「ふむ、そろそろ仕込んでも良い時期かのぉ?」
「お爺様…また新しい鍛練ですか…?」
「意識が有るとは驚いた、慎二の治療分激しい調整が出来た成果か……
そうじゃ、なに実に成るのは数世代後じゃがな
そういえば桜よ
ワシに内緒で色々鍛練しておるようじゃのぉ?
記憶の改竄やら使い魔の交信遮断やら小細工をしておったが
そろそろ祖父に報告する気はないかのぉ?
断っても身体に聞くだけじゃが」
(もういいかな?橙子さんとシエルさんとライネスお姉ちゃんには良いって言われたもんね?)
「………ねぇ?お爺様?」
「なんじゃ桜よ」
「お兄ちゃん……兄さんはこれからどうなるの?」
「慎二か…ふむ……
無断外泊が過ぎるが、お前を捨てて逃げたのかも知れんぞ?
色々と小賢しく動いておるが種としては下も下
幾分早いがそろそろ脳にでも仕込んでも表の当主に据えるかのぉ?」ニヤニヤ
「そっか……あのねお爺様
兄さんは私が守るの」
「ほぅ?脳を据え置く代わりに何かしてくれると?
それとも仕置きが欲しいのかの?
意識は保たせても構わんが…
アレの口の悪さにはそろそろ辟易してきた所での」
「兄さんがね?
色んな凄い女の人と知り合いで、嫉妬…してたのかな?
けど毎日帰って桜……私に優しくしてくれて…
けど帰って来なくなった
私を置いて
他の所で楽しそうにしてるのかと思った
ヤだよお兄ちゃん…嫌です兄さん
ダメだよ……ダメですよ兄さん
守ってあげる為にこの家を平和にしてあげます
桜は立派なレディーになるんだから言葉遣いも正さないと
でも
きっと何かに巻き込まれてるんだ私が助けてあげないと兄さんは弱いから減んな女につけこまれてるのかも知れない兄さんは優しいから誰かに脅されてるのかも知れない兄さんはお金持ちだから誰かに何かを教えてるのかもしれない兄さんは頭がいいからけど、ダメ
私を置いて行くなんて私に優しくしてくれないなんて私を見てくれないなんて私に触ってくれないなんて嫌イヤいや、いや!」
「…ついに壊れたか、意外と呆気なかったのぉ」
「だからね?お爺様
先ずはお爺様から兄さんを助けてあげるの」
「ほう?ワシをどうすると?」
「シエルさんが言ってたの、私は虚数元素使いに成れるんだって
橙子さんが言ってたの、数が膨大なら乗っとれば良いって
ライネスお姉ちゃんが言ってたの、使い魔を連れて歩けないなら隠せば良いって」
ヴゥン ザワザワザワザワ
「それは…虚数空間か
出入口はソレで限界か?もっと数を出さねば早く来た反抗期にもならん……なぜ蟲が言う事を聞かん?!
桜!何をしおった!」
「お爺様は全国の霊地を回る為によく留守にしますよね?
その間に命令系統の大本になる大蜘蛛や刻印蟲なんかを把握して虚数空間に繋げられる様にしたの
兄さんを材料にしたこの子達は凄く相性が良くて
虚数空間でも死なないんですよ?」
「死んだならば置き換わる……乗っ取りおったな
だがコロニーはここだけでは」
「無駄ですよお爺様
暇をもて余した神父さんがコロニーの場所を探してマーキングしてくれました
今頃、兄さんと桜の子達が指令個体を飲み込んでます
使い魔の乗っ取り方は橙子さんに教わったやり方がちゃんと効いてるみたいですね」
「どうやった……指令個体は強力な筈
そもそも貴様の魔力量にどうこう出来る芸当ではない!身体に仕込んだ蟲はどうした!なぜ生きておる!?身体のあちこちは蟲に置き換えた筈!!」
「橙子さんが臓器を培養してくれました
シエルさんが治療してくれまし
ライネスお姉ちゃんが礼装を用意してくれました
お爺様……そろそろおしまいですね?」
「……本体をお前に移す為に矮小な身体を準備しておったが
まだ乗り換えてなくて幸いじゃった」
(各世代で最強の蟲を本体としてきたワシを見くびるで無いわ!!)
ゴゴゴゴ ズリズリズリズリ
「…おっきい…カブトムシですか?」
『左様、今世代の蟲に毒を使える強力な個体が居らんでな?
小細工は得意じゃとて、ぶつかり合いには弱かろう!!』
「反物質って知ってますか?
通常の物質と対消滅を起こすんですって
まだ本物を作れる訳では無いんですけど、性質は再現出来たんです」
今後の執筆どーしよ、いや、アンケートは取るけど1位に従うとは言って無いからね?!
-
旧月姫設定
-
新月姫設定(発売待つ)
-
お茶濁しの番外編突入
-
ワカメをパラレルワールドに飛ばす
-
エタる
-
知らんわ
-
死ね
-
愛してる
-
ワカメって蕎麦屋位しか食わないよね
-
どーせFSFに影響されたんだろ?