ベルが如く   作:サンバガラス

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今回は内容がかなり薄いです。


第二十一話 『猛者』と龍

 

ベルの目の前にオッタルが現れた。

 

「な、何でこんな所に『猛者』オッタルが!?」

 

リリがそう言った。

 

「・・・こいつがオラリオ最強の冒険者、オッタル・・・」

 

ベルはオッタルを見た。

 

      フレイヤファミリア団長

      猛者(おうじゃ)』 オッタル

 

そしてベルはオッタルに話しかけた。

 

「その最強のお前が何で俺にミノタウロスを仕掛けた?」

 

「・・・お前があの方に相応しいかどうか確かめる為だ」

 

オッタルはそう答えた。

 

「あの方?誰の事を言っている?」

 

「・・・貴様が知る必要は無い。全てはあの方を満足させる為だ。だから貴様にミノタウロスを仕掛けた。冒険しない者に殻を破る事など出来はしない。だが、俺の鍛えたミノタウロスはお前にやられたがな、ベル・クラネル」

 

「・・・じゃあこの前の襲撃もお前達のファミリアか?」

 

「・・・そうだ。あの時はお前の魔法を知る為仕掛けたが、無駄に終わった」

 

オッタルの発言にベルはある事を思い出し、理解した。

 

「・・・・成程。つまりあの魔導書もお前達が用意した物か。まんまとお前達のファミリアの絵図の様になったという訳か」

 

「・・・全てはあの方の仰せのままに」

 

オッタルはそう答えて、剣を抜いた。

 

「手合わせ願おうか」

 

「・・・生憎だが、俺はアンタとやり合う理由がない」

 

「理由ならある。敵対する派閥とダンジョンで合まみえた・・・・殺し合う理由には足らんか?」

 

「それはアンタの主神の命令か?」

 

ベルはそう言った。

 

「・・・半分そうだ。あの方はお前の闘う姿を所望している。そして今の貴様がどれぐらいの力があるか知る為。あの方の寵愛に応えろ」

 

その言葉にベルは

 

「・・・・フッ」

 

少し笑った。

 

「・・・何が可笑しい」

 

「いや、馬鹿にする様な笑いじゃあない。俺の親友だった男に少し似ていると思ってな」

 

「・・・」

 

「闘うことこそが、生きている事の証・・・・そういう男には俺も全身全霊を掛けて答えるぜ!!!」

 

そう言って、ベルは服を掴んで目にも止まらぬ速さで脱いで、上半身裸になった。

 

「・・・中々に鍛え上げられた身体だな(なぜ脱いだ?そして後ろにいるロキファミリアは何故驚いている表情になっている?)」

 

オッタルはそう思っていた。それはオッタルはベルの正面を見ているからである。そうロキファミリアとリリはベルの背中が見えている。背中に宿っている応龍の刺青が。

 

「あれって?(何で・・・)」

 

(ドラゴン)の刺青!?(どうして・・・)」

 

ティオネとティオナは驚き、

 

「何だあの(ドラゴン)は!?(何故・・・)」

 

「確かあれは東の方で見られる龍か?(しかし・・・)」

 

フィンとリヴェリアはそう言って、

 

「な、何だあの刺青!?(だが・・・)」

 

ベートはベルの応龍の刺青に驚き、

 

「べ、ベル様の鍛え上げられたら生の裸!!(でも・・・)」

 

「ベルの身体凄い・・・(でも・・・)」

 

リリとアイズはベルの上半身を見ていた。そして全員が思っていた事があった。

 

(((((((何で服を脱いだんだ?)))))))

 

そしてベルは構えた。

 

「生憎だが、俺は簡単には死なねえぞ」

 

ベルがそう言うとオッタルは

 

「そうか。そう言ったからには簡単に死ぬなよ。あの方を失望させるな」

 

ベルを挑発した。

 

「そう言う事を言うのは俺を倒してから言え」

 

「・・・それもそうだな」

 

そう言って、オッタルは剣を近くに刺して素手でベルと闘う事を決めた。

 

「行くぞ!!!オッタル!!!!」

 

「来い。ベル・クラネルゥゥゥ!!!!!!」

 

オッタルとベルは走り出し、お互いの頬を殴った。

 

      フレイヤファミリア団長

      猛者(おうじゃ)』 オッタル

 

『猛者』は転生した伝説に闘いを挑んだ。

 

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