【白織編】
「狩谷さん、私ブランドを立ち上げたいんです!」
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「急にどうした」
白織に自室に呼び出された俺は起業の相談をされた。
「今でも十分に需要があるんじゃないか?後ブランド化して手を広げたらそれこそ手が足りなくなるだろう」
「むー、そういうものなの?」
「当然だ。ブランド化、通称ブランディングで利益を上げていくには継続力と高い品質管理は不可欠。今までは個人業だったから必要な時に作って売ればよかったがブランド化をすれば継続的に商品を売り出すことになる。だが白織は俺の仲魔だからずっと生産活動に注力は出来ない。というかそもそも今以上の需要は個人でどうこう出来んぞ?」
「マ、マッカはあるからバイトを・・・」
「いやいや、ネオベテルの技術の機密性から外の人間は雇えんしさっき高い品質管理も不可欠って言っただろ?ネオベテルのメンバーで白織並みの腕を持つ奴なんているのか?言っておくがいつも糞忙しい開発部から引き抜くのは無理だからな?」
「ぐふ!?」
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真正面から正論を叩きつけられたからか胸を押さえて崩れ落ちる白織。厳しい様だが元商社の課長として言わなければならないことは言わせて貰うつもりだ。
「因みに何でブランド化?単価を上げたいとか利益目的でもないんだろ?」
「い、いやーその・・・アマチュアとはいえ装備を作るものとしての憧れが」
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「まずは地盤を固めよ?」
まぁ最初の頃とは違い装備のデザインや制作も行う様になってから色々凝り出したからな。購入者からの評判も悪くない、質こそ開発部に劣るがネオベテル製以外の装備に比べれば遥かに高性能だし、何よりデザインがすごいまともなのも好評の理由だ・・・ネオベテル製でもまともなデザインはあるんだけど高性能なほど少数派になるのがなぁ。実際俺の装備のデザインは白織にやってもらってるし。取り敢えずこの時はゆっくりやって行こうと説得しようとしたのだが・・・。
「あ、そうだ!狩谷さんって商社の課長だったんですよね!なら私のことのをプロデュースしたり、ブランド化についても色々教えて下さい!元引きこもりを助けると思って!」
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「・・・ほう?本気か?」
「勿論です!」
この一連の会話をもしエイナが聞いていたら絶叫しながら白織を止めていただろう。狩谷の教育方針は基本スパルタである。前世の教育対象だった後輩問題児達と今世で覚醒者のあれこれを教育してくれた巫女の影響なのだが白織だってバカでは無い、今までの付き合いでその辺のことは分かっているので覚悟を決めて頼んでいる・・・もっともそれが足りているかは話が別だ。
「いいだろう。久々の新人研修、後輩教育をやってやろうじゃないか!!なぁに前世と違い【試す者】の補整がある以上死ぬ気でやれば一月、いや半月で係長レベルの仕事が十全に務まるように扱いてやるよ!!」
「へ?」
【試す者】による補正の発生は所持者が試練を与える分野に置いて一定程度の熟達が条件だが、補正そのものの強さはその所持者の熟達の練度×与える試練のレベルで求められる。では狩谷が熟達している能力、技術で一番熟達の練度が高いものはなんだろうか?ネオベテルの大半は戦闘技術と答えるだろうがエイナは否定するだろう。なぜならそれは文字通りこの世界に転生し、覚醒してから一、二年で身に着けた技術とはものが違う。
「心配することはない。たかがここ一、二年で修得した戦闘技術でさえ【試す者】の効果は大きかったんだぞ?前世で数十年間掛けて修得し、鍛え続けた分野への補整はもはや比べ物にならないぞ?」
「・・・(唖然)」
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額面通り受け取れば良いことづくめに見えるが白織は直感していた・・・『やらかした』と。事実その通りで今回教える分野は今までの戦闘技術と異なる部分は単純な時間だけではない。ぶっちゃけ戦闘技術の師はあの巫女なので狩谷が真似出来ることなので少なく、教育に関しては大部分を狩谷自身の考えや経験などで積み重ねた教育論を元にしている。が、今回の分野の師は前世の先輩であり当時係長だった部長なので会社で培われた教育の基礎というものを十全に受け継いでいる。基礎を理解していれば色々無茶な調整も出来き、その結果後輩問題児達に合わせてスパルタ方式に大幅に調整したものが今の狩谷の教育論である。基礎がしっかりしているからこそそれを数十年間で無数のトライ&エラーを繰り返し精度を高めたその分野の狩谷自身の能力と技術、教育の力は今世で身に着けたものよりもはるかに練度が高い。で、当然それだけ差があると与える試練の難易度もかなり変わっていく、試練自体の精度の向上や試練を受ける者の限界をより明確に見極めることが可能となってしまうからだ。
「『商社のサラリーマン、OL』という分野なら白織の限界ギリギリ且つより精度の高い試練を用意してやるぜ!」
「・・・(白目)」
こうして狩谷による白織の『新人研修』が始まった。勿論通常の業務や鍛錬と並行で。
【バフォメット編】
「これより悪魔変化の儀式を行う!」
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「急にどうした」
バフォメットに空き部屋に呼び出されると急にこんな言われた。お前も何かやるのか。
「ほらアレだ主よ。前から倒した悪魔の素材を幾らか融通してもらったであろう?」
「ああ、何か入用だって言ってから渡していたが・・・よくよく見ればここは儀式場にしているのか」
「その通りだ。普通は手っ取り早く強くなるなら悪魔合体をするのだが主の固有スキルで悪魔変化を起こす確率が上昇しているのならこちらの方がよい」
部屋を見渡すと床に魔法陣や贄となる加工された悪魔素材が配置されている。悪魔変化と言っていたが黒魔術的な儀式でもするのだろうか?
