ありふれない本の剣士たちの物語(一時休載中)   作:零の世界

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待たせたな!ようやく書き終わったぜ!
それでは第三話です。
どうぞ!!!


転生者、不幸少女と出会う。

あの一件が終わり、俺は一人で走っていた。

 

昨日学校があったんだが…本当に大変だった…

 

前の道場と同じように、みんながワイワイ集まってて本当にマジで大変だったわ…

 

あ、そうそう、学校といえばあの二大女神といわれる白崎香織と会ったんだったな。

 

いやー、彼女が美人なのは知ってるけどリアルで見ると凄いね。ありゃあ女神そのものだ。

 

こんな子に好かれるなんて、未来の主人公さんは羨ましい限りだぜ全く(しみじみ)

 

……………ところで俺が白崎さんと話してるときの雫の目がハイライトオフになっていたのは、気のせいだよね?

 

次の休みに雫は、白崎さんと二人で買い物に行くらしい。雫はいつも剣道ばっかりで、買い物なんて行けなかっただろうから、二人で買い物へ行けるのは嬉しい限りだろう…それも憧れだった女の子らしい格好で。

 

そうなると、俺もあの言葉は間違ってなかったって思えてくる。彼女たちが幸せそうで何よりだ。

 

現在俺は今ランニングをしている。理由としては頭を打って、しばらく運動してなかったからな。

体が鈍って仕方がない。

 

なので、まだ日が昇ってないけれど…この鈍った身体を治すためにこうして走ってるわけなんだわ。

 

さてと…そろそろ疲れてきたし…家に帰るとするか……………ん?

 

見ると川の上にある鉄橋に、悲しそうな表情をしている女の子がいた。

 

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??? side

 

僕は今、鉄橋に来ていた。

 

橋の下を見ると、川が流れている。

 

それなりの水量はあるが流れが特別速いわけでも、雨で増水してるわけでもない、なんて事ない普通の川だった。

 

僕は、もう終わりにしたかった…。もう…疲れたのだ。

あの頃優しかった母親はもういない。信じてきた母はもうあの日からもういない。

 

僕は、鉄橋の欄干に手をかけた。ここで終わりにするのは不向きなのだが、川の流れのままに、誰もいない場所へ運んでもらえるのではないかと思ったのだ。

 

そして、上半身が大きく持ち上がり、欄干の外へとはみ出た。

 

ああ、やっと終われる…。そう思い、僕は目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、誰かに肩を掴まれ…僕は後ろに倒れた。

 

「何やってんだ!死ぬ気か!」

 

そう男が怒鳴り声を上げた。

 

誰だコイツ…………………いや、わたしはこの人を知っている。確か同学年で人気の…天之河光輝って奴だ。なんでコイツがこんなところに?

 

いや、そんなことはどうでもいい…コイツは僕の邪魔をしたのだ…ようやく終わりに出来ると思ったのに…

 

「別に…アンタには関係ないでしょ…」

 

と私は答える。

 

「………………なんかあったのか?」

 

とそう問い掛けてくる。

 

「だからアンタに関係ないでしょ」

 

と僕はこの男から離れるように去っていく。

 

「いやいや待って待って!なんかわかんないけど、君をこのままほっといたらなんかマズイ気がする!だからちょっと待って!」

 

なんだんだコイツは…なんでコイツはさっきから首を突っ込んでくるんだ…。コイツには、何も関係ないのに…。

 

いや…コイツはただ正義の愉悦に浸かりたいだけなんだ。どうせコイツも何もしてくれない。誰も助けてくれない。

 

「しつこいなぁ…ほっといてって言ってるでしょ!」

 

僕は少しキレながらその場を離れようとする。

 

「いや!だからほっとけるわけないって!実際にあんな事しようとしてるし、このまま見過ごせるわけないでしょ!」

 

と彼が肩を掴んで引き留めてくる。本当になんなんだコイツは…

 

「よし!じゃあちょっと移動しよう!悪いけど手借りるね」

 

そういって彼は手を掴んできた。

 

「あっ、ちょっと!」

 

こうして、僕は彼に強引に引っ張られ移動させられた。

 

 

 

 

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「ほら、これ飲め」

 

彼がジュースを渡してきた。そう僕は、彼に強引に引っ張られて公園にやってきたのであった。

 

「よかったら話してくれないか?なんであんな事をしたのか…」

 

と彼が聞いてくる。

 

「………………わかったよ」

 

なんとなくもう逃げられないとわかった為、話すことにした。

 

5歳の頃自分の不注意で、車道に飛び出しまいその悪魔的なタイミングで突っ込んで来た自動車から自分を庇った父親が亡くなったのだ。

 

それから母親の態度が変わり、毎日のように行われる暴力と、罵詈雑言をしてくるようになった。「お前のせいで」と。

 

しかし、母が大好きだった父を奪った自分を、母が怒るのは当然のこと。父を死なせてしまった自分が、母から心身共に痛みを与えられるのは当然の罰。自分にそう言い聞かせた。

 

この罰が終われば、あの時優しかった母親は戻ってくる。そう信じて。

 

しかしある時、知らない男性がその家に住むようになった。

 

その男は、かなりのクズでいつもいやらしい視線で自分を見ていた。

 

そしてある時、仕事に出かける母親を見計らったように、その男は自分に襲いかかってきたのだ。

 

幸い、悲鳴を出したお陰で近所の人が聞きつけて警察に電話したお陰で自分の貞操を奪われずに済んだのだ。

 

襲われたことはショックだったが、同時にこれで母親は戻ってくるのではないかと思った。

 

しかし、母親は今まで以上に憎悪を向けてきた。

 

「あの人を誑かすなんて」そう自分に言ってきたのだ。

 

自分はわかってしまった………………いや、初めからわかっていたのだ(・・・・・・・・・・・・)

 

あの時の母親はもういない。もう自分を愛してはくれない。全ては幻想だったのだ…と

 

全てに絶望し、家を飛び出した自分は…あの川で自殺をしようと思い立ったのであった。

 

「…………そうだったのか…」

 

と彼が私の話を聞いてそう言葉をかけた。

 

………てかなんで自分はコイツに全てを話たんだ?嘘をついてもよかったのに……本当になんでだろうな………

 

「…………なぁ…君の問題…俺に協力させてくれないか?」

 

は?コイツは何を言ってるんだ?

 

「あっ、いや、こうして首を突っ込んじゃったわけだし、話をきいてこのまま見捨てるわけにもいかないし、だからさ…君の問題を解決する手伝いをさせてくれないかな?……駄目…かな?」

 

……………本当におかしなやつだ。赤の他人なのに…

 

「…………わかった」

 

と自分は答える。

 

「あっ、そうだ!まだ自己紹介してなかったな!俺は天之河光輝!君の名前は?」

 

と彼が聞いてくる。

 

「…………中村(・・)……恵理(・・)

 

そう彼に自分の名前を告げた。

 

中村恵理 side out




はい、白崎香織と中村恵理の登場です。え?香織の登場シーンこんな大雑把でええんかって?仕方ねーだろこっちのヒロインじゃないんだし、仕方ないね♂
次回もお楽しみに!
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