よう…俺だ…一誠だ…本屋でソーナに眷属にされた翌日、生徒会室に行った…其処で見たのは朝日を浴びて此方を見ているソーナだった…彼女の服装は青を基調としたドレス…そのドレスには蒼い薔薇が刺繍されていた…ヤベェ…綺麗だ…朝日を浴びてより一層蒼が際立ち彼女の高貴さが増している…そんな彼女が微笑み、「ようこそ、生徒会へ…これから長い時を私の女王として側に居て欲しい。君が欲しい(銃器愛好家として)。」そんな事を言われた…一言で言おう…一目惚れした…この間の本屋での遭遇が嘘のように感じた…あれが嘘だったら良かったのに……。
次に変態騎士との出会いについて話そうか…あまり言いたくないなぁ…しょうがねぇ…話すわ。
これからある事を話す…あれは俺が一年生の三学期の中頃、匙が食い逃げをする一ヶ月位前の出来事だったかな…いや、事件か?
現場は駒王学園生徒会室…一人の執事服を着た金髪の男が全身から血を流して床にうつ伏せで倒れていた…傷口は全てが円の形をしていた…検死の結果…「銃で撃たれたことによる出血死」と出された…検出された弾丸は60口径のものだった…被害者はこの駒王学園に通う一年生…木場祐斗である。容疑者は二人…この駒王学園生徒会長のソーナ・シトリー、もう一人は最近生徒会室を頻繁に訪れる一年生の兵藤一誠…彼はつい最近ソーナの「女王」となった者である…犯行時刻は午後四時…第一発見者は兵藤一誠…彼が木場の生存確認をした時には既に死んでいた…彼は急いで生徒会長のソーナ・シトリーに報告した…
「生徒会室に死体がある…警察とか面倒臭いから冥界に行って埋めていいか?大丈夫…上手くヤルから」
「この…おバカさん!!……埋めるなんて駄目よ駄目……何処に埋めてもいつかは掘り返されるのよ?ヤルなら細胞一つ残さず滅ぼしなさい!」
『………俺は今酷い犯行隠蔽を見ている…相棒、まずは検死をやるべきだと思うぞ?…以前、検死をやったことがあったよな?相棒?』
今聞こえたのは兵藤一誠に宿る赤龍帝の籠手に宿る赤い大蜥蜴…通称ドライグである…非常に一誠にとって傍迷惑な蜥蜴である…ドラゴンだから争いとか力が勝手に集まってくるらしい…大体全部ドライグのせいで騒動に巻き込まれてる(確信)
「…………………………………………………しょうがねぇ…一応形だけでも検死をしておこうか…たとえどんな変態でも病的にキモくても救いようがない致命的な変態ゾウリムシでもしてやるか…本当は嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で仕方が無いと割り切って後でソーナからご褒美を貰えると自分に言い聞かせてやってやるよ」
結果、判明したのは、「銃で撃たれたことによる出血死」「使用された弾丸は60口径」
ん?んん?60口径?それって…
「…ソーナ…もしかしてつい最近銃を使った?」
「ええ、使いましたよ。」
「たしか、ソーナの愛銃はPfeifer Zeliskaでし「ええ、そうですよ。それがどうしたというのですか?」………的って何使いました?」
「其処に転がっている変態ですよ」
「「……………ハッ!?」」
「…………ええそうよ私がやったわハハハハハ全てはこの変態が悪いのよいきなり生徒会室に入って来て「今日こそ僕を貴女のペットにしてください。塵と罵って下さい。足を舐めてもいいですか?脇の下の匂いを嗅いでもいいですか?そのフラットチェストに吸い付いていいですか?ンンンンフラッチェェェェエエエエエエエエエ!!!!!!」って来たからもうこいつキモイわぁ嫌やわぁ殺したいわぁ辛抱できんわぁってなって、気付いたらブッパしてたわ私は悪く無いわ全ては変態が悪いのよ!!!」バンッッッ!!!!!
それは怒りの咆哮だった。しょうがないだろう…あんな変態に耐えられる訳が無い…しかし、世の中は無情である…机を怒りに任せて叩いた瞬間、机の上に乗っていた騎士の駒がコロッと落ち、変態の体に吸い込まれてしまった………。
ぺかーーーーーーーー!!!!!
「僕…復☆活!!!」
「「くたばれや!!変態め、地獄に帰れ!!!」」
ガッシャァァァァン!!!
変態は窓ガラスを破り、校庭に落ちていった。俺も後を追って飛び降りる。
「何をするんだい?兵藤くん?イタイじゃないか?」
「イテェのはてめぇの存在だ」
「僕が何をしたって言うんだい?」
「てめぇがソーナの気分を害したんだ…それ以外があるか?」
「なっ!!?気分を害しただって!?………嘘だッッッッッ!!!!僕は彼女を愛しているんだッ!」
「(ブヂィィッ!!)…てめぇが…彼女を…俺の蒼薔薇の君を愛しているだってぇ?…………ふざけてんじゃねぇぞぉ!!!ドカスがぁぁ!!!」
バンッッッ!!!!!周りの空気が弾け飛ぶ…赫い闘気が滲み出る…右の拳を握り締めこの馬鹿の腹を殴ろうとした…
ガキンッ!
いつの間にか奴が持ってた剣で防がれた…
「ふぅ、一誠君は熱いなぁ…悪いけど僕の彼女に対する思いの方が強いよ…僕の主はあの人だけ…他は塵芥に過ぎない….だから…君は僕に勝てない」
「………だったら話は簡単だ…最後まで立ってた奴の思いが強い…それでいいな?…もう言葉は必要ねぇだろ?……さぁ、派手にやろうや!!」
「「行くぞぉ!!!」」
ドゴッ!ガキン!ドグッ!ガキガキンッ!ズバッ!ドンッ!バゴォッ!ギヂギヂッ!ダンッ!………
その闘争はソーナが止めるまで続いた…校庭には大小のクレーターができ、木は切り裂かれ、岩は砕かれ、校舎はヒビ割れ、空は雲一つ無かった…
………とまぁ、こんな感じだよ。ネタバレになるから詳細は勘弁な。時間がある時に話してやるよ。木場の変態性は多少アレンジしたけどな…普段のあいつは執事みたいなもんだよ…内側は病的にキモイがな。
おっと、そろそろ時間のようだ。また機会があったら話をしてやるよ。
じゃあな。また今度。
続く?
次回から原作に入るよ。