ジョジョの奇妙な実況プレイ_第三部主人公チーム全員生存ルート   作:すも

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初投稿です。
番外編が続きました。駄文注意。


ANOTHER_STORY③_柱の男で実況プレイpart2

一部で死んでいるはずのキャラが生きている実況プレイはーじまーるよー!

 

前回サンタナの代わりにメキシコで眠っていましたがシュトロハイムによって覚醒しました。原作通りシュトロハイムとスピードワゴンがいるのを確認しましたが、何故かストレイツォが人間のままでスピードワゴンと一緒におり、その後若ジョセフとダイアーさんが合流してきました。しかも彼らの話を聞いたところジョナサンも生存しているようです。なんでさ。

 

 

 

『この威圧感…吸血鬼とは格が違う!伝承通りなら柱の男に通常の波紋は通用しない、赤石を構えろダイアー!』

『うむ!亡きトンペティ師の予言通りとなったか。…スピードワゴン、ジョセフ、早くここから離れろ!』

『何をしているジョセフ!ここは2人に任せて早く逃げるぞッ!!』

『…あのさ爺さん達、警戒してるとこ悪いんだけど向こうは戦う気はなさそうだぜ?』

 

ダイアーさんとストレイツォは赤石を構えて戦闘態勢です。警戒し過ぎじゃないですかねえ…エルヴィスは突っ立ってるだけなのに。ジョセフはこちらが戦うつもりはないのがわかったようです。

 

ダイアーさんについて説明します。一言で言うと一部で出てきたかませ犬キャラです。原作ではディオに挑んだものの気化冷凍法によって粉々にされましたが、死ぬ間際に波紋を纏ったバラでディオに一矢報いていました。首だけになっても喋ることができた理由はわかりません。

…五体満足な様子を見る限りディオとの戦いで無事勝利したのでしょうか。

 

『お前達と戦うつもりはない。そこの五月蠅い男と違って迷惑をかけてきたわけでもないしな』

『何ィィーーッッ!?この私が五月蠅いというのかーーッッ!!!』

『だからいちいち五月蠅いぞ貴様はッ!!』

『グアアァーーーッッ!??』

『『『少佐ァ!?』』』

 

シュトロハイムの大声にキレたエルヴィスがレーザー照射装置の残骸を投げつけました。シュトロハイムは残骸の下敷きになりましたが部下が救出するので多分大丈夫です。ダメでもサイボーグ化して復活するでしょう。知らんけど。

 

『本当に五月蠅い奴だ…イライラする』

『かなりイラついてるな、まあ目覚めたらいきなり実験体扱いなんて誰でも腹が立つよなぁ…そこのアンタ!』

『ジョセフッ!?』

 

あ、これは…

 

『ハッピーうれピーよろピくね~』

『………?』

『ジョジョおまえなにしとるんじゃ!?』

『何をしているジョセフ!ふざけとる場合かーッ!!』

 

サンタナとのファーストコンタクト時のセリフですね。原作ではサンタナに無視されていましたが、無視するメリットもないので返事してあげましょうか。カルマ値50なら返事出来ます。

 

『さあご一緒にぃ…ハッピーうれピーよろピくね~!

『ハッピー、うれピー、よろピくねー…それが今の人間達の挨拶か?随分と変わってるな』

『『『ええ…??』』』

 

返事したけどエルヴィステンション低いな…老人達が困惑していますがとりあえず話を進めましょう。

 

『おう、よろピくな!!ところでアンタの名前は?』

『…エルヴィスだ。質問していいか?』

『エルヴィスさんね、わかったぜ。おい爺さん達!!あちらは戦う気はないみたいだし落ち着けよ』

 

『う、うむ』

『お、おう』

『一体どうなってるんじゃ…?』

 

ダイアーさんとストレイツォが構えを解いてくれました。情報収集の時間だ!!カルマ値をデフォルトのままにしといてよかった…基地から出て外でお話ししましょうかね。

 

 

 

 

『…眩しい』

『へぇー、本当に太陽が平気なんだな』

 

基地から脱出しました。立ちふさがる兵士はエルヴィスが捕食したのと、シュトロハイムが下敷きになっているせいか残りの兵士達はビビって遠巻きに見てくるだけでした。

 

『まさか柱の男と話すことになるとは…伝承では交渉の余地はなかったという事だったが』

『先人達が一方的に追い詰められたのは事実だ。あの男が例外なのでは?』

『わかりませんな。彼から情報を聞き出せればいいのですが』

 

