皆してゴルシに入れやがって!!初めからやるつもりだったからヨシ!!
では第5話をどうぞ。
地球とは幾多の偶発的な奇跡によって誕生した惑星だ。
幾千、幾万の長い年月によって、自然溢れる生命に満ちていく。
素晴らしい環境であるが故に、この星は多くの異星人に狙われている。
今回はそんな一人の侵略者の話をしよう。
俺は最近商店街に出来たレストラン「ジョリー・ザ・セブン」に、ゼットン共に昼食を食べに来ている。
学校内の口コミでかなりいい店と言う評判を聞いたからだ。
「美味い!」
俺がいま口にしているのはハヤシライス。
店長イチオシという事もあり、頼んでみたがこれは絶品過ぎるほどの美味さ。
イカン、あまりの美味さに一瞬おはだけしそうになったぜ。
『以前よりも美味くなっている』
とホワイトボードにメッセージを書く。
ん?以前よりも?
いったいどういうことだってばよ·····
「これはこれはゼットンさん、お久しぶりです」
と厨房の方から特徴的なサングラスをつけた初老の男性が出てくる。
『諸星さん、お久しぶりです。あの時よりも更に美味しくなりましたね』
なんと店長の諸星さんとゼットンは知り合いだったのだ。
ゼットンくんさぁ·····君の交友関係にあれこれ言うつもりはないけど、広すぎて逆にすごいよ。俺のツッコミがクロックアップしても届かないよ·····
「いやぁ·····あの時に貴方に出会わなければ、今の自分はないですよ」
数年前、このジョリー・ザ・セブンの前身とも呼べる店が経営危機の際に、ゼットンが現れて危機を救ったんだとか。
···············は?
あのさぁ·····君って家政夫だよね?
何平然とコンサルタントやっとんの。しかも滅茶苦茶繁盛させてるんだよ。
あぁ·····だめだわ、もう凄すぎて追いつけないよ。
ゼットン·····お前はすげぇよ·····
「いやぁ、長話になって申し訳ない
コレはサービスの珈琲です」
カップを手に取り、一口啜る。
あらヤダこの珈琲美味しすぎる。程よい苦味がめっちゃ好きぃ。
色々とあったけど、ゼットンのまた知らない一面を知れたのでヨシ!
「ご馳走様でした」
ハヤシライスの味にものすごく満足した俺たちは店を出る。
こんなに美味しい店なら何度でも通いたい、そう思えるほどだ。
新しい店の発掘に心が踊る。ゼットンも知り合いの出している店でとても嬉しいようだし、本当に来てよかった。
「ただいま~」
ゼットンと夕食の買い物を終えて、帰宅する。
靴にファ〇リーズを掛けて、居間へ向かう。
「おや、漸く帰ってきたみたいですね」
そこに居たのは、ゴスロリ服を来た黒髪の少女。
おいおいおい、なんで我が家ってこんなに不法侵入されるかなぁ·····
セ〇ム入ってるんだけどな··········やっぱり霊長類最強のあの方を呼ばないとダメかな·····
この子もウルトラ怪獣だろうけど、一体何者なんだ。
「勝手に家に入った非礼は詫びよう
私の名前は
メ、メフィラス星人だと!?まずいですよ!!(迫真)
[
原作ウルトラマンにおいて、ウルトラマンと渡り合った侵略者の一人。
知能が非常に高く、そのIQは10000以上とされている。
加えてウルトラマンとの直接戦闘になった際は実力の底を見せておらず、メフィラスの停戦協定がなければウルトラマンもどうなっていたか分からない。
知力、戦闘力ともに高く、ウルトラマンでも勝てるか分からないという確かな実力者だ。
そんなメフィラス星人が来たとなれば、流石のゼットンもやばいかもしれない。
「まあ、落ち着いてください
今回ここに来たのは話し合いに来たためです」
話し合いか。
メフィラス星人は基本的に武力行使は余りせず、対話を試みるのは原作でもあったな。あのシーンは殆ど脅迫に近いものではあったが、今はゼットンもいるしそれはしないだろう。
「まあ話さずとも分かる通り、私はこの地球を侵略しにきました
しかし武力を用いた交渉など皆無、平和的にいこうではありませんか」
恐ろしい·····ここまで冷静と淡々と告げるメフィラスのプレッシャーが半端ない。
まずいな·····今回ばかりはゼットンでも·····
「私が地球を侵略する際、邪魔をしないで欲しい
無論邪魔さえしなければ、貴方達の安全は保証しましょう」
なん·····だと·····!?
