◯◯◯◯があって今にも死にそうなんだがどうすればいい?   作:電脳図書館

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第五十五話になります!いよいよ来週にポケモンsvのDLCが来るぜ!!めっちゃ楽しみ!


中野区で日常とコミュ6

【ルヴィア編】

 

「お、今日の荷物持ちが来たね」

 

「曲がりなりにも師匠ポジの俺を荷物持ちに呼び出すとかキレていい?」

 

「ごめんカリヤ」

 

「狩谷落ち着くのだ。お昼ご飯は私達が奢るのだ!」

 

「全く、毎回貴方が合流したら騒がしくなりますわね」

ある日俺がライネス達にオーナーを務めるあのデパートに呼び出されると、ノータイムで荷物運びをさせられることになってしまった。まぁ折紙と一緒にショッピングなどを楽しむとのことなので、大目に見てやるか。

 

【3時間後】

 

「だからってもうちょい加減して欲しいんですけど?」

 

「まだ午後もありますわよ?」

 

「えぇ・・・」

 

お昼時のフードコート、既に料理を取って来た俺とルヴィアがテーブル席に座って待っているが、その横には大量の箱や紙袋が積み重なっている。

 

「一般人なら兎も角覚醒者なら大した重さではないでしょう?」

「重さじゃ無くて、持ち運びの面倒さだ。崩さないように持つって結構大変なんだぞ?」

 

「まだ鍛錬用の巨石の方が簡単ということですか」

 

「そういうことだ・・・こっちは見ての通り順調だがイギリス、時計塔の様子はどうだ?」

 

「デパートを開くくらいですものね。こちらは正直芳しくはありませんわ」

ルヴィア曰く最近時計塔講師の殺害や失踪が連続で起こっているらしい、ただロードの様なトップや

有力な講師は被害に遭っていないそうだ。

 

「そういうことで、この件は中々捜査が進まないのですわ」

 

「捜査しているのも魔術師だからメリットがないと動かないか。木端の講師の全力で捜査なんてしないだろうし」

 

「そう考えると犯人も上手くやっていますわね。まぁそういった方々は魔術師として戦闘にも長けているのでその点から避けている可能性がはありますが」

 

「いやいや、一人いるだろうライネスの義兄」

 

「エルメロイⅡ世のことですの?・・・ということは狙われていないのは地位や影響力が関係していると?」

「仮説だけどな?後は影響力を受ける人をピックアップしていって調べて、範囲を狭くしていけば・・・素人の俺がここまで考えられる時点であの名探偵なら解けてるだろ」

 

「案外もう関係者を呼んで犯人を当てていそうですわ」

 

時折ライネスの義兄ことエルメロイⅡ世が、巻き込まれた事件を談笑の肴にするのは俺達の日課である。

因みに今回は別に彼が巻き込まれたとという情報はないが「まぁ巻き込まれてるだろⅡ世のことだし」という共通認識がある為だ。

 

「所でそろそろ突っ込んでいいか?お前が買ってきたものについて」

 

「何ですの?・・・主食と一緒に最初からデザートのパフェを買って来たことですか?これくらい個人差ですわよ?」

「うん、まぁそれはそうなんだけどさ・・・トッピングが多すぎるわボケ!!」

 

座っているルヴィアの座高とほぼ同じ高さってやり過ぎだこの野郎!

 

「買ったお店でやっていた一定の額を払えば器に入り切る限りのトッピングは無料というキャンペーンに参加しただけですわ。糾弾されるいわれはないですわ!」

「守るべきモラルはあるだろ!これどう見ても無理に詰め込んだだろ!ほら見て見ろその店の店主泣き崩れてるぞ今日新装開店なのに!!」

 

「盛れるものは盛るのが私の心情ですわ!」

 

「ちょっとは慎みを持たないと後々痛い目を見るぞ!」

 

「私がそんなミスをするとでも?」

「あ゛!?お前言ったな?吐いた唾は飲めんぞ!!」

 

 

 

