◯◯◯◯があって今にも死にそうなんだがどうすればいい?   作:電脳図書館

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第五十六話になります!DLC楽し過ぎてやっぱペース遅れたぜ


中野区で日常とコミュ7

【十香編】

 

デパートでの買い物を終えた翌日。俺はまた十香を鍛えていた・・・とはいえそろそろ剣術に関しては俺と互角の所まで来ているので【試す者】の効力も弱くなってきている。レベルを上回れている訳では無いので効力が無くなることは無いが、感覚的に効力が減っていくのが分かるので【アナライズ】などでは分からない技術方面での成長をより実感出来る。因みにゼノヴィアとイリナも俺と剣術の練度の差はほぼ無いので、そっち方面での【試す者】の効果は薄かったりする。その為新たな修行を課すことにした。

 

「それじゃ行くぞー!」

 

「う、うむ!」

 

【チャージ】【ダークエナジー】【物理ギガプレロマ】【物理サバイバ】【ミナゴロシの愉悦】【武道の素養】【初段の剛力】【二段の剛力】【三段の剛力】【物理プラーナ】【物理アクセラ】【ゴルゴダの突き】

 

前にも言ったが、十香は身体は人間でありながらまだ母親の腹にいるときにまだ魂宿る前の赤子(恐らく肉体が人型になっていない初期の時期だと思われる)に憑依し、人間に産み直されたイザナミが新たに生み出した精霊・・・古代日本的に解釈すれば神だ。人間となった今でも本質は神性の属性に大きくよっているので、疑似ロンギヌスを形成し、神性特攻と言える【ゴルゴダの突き】と俺の【神殺し】の力はポケモンで言う所の弱点4倍ダメージみたいなものである・・・まぁ人間の身体を持っている十香だからこの程度で済んでいて、本当なら4倍ダメージ所じゃ済まないらしいけど。

 

それを一切の加減なく愛弟子の十香に放つ、当然殺気も本気で込めている。聖槍の一撃は十香の真後ろの岩をその周囲を粉砕し、更地に変える。例え格上のあくまでもまともに喰らえばただ死ぬだけでは済まない一撃を前に十香は・・・。

 

「・・・おぉ・・・」

「お、初めて回避するのでも無く、防御しようとするのでも無く、気絶もせずに不動のままでいられたか」

 

「あ、足がものすごく振るえるのだ・・・もう少し手加減をして欲しいのだが」

 

「お前がテンカイから聞いたナへマ―の力を使いこなした"先の力"を欲するならこれくらいしないとな」

 

日光山攻略作戦後にテンカイから色々話を聞けたのだが十香関係の俺の考察も話して意見を聞いたのだ。

仮説としては『人として生み直した十香だが、元々の彼女である精霊はイザナミの分霊とも言える。ならば今は認知異界の奥底に籠っている本体に現実世界に再誕する為の触媒に利用される可能性がある』というものだ。わざわざ人として生み直されるという過程を踏んだのは、死んだ神としてではなく新生した神として現実世界に現れる為だと考えれば納得がいく。この仮説にテンカイは

 

『ありえなくはないが・・・まだ情報が少なすぎる故可能性の一つとして考え程度に留めるのが良いであろう。だが、その少女の元の精霊がイザナミの分霊というのは恐らく合っておる。かの女神の気配を微か感じるのでな。しかし狩谷の考察があっていた場合でもまだそ奴は自身のペルソナすらその力を引き出し切れていないことを考えると介入してくるのは、ペルソナを使いこなしイザナミの分霊としての力を引き出せるようになった後であろう』

 

とのことだった。最悪十香をこのままの状態にすれば大丈夫・・・なはずなんだがそれするとどっちも得しない結果になりそうなんだよな、勘だけど。

 

「あと色々文句も言いたいから殴り込みに行くためにも力を引き出したいぞ!」

「まぁ今あったらあった瞬間死にそうだけどね。常に呪殺の力を纏ってそうだし」

 

「普通に耐性・無効を突破してきそうだぞ」

 

「本当にな。それに初見殺しとかも多いしな呪殺を主力にする敵は」

 

「今回はそれに対応する修行とのことだが・・・」

「正確には直感による判断能力を鍛える訓練だけどな」

 

直感は当人の膨大な知識や経験から導き出すことで、意識して考えて対処する様に素早く正確に動ける。そしてこれは初見の行動の対処にも使えたりする。

ただこれをするには、生命の防衛を優先する本能に根付く行動が非常に邪魔というか競合する。

其の為に本能を理性で制御し、これを無意識で行なって初めて相手の行動を分析、対応する修行を行えるのだ!

 

「其の為に特攻効果のある最大火力を弟子に使うのはどうかと思うのだが・・・最初とか咄嗟に回避しちゃったぞ!?」

「事前に当てないって言ってたんだから根性で踏ん張れ、まぁ防御では無く回避を選べただけまだマシだが」

 

「防御を選んでたら「神性持ちの防御とか神性特攻の攻撃の前では概念的な関係で襖より脆いぞ」うん、大体わかったのだ(白目)」

「白目を剥くな、理性での制御が修得出来たらあとはそれを無意識でやれるように鍛えるぞ」

 

「本能を理性で制御するのを無意識でやるってすごい矛盾してる気がするのだ!」

 

「俺も言っててそう思うが、上位陣の連中は普通にやってくるから先に進むには修得するしかないんだよ!」

 

「えぇ・・・」

 

珍しく十香は引いているが、俺も出来ることだし多分あのアックアやライドウもやれるはずだ。

 

「という訳でこれからほぼ同モーションで【貫通撃】と【冥界破】をランダムに放っていくから直感で適切に対処しろ。最初は10分からスタートで、出来るようになったら増やしていくから」

 

「えちょ「では開始!!」ままままって!?」

そんな感じで今日も今日とて俺は十香を鍛えるのだった!あ、範囲攻撃の【冥界破】相手に回避を選択して間に合わずぶっ飛ばされてら。




読了ありがとうございます!仕事が忙しくなって来たのでまたペースが落ちるかもです。
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