ジョジョの奇妙な実況プレイ_第三部主人公チーム全員生存ルート   作:すも

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初投稿です。


吉良吉影勝利チャート【その後②】

DIOの残党のスタンド使いがチートだと判明した実況プレイはーじまーるよー!!

 

 

前回エンディング後の様子を実況しましたが、DIOの残党達を纏めている山田(偽名)のスタンドがチートでした。瞬間移動できる近距離パワー型とか反則だろ。

 

 

 

月末になりました。山田(偽名)が接触してくる日なので加速を止めます。とりあえず玄関前で待ち構えましょう。

 

『よう、お邪魔するぜ』

『来たか…用件は何だ?』

『主に近況報告だな。少し長くなるぞ』

『…不本意だが長くなるようなら居間で話してくれ』

 

山田(偽名)が来ました。玄関で長々と話し合うのも辛いので居間に移動します。

一応礼儀として茶を出しますかね。夜遅いですし茶菓子は別にいいでしょう。

 

『わざわざ悪いねえ吉良さん』

『悪いと思うならさっさと用件を言え』

『はいよ。いいニュースと悪いニュースが1つずつあるぜ』

 

それでは山田(偽名)の報告を聞くとしましょうか。

 

 

 

 

『まずはいいニュースからだ。お前が倒した空条承太郎の祖父であるジョセフ・ジョースターだが…完全にボケちまったらしい。自分の孫と隠し子が死んじまってショックだったんだろう』

『それは私にとってはどうでもいい話だ』

 

ありゃりゃ…ジョセフがショックのあまりボケて再起不能(リタイア)となってしまいました。

 

『お前にも関係のある話だぞ?ジョセフ・ジョースターのスタンドは諜報活動に特化した厄介なスタンドだった。お前の存在がバレたのは恐らくそのスタンドのせいだろうな』

『何だと?証拠隠滅したはずなのに、私の家に襲撃があったのはその老人が原因だったのか!』

 

ほんまハーミットパープル(隠者の紫)はチートやでぇ…念写と念聴が厄介過ぎる。

 

『それに空条承太郎が杜王町に来た理由だが、ジョセフ・ジョースターの隠し子である東方仗助と接触するためだった。ジョセフ・ジョースターが不倫して隠し子を作らなければ、お前はジョースターと関わることなく平穏に過ごせていただろうよ』

『…つまり私の平穏を奪った原因じゃないか!?何て傍迷惑な爺だ!!』

 

まあ四部については大体ジョセフのせいですから。

 

『まっ、そのジョセフ・ジョースターは完全にボケて再起不能(リタイア)だ。ボケちまったら厄介なスタンドも使えないだろうし脅威ではないな。どうだ、いいニュースだろう?』

 

確かにこれはいいニュースでしたね。ハミパがもう使えないなら念写の心配がなくなりますし。

 

『なるほど、私にも関係のある話だったな。悪いニュースはなんだ?』

『悪いニュースは…スピードワゴン財団が戦闘に特化したスタンド使いを大勢雇い始めた。近いうちに杜王町に襲撃してくるかもな』

 

え?マジで?

 

『待て、刺客が襲撃してくる可能性は低いと言っていたはずだ』

『すまん、見通しが甘かった。財団はフリーのスタンド使い達を法外な報酬でかき集めているようだ。お前や俺達の事をかなり危険視してるようだぜ』

『クソッ、ジョースターやスピードワゴン財団など私にとってはどうでもいいのにッ!!』

 

三部の時はDIOがフリーのスタンド使いを雇っていましたが…まさかスピードワゴン財団が同じことをするとは。

 

『まあ落ち着けよ。詳しくは言えないが、雇われたスタンド使いの中に俺の仲間がスパイとして潜り込んでいる。向こうの情報は筒抜けだから簡単に返り討ちにできるさ』

 

どうやらスパイがいるので大丈夫らしいです。抜かりないな山田(偽名)。

 

『本当か?それが事実なら財団もマヌケだな』

『俺達と戦う戦力を欲しがっているようで簡単に潜り込めたぜ。襲撃については俺達で対応するつもりだがお前も参加するか?』

 