自分達の安全の為に周りを見捨てろと言うのか·····そんなこと出来るわけないだろう。
この街や皆を見捨てておめおめ逃げられるわけがない。
「それにもう一つ素晴らしい提案をしましょう
ゼットン、貴方も私の配下にならないか?」
トゥ!へァー!って言いそうな鬼みたいな勧誘をするメフィラス。
どうするゼットン、俺はもうお前しか頼れないんだ。
『だが断る
私の嫌いな物、それは自由を奪われることだ』
とホワイトボードにメッセージを書く。
おいぃぃぃぃ!!ゼットン!!
それはアカンて!!
とある漫画家みたいなこと言わないでぇ!
「ふふっ、君ならそう言うと思っていたよ
手荒な真似はしたくはないが、仕方がない」
指をパチッと鳴らすメフィラス。残念ながら火は出ない。
しかしメフィラスの後ろの空間が歪む。
どうやら別の空間へと繋がっている入口を開けたようだ。
あれ?メフィラス星人ってそんな能力あったか·····まあいいか·····
「この美しい地球を決戦の舞台にすることは出来ないのでね
こちらで誰の邪魔も入らない異次元を用意させてもらったよ」
用意周到だな。
しかし戦いは避けられないのか。
メフィラスは余裕綽々な態度で異次元の入口を通る。
「さあ、早く来るがいい」
既に戦闘態勢に入っている。
ゼットンが強いのは知っている·····だが今回ばかりは相手が相手だ。
心配するのは当然だ。
「ゼットン·····」
その時不思議なことが起こった。
ゼットンが手と手を合わせると、異次元の入口が閉じていく。
「え?」
メフィラスは呆気に取られ、そのまま異次元へと閉じ込められる。
「ええええええええええええええええええええええ!?」
今までにない叫びを出して驚く。
いやだってこれから世紀の一戦が行われるだろうを雰囲気が台無し!!
ゼットンが俺の幻想を見事にぶち殺してくれましたよ。
『これで簡単には出てはこれない
平和的にいこうと言ったのは向こうだ、文句はあるまい』
た、確かにそうだけどもさ。
仮にも異次元に閉じ込めるなんて·····ガー〇ックJrみたいに戻ってこれなかったらどうするんだ。
『彼女なら自力でなんとかするだろう
いざと言う時はブルーさんにでも頼めばいい』
メフィラス星人なら大丈夫か(納得)
俺とゼットンは何事もなかったかのように、夕食の準備を始める。
メフィラス·····君の事は忘れないよ。
~完~
[翌日]
「ゼットンよ、私は帰ってきたぞ!!」
と勢い良く扉を開けて入ってくるメフィラス。
すげぇ、あの異次元から無事に脱出できたんだ。ライフポイントを半分にして戻ってきたのかな?
「貴様ぁ!!
あの後どれだけ大変だったと思ってる!!本当に一生出れないかと思ったぞ、このバカチンが!!」
ゼットンの肩を持ち、激しく揺らす。
やっぱり相当ストレス溜まってたんだな。流石の俺もあの手合わせ次元封鎖には引いたわ。
「とにかく地球を渡せ!!」
『無理だ、ヤムチャが天下一武道会本戦の一回戦を勝ち上がるぐらい不可能だ』
それ以上言うな!!(CV瀬戸利樹)
ヤムチャが悪いんじゃない、相手が悪すぎるんだよ。
仮にも荒野の狼(笑)だぞ。
「やだぁ!やだぁ!地球をくれなきゃやだよォ!」
おいおいおいおい、玩具を買って貰えない子供みたいに駄々をこねるなよ。てか、そっちがデフォなのか?
