録する為について来たのだ。とはいえ同じ転生者でも【俺ら】といささか違う経緯な為すぐばれるだろうと思っていたが。

 

「まさか同じ転生者の規格を利用して、掲示板の判定をすり抜ける術を見つけるとは・・・」

 

「カリヤがあの掲示板との縁があったお陰で潜り込めた。それにあの掲示板はあの組織や話に聞く巫女とは別口で開発されている。恐らく大本の製作者以外詳しくは調べられないと思う」

 

「そうなのか?でもそんな奴・・・いやいるな」

 

車椅子とか赤スーツとか眼鏡とかスティーブンとか、うん?全部同じか。と言う訳で多少偏ってはいるが俺の話や掲示板である程度の前世の話とメガテン系列のゲームは把握しているのだ・・・下手すると戦犯になりかねないな、うん。

 

「それで神社で登録したらレベリングするんだっけ?」

 

「そう、この肉体のレベルを上げれば封印中でも天使の力を引き出しやすくなる」

 

「まぁ確かにアナライズして見てもレベル1の覚醒者だったしな」

 

「真名封印はペナルティが重い分アナライズ系統の殆どを誤魔化すことが可能」

 

「巫女さんにバレないか?」

 

「問題ない。確かにあの神社に祭られている神とは相性は悪いけど、それは攻撃や防御の話。解析、情報収集などの分野には及ばない。というかそれが出来るなら今頃メシア教の内情を丸裸に出来ているはず」

 

「なるほど確かに」

 

「それよりお守りは持っている?」

 

「ん?そりゃ貰ったものだし持っているが、あれは非覚醒の時の備えじゃないのか?」

 

「確かに主目的はそれ。でも覚醒者だとしてもある程度有効、他宗教の術式に見えるように隠蔽性能も高い。色々調べて作った物だから出来れば大事にして欲しい」

 

何でもキリスト教の術式や天使の力と分からない様に神道系のお守りに見えるように作る為に年単位の時間が掛かるとのこと。マジか全然気づかんかった。

 

「そうだったのか、ありがとうな」

 

笑顔で頭を撫でると少し嬉しそうな顔をしてくる・・・うーんこういう所は人間らしいな。

 

「・・・それよりもカリヤのシキガミが気になる」

 

「それの受け取りもあるからな。一緒にレベル上げをしたい所だ。」

 

「高級、量産とあるみたいだけど高級は高いし、まだレベルは足りないから量産型?」

 

「うーん・・・試作型?」

 

 

「おお、狩谷さん!例のシキガミの受け取りですかな?おや、そのお嬢さんは」

 

「ロボキチニキお久しぶり。こいつは折紙、俺の義妹で転生者だ」

 

この人はロボキチニキことエルネスティ・エチェバルリアさん。試作型シキガミの提案をしてきた神父ニキと同じ幹部と言われている人だ。

 

「先ほど登録してきた。よろしくお願いする」

 

「よろしくね折紙さん。それじゃ早速お披露目だ!!」

 

「ロボット関係のシキガミと聞いている」

 

「そうなんです!!!ロボット系のシキガミを私と同志たちで作っているのですがまた新たな部門が出来たのです!!今までもスーパーロボット派、ガンダム派、鉄人派など色々ありましてな!!」

 

「なるほど」

 

普通の女子なら引くところだが流石は元天使である折紙。色々ズレているだけあり俺の影響もあって特撮やロボット系のアニメなどもよく見ているのだ。いい笑顔だ。ふふ、シキガミを美女にしたら折紙から冷たい視線を貰いそうだからな。なればこそ別の浪漫を突っ走るこの提案に乗ったのだ!!面白そうだったしね!シキガミも気に入られて兄の面目も立つし、浪漫でもある。完璧な作戦だ(心の中でドヤ顔)

 

「そしてこれこそが新進気鋭の作品です!!」

 

部屋の奥から出て来たシキガミはオーダー通りの人型。見た目はスレンダーですらっと伸びた足、戦闘用と思われる身体のプロポーションを強調させるスーツに映える長い青い髪・・・ん?

