◯◯◯◯があって今にも死にそうなんだがどうすればいい?   作:電脳図書館

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外伝二話目です。本当は新キャラ単品で出す予定でしたが、諸事情あってゾンビ仮面ニキもで張る合作になりました。

※本家様との設定の擦り合わせを行った結果一部設定を変更致しました。
2023/02/09


縛りプレイを強いられたゾンビ転生者の遠征

「くく、とうとう来たぞCOMPの神アプデが!!」

 

「私達にとっては素直に喜べないけど・・・まぁ仕方ないわね」

 

「鍛錬をしているとはいえシンプルにレベルが離れ過ぎているからな」

 

 

【覚醒者 後藤道長 Lv30】【造魔 バッファ Lv22】

 

【夜魔 ミカヤ・シェベル Lv5】【夜魔 薙切えりな Lv5】

 

俺達三人は神社で修行を重ね効率よくレベルアップし、新たなスキルも手に入れることが出来た!・・・まぁそれでも5レベルなのだから二人の霊的才能の無さが露骨に出ているな。悪魔化した影響でまだレベル限界には至っていない様だけど。其の為戦闘では足を引っ張っていたのだがこれでこのアプデで少しはマシになるというもの!

 

「このアプデでCOMPに収納できる対象が悪魔人間やデビルシフターなどの悪魔要素のある人間までに拡大!つまりお前らも仕舞えるって訳だ!」

 

「COMPの中に入るのは少し怖いけどただでさえ平時は召喚させっぱなしだったからね。これで戦闘時に切り替えが出来るから相手に有利な仲魔に交代とかが出来るはずよ」

 

「えりなは家の力で道長を支援出来るけど私は"これ"しかないからな。幸い霊能はダメでも戦闘センスはあると言われたから出来れば戦闘で返したいんだが・・・」

 

「安心しろちゃん望めば戦闘に出してやるさ」

 

刀を掲げて戦闘に出ることを望んでいる。えりなの実家がこの街や埼玉県の有力者でこちらの事情やネオベテルを紹介した所喜んで協力してくれことになった。これは俺が「金が自己強化と消耗品とかにお金使って回復施設とか設置する余裕がないな」と家計簿とにらみ合いを続けているときにえりなが勇気を出してくれて事情を説明してくれたのだ。このときにミカヤもえりなが話すなら自分もと事情を両親に説明している。勿論二人はかなり怒られたが俺が取りなすことで如何にか収まってくれた訳だが・・・そんなこんなでえりなは今俺達がいる回復施設付きの拠点を用意してくれたので非常に助かっている。ミカヤは道場の娘なので売りは代々受け継がれている天瞳流を修めているので戦闘で活躍したいようだが霊能の才が無い為少し気にしているのだ。

 

「すまないな本来はこちらが力になってやる立場だが装備などでマッカの負担を掛けて・・・」

 

「人間的要素がまだあるから普通の霊能装備も装備出来る利点は生かさなくちゃだからな!えりなのご実家も流石に魔界の通貨は持ってないし!」

 

「流石にそれはね。取り敢えず私達を格納してみたら?」

 

「おっそうだな。すぐ戻すから一旦収納するぞー」

 

「「ああ(はいはい)」」

 

了解を得ると早速COMPを起動し、格納機能を使用して二人をCOMPの中に・・・

 

【ERROR】

 

「「「え?」」」

 

格納することが出来なかった。

 

「は?【ERROR】???」

 

「ま、まさかこれが噂に聞くアプデ後直ぐメンテ案件か!?」

 

「どこで聞いたそれ・・・ネオベテルコールセンターに連絡して見るか?」

 

三人とも疑問符を浮かべながら首を貸しげていると頭に声が響く。

 

【あーうん。多分これあのザクロのせいだね】

 

「は!?ベルセポネさん!どういうこと!?」

 

【ほらあのザクロで人間界に縛り付けたじゃない?しかも私の時と違って実とも全部食べさせて】

 

「だ、だけどあのザクロの効果はあの一時の有限なものでは!?」

 

【ええ、実際人間側の存在を寄らせる効果は一時的だったから私もそう思ってたけどどうやら人間界への縛りは残ってるみたいなのよね】

 

「・・・ということは」

 

【COMPに格納するのは・・・無理でしょうね。流石に機械の中は人間界とは言えないし】

 

「ウソーン!?」

 

「「えぇ・・・?」」

 

