ベルが如く   作:サンバガラス

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赤文字では効果音を思い浮かべてみてください。そしてベル(桐生さん)のステイタスをめちゃくちゃにしてみました。高評価と感想をお願いします。それではどうぞ。


第二話 ステイタス

 

冒険者をボコボコにしたベルは声を掛けた。

 

「さっきから俺を見ている奴。出て来い」

 

するとベルの近くの角から1人の少女が現れた。

 

「き、気付いていたのかい?」

 

「ああ。わかりやすいぐらいな」

 

そう言ってベルは振り向いた。

 

「で、アンタは何者だ?」

 

ベルは少女に質問した。

 

「ぼ、僕はヘスティアだ。こんな見た目だけど神様さ」

 

ヘスティアファミリア主神 ヘスティア

 

「そのヘスティア様が俺に何の様だ?」

 

「いや、君が色んなファミリアに断られていて、僕が勧誘しようとしたんだ」

 

ヘスティアは素直に答えた。

 

「で僕が君に声を掛けようとしたら、さっきの冒険者が君にカツアゲしようとして逆にコテンパンにやられたのを見ていたのさ」

 

「・・・成程な。でそんな俺をアンタは勧誘するのか?」

 

ベルがそう答えるとヘスティアはこう返した。

 

「僕は君を一目見た時から、君が良いと思ったんだ」

 

そう言って手を差し出した。

 

「どうか僕のファミリアに入ってくれないかな?」

 

それに対してベルは差し出した手を握った。

 

「喜んで入らせてもらう」

 

「それは良かった。それじゃあ改めて自己紹介だ!!僕はヘスティア。君のファミリアの主神だ!!」

 

「俺はベル・・・・ベル・クラネルだ。よろしく頼む神様」

 

こうしてベルはヘスティアの眷属になった。その後ベルはヘスティアに案内されてヘスティアの本拠地(ホーム)に着いた。

 

「さあ今日からここがベル君のお家さ!!」

 

「・・・なあ、神様。ボロ家の間違えじゃ無いのか?」

 

「失礼だなベル君!?」

 

ヘスティアの本拠地はボロボロの教会だった。だが、教会の中に隠し扉があり、ヘスティアはその地下に住んでいた。

 

「さあ、ベル君。君に恩恵を刻むから服を脱いでくれ」

 

「分かった」

 

ベルは上着を脱いで上半身裸になった。ヘスティアはベルのバキバキに鍛え上げられた裸を見て興奮していた。

 

「べ、ベル君凄いな!!顔はこんなに可愛いのに身体がムキムキって凄いギャップだな!!」

 

「いいから早くやってくれ」  

 

「もう。・・・分かったよ。それじゃあ君に恩恵を刻むからね」

 

ヘスティアはベルに恩恵を刻んだその時だった。

 

「ゔっぐっ!?」

 

ベルに頭痛が走った。そして何か自分の知らない記憶が浮かんで来た。それは自分が宮本武蔵であった記憶(龍が如く見参!)ゾンビと戦った記憶(龍が如くOF THE END)

坂本龍馬、斎藤一としての記憶(龍が如く維新!)。そして恩恵を刻んだヘスティアも驚いていた。

 

「な、何じゃこりゃァァァ!?」

 

本来恩恵を刻むとそのファミリアのシンボルマークが出るはずなのだが、ベルの背中にはヘスティアの炎のマークではなく、桐生の背中の刺青である応龍が浮かび上がっていた。

 

「え、何これ!?と、取り敢えずステイタスを確認しなきゃって・・・」

 

ヘスティアはベルのステイタスを見た

 

ベル・クラネル

 

Level:(エックス)

 

力:EX ¥58々^7>

耐久:EX %2*7」:8

器用:EX °36^〒×○

俊敏:EX #2¥$×^〆

魔力:I 0

極道:EX

心:レベル1

技:レベル1

体:レベル1

 

《魔法》

【 】

《スキル》

 

【応龍の加護】

・闘えば闘うほど、ステイタス向上。

・ヒートが早く溜まる。

・自分以上の大きさを持つ相手でも掴んだり、投げ飛ばす事が可能。

・前世での覚えている極み技全て可能。

・特殊な異常状態は無効。

・このスキルは一生消えない。

 

【平行世界の自分の力】

・見参!、OF THE END、維新!の極み技を使う事が可能。

 

【万屋】

・ヴァリスを使ってアイテム、素材、装備品、武器の購入が可能。

※ただし、生産・強化は出来ません。

 

【不死の力】

・再生能力超向上。

※ただしある一定の攻撃(ムービー攻撃)は無効。

 

【スキルポイント】

・モンスター、敵等倒す又はトレーニング、食事、その他でスキルポイントを獲得。

※このスキルポイントで心、技、体のレベルを上げる事が出来ます。

 

【天啓】

・新たなる極み技を覚える事が可能。

 

「・・・・・・・・」

 

ヘスティアは絶句していた。何から何までベルのステイタスがおかしかったのだ。アビリティがバグっていた。そしてレアスキルの塊であった。その数秒後ヘスティアの叫びがこだました。

 

 

 


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