最高の褒め言葉じゃないか!!
というわけで今回も盛りにも盛ったカオスをどうぞ!
今日は日曜日。
休日ということもあって、もう少し寝ようかと思ったが六時に起きる習慣がついてしまっているので自然に目が覚めてしまった。
ゼットンは料理の仕込みで忙しそうで、なにか手伝うことがないか聞いてみたが特にないそうなので暇を持て余した俺は散歩をすることにした。
「いやぁ~日曜の朝って静かでいいよな~」
普段歩き慣れている道も曜日や時間帯が変われば、全く別の道のように感じる。まるで知らない道を探検してるかのように思えて俺の中のパラドの心が踊ってしまう。
車やバイクの騒音は響かず、小鳥のさえずりだけ聞こえる。
いい心地だ。たまに散歩をするのも悪くない。
いつもと違うからこそ、新たな発見がある。そんな風に思いながらふと空を見ると、
「ん?なんだあれ……」
一筋の光が見える。なんだろう……ヘリコプターか飛行機の明かりかと思ったが、軌道がどう見ても違う。
まるで徐々に落ちてきているような気が。まさか……赤き厄災の彗星じゃないだろうな。
え……それって不味くないか?このままでこの町に落ちてくるとしたらやばいって。
どうすればいいんだ!一撃男でも呼べってか!
『もう大丈夫、私が来た』
と頼れるメッセージを書いたホワイトボードを携えたゼットンが来てくれた。
おぉ……流石ゼットン、頼りにしかならねぇ!!
『少し離れていてくれ、あれを撃ち落とす』
まさかゼットン自慢の火球で撃ち落とすのか。
普段ゼットンは、この円谷町や地球に影響が出ないよう火球の威力をセーブしている。
この緊急事態だ、多少危険ではあるが仕方がないのかもしれない。
「ん?」
しかし、ゼットンは火球を打つ構えではなく両手首を腰へと構える。
おい、まさか……その構えは!!
両手の中にエネルギーが徐々に溜まり、やがて大きなエネルギー体へと変わる。
そしてゼットンは、隕石にエネルギー波を撃ち出す。
見事に着弾し、隕石は粉々に打ち砕かれた。
「ちょっとまてぇぇぇぇぇ!!」
あれかめ○め波だよね!?明らかにゼットンファイナルビームじゃないよな。流石にお前何処で覚えてきたんだよ!
いくら町が助かったとはいえ、お前の謎が増えて俺のツッコミが0・0058秒並に早くなっても無理だわ。
『ある人が言った……
よく動き よく学び よく遊び よく食べて よく休む 人生を面白おかしく張り切って過ごせ
そうすれば自然に掴むべき力が身につくと』
そうかそうか……っておい、それ亀○流の教えじゃねぇか。
まさか……ゼットンの強さの秘訣はそこにあるのか?
いや流石にそれは……ないとは言いきれない。
実際この理不尽までの強さを有しているゼットン。今までも多くの怪獣、宇宙人を倒してきたのを目の前で見ている。
だから俺も亀○流の教えを試してみよう。かめ○め波撃ってみたいし!!(本音)
『しかし、どうやらあれは隕石ではないらしい』
隕石じゃないだと!?
まさか……ウルトラ怪獣なのか?もしそうだとしたら……嫌な予感がするぜ。
「その通りなのだ~」
と後ろから声がする。
恐る恐る振り返るとそこに居たのは、一人の幼女。
銀髪のセミロングで、とにかく元気いっぱいな印象を受ける。
どんなウルトラ怪獣なのか全く想像がつかないぜ。
「まあとにもかくにも………地球キタァー!!」
凄まじい声量で地球に着いたことを喜ぶ幼女。
あの声、太陽系超えてM78星雲まで届いたんじゃないか?
両耳を咄嗟に塞がなければ、鼓膜が大変なことになっていたよ。
「君は一体何者なんだ?」
「え?私はタイラントのラントなのだ~」
ファッ!?タイラントだと!?まずいですよ!!(迫真)
[
原作ウルトラマンタロウにて登場した最強怪獣の一角に挙げられている怪獣だ。
歴代のウルトラ戦士達によって倒された宇宙人・怪獣・超獣達の怨念が集まり、誕生する。
その強さは圧倒的であり、ゾフィーを初めとするウルトラマン、セブン、ジャック、エースのウルトラ兄弟五人を倒す程の実力を有しており、まさに暴君という名が相応しいほど。
まさかこんな幼女がタイラントなんて……龍臣なら喜んで保護しそうだな。
しかしだ、この子は原作タイラントのような出で立ちではない。
タイラントは本来各部位が、それぞれの怪獣のモノで構成されており、頭はシーゴラス、腕はバラバ、胴体はベムスターと言った怪獣達の特徴が表れた造形だ。
そもそもの話、この子は本当にタイラントなのか?