「にしても随分時間かかったな」
「元々いつかやる為に貯めていただけだからな。しかし敵が強くなってきている昨今そろそろ強化するべきと思ってな。レベルも初期よりも大分上がったから成功確率が現実的なものになったというのもあるが」
「あ、失敗する可能性もあるの?」
「少しな、単純にパラメータの強化で終わるか合体事故の様に想定とは違う変化が起こる程度だ。スライムになる訳では無いから安心するがいい」
「言い方的に悪魔変化の方向性を決められるのか?」
「うむ、種族を事前に決定することが可能ぞ!・・・まぁ変化したい種族ごとに贄や儀式のやり方も異なる上魔人とかは無理だし、そもそもどんな悪魔になるかまでは分からん。まぁ変化前のレベル以下の悪魔にはならない・・・と思う」
「曖昧!?」
思ったよりランダム性の高い儀式だな・・・もうちょっと何とかならないか?
「贄に無垢な人間を使わせて貰えれば「よし、悪魔変化ガチャ行って見よう!」やはりこうなるか」
「流石に無垢はダメよ。敵対した悪人でも使えば?」
「無垢じゃないとちょっと無理でな。狙っとるのは女神だからな純粋な悪人は相性が悪い」
「女神?・・・お前女になる気か!?大浴場の男湯俺だけ入らせる気か!あの広い空間に一人とか寂し過ぎるわ!」
「殆ど部屋に備え付けの風呂で義妹と一緒に入っている奴が何を言う!それに我とていい加減生身で外に出たいのだ!だから美女人型悪魔になるぞ!邪神じゃ無くて安牌の女神を選んでやったのだからいいであろう!」
「そこは別に今まで通り男性悪魔でいいじゃねぇかよ!!」
「この女所帯で何でわざわざ人型男性悪魔になる訳がないであろう!肩身が狭いわ!!という訳で儀式開始!!」
女体化悪魔変化儀式を開始しやがったバフォメットは魔法陣を起動させる。この部屋のMAGが魔法陣の上のバフォメットに収束していき身体の変容が始まる。はてさて何に変化するのだろうか?