 

「・・・おいおい!どう見ても見た目人間じゃねーか!?!?しかも美少女!!」

 

完璧な作戦はどうした!?まだ自我は薄くて会話は出来ないみたいだが兄の威厳が!!

 

「はい!今回主導したのがロボ娘派なので」

 

「な、何だと!?い、いやいや!ロボ娘ってロボティクスと一体化している女の子のことを言うんじゃないのか!?そうだよな!」

 

「本来ならそうなのですが上から『管理がメンドイ』と言われましたので似ている細かな派閥は統合されておりまして・・・この子を開発したのはロボ娘も好きですがロボットに搭乗したり、身に纏ったりする女の子も大好きな奴らでして」

 

「え、細かすぎるんだが・・・つまり戦闘でロボットに搭乗するか身に纏うかすると。IS的な感じか?」

 

「はい、まぁそもそも機械と悪魔の常時一体化はまだ技術的ハードルがありまして、まずは機械との親和性を測るということになりますね。要望通りキチンと高機動型にカスタムしてますぞ!武装は飛行しながらの狙撃銃による攻撃で魔法を弾として放てるのです。今はブフ系しか覚えていませんがこれから他の属性も覚えていくでしょう!」

 

熱く語られそれにツッコミを入れるを繰り返していると真後ろから絶対零度の視線が突き刺さる。

 

『・・・嘘つき』

 

『ちょと待って!!!これ事故だろ!?』

 

念話、俺達は契約したことで相互に念話を送り合えるようになっている・・・まさか初めて使うのがこんな状況とはな。

 

「でも性能は高いですよ?特に使用させて貰った狩谷さんの肉体の素材は竜や蛇の悪魔との親和性が高いのでその系統の素材を沢山使いましたから。それらの悪魔のスキルも発現しています」

 

「う、う~~(カタログスペックを見ながら)・・・背に腹は変えられない、採用!!」

 

スペックの誘惑に負けた。因みに名前は青い髪と戦闘時身に纏うロボットとパワードスーツの間の子みたいな武装の名前がファフニールとのことなのでスペイン語で青を示す言葉と合わせてアズルニールとなった。直訳すると輝く青という意味だ。まぁ普段は短くアズールと呼ぶことにしよう。

 

「毎度ありがとうございます。定期的にレポート提出をお願いしますね。まぁあの大量のレポートを送って来た狩谷さんなら大丈夫だと思いますが」

 

「大量のレポート?」

 

「ああ、あのポップ狩り耐久か」

 

俺が覚醒し、初心者用異界野良PTで悪魔を余裕を持って狩れるようになったころ。悪魔が魔界から異界に現れやすい場所、マグネタイトや地脈などが堆積したり、乱れたときに生まれる通称魔力溜まりについて聞いたのが始まりだった。そこそこレベルを上げたが装備に不安を覚えた。しかし更新するには如何せん金が足りない。何とかなんないかと思っていたときに受付の人が教えてくれたのだ。まぁその人はPT組んでいってねという気持ちだったのだろうが金に飢えていた自分には届かなかった。巫女さんが管理しているので魔力溜まりの位置や出現する悪魔の大体のレベルは分かる。そうと決まれば行動開始である。

店から色々買い込んで宿泊している部屋で工作開始。道具を作成したら早速手頃な魔力溜まりに向かい、少し離れたところに異界に生えている木などで簡易拠点を作って魔力溜まりの周辺に罠を張り巡らせる。あとは異界を訪れた悪魔が罠に掛かる、ぶち殺すを延々と朝昼晩を魔力溜まりの場所を変えつつ数週間やっていたのだ。途中で脅しで取れるマッカやマグネタイトが美味しいと気付き財を差し出すか、死か的な問を設けたけど。

 

『財を差し出すか死か、どちらがいい?ふむ200マッカか。行ってよし!』『財がない?では素材となれ』『魔石一つ。少なすぎ、しかも隠しているのが丸分かりなので素材行きだ』

 

『行ってよし!』『素材』『行ってよし!』『素材』『素材』『素材』『行ってよし!』『行ってよし!』『素材』『素材』『行ってよし!』『行ってよし』『行ってよし!』『素材』『行ってよし!』『素材』

 

