発送日時 皇歴2017年7月△日
発 ユーロピア共和国連合駐箚 黒の騎士団 マーヤ・百目鬼・ディゼル
宛 合衆国日本 黒の騎士団 軍事部門総指揮官 藤堂 鏡志朗 准将
ユーロピア共和国連合(以下「E.U」と呼称)によるユーロ・ブリタニアへの反抗作戦開始から1か月が経過したのを受け、当地域における各種作戦目標に対する進捗状況を報告。
ワルシャワ東部戦線には小官及び紅月カレン零番隊隊長が援軍として参戦し、各機KMFに修理可能な範疇のダメージを負いつつもベラルーシ西部都市フロドナを奪還。E.U.軍の無人KMFによる物量と損耗を恐れない猛攻、そしてユーロ・ブリタニア軍基地を単独で壊滅させる圧倒的殲滅力を有する新型
奪還に成功した地域の市民からのE.U.軍の評判だが、現状では大きな悪感情はないが諸手を挙げて歓迎している様子でもない。未だ流動的な戦況において、再びユーロ・ブリタニア軍に再占領された場合を考えての市民側の保身に加え、戦闘の際にE.U.軍のKMFによる住居の破壊及び現地住民の殺傷事案*1も報告されており、それが市民感情に影を落としていると推察される。
また、移動拠点*2にて保護しているライラに関し、ギアス能力が突発的に発動して複数の人間の思考・感覚を共有するネットワークを形成した精神空間へのアクセスが行われたとの証言有り。Cの世界が人類の集合無意識であることを考慮すると、ライラのギアス能力である【アルハザードの遺跡の活性化】は【集合無意識を含めた人間の意識への限定的なアクセス権】の副産物の可能性が考えられる。
なおこの一件により、ライラがフェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官によって保護される以前に共同生活を送っていたと証言する日本人達が、E.U.軍のwZERO部隊としてKMFに搭乗しユーロ・ブリタニア軍と戦闘を行っている可能性が浮上。wZERO部隊への接触を試みるべく、調整を進めている。
C.C.及びマオ、卜部の三名が参戦したジブラルタル海峡戦線における一連の戦闘において、スペインの湾港基地である西部カディス、南部タリファ、南東部アルヘシラスの三か所が神聖ブリタニア帝国によって陥落したものの、神聖ブリタニア帝国の前線基地であったモロッコ北部タンジェ基地の基地機能を反撃によって喪失させ、神聖ブリタニア帝国によるE.U.本土の進軍の停止を確認。また、アルヘシラス基地司令部に捨て駒として見捨てられていた2000人を超えるE.U.軍兵士をタリファ基地所属艦数隻が救出、海路でスペインのバルセロナまで送り届ける事にも成功。
一方でタリファ基地司令であるマヌエル中佐に対するE.U.政府の反応は冷ややかな物であった。ここに四十人委員会における議員の発言の一部を抜粋する。
──ブリタニアの基地を破壊したにもかかわらず、撤退を選んだ臆病者
──ブリタニアに奪われた領土を取り戻す好機を不意にした愚将
──ジブラルタル海峡に接する基地に敢闘精神が欠落した日和見主義者を司令官として任命した者の責任問題も追及するべき
当議会における議員たちのこれらの発言は、ジブラルタル海峡と繋がる本土側の湾港基地を失った失態を、国内政治における駆け引きに利用したものと考えられる。
戦端が開かれる前に司令部だけ独断で撤退したアルヘシラス基地に関して四十人委員会の叱責は決して的外れではない*3。しかし、そのアルヘシラス基地司令官の尻拭いをする形になったマヌエル中佐に対して執拗に責任追及を行おうとした事は、現場の状況を全く理解・把握していないE.U.政府の実態が改めて浮き彫りとなった。
それに対し、卜部を筆頭としたジブラルタル海峡戦線参戦組がマヌエル中佐の弁護にあたるために現地に一時残留、C.C.とマオの二人とはワルシャワでの合流を予定。