あ、強制参加ではないんですね。一応吉良の意思を聞いてくれるようです。勝手に戦えと言いたいですが残党達が負けると吉良が詰みますので手伝うことにします。

 

『財団の標的には私も入っているんだろう?戦うしかないじゃないか……心底嫌だが襲撃があったら連絡してくれ』

『よしわかった、すぐ連絡するぜ』

『好きで参加するわけじゃないぞ』

 

襲撃についてはこれでいいでしょう。山田(偽名)のスタンドがチートですし多分大丈夫なはずです。

 

『悪いニュースは以上だ。あ、一応伝えておくか。今度新しい仲間を勧誘する予定だ』

 

山田(偽名)が写真を見せてきました…っておい。

 

『コイツは杜王町出身のスタンド使いだ。現在刑務所にいるがスタンド能力が魅力的でな、俺達の手で脱獄させるつもりだ』

『名前は…音石明か、そこまでする価値があるのか?』

『ああ、それだけの価値があるぜ。断ってくるようならスタンドで洗脳すればいいしな』

『勧誘というが強制じゃないか』

 

まさかの音石明でした。確かにレッチリはチートスタンドですけど。

 

『まあ好きにやればいい。ところで()()についてだが、この要望に適う子で頼む』

『あいよ、今度は女子高生じゃないのか。明日の夜八時以降にまた来るぜ』

 

最後に吉良の()()について要望を出して解散となりました。何かイベントが起きるまでまた加速しますね。

 

 

 

 

『昇進おめでとう。これからは敬語で話すべきかな?』

『やめろ、やめろ!!これからもタメ口でいいって!!』

 

吉良の同僚が課長に昇進しました。お祝いとして同期達と飲みに行っています。

 

『しかし俺が昇進だなんてなぁ~~ッ、吉良が先に昇進すると思っていたよ』

『私は平社員が身の丈に合っているさ』

 

噓つけっ、プライドが高くて馬鹿にされるのが嫌なくせに。

 

 

 

 

飲み会が終わり帰宅しました。吉良は就寝前に()()に愚痴を吐いています。

 

『…というわけで大変だったんだよ。途中から同僚は酔っぱらってゲロ吐くし、私がタクシーを呼ばなかったらどうやって帰るつもりだったんだか』

 

今度の()()は東京在住の20代のホステスです(白目)

 

『しかし同期達はどんどん出世していくな。比較されて馬鹿にされるのは我慢ならないし、私も出世するべきなのか?…いや、中間管理職などごめんだ』

 

本気出せば出世できると信じているのが吉良らしいですね。でも吉良はなんで会社員やっているんでしょうか?

 

『もう遅いし寝るとするか。すまなかったね、私のくだらない愚痴に付き合わせてしまって』

 

就寝するので再度加速します。

 

 

 

 

『新入りだと?』

『ああ、新しい仲間が杜王町に来るから一応伝えておくぜ』

 

月一の定例会となりました。山田(偽名)から新入りについて報告がありました。どうせただのモブスタンド使いでしょう。

 

『アメリカで神父をしていた人間でな、これからは杜王町の教会の神父として暮らすことになる。名前はエンリコ・プッチだ』

 

は?プッチが杜王町に来るの??

 

『貴重なスタンド使いだ。承太郎が死んでから何故か覇気が無くなっているが、まあ役には立つだろう』

『私の邪魔をしなければどうでもいいな』

 

プッチですが承太郎が死んで「天国」の手がかりが無くなったため無気力状態となっているようです。吉良が承太郎を始末したせいですが、殺さないと吉良が死んでいたので仕方ありません。

無気力状態といってもホワイトスネイクがチートなのでスピードワゴン財団の刺客達相手でも役に立つでしょう。思わぬ援軍が来ましたね。

 

『…爪が伸びるのが早いな、()()を調達してもらっているが、やはり自分で手に入れるのが一番だ』

 

面倒くさいなコイツ。ここまでしてもらってもストレスが溜まっているようです。しかし勝手に殺人を犯すわけにはいかないので…()()()()に行くとしましょうか。

 

 

 

 

営業で外出し、後ろを振り返ってはいけない小道の前に来ました。なんでデストラップにわざわざ来たのかと言うと、ここにはとあるチートアイテムがあるからです。

 

『こんな道あったか?しかし何故か気になるな…入ってみるか』

 

というわけでイクゾー! デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!