通常の異界や終末となりこの世が魔界になった場合は人間界の要素が混じり合ってるみたいだから影響はないとのことだが・・・どうやら俺の縛りプレイはまだまだ続くようです。

 

※二人は霊的才能がクソ雑魚過ぎて低レベルのうちは神託や加護を受けられない。道長が急に独り言言い始めた感じになってます。神様関係のことは知ってますので説明されれば納得するしじきに慣れますが。

 

 

 

 

 

「そんなこんなでこの依頼を受けた訳ですよ。二人に合わせてレベル上げしよう思うと俺が挙げられないので資金稼ぎが手っ取り早く強くなれるかなって、でも地方は初めてなんで危険性が少ない依頼を選んだんです」

 

「まぁ確かに今回は戦闘よりも調査主体だから報酬の割にやることは簡単だしなぁ・・・」

 

そのようなことがあった数日後、俺達はとある地方依頼を受けて香川県にまで遠征に出ている。目の前にいるのはギリメニキ。今回の依頼主になるが言った通り今回は初めての地方依頼なので単純な調査依頼を受けた感じだ。

 

『とはいえ用心するのに越したことはないでしょう。調査対象は【鬼ヶ島】ですからな』

 

瀬戸内海に現れた大型異界【鬼ヶ島】今回の調査はその島から十分に離れた海域からの外縁部の調査なのでまだ安全だがもしももあり得る。実際この調査には俺達三人、ギリメニキとその仲魔達、ハヤタさん、才人さん、ルイズさん、郡さんと意外とメンバーが揃っている・・・高校勇者部の人達はギリメニキ以外現地人なのにここまで身内の二人と霊能の才の差があるとは・・・才能とは残酷なものである。因みに普段の調査は大社の方々とデッキ―さんが対応しているようだが俺が今回依頼を受けた為交代で休んで貰っている。

 

「ただの調査なんだからもうちょっと肩の力を抜いても、あいた!?」

 

「アンタは油断し過ぎよ!もうちょっとしゃきっとしなさい!」

 

「だからって頭を叩くなよルイズ!」

 

「それはそうとわりぃな気を使わせて」

 

「気にしないでくれ、これぐらいお安い御用さ」

 

「え、無視?」

 

後方で起こっている夫婦漫才を慣れているかのようにスルーして前方で楽しくお喋りしている郡さんとえりなとミカヤを見て礼を言ってくれる。彼女は初めて会って挨拶したときに俺にびくついていたので「あ、男がダメな人かな?」と思ったので二人にそれとなく気にしてやるように言っていたのだが正解だったようだ。もう楽しくお喋り出来ている辺り本当霊能以外は優秀なんだけどなー。そんなことを考えながらも比較的空気も和気藹々としていて、船が出る港を目指していた・・・が。俺達はそこでここでメガテン世界であるということを改めて理解することとなる。

 

 

【港】

 

「くそ数が多い!何だこの鬼の数は!?」

 

「雑魚的でもレベルは一桁台から二桁までいるわね。知ってはいたけど取り巻きより弱い何て本当に腹立つ!!」

 

「更に鬼は【物理耐性】もあるから面倒だね」

 

俺達が港に近づくとエネミー・サーチに反応があり急いで向かうと無数の鬼が港を襲っていたのだ。慌てて助けに入ったが既に犠牲者が出てしまっている。

 

「邪魔すんな!鬼ども!」

 

『落ち着かれよ通行殿!ご友人の件は残念ですが怒りに身をませては!』

 

「・・・分かってる。分かってんだよ!」

 

ギリメニキも仲魔を召喚して応戦しているが普段を知らない俺でも彼が攻撃的になっているのが分かる。先ほど言っていた犠牲者だが実はその中に彼の学友がいたからだ。一人は同級生でクラスメイトの大野吉木、二人目は彼の兄で同じ学校の先輩で今年卒業するに当たり生徒会長の役職を副会長だった弟に託した大野津久志。彼らは姿が見えない悪魔の襲撃に混乱する中偶々港に見学に来ていた子供達を庇う形で鬼の攻撃を受けており、弟の方は残念ながら致命傷を受けて既に死亡していて兄の方も一刻も早く治療をしなければならない状況だった。

 

「才人さん達が一般人を避難させている間にブラックカード組で決めないとマズい。魔法組もMPが怪しくなってきてるし・・・パワーさん、そっちは大丈夫か!」

 