それと小遣い稼ぎに悪魔のデータを提供して認められれば多少の謝礼が出るとも聞いたので、悪魔ごとの落ちるアイテム、脅しでもらったマッカなどの内訳や比率、悪魔ごとに有効な脅し方の傾向、そしてそれぞれの月齢との関係。加えて各魔力溜まりで出現しやすい悪魔の種族などを詳細にレポートとして纏めて提出したりもしたのだ。

 

「でもこの方法だとマッカやマグネタイト、アイテム、素材は集まってもレベルは上がりにくいんだ。数週間で2つ上げれただけだったし。弱い相手だと数を重ねても魂の研磨と言われるレベルアップは厳しいからな…どうした?」

 

若干アズールや折紙に引かれた気がする。

 

「無理もありません。初心者だった狩谷さんがこんなレポートを提出してきて見ることになった担当と一部の幹部メンバーはドン引きしたんですから。狩りの様子を見かけた人も『まるで冷酷な審判者を見ているようだった』とか言ってますし」

 

「帰る少し前にレポートを見た神父ニキに呼び止められましたからね。そのときも話しましたが前世で田舎に住んでる父方の祖父が地元の猟友会のメンバーでして、自分も田舎に遊び行ったときに狩りによく付いて行ったんです。流石に猟銃は撃たせてもらえませんでしたが、実際に持ったりはしましたし罠を仕掛けたりナイフで獲物に止めを刺したり、解体したりもしたので敵対しても倒せる悪魔は大体獲物に見えちゃうんですよね。人型でも最初はちょっと気持ちは良くなかったですがすぐなれました」

 

「聞いてますよ。実際前世で命のやり取りに関わった人は最初から悪魔を殺すことにあまり嫌悪感を感じないようです」

 

まぁこの方法はどこでも出来る訳ではない。これほど上手く言ったのは各魔力溜まりの場所が分かっていることと、異界に出る悪魔が巫女さんの力で低レベルになっていることも要因だ。他ならレベルが明らかに高い悪魔が偶然来る可能性もあるので危険なのだ。

 

「そのレポートを参考に『初心者用異界のガイドブック』が出来るほどですからね。特にまだ駆け出しの転生者には経験値とマッカなどの収集効率が上がっています」

 

「役に立っていたのなら幸いですよ。今回は明日までの滞在で連携の確認とレベリングもあるのでこの狩りはやりませんけど」

 

「…もしかしてあのエクソシストが言ってた血の匂いってこのせい?」

 

「ストップだ折紙、これ以上はいけない」

 

その後防具と消耗品を買って(武器は俺のサブ武器の剣と盾を使うらしい)、初心者異界でレベリングをそこそこしたら宿場で部屋を借りて休んだ。え、戦闘描写?俺が敵を止めつつ冥界破でぶっ飛ばし、折紙がメギド、相手によってはマハンマで沈めるだけだ。それとアズールも狙撃銃でブフを魔弾に変えて狙撃している。この場合魔法の属性だけではなく銃属性も付加される様だ。どうやら俺の武道の素養が影響してか極・物理見切りを獲得していて回避はもちろんかなりの高精度で相手の動きを読んで狙撃が出来ている。俺としては勝手知ったる場所なので効率よくレベリングが出来たつもりだ。

にしても折紙が一番レベル低いのに元々の基礎パラメーターの差でレベル的には格上の悪魔を魔法一発で吹き飛ばしたのには驚いたな。前世で聞いた『ゴブリン Lv100でもドラゴン Lv1には敵わない』を実演しているようだった。遠距離が得意な二人だが近接もやれる。折紙は高いパラメーターの能力でごり押しでぶった切り、アズールは俺から剣術のスキルを受け継いでいるのか技でいなしてカウンターで切ると同じ剣でも戦い方は違うようだ。そんなこんなありつつ二日目のレベリングは昼頃で切り上げたのだが・・・

 

「巫女さんどうしたんだろうな?急に呼び出されたけど」

 

「分からない、でも一度会って見たかったから丁度いい」

 

神社の本殿に来るように言われたの待っているとしばらくして巫女さんがやってきた。

 

「お待たせ。造魔の製造依頼で忙しくてね」

 

「あーお疲れさまです」

 

最近は造魔作りが出来る人も出始めたようだけど未だ人材不足と聞いている…そんなときにわざわざ何の用だろうか?