並行して進められていた合衆国日本の国宝「天叢雲剣」の捜索と回収について、こちらの進捗は非常に順調であることを報告する。
ワルシャワの美術館に天叢雲剣が美術品として展示されているのを発見し、DGEコーポ社長クラリス・ガーフィールドがE.U.政府を仲介して買い取りを要望した結果、E.U.政府と美術館の双方が快諾。国内の所定の手続きをが済み次第引き渡す契約を書面にて確認。確保次第、転移魔法を用いて本国へ転送を予定。
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「……ふぅ。これでひとまずは良し、かな?」
KMF運搬用トレーラー内にて、マーヤは合衆国日本の黒の騎士団本部に送る報告書の作成を済ませて一息ついていた。E.U.軍主導の反抗作戦は、今のところは痛み分けといったところだろう。報告書でも記載した事だが、ワルシャワ東部方面においてユーロ・ブリタニアからベラルーシ全域を奪還しつつある事は好ましいが、神聖ブリタニア帝国によってスペイン南部の湾港基地を制圧されたのは痛い。
それに、ワルシャワ東部戦線についてもすべてが順調という訳ではない。E.U.軍の無人KMFの問題もそうだが、カレンが遭遇したユーロ・ブリタニア軍の新型機*4に対抗できる戦力が、E.U.軍の量産機には存在しないのだ。そのため、必然的に対抗可能なカレンの紅蓮二式改で相手せざるを得ないのだが……。
「あの『赤蟹』のパイロット、私の一挙一動を熟知しているような動きでものすごく戦い難い!」
カレンが『赤蟹』と呼ぶ新型機とそのパイロットは、カレンの手癖を完全に知り尽くしているかのように立ち回りながら消耗戦を強いて来る。特にE.U.軍からの装備提供は望めない紅蓮二式改の『輻射波動機構』のような黒の騎士団固有の特殊兵装を繰り返し破壊されたり、管理局に由来する魔道技術を奪われるわけにはいかない都合もあって、慎重に立ち回らないといけなくなっている。
「そうね、私の方も『金飾り』に執拗に狙われてる」
かくいう私も、『金飾り』と呼称することにしている所属不明機によるハラスメントじみた執拗な襲撃に見舞われているのが実情だ。こちらは私の動きを熟知しているのではなく、純粋にKMFのスペックとパイロットの技量が高く、何より初めて遭遇した時から潜在的な恐怖を抱いてしまっている。私は、あの金飾りのKMFからは、妄執のようなドロドロとした感情を向けられている気がする。どうして私もカレンもストーカーじみた相手に付け狙われることになったのだろうか?
「それはさておいて、C.C.や卜部さんの方も大変だったみたいじゃない?」
「うん。現地のE.U.軍の湾港基地司令官と協力してどうにか一矢報いたみたいだけど、その基地司令官が四十人委員会で吊し上げられて針の筵みたい。その事に卜部さんが憤って弁護のために残っちゃったから、C.C.とマオの二人が先行して
卜部としては義憤からマヌエル中佐を弁護するつもりだろうが、黒の騎士団としてはそれだけではない。黒の騎士団は指揮官が慢性的に不足している。それも、後方で全体を俯瞰し指揮することができる指揮官がだ。藤堂准将も、コーネリアも指揮官としては前線に自ら出て現場で指揮を執る気質で、
「予めわかっていた事だけど、手が足りないわねぇ……。とはいえ、フェイト執務官とクラリスさんがいなかったら、ライラの一件とか天叢雲剣の回収交渉とかも私たちでやらないといけなかったから文句は言えないんだけどさ」
「そうだね。二人には頭が上がらないや。特にクラリスさん。もう天叢雲剣の買い取り交渉をほぼ確実な所まで進めてる」
「温和な人だけど、相当にやり手の社長よね」
黒の騎士団の活動と並行してクラリスさんが進めていたワルシャワの美術館に展示されている天叢雲剣を買い取る交渉についてだが、こちらは驚くほど簡単に進んでいる。これはDGEコーポの得意とするエナジーフィラーの取引を政府に打診し、取引の対価として支払ってもらう金銭の一部をE.U.が保管している美術品の中から他国に由来する品々で代替するという契約をすでに結んでいる。