「流石に余裕はないがまだ折れる程ではない・・・だがなぜこれほどの鬼が鬼ヶ島から流れてくるのだ?」

 

特殊な個体で通常の個体よりも強いはずのパワーさんも余裕はない、そして彼女が疑問に思うことに少し心当たりはある。

 

「恐らくですがこれは神話再現ではないかと!そもそも何故桃太郎が鬼退治を行ったか思い出して下さい!」

 

「・・・まさか鬼の略奪の神話再現か!?」

 

桃太郎が鬼退治を行ったのは鬼達が人里で略奪行為を行ったことに起因する。恐らく【鬼ヶ島】という異界を人間側が認識してしまったことで神話再現が始まってしまったのだろう。日本最古の昔話は竹取物語だが、日本で最も知られている昔話は桃太郎であることは疑いようもない。なんせ特にそう言うのに興味のないものでも日本人ならその内容を諳んじられる程なのだ。更に神話再現はその神話の知名度の高さが強度に直結する。神話との関連性が深い地で神話再現が起こりやすいのはその為で実際俺がミカヤ達を蘇生を行ったように人為的に神話再現を起こす場合でも土地や知名度を考慮して行ったものの方が強度が高くなるのは実証されている。その為たかが一略奪部隊がここまで大規模なのだ・・・【鬼ヶ島】内部の鬼達やそのトップに立つ異界ボスの強さが伺い知れるってもんだろう。

 

「アノ男トオ供達ガイナイ人間ナド恐レル必要ハナイ!同胞達ヨ欲望ノママ突キ進メ!!」

 

【邪鬼 グレンデル Lv46】

 

『オオオオオオ!!!』

 

「更に活気づいたか・・・仕方ない余りやりたくないが仕込みを使わせてもらう!」

 

ここまで数十体を屠って来たがそのすべての個体にゾンビ化の毒は注入されている。俺はそのすべてに加護によって得た【屍鬼作成】のスキルを使用する。

 

「【冥界の神に贄達の魂を捧げる!その対価として一時の間その者達の肉体を屍の兵として我に侍らせ、我が敵を討て!!】」

 

『グ・・・・グオオオオオオオオ!!!!』

 

「【屍鬼作成(アンデット・クリエイト)】!さぁ派手に暴れて散って来い亡者共!!」

 

俺の周りに鬼の死体たちが変貌し、ゾンビからコープスなど多様な屍鬼に変貌していく。屍鬼のレベルは個体差が激しいものが多いが作成者である道長が冥界の二柱の神に加護を貰っている為彼らにも加護の下位互換である祝福を獲得している。その二柱の祝福のお陰で一番低位のゾンビでもレベルは十数レベルに達している。

 

「チ、厄介ダガ一部ヲ除ケバ数ガ多イダケダ!」

 

「おう、だからこうするんだよ・・・マッカが勿体ねーけどな!」

 

懐から手持ちの各種マハ系のストーンを全てばらまき屍鬼達に持たせる。これで準備は完了だ

 

「お、おいまさかお前!?」

 

「そのまさかですよ・・・亡者共、突撃ー!!!!」

 

一斉に屍鬼を突撃させる。その過程で互いに何体か倒れたが懐に入れたのならこっちのものだ!

 

「よし、ストーン発動!」

 

「エ?」

 

グレンデルが呆けているのは尻目に屍鬼達が抱えているストーンを起動し、グレンデルと多数の鬼達を巻き込んで自爆させる。炎が吹雪が暴風が雷が光が闇が荒れ狂い周りの取り巻きを壊滅させることは出来た。

 

「フゴオ!?」

 

「どうだこれが真のゾンビアタックよ!」

 

「ちょっとそれ採算が合わないから使わないって言ってた戦法じゃない!お財布的に大丈夫なんでしょうね!?」

 

「はは・・・ギリメニキ、後で戦利品の分け方の相談したいんだけどいいかな(震え声)?」

 

「お、おう」

 

「ま、まぁこれで後はあのグレンデルだけだ仕留めるとしよう」

 

今回使ったストーンの代金を考えると背筋が凍るがお陰で取り巻きの数は激減している。ミカヤの言う通りそうそうに仕留めてしまおう。

 

「クソ・・・ヤモヤ現代ノ人間ニシテヤラレルトハ。略奪ハ失敗ガコノ情報ダケデモ持チ帰ル!【トラフ」

 

『逃がさん!』

 

【トラフーリ】を行使して逃げようとするグレンデル。通常は覚えていないスキルのはずだが伊達に略奪部隊の隊長を務めているだけはある。ハヤタさんが阻止しようととびかかる。その後に気付き俺達も追うがギリギリハヤタさんでも間に合わずグレンデルの姿が掻き消えた!