老人達がひそひそ話をしてますが、柱の男の聴力で全て聞き取れています。余談ですが柱の男は人間については(吸血鬼)の供給源くらいにしか考えていません。波紋使いについては…柱の男は既に太陽を克服してるので最早脅威とはなりません。古代の波紋戦士達はスーパーエイジャを素直に渡していれば多分命は助かったと思います。

 

『んで、エルヴィスさんは何が聞きたいんだよ?』

『まずはお前達が使っている波紋についてだ。この大陸に波紋使いが生き残っていたのか?』

『私が答えよう。アメリカ大陸に波紋の使い手は残っていない…恐ろしい神が波紋使い達を皆殺しにしたと伝説が残るだけだ。我々は別の大陸から来た』

 

ストレイツォの話によると、アメリカ大陸では恐らくカーズ達によって波紋使いは絶滅したようです。原作通りユーラシア大陸に波紋使いの生き残りがいたようですが…よく生き残っていましたね。

 

『別の大陸…カーズ達が渡っていたはずだがよく生き延びたな』

『…伝承によれば突然現れた柱の男に対して古代の波紋戦士達は成す術なく蹂躙されたらしい。柱の男達が眠りにつかなければ全滅していただろう』

『あの暗ーい昔話のことか…あの話を聞くと気が滅入るんだよなぁ~』

『ジョセフ!今は真面目な話をしているのだ!茶化すんじゃないッ!!』

 

本当に一方的だったようです。そりゃ太陽を克服した柱の男相手じゃなあ…。

 

『ヨーロッパにある波紋使いに関わるものは柱の男によって全て破壊された…逃げ延びた生き残りによって波紋は現在まで残り、今の波紋使いの本拠地はチベットだ』

 

破壊されたって…もしかしてエア・サプレーナ島もダメなんですかね。仮に破壊されたとしても2000年の間に復興してるとは思いますが。

 

『お前達が波紋を使える理由はわかった。カーズ達がどこにいるか知っているか?』

『柱の男のリーダーはカーズというのか。柱の男達はイタリアのローマに眠っている』

『ストレイツォ!そこまで言う必要は!!』

 

そこは原作通りなんですね。まだ眠っているでしょうし起こしに行ってあげましょうか。

 

『最後の質問だ。スーパーエイジャはどこにある?』

『…我々は赤石をいくつか持っているが、スーパーエイジャは2000年前から行方不明だ。残念だったな』

『そう言えば昔話では内輪揉めで喪失したんだっけか、まあ昔の話だし行方なんてわかんねーよ』

『ジョセフの言う通りだ、行方を探そうにも人間にとって2000年は長すぎる…頑張って探すのだな』

 

え?スーパーエイジャ行方不明なの??カーズが聞いたらブチ切れそうなんですが。

 

『ふうん、ああそう。カーズが聞いたら不機嫌になりそうだな。…隠し持っているなら素直に渡してやることだ。命は助かるだろう。質問は以上だ』

『…なあ、何か他人事のように聞いてるけどよ。アンタはスーパーエイジャを探してるんじゃないのか?』

 

聞きたいことが聞けたので話を終わらせようとしたら今度はジョセフが質問してきましたね。ここで嘘をつく意味はないので素直に答えましょう。

 

『………俺にとってスーパーエイジャはそこまで執着する物じゃない。俺は既に自分の悲願を叶えたからだ。太陽を克服するという悲願をな』

『それはつまり…アンタが太陽を克服する手段を作ったのかよ?』

『ああ、薬によって太陽を克服することが出来た。俺は満足しているが、カーズは究極生命体に進化することを諦めてないようだな』

『究極生命体?…柱の男がさらに強くなるというのか!?』

『ああ、スーパーエイジャを使って石仮面の針で脳を刺激することで究極生命体になることができるらしいぞ』

『柱の男がスーパーエイジャを探す理由はそれだったのか…!!』

 

エルヴィスがペラペラ喋ったおかげでカーズの目的がバレました。…話してよかったんですかね?

