東北新幹線「やまびこ」特急「はつかり」津軽・陸中殺人街道   作:新庄雄太郎

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そして、カナヲの過去が明らかに


第4章 カナヲの過去

次の日、事件の捜査をしていた特捜班は、捜索願の要請が入った。

 

「おい、1人の女子高生の捜索願だ、直ちに捜索してくれ。」

 

「はい。」

 

「その捜索願の女子高生って言うのは。」

 

「この女性だ。」

 

「誰です、この女。」

 

と、桜井は言う。

 

「名前は、栗花落カナヲだ。」

 

「2年前に行方不明になっていた事が分かった。」

 

「わかりました。」

 

「彼女は、母を探していたのでしょうか。」

 

「きっと、そうだ。」

 

「それは、考えられるな。」

 

早速、南と高山は羽丘女子学園へ向かった。

 

「あのー、君たちこの女を知っているかな。」

 

「あっ、この子、家のクラスだよ。」

 

「それ本当か。」

 

「うん。」

 

そして、職員室に向かった。

 

「どうも、私が担任の潮田 渚です。」

 

「鉄道公安隊特捜班の南です。」

 

「同じく高山です。」

 

「あのー、お話と言うのは。」

 

「実は栗花落カナヲについて何ですが。」

 

「はい、実はカナヲは父親から虐待にあって、児童施設に入所したんです。」

 

「えっ、カナヲが虐待に会っていた。」

 

「はい、父親から殴る蹴るやわいせつを受けていたんです。」

 

「ほう、実はですね警視庁から母親から捜索願が出ていたんです。」

 

「えっ、栗花落さんの親が見つかったって本当なんですか。」

 

「はい。」

 

「そうなんですか、じゃあすぐに施設に連絡しておきます。」

 

瀬田教諭は、カナヲの親が見つかったと施設に連絡した。

 

「これで、捜索願は解決ですね。」

 

「いや、後は白骨死体があるよ。」

 

「あっ、そうか。」

 

南はリリィとあこと六花にあった。

 

「君たちが白骨死体の発見したんだね。」

 

「ええ、遺跡を掘っていたら骨を見つけたのよ。」

 

「なるほど、すると君たちは掘っていた時に骨を発見したんだな。」

 

「ええ、初めは縄文人かなと思っていたら、まさか人の骨とは思わなかったよ。」

 

「そうなの、リリィちゃん、あこちゃん。」

 

「うん、私たちが遺跡に行った時にね。」

 

「へぇー、大変な自由研究だったわね。」

 

「うん、まさか事件が起きるなんて。」

 

「そりゃそうよね。」

 

と、あこは言った。

 

「それで君たちは、どうやって青森へ行ったんだ。」

 

「東京から盛岡へは「やまびこ」に乗って、盛岡からは「はつかり」に乗って行ったから。」

 

「おう、「やまびこ」と「はつかり」に乗って青森へ行ったのか。」

 

「そうよ、それに八戸線と三陸鉄道にも乗ったことあるんだから。」

 

「へぇー、君は鉄道オタクなんだ。」

 

「そうよ。」

 

と、リリィは南に写真を見せた。

 

「君が乗ったのは東北本線と八戸線と三陸鉄道か。」

 

「うん。」

 

そう言って、南と高山達は特捜班に戻った。

 




事件の犯人は誰なのか。
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