それはそれでギャップがあっていいんじゃない。
まあ俺は大人のお姉さん一筋だがな。
「あぅ··········お腹が減ってきた··········」
空腹でメフィラスは床へと倒れる。
異次元からダッシュでここまで来たんだ、飲まず食わずの状態なんだろう。
流石に敵とはいえ、見過ごすのもあれだしな。
しかし今日はまだ買い物行ってないし、すぐ作れるものがないんだよな。
あっ·····そういえば昨日大入りのどら焼き買ってきたな。
「これで良ければ食べる?」
とメフィラスの前にどら焼きを差し出す。
彼女は恐る恐ると言った感じに、俺の手からどら焼きを取る。
「なんだこれは·····こんなもので満足できるわけが·····」
文句を言いつつ、メフィラスは一口頬張る。
「ッ!?」
その時、メフィラスの体に衝撃が走った。
他の星の食文化に対して興味を持たなかった彼女は、初めて食べたどら焼きの美味さに感動している。
その証拠に、既に一個目を食べ終えて二個目へと手を伸ばしていた。
『おかわりもあるぞ』
とホワイトボードにメッセージを書く。
メフィラスは人の目も気にせず、どら焼きに食らいついた。かのネコ型ロボットを超えるだろう勢いで、何十個も用意されたどら焼きを一つ残らず食べ尽くす。
途中から丸呑みしていたような·····いや気のせいだろう。
「感謝するぞ、どら焼きと出逢えた··········これまでの全てに!!」
堕ちたな(確信)
どら焼きに堕ちるメフィラスってなんだよと思うが、気にするな!
ドラ〇もんだって初期の頃は餅が好物だったんだから。
『これが和菓子の魅力だ
昨日のお詫びとしてお土産にこれを持っていくといい』
とゼットンはこれはまた高そうな羊羹を渡す。
北海道産もりのようかんという有名な和菓子屋のものだ。
どこかで聞いたことがあるって?はて知らない子ですね?
「ふっ、今回の件はこのどら焼きとお土産で不問にしよう
しかし、地球侵略を諦めたわけじゃない
次はもっと美味しいもの·····じゃなく貴様を倒すぞゼットン」
そう言い残して、鼻歌交じりに立ち去って行った。
おい、うちに甘味をたかりに来る気満々じゃねぇか。
どこぞのボケ蛙よろしく、地球文化に染まる気しかしないぞ。
「はぁ~疲れた·····」
今日も今日とてツッコミ三昧。
ウルトラ怪獣と変わった一面を見られるから、楽しみではあるけどツッコミが追いつかない。
新八くんもこんな気持ちだったのかな。
『今日もお疲れ様
これを食べるといい』
ゼットンが持ってきたのは、これまた手の込んだチョコレートパフェ。
やだぁ!絶対美味いやつやん!!
ゼットン様最高!!
「マックイーンが言っていた··········パフェをパクパクですわ~と」
と一人の少女がタワーへと向かって指を指す。
彼女はウルトラ怪獣とはまた別の異型。とある世界ではこう呼ばれている。
『
これは本来ならば有り得ないことではあるが、彼女にはその常識は通用しない。
むしろ何をしてもああ·····アイツかのレベルで認識されている。
「なんかよくわかんねぇもん拾ったけど、まっいっか笑」
そんな常識ブレイカーの彼女が拾ったのは少し大きめなジュラルミンケース。
なにかの社名が書かれているであろう部分は擦れて読めなくなってしまっている。辛うじて読める文字が、S·····Bの二文字。
ウルトラ怪獣とウマ娘が交差する時、物語が始まる。
次回の仮面ライダー564は!!
「ナズェミデルンディス!!」
「ゴルシちゃん式マッサージをしてやるよ」(首の折れる音)
「それはツッコミ専用だぞ!!」
「アタシは戦う·····ウマ娘として·····ゴルシちゃんとして·····!!」
次回[黄金の不沈艦564 standby]
※仮面ライダー564はフィクションです。
とふざけたことをしてますが、次回もお楽しみにしてください!
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