もしかしたらバルタあたりがイタズラ目的で送りこんできたかもしれない。
「君がタイラントなら何か証拠になるのものを見せて貰えないかな?」
「いいよ~」
元気いっぱい大きな声で返事を返すラント。
[バラバ・ON]
という機械音共にラントの両腕がバラバのものへと変わる。
何!?もしかして各部位を自由に展開できるというのか!?
すごいロマン溢れているじゃない。
「見てみて凄いでしょう!最高でしょう!」
えっへんと胸を張るラント。
うん、可愛いじゃないか。龍臣なら間違いなく、僕がお兄様になると叫んでる。
かくいう俺の王の見えざる手が我慢できないので、ひとまずラントの頭を撫でることにした。
「にゃ~ん♪」
凄い髪質が良くて滅茶苦茶撫でていたい心地良さがある。
彼女の猫なで声もあって、小動物に癒される感じだ。
ゼットンも一緒に撫でて、すげぇカオスなことになってるけどこれだけは言える。
可愛いは正義だ。
「えへへ~嬉しいのだ」
なでなでタイムが終わってしまったのは名残惜しいが、何故彼女が地球まで来たのかを聞かなければならない。
原作ではタロウを倒すために地球に来たが、残念ながらこの地球にはいない。
ここ最近の出来事を考えてみると、ゼットンを倒すための刺客と思ってしまう。
「あっそうなのだ
私ゼットンを倒しに来たのだ」
やはりか。しかし彼女を様子からすると、雇われた感じのように思える。ゴモラさんのようにゼットンを倒して格をあげるなんてことでもなさそう感じだったし。
「えーと……なんて名前だったっけ?
確か……ヤ○ルト……ヤ○ー……思い出せないのだ…」
頭文字にヤがつくものを連想してるから、恐らくあの異次元人じゃないかな。
『もしかして異次元人ヤプールじゃないか?』
とホワイトボードにメッセージを書く。
「あっそれなのだ、そいつに頼まれてゼットンを倒しに来たのだ」
だぁに!?あのヤプールに雇われていたのか。
しかしこんな幼女を刺客に送り込むなんて……ヤプールはロリコンなのか?
まあ今の時代ロリコンにも寛容だから大丈夫でしょう、多分。
「でも……ゼットンは良い人だから戦いたくないのだ……」
なんていい子なんだ。こんなに純粋な子を無理矢理戦わせるだと……ゼットン……あんなやつを野放しにしておく訳にはいかないな!!(CV櫻井孝宏)
「大丈夫……戦う必要なんてないんだ、後のことは任せておいて」
ラントが不安にならないように、少し頭を撫でる。
ヤプール……覚悟をしろよ。誰を敵に回したか思い知らせてやる……ゼットンがな!!
でもなんでヤプールがゼットンを狙っているんだ?
原作でも特に絡みとかはなかったしな。
『ヤプールはかつて私を配下にしようと勧誘をしてきたのだ
当然断ったが、余りにも執拗いのと料理を粗末にしたので返り討ちにしたんだ』
とホワイトボードにヤプールとの因縁を書く。
おいおいおい…ゼットンの料理を粗末にするなんて勿体ないことしやがって!!ヤプールのやつ余計に許せないわ。
[グゥ~]
と誰かの腹の虫が鳴る。
「お腹空いたのだ~」
ラントは空腹の余りにその場でへたり込む。
こんなにお腹を減っている子を放っておくことはできないし、ひとまず我が家に連れていこう。
朝ごはんもまだだしね。
「ご馳走様なのだ~とても美味しかったのだ~」
ゼットンの料理に大満足のラント。
いやぁまじで美味すぎて、大!大!大!大!大!大満足!!
『すまない、少し話があるんだが大丈夫かな』
と俺に聞いてきた。
恐らくラントちゃんの件だろう。
『私は彼女を保護しようと考えている
ヤプールが彼女になにかするかもしれない』
俺も同じ事を考えていたのでゼットンが同じ意見でむしろ助かった。
家はまだまだスペースあるし、ラントを保護しても大丈夫だしね。
『そしてもうひとつ、今日一日出掛けてきてもいいかな
少し
あっ⋯⋯(察し)
まあ…ゼットンも怒り心頭なのは見て取れたしね。無表情ではあるけど、オーラというか雰囲気が明らかにやばかった。
ゴゴゴゴゴってスタンド出してもおかしくなかったからマジで怖かったよ。
「全然構わないよ、寧ろやられたら千倍返ししちゃえ☆」
『ありがとう、万が一に備えて助っ人を呼んでおいた』
流石ゼットン、仕事が早い。
助っ人か誰だろう?