「来た来た!!今こそ進化の「狩谷教官!課題が終わりました!」へ?」
「ん?」
「あれ?」
白織が大事な儀式中に俺が与えた課題を終わらせたことを急いで伝えに部屋に乱入して来た・・・顔が超焦ってるのは何故だろうか?確かに課題の期限時刻は過ぎているが、まぁ今はそれよりも。
「なぁ贄の配置が白織の乱入で崩れたんだけど大丈夫か?」
「贄?あ、部屋に雪崩れ込んだときに幾つか物を蹴っ飛ばしたけど・・・」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーーー!?」
儀式というのは精細な準備や作業、段取りで行なわれる。贄そのものは無事だとは言えバフォメットが完璧に計算して配置したであろう位置からは大幅にズレた。儀式に置いてこれは致命的である実際魔法陣の挙動がおかしい。
「この引きこもり蜘蛛女がーーー!!はぎゃーーーー!?」
「ご、ごめんなさーい!」
「バフォメットーーーーー!?」
明らかに出してはいけない叫び声を上げながらまばゆい光と共に悪魔変化を終える・・・魔法陣の上に現れた悪魔の姿は・・・。
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へ「}ノ lノ ̄ `< つ / {/ j / 人 r=-、/ / / / /lハ }
r―く∧ い _ / く / / l l/ / `ト、 `'''/ // / // /j ノ }ノ
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└/: : : : : : :o:}/ /l_ ,. -―-... _ _,ノoソ~''"⌒7辷〉
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{ ̄ } ノl l >乂{: : : : : : :>\{: :人::::::Y{ /∠x~⌒>zz云三Y ⌒''''⌒ ̄〉
癶ヘ ノ-/ l~--j/ `ー~'"廴「 /: //∧:/::r~~三彡へ~⌒ミl \ {_ r-~'"}
く / lつi 〈ヘ 〈_ノ :///::(ノ:::::////: : {: :l {\ `~ミ弋 ~、 { \ ノつ /(_
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ノ \〈 r~\ l//jノl:l: : :Yシ水(: /「/ノ/l:::::////: : : }: :} 廴/ >-(:{:l: : : : :`~く__(_ノL/__}__ノ / ノ /゙) }
/ \ Y {`~ミj \j j {l:l:l: へ〈水( )水(/: : :ノL ///: : : : ヽ/ノ入「~入 )i: : : : : : : : (_x~l / 乂 / { __//〉 {
└r― ‐-ノ い \ [ ̄ ̄ヽ~ヘ: r‐、: :  ̄ ̄7水(-ハ: : : : : : { レ ヽ癶l: {: :/: /: ノ: : :jイ⌒ノ┘ /Y_/ /_//⌒
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{__ _l \ {ハ } / r~r‐┴--} ̄ヾ{ )ヽ: :-――: : : :Y:>、__  ̄ヽ: : : :l { r-<  ̄}
ノ i `~lーノ/ 廴ノ⌒ヽ { ノ_勹三ミく: : : : : :/j/三三>、 人: : {⌒~―く⌒} \ノ
l ̄  ̄ ヽ L/ j::.. ノ / ⌒Y \ヽ~三ミ三三ミ}彡'": : : }⌒Y⌒{_ \廴: : : : /`弋ノ ̄
{ -‐弌, / 〔 ̄ _{r-~} ⌒} 〉 > >ーュリく⌒}┌┬ /" ̄_>-┐  ̄ ̄
└⌒l _ \/ /'" ̄ { _} ノ⌒「`ーr- 〉->⌒\fミl /~" ̄ ̄>、__
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У / 弋 ̄ l⌒ヽ ⌒) / └-ノ 〈r‐┬-r‐} ノ \_/{ ヽ ___〉
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/ l l └‐rノ ノ⌒L_ 「廴_/
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「「「・・・少女だ!?幼女ではギリ無いけど、中学生くらいの背丈だこれ!?」」」
「少女・・・少女か、幼女よりはマシだけどこれじゃ外でお酒を楽しむのも無理そうね」
「外で飲みたかったんだ」
「家飲みもいいんだけどやっぱり色々なお酒を楽しみたいじゃない?」
そう言えばロスヴァイセと同様にお酒好きだったっけ、ロスヴァイセは直ぐ潰れるけど。
「まぁそれはそうかもだけど。で、何に成ったの?」
「えっとちょっと待って・・・種族は邪神のままみたいね・・・え゛」
「「え?」」
元バフォメットが凄い顔をしている。え、そんなヤバイ悪魔になったの?取り敢えずCOMPでアナライズしてみるかどれどれ。
【邪神 シュブ=ニグラス Lv65】
「「「・・・」」」
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,. ' ´ `ヽ=- 、
/ ヽlii;;,
〃 Ⅵ!
/ / , ヽ Ⅵ!
,' ,' i i ',. '., Ⅶ!
{ i i ハ i i ハ ∧ } ',. Ⅷ
Ⅵ i,!/ !/l,ハ ハ / :|/ lハ i: Ⅷ
l乂l |/ :l/ | i | Ⅷ
| l ┃ ┃ | l | !li!
|..,′ ┃ ┃ | l | i :|li|
|:i | ! ! l :|li|
|:ゝ., _ |: / / ; / |li|
|. ハ.i:.≧=- .,__,. rf'゙| / / iイイ从i|
l/ 从ハ从从ハ/~^'大^~ヽリlイィイ从从
/\/ψヽ,/∨//
/ ミ=z∥r=彡 ∨/
もう一度見る。
【邪神 シュブ=ニグラス Lv65】
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,. ' ´ `ヽ=- 、
/ ヽlii;;,
〃 Ⅵ!
/ / , ヽ Ⅵ!
,' ,' i i ',. '., Ⅶ!