E.U.政府からすればAI技術による兵器類の無人化で人件費削減は進めているものの、未だ予算を大きく圧迫している戦費増大を軽減しつつ高品質なエナジーフィラーの確保ができるのは願ってもない事だ。また、美術館側にとっても天叢雲剣は、日本刀の手入れというE.U.圏とは異なる管理が求められて手間とコストが嵩む美術品という程度の認識しか無かったのも大きい。これが合衆国日本からの返還要求であったならば、E.U.側はあの手この手で難癖をつけながら対価としての要求を天井知らずに釣り上げていただろう。様々な国の美術品を道楽の一環で買い集める趣味があるブリタニア人の女社長という役割を今回のために演じたクラリスさんだったからこそ、E.U.側に足元を見られることなくフラットに近い関係性で取引を行えたのだ。
「それでカレン、ライラの様子はどう?」
「ここしばらくは少しそわそわしている様子だったけど、以前より雰囲気が明るくなっているわ。死に別れたと思っていた、短い間とはいえ一緒に暮らしていた日本人たちが生きているって分かったのがやっぱり大きいみたい」
「それも、まさかレイラのwZERO部隊に所属していただなんて。何があったんだろう?」
「さあ? でもライラから聞いた話だと、少なくとも自分から率先して軍に志願するタイプではないから何らかの騒動の末に所属したんじゃないかって予想しているわ」
「早く会わせてあげたいね」
「そうだね、相手もきっと喜ぶ」
wZERO部隊とのコネクションという実利を抜きにしても、マーヤはライラと彼等を再会させてあげたいと思う。そのためにも、特殊部隊の可能性が高いwZERO部隊と同接触を図るかを思案するのであった。
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時は反抗作戦においてwZERO部隊によるγ作戦が成功裏に収まって間もない頃に遡る。E.U.における脳科学分野の権威であるソフィ・ランドル博士は、自室の隠し部屋に置かれている究明カプセルの中で眠る男性──ソフィの夫であるタケル・ランドルに対して言葉をかける。
「ねえあなた、いい知らせと気にになる知らせがあるの。いい知らせの方から話すわね。ブレインレイド現象を立証することができたわ」
救命カプセル内で眠る夫からの返事はない。彼は過去のブレインレイドシステムの実験中に脳を損傷し、現在植物状態だからだ。それでも、ソフィは夫との語らいを続ける。
「私たちの研究が、確証にまた一歩近づいたのよ。すべては貴方のお陰よ。でも、良い話ばかりではないわ。それがこれから話す気になる事」
柔らかな笑みを帯びていたソフィの表情に憂いが帯びる。
「ブレインレイド現象の最中に、システムを搭載していないはずの……其れもその場にいないはずの第三者が、ネットワーク化した脳波に介入してきたのよ」
それはwZERO部隊に所属する
「ブレインレイド現象に関わっていた
「……ねえ、あなた。私たちの研究は人類の福音になるのかしら? それとも……
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時は現代に戻り。
ポーランドの首都ワルシャワを南北に貫くヴィスワ河に東側にそびえるサッカー・スタジアムは、E.U.軍兵士たちの巨大な仮設基地となっていた。最前線こそベラルーシ首都ミンスクへと移行しつつあるが、最前線へ送り届ける各種物資の集積拠点としての機能だけでなく前線で負傷した兵士の治療や損耗した装備の更新等のために駐留している者は多い。そんなスタジアムの内外に設営されたテントの居住環境は劣悪で、酒房の量・質がどちらも乏しい事もあって兵士たちの不満はたまる一方だ。
