フレイザードを倒しパプニカ復興支援を進めるダイ達に魔の手が忍び寄ろうとしていた・・・!
ハドラーの影武者であるガルヴァスはダイ達の戦力を削り自分たちの戦力を上げる為、ヒュンケルの引き抜きを計画しているのであった・・・・!
「奴さえ引き抜ければ魔軍司令の座は俺のもの・・!」
一方そのころマァムは一人でベンガーナのデパートで買い物をしているのであった・・・。
「街の方に変な雲が・・・!」
マァムが外に目をやると一気に晴れ間が不気味な雲に覆われていった・・!これは自然現象とは思えない・・・!
すると辺りが暗くなり物音が壊れる音と人々の悲鳴が聞こえた・・・!!
マァムが悲鳴の聞こえた方向にいってみるとそこには・・・!壊れた店内や倒れた人々が転がっていて視線を部屋の中心にやるとそこには展示台の上に緑の髪をした女魔族が立っていた・・・!
「あなたがガルヴァス様の言っていたダイの仲間ね・・!」
女魔族はそう言うと手にしたいばらの鞭をマァムめがけて振りかざした・・・!マァムがとっさにかわすと背後にあった石柱が砕かれた!マァムはハンマー・スピアを置いてきてしまった為近くに武器になる様なものを探した・・・!
マァムは近くに落ちていたナイフを拾って女魔族に投げつけた・!しかしナイフは鞭にはじかれその鞭は店の店主に向かって襲い掛かった・!!
「あぶない!!」
店主をかばったマァムは鞭の直撃を受けその場で倒れこんだ・・・
倒れたマァムに近づいた女魔族はマァムを抱きかかえておびえる店主に言った・・・
「これ気に入ったから頂くわ。お代はいいかしら?」
女魔族は店に飾ってあったアブナイ水着を手に持ち店主を見つめた・・・
「け、結構です・・!!」
女魔族は満足そうな表情でマァムと共にその場から消え、再び辺りは明るさを取り戻した・・・
その頃ヒュンケルは人気のない山奥で剣の修行をしていた・・
「何者・・!?」
ヒュンケルが殺気を感じるとそこに使い魔が現れ、使い魔の目が光ると近くの岩に人影が照射されそれが語り始めた・・・!
「私は豪魔軍師ガルヴァス!マァムは預かった・・!助けたくばベルナの森へ来い・・・!ただし1人で来なければマァムの命はない・・・」
人影が消えそして使い魔はその場を去った・・!
「マァム・・!!」
その頃ガルヴァスのアジトでは・・・
「よくやったメネロ・・・!」
メネロと呼ばれた女魔族はマァムを抱きかかえアジトに帰還した
「作戦通りですわ。でもこんな小娘の為にヒュンケルはやって来るのでしょうか・・?」
「案ずるなメネロよ・・・。奴はもう来ておる・・・!」
メネロが視線をやるとそこには銀髪の剣士が立っていた・・・!
「ちょっと早すぎない!?まだ髪のセットが・!!?」
慌てるメネロを尻目にガルヴァスはヒュンケルに語りだした・・・
「約束通り一人で来たようだな・!ヒュンケルよ、我々の仲間にならぬか?」
「そうよ、小娘より私の方がいいでしょう・・・?」
メネロも重ねるようにヒュンケルに語った。どうやらヒュンケルに興味があるらしい・・・
「断る!マァムを返せ!!」
ヒュンケルがそう言うとメネロの表情がみるみるこわばり髪が逆立ち赤い仮面で顔が覆われたような素顔をむき出しにした・・!
「そんなに小娘がいいのかしら?妬けるわね!!」
「アムド!!」
応戦するようにヒュンケルも鎧の魔剣を開放して戦闘態勢に入った!!
メネロとヒュンケルの強さは互角の様で鞭と剣のせめぎあいで中々勝負がつかない・・・!
「ブラッディースクライド!」
ヒュンケルがたまらず技を放つがメネロにかわされ隙ができてしまった!
「何処を狙ってるの?スキあり!!」
メネロの鞭がヒュンケルの手元に当たり剣が遠くに弾かれた・・・!
「とどめよ!・・・え?・・・ギャアアアッ!!」
しかし先ほどのブラッディースクライドによって砕かれた柱がメネロの頭上に落下し彼女は動かなくなった・・・!
ヒュンケルは剣を拾い上げるとガルヴァスに向かって言った・・・!
「次はお前だ・・・!」
「暗黒衝撃波!!」
ガルヴァスはヒュンケルめがけて衝撃波を放つがことごとくかわされ接近を許してしまう!
「は、早い!!」
一気に間合いを詰めたヒュンケルは剣を逆手に持ちかえた・・・!
「アバンストラッシュ!!」
「ウギャアアアアアア!!!」
ヒュンケルの放った一撃でガルヴァスは倒れこんだ・・・
「ふう!」
「そこまでよ!ヒュンケル!!」
ヒュンケルが一息つく暇もなくメネロはヨロヨロと立ち上がりマァムの首にいばらの鞭を巻き付けて言った・・・!
「動くと小娘の命はないわ!!」
「く、卑怯な・・・!!」
「形勢逆転だわ。ホホホホ・・!」
メネロが高笑いをしていた次の瞬間!メネロの体が宙に浮き反転したと同時に地面に叩きつけられた・・・!!メネロは泡を吹き動かなくなった・・・・・
「マァム!!」
「ここは!?確かデパートで女魔族に襲われて・・・」
「マァム気が付いたか!?早くここから出よう」
ヒュンケルはマァムの手を取りアジトの外へと向かった・・・!
「あの2人の魔物は?」
「放っておけ、それよりさっきの一本背負いは見事だった。武闘家の素質があるかもな」
しかしマァムは無意識で放った技らしくキョトンとした表情だった・・・
原作の様で原作でない。マァムが武闘家になったキッカケ。ガルヴァス弱すぎww