 

「あ、そうだこっちは義妹の折紙と試作型造魔のアズール」

 

「神木折紙、よろしく」

 

まだ会話ができないアズールもお辞儀をする。

 

「あなたが妹さんね」

 

「はい、髪の色は黒と銀で全然違いますし血もつながって無いですけどね」

 

「あなた達の戦闘を見たけどまだまだ低レベルなのに妹さんの魔法の威力はなかなかのものだったわよ」

 

「いやーありがとうございます」

 

「流石は元天使ね」

 

「はは、全くですよね。種族の差ってデカ…い?」

 

あれ今巫女さん元天使って言わなかったか?折紙を褒められ緩んでいた顔が引きつる。思わず折紙の方に顔を向けると先程まで真顔であるが自分には少し嬉しそうにしてるように見えていた顔を呆けている様子の顔になってこちらを向く…いやいやいや!?!?!?

 

「ま、待ってくれ何を根拠に「掲示板よ」はい?」

 

「…確かに他者との連携のやり方を聞いたことはある。だがそれだけでは」

 

なるほど、人間との共闘の仕方を学ぼうとしたのか。そう行って携帯を取り出し書き込んだであろう掲示板を開くのだが…え!?あの折紙が驚愕の表情浮かべた…だと?

 

「…これを見て」

 

「例の掲示板か、どれどれ」

 

【初心者歓迎】悪魔との戦い方講座part104

 

 

 

124:名無しの転生者

 

悪魔は兎も角メシア教は殴って来たらためらいなくヤレ

 

 

 

125:名無しの転生者→義妹天使

 

今日博麗神社に来たばかり。他者との連携の仕方を教えて欲しい

 

 

 

126:名無しの転生者

 

>>125 お、初心者さんか。確かに戦闘の連携って最初は何やっていいか分からないよな

 

 

 

126:名無しの転生者

 

高レベルになるほど連携は大事ですな。ゲームの様にはいかないことが多いし、前衛後衛にちゃんと分かれているだけじゃまだまだですぞ!

 

 

 

「ふむ、意外と普通…あ」

 

コテハンが何か変わってね?何だよ義妹天使って

 

「これは後から変えられたものよ。因みに私達じゃないわBANしか出来ないしあの掲示板はこの世界に元からあったものだしね」

 

とすると…そういえばこっちに来る前に折紙が言っていたな

 

『カリヤがあの掲示板との縁があったお陰で潜り込めた。それにあの掲示板はあの組織や話に聞く巫女とは別口で開発されている。恐らく大本の製作者以外詳しくは調べられないと思う』

 

・・・・・・

 

『恐らく大本の製作者以外詳しくは調べられないと思う』

 

「お、おのれ車椅子赤スーツ眼鏡不審者ーーーー!!!!嫌がらせか貴様ーーー!?」

 

※なお彼が作ったという証拠は特にない。メガテン作品群に置いてプログラムやネットでやらかしたり、その原因、要因になったりするのはあの車椅子赤スーツ眼鏡不審者だと狩谷に刷り込まれているだけである。

 

「理由はどうあれ隠し事をしていたのは事実、何か申し開きはあるかしら?」

 

そう言われ互いに念話すら介さずに無言で頷き合い正座の状態から二人揃って両手を床に付け頭を全力で下げる謝罪の奥義を行った。

 

「「黙ってて申し訳ございませんこれには深い事情がありまして、何卒兄さん/義妹だけはご容赦を!!」」

 

土下座である。

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!?別に罰とか与える気はないから!事情とか話して欲しいだけだから!!」

 

土下座に嫌な思い出でもあるのか、何か引かれた。なぜだ?二人で首を傾げながらも念話でやり取りをして

 

『おい、どうする折紙。ぶっちゃけもう言える範囲はゲロった方がいいと思うが。争いたくはない』

 

『…確かにここで話さないのは印象を悪くしかねない』

 

罰を与えないとのことなのでこれまでの経緯や折紙の正体を封印に触れない範囲で話すことに決めた。

 

…転生人間天使義兄妹説明中…

 