 

『…後ろを振り返ったらマズい気がする』

 

皆様ご存じだとは思いますが後ろを振り返ってしまうと即ゲームオーバーとなります。正直こんな所来たくなかったのですが、ここで手に入るアイテムがあれば今後ストレスと殺人衝動の管理がとても楽になりますので。

 

『ん?君は…』

 

『ワンワン!!』

『まさか貴方がここに来るなんて!』

 

はい、杉本鈴美と愛犬アーノルドがいました。戦闘となりますが問題ありません。

 

『ガウウッッ!!』

キラークイーン

―カチッ―

 

アーノルドが襲い掛かってきますがキラークイーンで迎撃、殴って爆弾化して消滅させます。オラッ、成仏しろ!!

 

『アーノルドッ!!』

『おっと動かないでくれ、でもまさか君がいるなんて。15年前のあの日の事を思い出すなあ』

 

杉本鈴美をキラークイーンで拘束します。ちなみにこのゲームでは吉良が生きている時でも、幽霊の鈴美を触ることが出来ます。生前の因果か何かですかね?まあそのおかげで()()()()()()()をゲットできるのですが。

 

『は、離してッ』

『君の事はよく覚えているよ、私の初めての相手だからね。…ずっと心残りだったんだ』

 

そしてここに来た理由ですが…彼女の手首を手に入れるためです。

 

『あの時私が君を選んだ理由は…君のその美しい手が欲しかったのさ、キラークイーン!!

『ろ、露伴ちゃ』

―カチッ―

 

杉本鈴美を爆破し手首だけが残りました。無念だと思いますが成仏してください。

 

『クックックッーーーン……これだ、これだよ!!私があの時殺したいほど欲しかった手だ!!まさか今になって手に入るなんて夢みたいだ!!』

 

というわけでチートアイテム「杉本鈴美の手」をゲットしました。幽霊の手なのに何故か触ることができます。このアイテムは腐らず半永久的に綺麗なままで、これを所持するだけで吉良のストレスと殺人衝動が大幅に抑えてくれるとても便利なアイテムです。しかも吉良と露伴以外は見えないというメリットがあります。

え?じゃあエンディング前にゲットしておけよって?デストラップに飛び込むのはいやーきついっす。それに「杉本鈴美の手」を所持していると何故か露伴が超絶強化されますのでエンディング後でないとゲットできません(2敗)

 

『最近ストレスが溜まっていたが、たまには寄り道してみるものだなあ!!家に帰るのが楽しみだよ!!』

 

うわあ…吉良が手に頬擦りしながら歩いてます。まだ小道にいるので警戒する必要がありますが、新しく手に入れた()()にご執心で後ろのことはどうでもいいようです。

 

小道から無事脱出し、そのまま帰社しました。

 

『お、おう…どうした吉良。滅茶苦茶上機嫌だな』

『フフフ、わかるかい?とてもいい事があったのさ』

『そうかそうか、そりゃあよかったなあ!!』

 

同僚から生暖かい目で見られてますが吉良は平気です。早く家に帰りたいようですね。

 

 

 

 

『着いたよ、ここが私の家さ。さあ足元に気を付けて』

 

吉良屋敷に帰宅しました。吉良は上機嫌に()()に話しかけています。

 

『これから君とはたくさん話がしたいんだ…フフッ、まるで10代の頃のようにドキドキするよ』

 

吉良にとって杉本鈴美という初めての相手は特別なようですね。吉良の1人芝居を見るのは辛いので加速します。

 

 

 

 

 

今回はここまでです。

ご視聴ありがとうございました。




<音石脱獄の様子>
音石「い、嫌だ!!もう悪事はコリゴリだぜ」
山田(偽名)「空条承太郎や東方仗助達は死んだ、何を怯える必要がある?」
音石「え、マジで?」
⇒音石明が脱獄して仲間入り。顔を変えて杜王町に戻りました。



駄文で申し訳ありません。
本編もちゃんと書いてますのでお許しください。


次回の投稿は不定期となりますのでしばらくお待ちください。失踪したらお許しを。
感想くれると嬉しいです。

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