{ i i ハ i i ハ ∧ } ',. Ⅷ
Ⅵ i,!/ !/l,ハ ハ / :|/ lハ i: Ⅷ
l乂l U |/ :|/ ι U | i | Ⅷ
| lu. ┃ u. ┃ | l | !li!
|..,′ ┃ ι u ┃u. | l | i :|li|
|:i し ι ij | ! ! l :|li|
|:ゝ., _ |: / / ; / |li|
|. ハ.i:.≧=- .,__,. rf'゙| / / iイイ从i|
l/ 从ハ从从ハ/~^'大^~ヽリlイィイ从从
/\/ψヽ,/∨//
/ ミ=z∥r=彡 ∨/
あっれ~~~おっかしいぞ?
「「「邪神は邪神でも外なる神じゃん!?というかサマナーのレベルを超えてるんですけどーー!?」」」
そんな合体事故ならぬ変化事故が起こった後日巫女さんに相談したら呆れられつつも合体事故や悪魔変化で生まれた悪魔はサマナーのレベルを超えていても原作同様従ってくれるらしい。それにシュブ=ニグラスは反抗する気はないようなので一安心だ・・・三つの固有スキルがその分ヤバいのだけど。特に【千匹の仔を孕みし山羊】はMAGを消費すれば悪魔を生み出せるそうだ。ただ基本的に種族、レベル帯だけ指定出来て基本的にガチャなのだがあの黒い仔山羊だけは選べば確定ガチャになるそうだ(一部パラメータと所持スキルに違いはあるらしい)。単純な戦力強化は勿論MAG消費は最低限で戦闘力はほぼ皆無だが種族フードの悪魔も生み出せるので自宅改造計画改めラ◯ュタ計画の食料問題の一部を改善することに成功した。巫女さん曰く種族フードは食材という概念を持つので普通の料理の様にキチンと処理、調理をすれば未覚醒者でも食べられるのだそうだ。あとの二つだが【黒き豊穣の女神】は効果はヤバいが戦闘用のスキル的なものなのでまだ大丈夫だが【狂気産む黒の山羊】は時間は掛かるが人間を悪魔或いは悪魔人間に、悪魔人間を人間に産み直せるらしい・・・悪用したらヤバそう。因みに試しに種族フードの悪魔を産み出して貰ったが人の様に出産する訳では無く(やろうと思えば出来る)彼女の体内から光球が出て来てそこから生まれる感じだったのでまだ処女らしい。
「まぁこうなったら開き直りましょう!そういうことでコンゴトモヨロシクね・・・何て呼ぼうかしら?ご主人様?」
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「狩谷でいいよ。お前の今の姿でご主人様と言われたら俺が社会的に死ぬ」
「でもカーリーも主とか言ってるじゃない」
「あいつは一般人の前じゃ主とか言わないんだよ」
「相変わらずカーリーらしからぬ常識人っぷりね・・・でも私はあなたよりレベルは上なのだし少し悪戯してもいいわよね?」
「・・・ピクシーレベルでお願いします。あと状況も考えてね?」
不敵な笑みを浮かべるシュブ=ニグラスを見て「やっぱこいつも邪神なんだな」と思いつつも出来るだけ被害を減らそうと試みる。
「はいはい、それじゃこれで許して上げるわ♪」
「お手柔らかに・・・?」
ニ三≧s。.,
ニ三三三三>、 __
ニニ三三三三三>、 > ' ´ ̄ ` .,
ニ三三三三三三ム´ ‐-ヽ∠ ` 、
ニニ三三三三三三∧ `ヾ \
ニ三三三三三三三∧ \
ニニ三三三三三三三!: : i `ヾ ゛
ニ三三三三三三三三|:.:.. ,' ∨ ∨
ニ三三三三三三三三|:.:. ハ V 、 V
ニ三三三三三三三三|:.:.. / :| i ', ', ',
ニ三三三三三三三三!:.:i / : :| i l ! l l
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ニニ三三介t:, / ,i| / ∠=イ:.:`ヽ
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ニ三三三三三三三`ヽl||l! / ∠=イ: : : : : : : : |
「??????」
唇に柔らかな感触を感じ、シュブ=ニグラスが自分に入って来るかのような高揚を覚える。今世では二度目(赤ちゃん時代を除く)のキスに思わず硬直してしまう。
「ふふ、それじゃちょっと出かけて来るわ。夕食には戻るから」
「ア、ハイ。イッテラッシャイ」
「いってきます・・・言い訳考えといた方が良いわよ?」
「はい?」
悪戯成功とばかりに笑みを浮かべて外に出かけて行くシュブ=ニグラス。言い訳って誰にするのだろうか?
「カ リ ヤ ?」
「ちゃうんすよ!」
物陰から見ていた折紙のことでした。そして以後度々シュブ=ニグラスの悪戯に振り回されることになったりする。