終末狂想曲   作:ももたろも

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僕は趣味でレゴのジオラマなどを作っていて去年の9月ごろに「ゾンビが街を襲っている」というコンセプトで一つジオラマを作りまして、せっかくジオラマ作るなら設定もつけた方がいいかなと思い、設定を考えてるうちにこれをもとに小説として書いてみたいなと思い、この小説を書きました。
まぁ気楽に読んでくださればと思います。


プロローグ 7月2日・午前

2023年6月15日、ノルウェーから世界へとあるニュースが届いた

「永久凍土からほぼ完璧な保存状態のホラアナグマ発見!」

温暖化の影響かなんかで永久凍土が溶け出し、数万年前にいたデカいクマの死骸が見つかったのだとか。

これだけならよく見つかる話らしいがより重要なのはその保存状態だった。

体のあちこちは腐ったり壊死して外から見ると死んでるようにしか見えないがなんと脳がまだ活動していたのだ。

このホラアナグマを蘇生させられれば21世紀最大の科学の進歩になるだろうと研究者たちは報じており、世界中の人々がそれを心待ちにしていた。

しかし、そのうち民衆は東ヨーロッパでの戦争や不景気に気を取られ、忘れ去っていった。

 

プロローグ

 

2023年7月2日

 

スマホの目覚ましに起こされハルペリンは目を覚ました。

いつものように洗面所に向かい、顔と歯を磨く。

今日が休日だということを除けば全くもっていつもと変わらない日だ。

これといった予定がないため、別に8時過ぎまで寝ても構わないのだが生活リズムを崩すことは好きではなかった。

「そういえば今日はバーバラに新しい靴買ってやるんだったな…」

そうボソッと呟くと俺はリビングまで移動してなんとなくテレビをつけた。ニュースがやってる。

「昨夜、ニールバーグの市民公園で40代の男性が周囲にいた人物4名に暴行を加える事件が発生しました。通報を受け駆けつけた警察官2名にも腕に噛み付くなどの暴行を加え、男性は暴行と公務執行妨害で現行犯逮捕されました。」

この不景気ともなると他人に当たりたくなる奴も出てくるんだな。

そう思いながらしばらくニュースを見たあと、朝食作りに取り掛かり始めた。

妻のセリーナは仕事の都合で日本に出張しているのでここ数日の家事は自分で全て行ってる。

しばらく目玉焼きやトーストを焼いていると娘のバーバラが起きてリビングに来た。

「パパおはよう…」

「うん、おはよう!」

朝起きる時はしっかりと挨拶しようと心がけている。(これといって意味はないが)

「もうすぐ食事の支度できるから顔洗ったらしろよ」

「うん…」

何とも眠たげな返しをして、娘は洗面所に行った。

今日は午前中はあいつに勉強させて11ごろからショッピングマートに行くか。

そんなことを考えているうちに料理は完成した。

こうして2人で食事を食べたあと、娘に社会の勉強をさせ、11時過ぎごろに一緒に車に乗って街の中心の方まで向かっていった。この日は本当に何気ない平和な1日だと思ってた。

 

空には3機の軍用ヘリが飛んでいた。

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