そんな中、
この選択肢の悪辣な所は、何方の選択肢を選んでもwZERO部隊を詰ませる事ができる点だ。家のスキャンダルをもみ消すためにwZERO部隊を離れる選択をした場合は勿論、マルカル家を見捨てた場合もスキャンダルは婚約者であるレイラにも飛び火して
問題があるとすれば、ヨアンがこのスキャンダルを自分だけの問題になるように動いた場合だが、あの甘ったれの三男坊が自分だけの判断で実行できるとは思えない。精々がマルカル家全体で協議したうえでヨアンを切り捨てた場合位だ。
だからこそ、あちらが判断を下し公表する前にレイラに決断させる。そのつもりだったのだが──
「っくそ。まさか連中の
「奴らが数日前までこの駐屯地に駐留していたことは確認済み。にもかかわらずIDデータが存在しないとなると……」
「可能性としては誰かが連中のIDデータを不正に消去したってところだな」
「駐屯地で拘束されたという話がない以上、消去されたタイミングはおそらく買い物などのために駐屯地を出て官庁街かバザールに向かったタイミング。IDデータが無ければクレジットを用いた買い物は不可能。なおかつ不法移民扱いで収容所送りになるリスクを考慮すれば官庁街に留まる可能性は低い」
「なら、民間人の多いバザールのどこかって訳か」
クリストフは想定外の事態にため息をつきながら、一方で邪悪な笑みを浮かべる。
「なに、IDが存在ないならそれはそれで取れる選択肢が増える。何せ、公的には
スキャンダルによる自発的決断で連れていく方法をサブプランに移し、クリストフはレイラ達を不法移民として拘束するプランを頭の中で組み立て始めていた。
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「C.C.~♪ そろそろ
「そうだな、マオ」
ワルシャワのヴィスワ河沿いを、マオが運転するトレーラーが走る。
「卜部はマヌエル中佐と一緒にパリに残ったけど、説得が上手くいくと良いね」
「ああ、そうだな」
C.C.は思う。マオは幼少期と比べて、本当に笑う様になった。自らの
そう思えるようになったのは、アースラでの検査で不老不死に囚われずに済む方法を見つける事ができたからだろう。
だからこそ、かつて不老不死を捨てる目的で
神聖ブリタニア帝国は
普通はそんな長くは保たない体制を推し進めるのは愚行そのものなのだが、世界を繰り返す神を殺しラグナレクの接続でもって嘘のない世界が実現されれば他はすべて些事と考えるシャルルにとっては、残されたタイムリミットである数年保てばよいという考えなので問題にしていない。
「あれ? 車が道を塞いでいるね?」
C.C.が思案していると、マオがトレーラーの進行方向の先でキャンピング・ワゴンが立ち往生しているのを発見する。どうやら道端の窪みにタイヤが嵌って動けなくなってしまっているようだ。老婆だけでなく、中央アジアかトルコ辺りの民族衣装を着た若い男女数名がキャンピング・ワゴンをどうにか動かそうと四苦八苦している。若い方は一人を除いて日本人系の顔立ちで残る一人もブリタニア系の顔立ちの女性なのは気になるところだが、このまま立ち往生されるのも道を塞がれて迷惑なので手伝ってやることにしよう。
「マオ、ちょっと行ってくる。場合によってはナイトメアで前の車を窪みから持ち上げるなり押し出してやる必要があるかもしれん」
「分かった。準備しておくよ」
C.C.はマオに一声掛けてからトレーラーを出て、立ち往生しているキャンピング・ワゴンの方へと歩みを進める。
「困りごとのようだな。良ければこちらの車で引き揚げてやろうか?」
C.C.は老婆たちではなく若い男女の方、その中でもブリタニア系の顔立ちの少女に声をかける。彼女を選んだ理由は特にない。強いて言えば、只の気まぐれだ。
