メタルマン made by ギンギツネ   作:青色好き

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自分の好きなフレンズが出てくる回その2。


第5話:セルリアンとの本格的な戦い

 此処は研究所・パークセントラルからやや離れた地域。

 人の手が入った自然では無く、草が自由に生えている。正に大自然と言える風景だ。

 その地にセルリアンが押し寄せており、多くのフレンズが侵攻を食い止めている。中には野生開放してセルリアンに強力な攻撃しているフレンズもいる。

 

「はぁはぁ、まだいるな……」

 

「うぅ、しつこい……」

 

 前線ではテングコウモリとフォークランドカラカラが息を切らしている。長時間戦い続けた事で疲労が溜まっているのだ。このまま戦えば間違い無くセルリアンに負けてしまう。

 

「まずいわ! 二人共、交代して!」

 

「後は私達が行くよ!」

 

 変わるように、アフリカニシキヘビとオーストラリアデビルが二人の前に出る。更に後続としてキンシコウ・アイアイ・トド・セイウチ・ホルスタイン・ヤクが現れる。彼女達も既に臨戦態勢。何時でも戦えると言わんばかりに目は野生開放のように輝いている。

 

「まだこんなに……! しかし、負けません!」

 

「全力でいきます!」

 

「流石に今回は本気だすわよ~!」

 

「パークの危機となれば動くしかないわね」

 

「頑張りますよ!」

 

「強い心臓による力を見せてあげるわ!」

 

 戦いが得意なキンシコウとアイアイが構え、他の4人はその後ろで構えをとる。セルリアンは今にも襲い掛かろうとしており、一部は触手を出して襲い掛かろうとしている。

 

 その時、バスが煙を上げながら此方の方に向かっているが見えた。

 

「あれに誰か乗ってるぞ?」

 

「なんかブツを被ってる奴がいるわね?」

 

 段々近付いて来て、搭乗者の輪郭がはっきり映る程近付いて乗ってる人物が分かった。ドール達とジャガー達、そしてメタルマンとなった隊長だ。

 

「よし! 着いたぞ!」

 

「うわぁ! 沢山います!」

 

「これはハードな戦いになるわね……!」

 

「あ、あれって確かミライさんが言ってたっていう……」

 

「メタルマンですか? ちょっとかっこいいです~!」

 

「何だか強そうです~」

 

 バスから降りたメタルマンこと隊長を見て、キンシコウ達はその姿に呆気に取られるもその見た目のカッコよさ(?)から目をキラキラさせる。やはりフレンズから見ればメタルマンはかっこいいのだろうか……

 

「もしかしてドールさんの隊長さんも戦うのでしょうか?」

 

「あぁ、そのつもりだよ!」

 

『食料を飲んでエネルギーを補給したからもうしばらくは戦えるわ!』

 

「よぉーし! 私達も行きます!」

 

「さて、私達のプライドの力を見せてあげるよ!」

 

「バスで休憩したから、また戦える! やるぞ!」

 

「さて、群れの力を見せてやりましょう!」

 

 ドール達やジャガー達もセルリアンの大群に立ち向かう気でいる。ドール達の眼は光り輝いており、野生開放している事が分かる。皆そのために此処に来たのだ。パークを救う為に。

 

「ギンアイ、集中したいから一旦画面の電源を切るね」

 

『え? 良いけどじか』

 

 オオオオオォォォォォォォォ!

 

 隊長とギンアイが話していると、セルリアンの群れが一斉に隊長達に襲い掛かって来た。触手を多数出しており、これに巻き付けられたら一たまりも無いだろう。

 

「!! ギンアイ! それじゃあ切るね!」

 

『あ! ちょ』

 

 プツン。という音と共にギンアイが映る画面が消えた。これで画面の電源が消えたようだ。

 

「ごめんね、ギンアイ。戦いが終わったら電源を付けるからね」

 

 隊長は申し訳なさそうに呟いて前を向く。そこにはセルリアンの大群が此方に向かっている。

 

「よし、行くぞ!」

 

「「「「はい!」」」」

 

 メタルマンとドール達の戦いが、始まった。

 

 

 

 

 

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「現在、隊長達がセルリアンの大群と交戦中です!」

 

「えぇ、徐々にセルリアンの数は減っているみたいだけど……」

 

 パークの一室にあるモニターではメタルマンとドール達がセルリアンの大群と戦っている様子が映し出されている。その様子をミライ・カコ・菜々・カレンダ達は心配そうに見ていた。

 

「! 大型セルリアンが接近中です! このセルリアンの周辺に小型セルリアンが群れを成しています!」

 

「つまり、今回の騒動のボスがこのセルリアンね……」

 

「このセルリアンを倒せば事態は収束する筈……」

 

 

 ミライ達の顔に汗が滴る。この巨大なセルリアンを倒せばこの事件は収束する。だが、大型となると簡単には倒せない。大勢のフレンズとメタルマンがいるが、彼らにも倒せるかどうか不安なのだ。もう少し戦力があれば倒せる見込みがあるのだが、他の増援が来るまで時間がかかる。それまでもつかどうか……

 

「出来れば私達も戦いたい…… フレンズや隊長の為にも、見てるだけじゃあなく彼らの力になりたいと今まで以上に思っています、カコさん……」

 

「「「ミライ…………」」」

 

 ミライの呟きにカコは黙っている。カコも思っている事はミライと同じだ。それ故に黙っている。力の無い彼女は見守る事しか出来ないのだから。

 

 

 

 

 

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 此処はパークの何処かにある地。

 その地にはパークを守るフレンズ、守護けものがいる。オイナリサマ、ヤタガラス、シーサーといった名だたる守護けものがパークを見守っている。それ故今起きている戦いの事も彼女達は既に知っている。

 

「戦いが始まったようですね」

 

「あぁ。我らが手助けしても良いがそれでは彼らは成長しない。本当に不味い時は……」

 

 彼女達は隊長達がセルリアンと戦っているのを知っている。だが、彼女達は彼らの成長を信じているため今は動かない。本当に危険な状況になった時には動くつもりでいる。

 

 そこに、5人の守護けものが現れる。

 

「今は見守りましょう」

 

「あぁ、彼らならやれるさ」

 

「見守る事は大事だからね」

 

「何せ隊長は今まで様々な困難を乗り越えてきたからね」

 

「うむ、何せ我が認めたあの隊長だ! 面妖な面を着て更に強くなっているからのう!」

 

 彼女達はセイリュウ、ゲンブ、ビャッコ、スザク、麒麟。前者4人は四神のフレンズで、麒麟は彼女達を纏めるリーダーである。彼女達も隊長達がセルリアンに勝つ事を信じているのだ。

 

「あなた達なら勝てる筈です。何せギンギツネの作ったメタルマンを着ているのですから……」

 

 彼女達は隊長が勝つ事を信じて、戦いを見守る事にした。




次回の更新は2022年7月22日19時00分に投稿予定です。
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