Lock Picker SideOPEN 作:JoーJack
鉛筆二次が書けそうにないので
クロックファイアをどうぞ
「いらっしゃいませご注文は何になさいますか?」
「超濃バニラください」
「超濃バニラですね!かしこまりました
少々お待ちくださいっ!」
こんにちは私の名前はロックピッカー!
今はアイス屋で働いていますっ!
店長さんのおかげで衣食住も安定できたし、栗きんとん味のアイスも食べられるから至れり尽くせりっ!
「お待たせしましたっ!超濃バニラですっ!お買い上げありがとうございましたぁ!」
この仕事にも慣れてきたし良い感じねっ!
仕事も用事も終わったし今日はもう休もうかなぁ
「全部終わった後でお布団に入るの本当に最高ねっ!」
店長のおかげで色々なんとかなったけれど本当何者なんだろう、まぁ良い人なのは明らかだしどうでも良いかっ!
「おやすみなさぁい」
『そこのお嬢ちゃーんお母さんはどうしたのかなぁ?』
これは悪夢だ
「ママならあそこでお友達とお話ししてるよ?」
私がまだ幼く何も知らずただ運命に踊らされるだけのどこにでもいるような
「そっかそっか、綺麗なママだねぇ。アイス美味しい?何味?」
「栗きんとん味!」
「渋いなおい……ごほんっ。じゃなくて、そんな可愛らしい君にこれをプレゼントしよう」
そんなどこにでもあるような絶望的な悪夢だ
「熊さん?」
少女のお腹にペタリと可愛らしい熊のぬいぐるみが貼り付けられる。
少女が引っ張ってもぬいぐるみはまったく離れる様子のかけらも存在していない。
「熊さんは君のことが気に入ったんだって、大切にしてあげてね?」
「……?うんっ」
「じゃあ私はちょっと君のママとお話ししなきゃいけないからさ、引き続きアイスを食べててねぇ」
そうして
しかして
まだ
「あのお嬢ちゃんのママンだよね?」
「え? えぇ……」
「唐突で悪いんだけど……ほら、あの子のお腹に熊の人形がくっついてるの分かる?これと同じものなんだけどぉ……」
そして
てん、てんと間抜けな音を立てながら跳ね転がっていった
「端的に言おっかママン、ちょーっと私の為に働いてくれないかなぁ?」
横転する車、人間を舐めとる灼熱の炎。爆炎によって抉られたアスファルトは砕け散りその欠片は通行人に襲いかかる。その威力はどう見ても
瞬く間に平穏が恐慌へと塗り替えられ、人々の悲鳴がいくつも響く中、
「報酬はあの子の身の安全、そう難しい事じゃないんだもの……断
ヒーローは来なかった。
「あの子のためならっ………」
自身の大切なものを守る為、少女の母は命令に従う。
そして命令されるがままにヒーローにしがみつき、
その身を爆弾によって吹き飛ばされた。
既に娘がこの世に居ないとも知らずに。
そして爆風により飛ばされたヒーローは
ビルの上に二つの影があった
「随分と登ってくるのが遅かったねぇ、お医者さまは階段は苦手だったかしら?」
相手を煽るかのように話す
「不思議なことに……エレベーターが爆破されて使えなかったんでな……!だが、追い詰めたぜ?」
それに対して疲労が見えはするものの毅然と振る舞うヒーロー。
「追い詰めた?ノンノン!貴方は私に招待されたのよ!」
どこからどう見ても満身創痍の姿に見える
しかしまるで自分の勝利を確信しているかのような言動で、
「さてさて、いよいよクロックファイアちゃん監督による
まるで踊るように歌うように、ビルの縁をクルクルと周り、上を真横を真下を正面を、あたかも単なる漫画のキャラクターが
「大詰めのクライマックスに移行するため、ワタクシめはこれにて一度退場とさせていただきます。それでは一分ほど後に……あらやだ強引?」
「追いかけっこはお終いだ……!!」
ヒーローはその身の一撃で勝負を決めようと攻撃を叩き込もうとする。
「ざーんねーんでーしたぁー貴方の拳じゃ死にませーん!」
しかし、
「マジかよ……っ!?」
地面に叩きつけられた猫の人形が
そして
ショーが始まる前の劇団員のように。
「さぁさ遠からんものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ。クロックファイアさんによるスペシャルパレードの始まり始まり……ってね」
「貯金はパーッ!と使ってナンボってね、んふふ……さ、派手にやろうか!!」
大通りのど真ん中、乗り捨てられたタクシーの上で
「ようやく、逃げるのをやめたのか?」
「私はちゃんと予告したでしょう?ここがクライマックス、派手に騒ぎましょうか!」
そして
「さぁ、ドミノしようぜ!!」
「マッ……ジかよオイ……!」
駆ける足を思わず止めて、ヒーローは呆然とする。
それが決定打になるとも知らず。
「さぁ、不平等な戦いを始めようか!」
「どうせ
自身の切り札を切る
どこからともなく巨大な爆弾を出現させたのだ。
「その技に関しては知ってるぜ、こいつは「頭上」が安全地帯だってなぁ!」
「ハッ!決着を焦ったな!」
だが、
返答は笑みだった。
ヒーローはまだ来ない
天音永遠様誕生日おめでとうございます!
と言うわけでの記念作品です。
(クロックファイアですが)
読んでいただきありがとうございました!
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