機関車幻想郷   作:生徒会長月光

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ここは幻想郷

妖怪たちの最後の楽園と呼ばれる秘境。

忘れられた者たちが最後に行き着く楽園。

この物語はそんな忘れられし者たちへ物資を運び笑顔を届ける機関車のお話し。


機関車幻想郷

ここは幻想郷のある一角。

 

幻想郷の住民からはサターンバレーと呼ばれる人里離れた場所だ。

 

そこにはどせいさんと呼ばれる不思議な生物たちが生息し機関庫と呼ばれる機関車をしまう場所まである。

 

「…ぁぁぁあ…良く眠れた…」

 

「おはようです!」

 

「今日も1日頑張るです!」

 

「ぷぅぷぅ」

 

「おはようどせいさん!あれ?彼はもう出発したのかい?」

 

「きょうはゆうかのところにいくっていってました」

 

「おはないっぱいのせてた。」

 

「ははは。幽香さんの所なら納得だね!彼も自然が大好きだからね。さて僕も行かないと!今日も宜しくねどせいさん!」

 

「まかせるです!」

 

「いくですよ!」

 

「えどわーど」

 

彼はエドワード。本来ならソドー島にて貨車や客車の牽引をしとても温和な性格で誰からも頼りにされる役に立つ機関車である。

 

しかし彼の出番も若手が登場する毎に減り忘れ去られてしまい幻想郷へと辿り着くことになった。

 

当初はペンキも剥がれ所々故障し、このままボロボロのまま終わるのを待っていたが偶然どせいさんが発見しある人物の助けを借りて彼をサターンバレーまで運びピカピカの新品へと生まれ変わらせた。

 

エドワードはそんなどせいさんたちに何かお礼をしたいと言うとどせいさんたちは幻想郷を、ぐるぐる回りたいと言いそれを聞いた彼を運んだ人物は幻想郷中にレールを敷き

 

物流を担う大事な役目を幻想郷の賢者より与えられ人里と妖怪の山、紅魔館への食料提供、地底からの荷物を地上で受け取り、届けるといった仕事をしている。

 

彼の他にももう一台いるがそのお話しはまた今度。

 

「今日は確か紅魔館へ物資の届けと紅魔館からの物を人里へ届ける、妖怪の山の麓へ木炭、紙の補給、守矢神社への生活物資の届けと最後に博麗神社に人里で集まった募金、お札のお金を届けるだね。」

 

「そうです~」

 

「よし!頑張るぞ~」

 

ポォォォォォォォォ

 

と汽笛を鳴らしエドワードは積み荷を運ぶ貨車二台と比較的軽い客車一台の計三台を連結し出発した。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

紅魔館

 

「おやエドワードさんご無沙汰しております。本日の分を今乗せますね!後程、咲夜さんが人里へ行って代金を回収すると言っておりましたので宜しくお願いしますね。」

 

「美鈴さんいつもありがとう。」

 

いつもは寝ている門番だがエドワードともう一台が来るときはしっかり起きて対応している。

 

メイド長もいつもそれぐらい起きていれば文句はないのにとのこと。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

人里

「やぁエドワード。いつも済まないね。紅魔館からの物資は貴重だから助かるよ。」

 

「こんにちは慧音さん。僕は僕の出来ることをしているだけですから!」

 

「そういえば彼もここを通って太陽の畑へ向かっていったよ。」

 

「えぇ。彼は森や自然が好きですからね。」

 

「では気を付けてな。」

 

「ありがとうございます!」

 

そうしてエドワードは幻想郷中を走る。客車には色んな乗客を乗せたり等して幻想郷中で人気である。

 

さらに彼ら蒸気機関車から出る排気ガスなどは人里の魔法使い霧雨真理亜が魔法で排出されるものをクリーンにする魔法で何とかしたので問題ない。

 

そうして1日働いた彼はサターンバレーへと帰る。

 

「今日も1日良く働いたなぁ~」

 

「おつかれさまでした!」

 

「どせいさんたちも、ありがとう!」

 

「……お、おかえり…」

 

「やぁドラゴ!今日はどうだったんだい?」

 

「……霊夢と遊んでた…」

 

「彼女も来てたのか!」

 

「……エドワード…後で…洗うの。」

 

「ありがとうドラゴ。いつも助かるよ!」

 

「ん!」

 

彼らは今日も幻想郷を駆け巡るのであった。




あとがき

唐突な短編になります。

これは作者の書いた東方気楽な転生者の弟子
お節介な魔法使いの世界観で同じく気楽な転生者の妹は兄に会うため魔法を極めるともリンクしてます。

なので気楽な妹シリーズで登場した擬人化したレジドラゴとどせいさんが、エドワードともう一台の機関車を洗ったりペンキを塗ったりとしている。

機関車トーマスは作者も幼い頃良く見ていてとても楽しかった記憶があります。

最近ではエドワードや、ヘンリーの出番が物凄く減ってしまったのでこちらで登場になりました!

完全に見切り発車なので続きを書く予定もシリーズ化する未定です。

時系列関連は紅魔境が、終わった頃ですかね。

EX三人組を乗せて幻想郷中を走ったり慧音が妖精たちや人里の教え子を乗せて景観を見ながらの授業とかも面白そうです。

妖怪に襲われるんじゃないかと言うツッコミは紫の能力、境界を操る程度の能力で何とかしたという感じでお願いします!

今回の出演は

エドワード

どせいさん

紅美鈴

上白沢慧音

レジドラゴでした。

次の行き先

  • エドワードと永遠亭
  • ヘンリーと白玉楼の食事事情
  • エドワードと人里の魔法使い
  • ヘンリーと悪魔の妹
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