ハイスクールDxD〜暗き闇の戦士達の力を持つ少年〜   作:LEGION ONE

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感覚を取り戻すために書きました。
主人公はヒーローでも正義の味方ではありません。ただの快楽主義の愉快犯です


序章

「……つまんねぇの……」

 

少年は退屈していた……この世界、この日常、生活……全てに退屈していた。普通の子とは違う考え方に少年の親は怖がり、少年の親友、学友は少年から離れて行った。

 

「色々したけど……飽きるんだよな」

 

興味を示したことはした……しかし、最終的に飽きてしまう……こんな日常に退屈していた少年に何かが語りかけてきた。

 

『お前の望みを叶えてやろうか?』

 

「あん?」

 

『望みを叶えてやる……この退屈だらけの世界を楽しませてやる』

 

いきなり現れた霧状の何かに警戒する少年に気にすることなく禍々しいオーラを放ちながら語り続ける。霧状の存在の語りを聞いた少年は少し笑みを浮かべると霧状のものに手を伸ばした。

 

「この退屈な世界を変えてくれるなら……俺は地獄だろうがなんだろうが関係ない……その力を欲してやるよ」

 

少年の声を聞き届けた霧状の存在は霧状から人の形状に変わり、少年に近づいた。

 

 

『いいだろう……存分に使え、我ら……ダークライダーの力を』

 

そういうと人型の存在は少年の中に入り込んだ。その瞬間、少年は苦痛の叫びをあげ地面に倒れ、転がり回る。

 

「(楽しませてくれよ……この退屈な世界を変える力を!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんなんだよ!なんなんだよ一体!」

 

誰もが寝静まる夜中、男性は何者から逃げるように怯えながら何度も後ろを振り向きながら走っていた。この光景だけで異様だが、男性の姿は全身ボロボロで今にも倒れそうな身体に鞭を打ち必死に逃げていた。

 

「ハァ……ハァ……ここまでこればアイツも」

 

「アイツがなんだって〜?」

 

路地裏に入った男性は息を整えながら辺りを見渡していると謎の声と共に男性の目の前にある存在が現れた。

 

「ヒイッ!」

 

「あんな程度で俺を撒けるとでも思っていたのか?」

 

その存在はフードを深く被っているが、声からして男子高校生ぐらいの存在だった。しかし、少年から溢れ出ている殺気に男は怯え顔を青ざめていた。

 

「ま、待てよ!俺は自分はオリ主なんだぞ!モブのお前がオリ主の俺に逆らってるんじゃ『煩い』ガハッ!?」

 

自分はオリ主だという発言に苛立ちを覚えた少年は男が話している途中で腹部に蹴りを入れ、そのまま話を中断させた。

 

「口を開けばオリ主、オリ主って……それしか言えないのかお前らは」

 

「なんだと……!」

 

「オリ主はそんなに偉いか?いや……全然偉くない。お前らはただこの世界にイレギュラーで入り込んだ存在でしかいない、ちょっと力を持った人間でしかないんだよ」

 

「あ……あ……」

 

男は少年から発する殺気と覇気に怯え体を震えさせている中、少年は『ガシャットギアデュアルアナザー』を取り出し、ダイヤルを右側に回した。

 

PERFECT PUZZLE!

 

What's the next stage?What's the next stage?

 

「変身」

 

DUAL UP!

 

Get the glory in the chain!PERFECT PUZZLE!

 

少年の前に灰色のパネルが現れると少年はパネルを通り抜けたと思うと、少年の姿はガラリと変わっていた。白と黒で構成された"デュアルギアスーツ"に、大半を灰色が占めるアーマーパーツ、灰色のリーゼントの姿をしたライダー『仮面ライダーアナザーパラドクス パズルゲーマーレベル50』に変身した。

 

「仮面ライダーアナザーパラドクス……レベル50……」

 

「あ……あ……」

 

仮面ライダーアナザーパラドクスの殺気に男は更に顔を青ざめるとその体を震えさせ、後退してしまう。アナザーパラドクスはそんな男に関係なく、周辺に散らばった色とりどりの絵柄が入ったメダル“エナジーアイテム”を全て集め、パズルゲームの様に並べ替えてコンボを狙うかの様にアイテムを並べる。

 

「なんだよ……お前はなんだよ!俺たち転生者を殺して!なんなんだよお前は!」

 

「俺か……?俺は……」

 

男は顔をぐしゃぐしゃにし泣き叫びながらそういうが、アナザーパラドクスは仮面の下から狂気な笑みを浮かべながら男の問いに答えた。

 

「ただの……快楽主義者だよ」

 

[マッスル化!][マッスル化!][高速化!]

 

そう男に告げると三つのアイテムを選び、吸収した。そして、ギアホルダーからガシャットギアデュアルアナザーを抜き出しすとダイヤルを左に回し、もう一度PERFECT PUZZLEを下にダイヤルを右に回した。

 

KIME-WAZA!

 

「嫌だ……死にたくない……死にたくないィィィィィィィ!」

 

待機音が鳴り響く中、男は死への恐怖に走って逃げる。しかし、アナザーパラドクスは焦ることはなくそのままガシャットギアデュアルアナザーをギアホルダーに差し込んだ。

 

Dual Gashat!

 

PERFECT CRITICAL COMBO!

 

左足にカラフルなエネルギーが収束させるとそのまま逃げ出した男に向かって駆け出し、男を上空に蹴りあげ、上空で何度も殴る蹴るの連続攻撃を放つ。

 

「じゃあな……自称主人公さん」

 

最後に男の腹部に強力な蹴りを一発叩き込み、上空から地面に叩きつけた。上空から地面に叩きつけられた男は体がバラバラになり、血があちこちに飛び散っていた。

 

「……今日の相手はつまらなかったな。口だけの奴は嫌いだ」

 

GAME CLEARという音声が流れる中、ギアホルダーからガシャットギアデュアルアナザーを抜き変身を解除した。

 

「……もっと俺を楽しませてくれよ……もっと俺を滾らせてくれよ」

 

ガシャットギアアナザーを見つめていた少年は狂気じみた笑みを浮かべながらそう呟くと、暗闇に紛れどこかに消えていった。

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