「おお、ライネス!二人が喧嘩しているぞ!」

 

「いつものことだ。どうせすぐいつも通りになる」

 

「喧嘩する程仲がいいの古典」

 

年下の外国人の少女と対等に口喧嘩する男性はさぞ目立ったそうな。とはいえ年下でも対等に喧嘩する姿勢は少女的には接しやすいそうだが。

 

因みに原作のスピンオフ補正でも働いたのか、この少女は後日派手にやらかすのだが・・・それはまた別の話だろう。

 

【ライネス編】

 

「実家に送る贈り物選びとかお前そんな殊勝な奴だっけ?」

 

「レディにいう事じゃないな。それにルヴィアも買うのに私が買わないのはおかしいだろう?」

デパートの店を巡りながらルヴィアとライネスが実家の人間に送る贈り物を選ぶと言うことで、俺達も一緒に回っている。

 

「それはそうだけど、因みに何を買う予定なんだ?ルヴィアは俺と一緒にアクセサリーを幾つか選んだが」

 

「君達先程まで言い争ってなかったかい?」

 

「え、別にあれはフードコートでのことだし、ルヴィアが盛ることでやらかしたときに正式に謝罪するということで手を打ったんだからもうノーサイドだろ?」

 

「ああ、うん。その切り替えの速さは二人共流石だな」

ライネスに呆れられた。解かせぬ、いや今はそういう事では無くて!

 

「そんなことより義兄にも送るのか?」

 

「いつも頑張っているお義兄様に、可愛い義妹が労いの贈らない訳がないのではないかね?」

「うわー麗しい兄弟愛だな(棒)」

 

結局一緒に選んでると、いい感じのティーセットを購入することが出来た。俺もエルメロイⅡ世に日本の良い胃薬を買って一緒に同封して貰らったが、何故かライネスは笑っていたけど。

 

「あ、義兄と言えば時計塔でまた事件が起こったんだっけ?」

 

「講師の殺人のことか?それならさっき解決したと電話が来たぞ」

「やっぱり巻き込まれていたか・・・なぁやっぱりお前らがこっちに来てから事件の発生率が増えてないか?」

 

「実際不自然なレベルで増えているからな。裏でそれを助長させている者でもいるのだろうね、義兄もそれを察知して私とルヴィアをこちらに寄こした訳だが、ここまで広がると日本にまで飛び火してしまうかもしれないね」

「そん時はいつでも言え、組織は違っても火の粉を払うくらいはしてやる」

 

「勿論、その時は頼りにさせて貰うさ。それに私は君達の秘密も知ってるしね?」

 

「はいはい、実は碌に脅す材料にもしない身内に甘い奴にそう言われても怖くないですよ」

 

「むむ、反応が詰まらないな」

俺もライネスのキャラは分かって来たので、こちらをからからって来てもいなすことが出来るようになってきた。ふくれっ面になっているが、それでも絵になるだから美人はいいよな。

 

「で、他に買う物は?」

 

「・・・もう一人分適当に買うか。あの人なら適当なアニメグッズでいいだろう」

 

「え、そんなんでいいの?」

 

「叔父の一人が大の日本のサブカルファンなのさ、変わっているだろう?」

「魔術師って良くわからんな・・・まぁいいか、それじゃアニメグッズ関係はあっちだ」

 

「案内頼むよ」

 

「へいへい」

 

ライネスを先導して目的のコーナーまで歩く俺の頭は、『サブカル好きの魔術師って何だよそれ』とかその魔術師を想像することに意識を割いていたのだが、其の為ライネスが呟いた独り言を聞き逃していた。

 

「全く・・・アレで我が家一の魔術師で、元ロードなのだから世も末だよ」

 

トリムマウを入れた試験管を見ながらライネスは苦笑していた。




読了ありがとうございます!最後の見て頂ければ分かると思いますがこの世界線に置いて、あの方は生きております。ただ原作と違いサブカル好きらしいですよ何ででしょうね(棒)?
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