「俺だよ」
「ゴモラさん!?」
なんと助っ人に来たのは先日知り合ったゴモラさんだった。レッドマンとの戦いでついた傷も完治しているようだ。
意外な人物の登場に驚く。AL○OKより頼りになりますよ!!
「ガキを狙う外道がいるって聞いてな
安心しろ、俺がいる限り指一本触れさせねぇ」
あぁ!!やめてぇ!!頼りになりすぎて姐さんって呼びたくなってしまうぅぅぅ!!(本音)
『というわけで、行ってくる』
ゼットンはテレポートをして移動する。
ヤプール、お前の寿命はあと数分だ。(ニチャア)
さて、ラントの対応をしようとしたらソファーで寝息をたてて寝ている。流石に地球まで来て疲れてるだろうし、しょうがないね。
ラントにタオルケットをかけて、俺も一息着く。
「ほらよ」
ゴモラさんが麦茶が入ったコップを差し出す。
キンキンに冷えてやがる!!あっ、ありがてぇ!!(CV藤原竜也)
差し出された麦茶を飲む。マジで美味い、火照った体には丁度いいですよ本当に。
「しかし意外でしたよ、ゴモラさんが護衛を買って出てくれるなんて」
「あぁ……ちょうど暇だったしな、それにゼットンが美味いさば味噌を食わせてくれると言ったからな」
ああなるほど。ゼットンのさば味噌はマジで美味いですからね。
初めて食べた時は、顔の着いた銀河の果ての大彗星が爆発した時ぐらいの衝撃を受けた。
今まで食べてきたさば味噌とは比べ物にならない美味さ。あれを報酬に出されたのなら納得できる。
「それにお前と話すのも悪くないしな」
ん?どういうことだ?
俺と話しても楽しくなんかないのに。
「まあなんつうか……一緒にいて楽しいと思える奴がたまにいるだろう、そんな感じだ」
おっふ。なんというありがたい言葉。
嬉しすぎて、俺の中の種が爆発してしまう!
「くくっ……ちょっといいことしてるよ……」
と言うとゴモラさんは俺を抱き寄せる。
ちょ!ちょっと待ってくださいゴモラさん!!俺はまだ心の準備が!!
「大人しくしてろ、すぐに楽になる」(超絶イケボ)
「(ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!)」
※この後滅茶苦茶膝枕された。そして八時間ぐっすり寝れた。
[ブルー宅]
「お姉さんポジを取られた気がするわ……」
なんという第六感。
ここから遠く離れた主人公が尊死した事を感じたブルー。
狙った獲物は逃がさないのが彼女のポリシーだ。それ故に、多少の暴走を起こすこともしばしば。
「私がお姉様よ!!勝手なことはさせないわ!」
と叫び声がこだまし、アパートの住民が全員起きたと言うのはまた別の話。
[異次元空間]
ここはかのヤプールの本拠地であるのだが、見るも無残な廃墟へと変わり果てていた。
圧倒的なまでの暴力の嵐。配下の超獣や宇宙人達はあちらこちらに倒れており、全員気絶している。
最後に残ったヤプールは言うと、
「た、頼むゼットン俺が悪かった!!何でもするから許してくれ!!」
あのウルトラ兄弟を幾度なく追い詰めてきたヤプールは、見る影もない程情けない土下座姿を晒している。
ゼットンの怒りは先の件で料理を粗末にされたことよりも、水晶のように純粋な輝きを持つラントを自分への腹いせのコマとして利用した事にある。
『ヤプール、お前は最後に倒すと言ったな』
「そ、そうだゼットン、助けて……」
何がなんでも助かりたいヤプールは必死にゼットンに懇願する。
『あれは嘘だ』
ゼットンは慈悲を与えず、1兆度の火球を放つ。
そして直ぐにその場からテレポートとする。
「ウワァァァァァァァ!!」
ヤプールの断末魔と共に異次元空間は消滅した。
ゼットンを怒らせるとどうなるかその身で再び味わうことになるとは夢にも思わなかったであろう。
またどうせ復活するだろうが、その時は何とかしてくれるだろう…………ギロチン王子が。
[円谷町近くの山林]
「あぁ……ここは一体どこなんだよ……」
山の中で一人遭難している特徴的なつなぎを着た一人の青年。
「しかもメダルも全部ないじゃないか……ウルトラやばいぜ……」
彼は一体何者なのか。そして無事に山から降りられるのか。
[to be continued]
はて、最後にでてきた青年は一体何者なんですかね……
人気キャラクター投票はまだまだ開催しているので、良かったら投票お願いします!!
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