「すみません、助かります。大ババ様たちの母屋がぬかるみに嵌ってしまって困っていたんです」
「なに、こちらとしても立ち往生されたままで道を塞がれるのは困るからな。知人を待たせているんだ。それにアポイントを取りたい相手もいる」
下手に善意を表に出すよりも、打算があっての行動と用事がある事を予め伝える事で、下手にお礼をしたいと言われて留まる事になるのをC.C.は避けようとする。故にその出会いにそのものに意図や打算はない。
「それじゃ頼もうかねぇ。それにしても……
老婆の中の一人──大ババ様が、C.C.を指して森の魔女と呼ぶ。そしてレイラの方を見ながら意味深な言葉もだ。
「森の魔女?」
レイラにとっては知らない言葉だった。それなのに、目の前に現れた緑髪の女性に対して強い既視感を覚える。
「お前、まさか……」
「思い出してごらん」
女性の反応と大ババ様の言葉で、レイラの心臓がドクンと鳴った。意識が遊離し、記憶の底に沈んでいたものが掘り起こされる。
それは深く暗い森。父親をテロで喪い、母の乗る車が炎に包まれる中、暗殺者たちから逃れるために黒の森を走った幼少期の記憶。そして、凍り付いた湖面を背に立つ、神秘的な緑の髪を持つローブの美女に出会った事を、そして何かを契約した事を思い出す。
──異なる摂理と時間
──王の力
──孤独となる代償
──幼いがゆえに与えられた、成長するまでの猶予
記憶の中の魔女の言葉が、レイラの耳に残ったまま遊離した意識が戻り、現実へと引き戻される。
「あれは、夢じゃなかった……。私は、貴方とお会いした事が、あります……森の魔女さん」
「そうか、あの時、黒の森の湖で出会ったのはお前か。しかし、お前からはギアスの存在が感じられない。この齢になってもギアスを使わずに生きてきたのだな」
C.C.は過去に出会い、猶予付きでギアスを与えた少女と再会する。あの様子だと目の前の少女は直前まで自分との出会いそのものを夢だと思っていたのだろう。だからこそ、ギアスの事も忘却していて今まで使われる事が無かった。
「司令、どうかしましたか?」
傍から見るとレイラが立ち尽くしているように見えたのだろう。青髪の少年が様子を見に来たようだ。
「中尉、こちらの方が母屋を車で引っ張り上げてくれるそうです」
「なるほど、それはありがたい。おや? あのトレーラー……確か黒の騎士団の」
アキトはそのトレーラーがかつて遭遇した黒の騎士団が使用していたものと同じものであることに気が付く。あの時の彼等はテロリスト集団の襲撃を受けており、迎撃のために
「その声、確か卜部とマオが話していたE.U.製の新型KMFのパイロットか。……ん? そうなると、司令と呼ばれたおまえは、ひょっとして、マーヤが話していたレイラ・マルカルか?」
「はい。レイラ・マルカルは確かに私ですが……」
「そうなると、あそこの日本人たちが……。順番が滅茶苦茶になってしまったが、アポイントを取る予定の相手とこうして出会えるとはな。おっと、自己紹介がまだだったな。私はC.C. 、今は黒の騎士団に所属している」
「それがあなたのお名前だったんですね」
「色々と募る話はあるが、先に車を窪みから引き上げようじゃないか。最悪、持ち込んでいるナイトメアでも対応できる」
「感謝します。合衆国日本製のKMFの設計思想やその戦術ドクトリンにも興味はありますし、後ほどお話を窺えれば」
「ああ、それとこちらで合流する様にマーヤ達とも連絡を取らなければならないな」
それは、確かに互いにとって予想外の再会だった。
【悲報】カレンパパ、ストーカーと勘違いされる
ロストストーリー内で明かされたライラのギアス能力は「ギアス遺跡の活性化」というものでしたが、基本的に感覚や精神に干渉する能力が多いギアスにおいて特異な能力なので、ひょっとしたら本来の能力の応用であって本人やV.V.も知らない本当の能力があるかもと思った次第です。