話を進める為、今回は話の内容が薄いです。高評価と感想をお願いします
〜次の日の朝〜
「うん。間違いない!!これは
ヘスティアがそう言った。
「
「読むだけで、資質に応じた魔法が発現する本。つまり魔導書さ。と言うかこれ何処から手に入れたんだい?」
「酒場で借りた」
「ハァァァーーー!?」
ヘスティアは呆れていた。
「あのねぇベル君。これは一度読んだら、二度と使えない品物なんだよ。しかも値段もウン千万ヴァリスするんだ」
「・・・しかし読んでしまったからな・・・持ち主がいたらケジメは取るつもりだ」
「どうやって?」
「その魔導書の買った値段の倍の金を払う。それで許して貰えなければ・・・最悪エンコ詰めるしか無いな」
「ベル君の言っている意味は分からないが、嫌な予感しかしないからそれは却下だ!!」
結局魔導書の件はうやむやにする事にした。そしてベルはダンジョンの入り口までリリを待っていると、
「見つけたぞ!!クソガキ!!」
「・・・誰だ?」
「・・・まさか忘れたとは言わねえよなぁ!!」
「・・・あの時の奴か」
ベルは思い出した。ベルに攻撃して来た男であった。
「お前はあの小娘と連んでいるのか?」
「・・・そうだが」
「となると何も知らないって訳じゃねえよなぁ?」
「?」
ベルはリリに特に何もされてい無いので不思議に思っていた。
「惚けんな、お前俺に協力しろ。一緒にあいつを嵌めるぞ」
「は?」
「オイオイ。そんな顔すんなって、お前もあいつの溜め込んだ金を狙ってんだろ。協力して役立たずの荷物持ちから、たんまり巻き上げようぜ!!」
そう言ってベルの肩を掴んだが、
「ガアッッッ!?」
「気安く触るな」
ベルは男の手首を強く握りしめていた。
「失せろ」
「な、何だと!?」
「・・・この前ので懲りてねぇのか?」
「ッ!!・・・チッ!!」
男は消えて行った。そしてリリと会って今日は10階層に行く事となった。
〜10階層〜
「霧が出ているな」
「10階層からはダンジョンギミックがありますからね」
そう言って歩いていると霧の中に赤色の目が見えた。
「ベル様!!」
「分かってる」
『ブモォォォォ!!』
緑色の大きなモンスター、オークが現れた。オークは木を抜いて棍棒にした。
「ベル様!!ラウンドホームと呼ばれるモンスターが使う天然の武器庫です」
「・・・成程、武器持ちか」
『ブォォォォォ!!!』
オークは棍棒で攻撃したがベルはそれを避け、オークの胴体を斬り、飛び上がって、頭を斬ってオークを倒した。
「ベル様!!次来ます!!オークの群れです!!」
「ドリャァァァ!!!」
『『『ブォォォォォ!?』』』
ベルは刀を戻してオークの使っていた棍棒を持ってオークの群れを薙ぎ払いながら倒して行った。
「リリ無事か?・・・リリ?リリ!!」
ベルはリリに声を掛けたが、返事が返って来なかった。
「何処に行った!?」
その時だった。何かがベルの近くに何かが投げられた。
「これは血肉?モンスターを誘き寄せるアイテムか?」
「ベル様」
「リリ!?」
気付くとリリは9階層に続く階段の近くにいた。
「ごめんなさいベル様。さよならです」
そう言ってリリは階段を登った。そしてベルの周りにオークの群れが現れた。
「待てリリ!!チッ!!邪魔だお前らぁ!!」
『『『『『ブォォォォォ!?』』』』』』
ベルは棍棒でオークの群れを倒して行った。