遅くなりました。高評価と感想をお願いします。
あれから半月後、ベルはいつものようにダンジョンに向かっていたが、
「おーーい。ベルさん!!」
「ん?どうしたんだナヤさん?」
ベルの顔馴染みである。クレープ屋の店主であるナヤさんがベルに声を掛けて来た。
「いや、ちょっと頼みがあって」
「頼み?何だ」
「ポーションを買って来てくれないかな?」
ベルはお使いを頼まれた。
「どうしてだ?」
「いやー仕事で怪我をしてね。自分で買いに行きたんだけど、忙しくてね。頼む!!」
「分かった。何処で買えば良いんだ?」
「ディアンケヒトファミリアの所で買って来てくれ。1番安いので良いから」
ベルは早速ディアンケヒトファミリアに向かった。
「此処か」
ベルが店の中に入るとカウンターで店員と冒険者が言い争っていた。
「ですから、この状態のパープル・モスの翅では買取価格は5万ヴァリスもありません。お引き取りを」
「おいおい、冗談はよせよ。俺様が命懸けで取って来た翅だぜ、5万ヴァリスで買い取れよ」
「・・・先程から申している通り、5万ヴァリスでの買い取りは無理なのでお引き取りを」
「ふざけてんじゃねぇぞ!!さっさと買い取れって言ってるのが分からねぇのか!!」
「おいやめろ」
ベルが止めに入った。
「あん?何だテメェは?」
「ただの客だ。さっさとそこを退け」
「うるせぇ!!もう少し待ってろ!!」
「それにそのパープル・モスの翅だったか?そんなボロボロの状態を五万とか、買い取ってくれないだろ」
そう冒険者が持って来たパープル・モスの翅は虫食いの様な状態でボロボロのだった。
「おいテメェもいちゃもんつけるのか!!テメェから痛い目を見せてやる!!」
タチの悪い冒険者
冒険者がベルに殴りかかって来たが、それを軽く避け、胸ぐらを掴み投げ倒し、そして顔面を殴った。
「オリャァ!!!」
『追い討ちの極み・表』
「グッボォォ!?」
冒険者はベルにやられた。
「つ、強えぇ!?」
「・・・さっさとそこを退け」
「ヒィィィ!!す、すみませんでしたぁぁ!!」
冒険者は店から出て行った。そしてベルはカウンターにあった100ヴァリスのポーションを取って店員に渡した。
「すまん。迷惑を掛けた」
「いえ、こちらこそありがとうございます。申し遅れました。私はアミッド・テアサナーレです」
ディアンケヒトファミリア
「俺はベル・クラネルだ。よろしく,後これを頼む」
「はい。お買い上げありがとうございます」
ベルはアミッドと顔馴染みになった。それからベルはナヤさんにポーションを渡してからダンジョンに行った。そろそろ自分がどこまで行けるのか試したくなったベルは、エイナの言いつけを破り、5階層まで行った。
〜ダンジョン 5階層〜
「・・・あまり変わりは無いな」
ベルがそう思っていると、大きな足音が聞こえた。ベルが足音のする方を向くとそこから11階層以降から出て来るミノタウロスがやって来たのだ。
「あれは、ミノタウロスか?何でこんな所に?」
「ブモォォォ!!!!」
ミノタウロスはベルを見ると攻撃して来た。
ミノタウロス
だが、ミノタウロスの大ぶりの攻撃だったので、ベルは早々に避け、反撃に出た。
「行くぞぉぉ!!!」
ベルはラッシュコンボを決めて、ミノタウロスの顎にアッパーカットを決めた。
「ブモォッ!?」
「ドリャァァァ!!」
更にアッパーカットで持ち上がったミノタウロスの足を掴んでジャイアントスイングを決め、投げ飛ばした。そしてミノタウロスの顔面を殴り、そこから角を掴み上げて蹴りを喰らわせた。
『追い討ちの極み・表』
「ブモォォォ!!!?」
ミノタウロスが怯んでいるうちにベルは吉行を取り出し、ミノタウロスの体に縦斬り、横斬り、右斜め斬り、左斜め斬り、斬り上げなどの斬撃を喰らわせて、最後に全体重を込めた渾身斬りでミノタウロスとどめを刺した。
「ゼリィヤァァ!!!!」
『武剣技 微塵切りの極み』
「ブモォォォォォォォ!!!!」
ミノタウロスは大量の血を出しながら、魔石と角を落として死んだ。
「・・・・倒せたけど、返り血で・・・」
ベルはミノタウロスの返り血を浴びてある程度真っ赤になっていた。
「・・・・帰るか」
ベルは5階層から出て行った。だがベルは知らない、1人の少女がさっきの戦いを見ていたのを。