「なるほど…はぁ面倒なことになったわね」

 

「いつも大変なのに胃痛の種を増やしてすみません」

 

「これが最善だった。だが迷惑を掛けるのは事実、申し訳ない」

 

「この義兄妹やらかす割に意外に素直ね。確かに天使に嫌な感情を持つ奴もいるでしょうけど私は危害が加えられなければ別にいいと思うわ。但し、アンタを信じてかばってくれている兄貴を裏切るような真似はするんじゃないわよ」

 

「分かっている」

 

こうして元天使の折紙は【俺ら】の組織に受け入れられた。掲示板で発表され当初はかなり賑わったのだが、詳細は誤魔化されたことと悪魔召喚プログラムが持ち込まれたことで一気に下火になった。まぁこちらとしては好都合だ。現在は教会でのイリナ達との手合わせや小規模な異界を潰したりはしているがようやっと落ち着いたハイスクールライフを送れ

 

「狩谷君!エクスカリバーの一本を強奪した犯人が見つかったって!!」

 

…そうにないのである。




読了ありがとうございます。アズールのステータスは次話で少し時間が飛ぶのでそのときにでも現時点での狩谷、折紙のステータスと合わせて公開します。外見イメージは最弱無敗の神装機竜のクルルシファーです。え、名前の面影がない?クルルとかルシファーとかが名前にあるせいです。初見時にびっくりした閣下と黄色いカエルが思い浮かんだんだもの。

以下小話

・神殺しと認識
神殺しの力が本霊をぶっ殺せるのは前回も話した通りです。しかし狩谷の認識では今回レベリングで狩った悪魔達は"敵"ではなく"獲物"となっている為殺意はあれど本霊を殺すことはありません。まぁ一体やられるごとに足の小指をタンスの角に勢いよく激突させるクラスの痛みは味わったかも知れませんが。

・今回の引きについて
次の話で本格的に聖剣が関わってきます。ついでにすでに本家の時間軸では知り合いになっているみたいなので漫画家天使人間さんにも出て頂く予定です。

・神木狩谷の前世について
ネタバレになるのであまり言えませんが祖父関係で罠の張り方や動物の解体の仕方を覚えました。調理する料理もジビエが得意だったりします。その為獲物の素材部分をなるたけ傷つけずに倒し、解体も丁寧な為高品質な素材として高く買ってもらっています。ポップ狩り耐久では食べられる種類の悪魔の肉でバーベキューもしたりしていて、ついでに初心者用異界に出て来る各悪魔ごとの上手な解体の仕方を見つけ出し、過程の写真付きでこれまたレポートとして提出しましたが、ちょっと刺激が強く確認した人達の一部がしばらく肉が食えなくなってしまったのでガイドブックには乗せていなかったり。

・時間経過について
次話は悪魔召喚プログラムの存在が広まって少し後、漫画家天使人間さんがまだメシア教に捕まっていて、悪魔召喚プログラムの解析、研究が始まった辺りの時間軸です。

・前回言っていた週一死に掛け云々
時間経過しているのに死に掛けてなくね?とお思いの方もいるでしょうが実は今回の巫女さんこと博麗霊夢の面通しイベントがあるかどうかで世界線が大分分岐します。巫女さんとの敵対は余程アホなことしなければ大丈夫なのですが、折紙の正体を今話のタイミングで公開しなかった場合後々バレた場合は勿論自分達から公開した場合でもかなり面倒なことになってました。というか当初はその予定で執筆していたのに本家様の最新話で組織の正式立ち上げ前に既に巫女さんと面通ししていて正体は公開されている扱いにしてくれやがったお陰で本来辿るはずだった世界線が変わり、狩谷の幾つかの死亡フラグ&EDが事前に回避されやがりました。畜生(いいぞ、もっとやれ)!!・・・これもまた同世界観で作られる作品の醍醐味と言えるかも知れませんね。本編設定的にはそんなフラグやEDを知っている第三者が気を効かせた感じになっております。

「ふふ、今回はレアケースだからね。この世界線の"彼ら"にはまだまだ頑張って貰いたいものだよ」

それでは次の話もまたお楽しみ頂けるように努力いたします。
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