 

 

 

 

 

・・・下半身が地面に埋まる形で

 

 

『エ(え)?』

 

下半身が埋まっているグレンデルは勿論俺達も唖然としている。魔法が失敗したのか?と思ったが地面の様子から物理的に引きずり込まれたように見えるが。

 

「よっしゃ!ナイス兄貴!!おら喰らえ!」

 

「ナニ!?」

 

更にグレンデルの上半身に頭から白いネットの様な物が掛かり拘束する。

 

「通行!今のうちに決めちまえ!!!」

 

「っ!!やるぞ!」

 

誰かが分からないが援護してくれたようだ。その声に背中を押させて俺達はグレンデルに止めを刺したが・・・援護をしてくれたのは誰だったんだろうか?

 

「ギリメニキ・・・今の援護はいったい?」

 

「分からねぇが・・・さっきの声はもしかして!」

 

「そのもしかしてだぜ!通行!」

 

通行の声に呼応するように崖から白い影が港に降り立つ。その者ははっきり言って悪魔と同様の異形であった。灰色がかった白い肌はまるで鎧のように見え不気味だが白い異形は陽気に通行に声を掛ける。

 

「いやーすげぇなお前!あんな強そうな鬼共を撃退するなんてな!俺達は隠れてチャンスを伺うくらいしか出来なかったのに」

 

「吉木なのか?・・・死んだはずじゃ」

 

「ああ、人間としてはな。でも兄貴が助けてくれたぜ!」

 

「津久志先輩が?・・・そういえば俺達って」

 

「そういうことだ通行君、私も弟と同じ様に蘇ったようだ。自力か人為的かは別だけどね」

 

彼のお兄さんに話の焦点が移ったのを待っていたかのように地面からニョキリと別の白い異形が姿を現した。地中に潜んでいたのだろうか?所々土やコンクリートの粉が身体に付着している。

 

「先輩・・・吉木・・・その姿は」

 

「聞いたいことはこちらもあるが状況的にこちらから話すしかないだろう。通行と一緒にいる君達も聞いてくれて構わない」

 

兄の方は自分達よりもこちらのことを優先してくれるようだ。ならばと通行と俺は同じ疑問が口に出た。

 

「「なんでツクシとオクラ???」」

 

「「あ、人外になったとかじゃなくて最初に聞くのはそれなんだ」」

 

彼らの姿は前世の仮面ライダー555という平成仮面ライダーシリーズの作品の怪人オルフェノクのツクシオルフェノク、オクラオルフェノクだったのだから。

 

「ってこの世界オルフェノクもいるんかい!?」

 

「そうなんだよ!私の戦う姿がこれとか最初軽くへこんだ・・・む、何故オルフェノクという種族の名を?まだ仮面ライダー555は放送されていないはず・・・」

 

「「え?」」

 

「ん?・・・あ、もしかして」

 

「「「君達(貴方)も転生者か!?」」」

 