 

『最後に聞かせて頂きたい。貴方はこの後どうするつもりなのです?』

『特にやる事もないしカーズ達と合流するつもりだ。スーパーエイジャを探すのを手伝ってもいいかもな』

 

スピードワゴンが質問してきましたがこの後はカーズ達と合流する予定です。カーズ達と合流して究極生命体になることを目指しましょう。

 

 

 

 

ジョセフ達と別れてヨーロッパに向かいます。移動手段は徒歩と水泳です。力技ですが太陽を克服しているので24時間移動し続けることができますから時間はそんなに掛からないでしょう。

早速歩いて移動し…基地から少し離れた丘に隠れて聞き耳を立てます。柱の男なら離れていても聞き耳を立てることができます。

 

『…このストレイツォ肝が冷えた。しかし収穫はあったな』

『ああ、柱の男達の目的がわかった。しかしスーパーエイジャを使って究極生命体になるとは…どうなるのか想像できんな』

『昔話じゃ問答無用で襲ってきたらしいけどよ、友好的な柱の男がいたなんてねぇ』

『違うぞジョセフ、彼は友好的なのではない。…ライオンがネズミを気に掛けることがないように、格下の人間のことなど手を出してこない限り興味がないのだろう。波紋使いがいたから不思議に思って聞いてきたのだろうさ』

『戦わずにやり過ごすことが出来たのは僥倖だった…もし戦っていれば死んでいたかもしれん』

『早くこの件をツェペリやジョナサンに伝えなければ。まずはこの基地から移動しなければな』

『それならよ。トラックがあったからそれに乗って港まで移動しようぜ。俺が運転するから爺さん達は後ろに乗れよ』

 

赤石について言及はなかったですね。どうもジョナサンだけでなくツェペリも生きていたようです。もしかしたら孫のシーザーのことかもしれませんが。

とりあえずジョセフ達のトラックを尾行しつつヨーロッパに向かいましょう。…何か原作と状況が違っていて気になりますが、先にカーズ達を起こしに行きましょう。ジョセフ達は船で移動するでしょうが泳いで追尾すればいいので大丈夫です。ヨーロッパに着いたら別れましょうかね。

 

 

 

 

 

今回はここまでです。

ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

オマケ

<トンペティ師の予言>

トンペティ師「おお…見える。お前の晩年に恐ろしい困難が待ち受けている。心せよ」

ツェペリ「ストレイツォやダイアーにも同じことを言っておりますが…一体何が?」

トンペティ師「吸血鬼などとは比べ物にならん遥かに恐ろしい敵が来る…気を付けるのだぞ」

 

 

 

<この世界のツェペリ家の様子>

ツェペリ「バッカモン!マリオ!!お前は家におらんかッ!!」

マリオ「しかし…」

ツェペリ「孫達に寂しい思いをさせる気かッ!!」

 

→ツェペリ存命のためマリオは家に残ることに。そのためシーザーは不良にならず。波紋の才能を見出されたシーザーはツェペリの元で修行中。

 

 

 

<赤石について>

ジョセフ「柱の男が襲ってくるかもしれないんだぜ?俺も赤石が欲しい」

ダイアーさん「馬鹿を言うな、素質があるとはいえ半人前のお前にはまだ早い」

ストレイツォ「もう後10年も修行したら1人前になれるだろう。そしたらジョナサンから譲り受ければいい」

ダイアーさん「ツェペリやジョナサンがいるのだ。焦る必要はない…シーザーと共に修行に励むのだな」

ジョセフ「それまで待てねーよッ!?…スピードワゴンの爺さんなら」

スピードワゴン「赤石は希少だからのう…今の儂でも簡単に手に入れられるものではないぞ?」

ジョセフ「そっかぁ…(ドサクサに紛れて手に入れた赤石モドキの事は黙っとこ)」

 

→スーパーエイジャではなくても赤石は大変希少です。波紋戦士達は先祖代々受け継いできました。

 ジョセフはちゃっかりしてるので基地で人工赤石を手に入れてます。

 

 

 

<車の様子>

ストレイツォ「…気付いてるか?」

ダイアーさん「ああ、追ってきているな」

 

→尾行は2人には気づかれていました。警戒していましたが途中でいなくなったので困惑する模様。




エルヴィス「なんか薬を作る気にならんな…カーズ達を手伝うか」
※長年の悲願を達成したためか燃え尽き症候群になっています。このまま薬作りをして成果は上がらないでしょう。

※スーパーエイジャは波紋使い達が持っています。



とりあえず書いてみました。もしかしたら続くかもしれません。
次回の投稿は不定期となりますのでしばらくお待ちください。失踪したらお許しを。
感想くれると嬉しいです。

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