ハイスクールDxD〜暗き闇の戦士達の力を持つ少年〜 作:LEGION ONE
これからもダークライダー作品をよろしくお願いします!
一夜が変身したゲンムに対して堕天使……レイナーレは近づいてくるゲンムを睨みつける。
「いきなり現れて……貴様一体何者だ!」
「……答える必要があるか?今から死ぬ相手に」
「ッ!人間風情が舐めた口を聞いているんじゃないわよ!」
「そうかい……ま、データは取らせてもらうぞ」
そう言うとゲンムは一瞬でレイナーレとの間合いを詰めると拳を腹部に撃ち込み後退させる。後退したところを右足、左足と連続で蹴りを顔面に叩き込んだ。
「ガッ!?」
「ハァッ!」
顔面に叩き込まれたレイナーレは吹き飛び、膝をついてしまうがゲンムは攻撃の手を緩めることはなくレイナーレの髪を掴み無理やり立たせると顔面に今度は拳を連続で叩き込んだ。しかし、それだけでは終わることなく最後に膝蹴りを喰らわせ吹き飛ばす。
「この……人間風情がァァァァァァァァァ!至高の堕天使であるこの私を!しかも顔を傷つけるなんて!殺す!殺してやるわ!!」
「あーぁ鬼の形相になって……綺麗な顔が台無しだな」
「貴様ァァァァァァ!!」
嘲笑いながら棒読みで言うゲンムに更に怒りを顕にするレイナーレは大量の光を槍を生成するとゲンムに向けて光の槍を放つ。
「やけになって大量に投げ始めたか……ま、無理だろうけどね」
しかし、ゲンムは焦ることなくAボタンが赤く、Bボタンが紫色の紫色のパッド『ガシャコンバグヴァイザー』を取り出すとBボタンを相手に向けグリップナックルと呼ばれる物に装着させ『チェンソーモード』を起動させた。
ギュ・イーン!
ガシャコンバグヴァイザーのチェンソーで向かってくる光の槍を切断したり、破壊しながらレイナーレに接近する。向かってくるゲンムに焦ったレイナーレは先程投げた光の槍よりも一回りデカい光の槍を生成し、斬り掛かる。
「無駄な事だな……」
ガシャコンバグヴァイザーと鍔迫り合いが行われると思われていたが、光の槍はガシャコンバグヴァイザーのチェンソーにより一瞬で切断され、そのまま斬撃をレイナーレに喰らわせ後退する。
「ガァァァァァァァァァ!?」
「至高の堕天使ってのはこんなもんなのか?意外と呆気ないものだな」
レイナーレの実力にゲンムは期待外れだなと呆れ、ため息を吐くと切り裂かれた場所を抑え膝を着いているレイナーレにトドメを刺そうとした時、紅い魔法陣が地面に展開された。
「これはグレモリーの!こんなところで私の計画が潰される行けないわ……人間!絶対に!絶対に!この堕天使であるレイナーレが貴様を殺してやる!!」
ヨロヨロと立ち上がったレイナーレはゲンムにそう言わと翼を展開するとその場から飛んで逃げ去って行った。ゲンムは飛び去って行くレイナーレに追撃することなく、展開された魔法陣を見つめた。
「……この魔法陣を展開した存在に会ったら面倒事になるし……兵藤はソイツに任せるか」
魔法陣を展開した存在と鉢合わせし、面倒事になる前にゲンムは魔法陣を展開した存在に兵藤の治療を任せ、その場から立ち去って行った。
「しかし、あの女堕天使っていうのか……」
公園から離れた場所でゲンムの変身を解いた一夜は先程戦った堕天使レイナーレについて考えていた。
「悪魔に堕天使……まさか天使や妖怪、ドラゴンとかいないよな?」
この世界どうなっているんだ?めちゃくちゃファンタジー要素の生物が蔓延っているんですが?しかも人間風情って言ってかなり見下してウザイんですけど……あの女は絶対何処かで殺す。
そんな事を考えていると近くの鏡からドラグブラッカーが現れ、俺を見ながら低く捻り声をあげる。
「あ〜悪ぃな飯を撮り逃してしまって。明日はちゃんとお前の飯を用意するから……ね?」
『グルルルル……』
俺の提案に納得したのか頷いたドラグブラッカーはそのままミラーワールドの奥にへと消えていった。こっちが餌となる前にさっさと餌を探さないとな……
そう考えながら自宅に向かって一夜は歩き始めた。