とまぁそんな一幕もありつつこの依頼は終了した。犠牲者は少なくないが隠蔽は大社が行ってくれるだろう。それと今回の略奪の件とオルフェノクの存在のことを脇巫女ネキに伝えるとオルフェノク特有の寿命などもあり調べたいそうだ。あの兄妹もそれに応じてネオベテル傘下の病院で診断を受けることになったそうだ。それから数日鬼の襲撃も無く俺達は故郷の埼玉県に帰還したが掲示板で兄弟の診断結果が公開された。結論から言えば脇巫女ネキ曰くオルフェノクとは姿形などは似ているが別物らしい。原作設定の「オルフェノクの記号」の代わりに悪魔の因子が体内から発見されたそうだ。こう言われると普通の悪魔変身者か?と思うかも知れないが、この悪魔の因子は変種らしく覚醒したものの自身の戦う姿のイメージが変種、命名は「無色の悪魔の因子」に作用し、それに応じた異形に姿を変えるとのこと。この部分だけは原作のオルフェノクと同様に見えるがその際そのイメージに即した魔界の悪魔の本霊と接続して力を引き出す性質があるらしい。これらのことから一番気になる寿命云々は別物である以上気にしなくて良いらしい。そして兄が行った使徒再生は正確には魔界に接続した何らかの悪魔(兄の場合脇巫女ネキは豊穣神、自然の化身的な存在と繋がっていると考えているらしい)から齎された能力らしく植物の繁殖能力に関する能力で悪魔の因子を体内に送り込むのだそうだ。兄曰く弟の方は覚醒することで生き返った兄が才人さん達に未覚醒者の蘇生は難しいと聞いたときに最後の賭けで試した結果偶々成功したのだというが・・・もしかすると彼までオルフェノクっぽくなったのはそのせいなのかも知れない。とはいえこれで覚醒出来るかは非常に確率が低い。たしか原作の使徒再生の成功率は良くて5%程だったか?これより確率は上がるのか下がるのかは分からないが、少なくともそれ程確率は高くないだろう。そういう事情もあり転生者でもある兄には使徒再生擬きは控えるように、弟の方にも言い聞かせるように注意を行ったそうだ。兄の悪魔変身の姿がオルフェノク擬きになった理由だがイメージが具現化する過程で彼の原作知識が影響したのではないかとのこと。弟もそんな兄の悪魔の因子を分け与えられた為似たような感じになったのかね?ツクシとオクラは個人差かな?この感じだと弟の方も兄と同じ悪魔と繋がっているかも知れないな。

 

「ただ繋がった悪魔が悪質だったときのことを考えて脇巫女ネキに修行を付けてもらってるんだと・・・俺も通った道だけど大分キツイから大丈夫かな?」

 

「確か鬼ヶ島の攻略も手伝いたいって言ってるけど大丈夫なの?レベル的に」

 

「二人共お前らよりも才能あるからサポートならいけるだろう」

 

「そ、そうか・・・才能有無はやっぱり残酷だね」

 

指摘したえりなよりミカヤが凹んでしまったが脇巫女ネキが直々に鍛えているのだから多分大丈夫だろう。

 

「というか問題はこっちだぞ。お前らが雑魚過ぎて俺が参加出来るかかなり際どいんだからな?」

 

「「うっ!」」

 

『加護によるお手軽ブーストも出来んしな』

 

ハデスさんのツッコミは俺にしか聞こえないがそれでも溜息を吐いてしまう。あの兄弟に次会うのは鬼ヶ島攻略だろうが兄の方だけでは無く弟にも抜かされているような気がするのは気のせいではないのだろう。




読了ありがとうございます!いやー本当はギリメニキ達とオルフェノク擬き兄弟だけの話だったんですけど「黒札の最大のメリットはやっぱり造魔」でCOMPに悪魔要素のある人間を取り込める設定が開示されたので慌てて縛りの辻褄を合わせようとしたら話がとっちらかってしまった気がします。ごめんなさい。元々あの兄弟の話を潰してしまったのでまた別の機会に彼らを中心とした話を外伝で一話くらい書こうかと考えています。

大野津久志(オオオノツクシ)
大野吉木(オオノヨシキ)の兄にしてギリメニキの学校の元生徒会長。容姿としては眼鏡を掛け知的で厳しそうな印象を受けるが以外にもユーモラスなどには寛容など意外と自由人。イメージ的にヒロアカのナイトアイをもっと柔らかくした感じで、弟がカリスマと元気で皆を引っ張るなら知性と実績の積み重ねで皆を導くタイプ。前世では地質学を専攻する学生だったので今世こそその道の研究者になるつもりで高校までは日本にいるがそれからは海外の大学進学を予定していたが、この世界の裏を知り故郷を守る為地元の高校、大学に進むことを決める(専攻は変わらない)。最初はツクシという姿に不満を持っていたがネオベテル内では一部造魔しか対応出来ていなかった地中戦に対応することが出来る初の異能者となっていて、地質学調査にも有用と意外と使えるな?と最近は前向きに考えている。とはいえガチャの様な感じで繋がりを持った悪魔が悪質だったときのことを考えて、弟と共に修行も欠かさない。ハンドルネームは名無しのツクシで愛称はツクシニキ、弟には黒札の権利の一つである親族や身内限定の金札(一部権限制限)を渡している。厳密にはオルフェノクではないのだが掲示板では二人のことをオルフェノク兄弟と言われている。
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