どうぞ!
「光輝くん頭平気なの!?」
「記憶喪失って本当!」
「本当に何も覚えてないの!?」
とワラワラと集まってくる。
そう…俺は再びこの道場にやってきたのであった。
天之河光輝に転生した俺は今後どうするか考えていた。このまま道場を辞めてもよかったが、続けることを選んだ…何故なら…
「天之河くん…本当に大丈夫…?まだ包帯巻いてるけど…」
そう…この子…黒髪で今はショートだが、未来ではポニーテールがとても似合う女の子…八重樫道場の八重樫師範の孫娘…
「あ…ああ…大丈夫だよ……心配してくれてありがとうね」
そう…この俺は記憶喪失になったってことにした。
記憶喪失になったってことにすれば、もし記憶を思い出す前と別人になっても誰も違和感を持たないからだ。
もしこのままいったら、急に性格が変わって、あなたは誰…?怖っ…なーんて事態を防ぐ為だ……
だから記憶喪失ってことにしたのだ。ワー記憶喪失ってベンリダナー(棒)
さて…話を戻して、俺が再び道場に戻ってきた理由は、この子…八重樫雫は俺のせいでイジメにあっているのだ。
このまま辞めて、彼女がイジメられる原因を取り除こうと思ったんだが、見てない所でイジメられる可能性があるからだ。お前のせいで光輝が居なくなったーとか言われてイジメられる可能性もあるからな…
なので、再び戻って来たという訳だ。彼女を監視しておけば…イジメが起きたらいつでも止められるし、イジメがなくなるかもしれないからね…。
正直これは賭けだが…何とかなるだろ………何とかなるかなぁ…何とかなってほしい(祈願)
取り敢えず、今日は見学だから彼女を監視しつつ剣道を観ていくか…
--------------------
いや〜凄いね剣道(歓喜)観てて出来ないの悔しいよ。
取り敢えず喉でも乾いたし、水でも飲もうかな〜
「「------!------っ!」」
ん?こっちから声が聞こえるなぁ…何だろ?
そこには、女の子三人組とその奥には…八重樫雫がいた。
えっ?うそでしょ!?いきなりイジメイベント発生!?アレってイジメ!?イジメだよね(困惑)どうしよう早く助けに行かなくちゃ……でも勘違いだったらただの痛いやつだかなぁ……ここは様子を見て………いやいや!考えてる暇なんてあるのか!?早く助けに………………いや……でもなぁ………
なんて考えている内に一人の子が竹刀を振り上げていた。
「っ!マズイ!」
そう言って俺は、走りだした。
-----------------
八重樫雫side
練習が終わり私は人気のない水飲み場に来ていた。
「天之河くん………本当に大丈夫かな…」
そんな事を考えていると…女子三人組が現れた。
「ちょっと…アンタなんで光輝くんに話かけてんのよ」
「男女のアンタが話しかけないでよね」
「気持ち悪いのよ」
と女子三人組がやってきて話しかけてくる。
「…………私はただ…心配してるだけだよ」
と言葉を返す。
「もしかして、媚びを売って光輝くんの好感度を上げようと思ってるの?男女のアナタじゃ無理無理」
「光輝くん迷惑そうだったしね〜」
「ウケるんですけどwww.」
………どうして、こんな事になっちゃったのかぁ…
人を好きになるって、イケナイことなのかなぁ…
私だって…普通の恋愛がしたいのに…
ドウシテワタシタゲガ…コンナメニアウノカナァ…
ダレカ………タスケテヨ……
「っ!アンタみたいのを見てるとムカツクのよぉぉぉ!!!!」
そう言って持っていた竹刀を振り上げた。
「っ!」
叩かれる!私は怖くて目を瞑った……。
…………………?いつまで経っても痛みはやってこなかった。
私は、恐る恐る目を開けるとそこには…
「何やってんだよ…テメェら!!!」
相手の竹刀を片手で止めている少年がいた……
その少年は………
「………………あまの……がわくん……」
そこには、私の
八重樫雫 side out
----------------
「何やってんだよ…テメェら!!!」
俺は、怒りを露わにしながら女子三人組を睨めつける。
「ち…違うのよこれは!その…光輝くんの為を思って!」
「そ…そうよ!光輝君だって迷惑だったでしょ!」
「そうよ!全ては光輝くんの為に」
女子三人組はそう言い訳してくる。
「………………せろ」
「えっ?」
「失せろっていってんだ!テメェらみたいな顔見たくねぇってんだよ!!!」
そう女子三人組に怒鳴り声をあげながら言葉をぶつける。
正直いって殴りたい………けどこんなやつらに拳を振るったら負けだ……少しでも理性がある内にどこか行って欲しかった…。
「ヒ…ヒェ…」
怒鳴り声にビックリしたのか、女子三人組は泣き目になりながらその場を去っていく。
「…………あー…大丈夫か?」
そう言って彼女に手を差し伸べる。
「………ヒック……ヒック……」
体育座りになりながら彼女は泣いていた。
「参ったなぁ…………」
とポツリと呟いて、彼女を泣かしてしまった後悔しながら、どう慰めるか考えてた。
如何でしたでしょうか。さっさとイジメられてるのにさっさと助けにいかねぇんだよと思ったり、ナニヤッテンダヨ!コウキィ!と思ったでしょうが、そんなオリ主光輝さんがヘタレだったしょうねぇ(笑)あっ、次回もお楽しみね!