ハイスクールD×D 思いを背負う者   作:堕天使ノ翼

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初雪ということで、雪合戦をテーマにしたものを作ってみましたぁ!


番外編 季節物!
初雪スペシャル!お前のハートをぶち抜くぞ♡


どうも、世界の匙です。えー、今、私がいるところは何処だと思いますー?体育館の裏?男子トイレ?校舎の屋上?掃除ロッカーの中?さぁ…どーれだ?

 

 

正解はぁ…雪の中でーす!………死ぬわっ!!凍死するわっ!!何故こんなところにいるんでぇすかぁ!?

 

ビークール、ビークール…思い出せ。ほんの3時間位前の事だろう?…あれ?思い出せない?…ねぇヴリトラさん…覚えてない?

 

<ガクガクブルブルガクガクブルブル…兵藤怖い変態怖い眼鏡怖い…ガクガクブルブルガクガクブルブル>

 

チョッ?!何があったの?!あの三人何をやらかしたの?マジで怖い!…雪合戦をしてたんだよな?

 

<雪の中で混乱している匙に魔の手が迫る…匙は五体満足で生還できるのか!?待て、次回!>

 

終わらないからね?!こっからが本番だから!世界の匙の本領発揮だから!Backボタン押すなよ!

 

ヴリトラのチカラを舐めるなよ!

 

ドンッ!!

 

突如、匙ごと雪が吹き飛んだ。匙が潜んでいた雪の半径10mが地上から浮いた。何が起きたのだろうか?

 

匙が空中で姿勢を安定させ、己が吹き飛んだ元凶を見つけた…そこには拳を地面に振り下ろした格好の赤き修羅がいた…その名を兵藤一誠という。

 

「チッ、殺し損ねたか。次こそヤル!」

 

堂々と殺人宣言?!この人怖い!これ雪合戦だよね?!あの雪玉を投げてキャッキャする冬のレクリエーションだよね?何故こんな殺気が溢れているの?!

 

ビビっていr…ゲフンゲフン…驚愕している匙に修羅からの迫撃がせまる。

 

修羅の周囲に数十個の雪玉が浮かび上がる。それが徐々に一個の玉になっていく。同時に匙の顔色も青くなる

 

…それ雪玉なの?氷じゃなくて?

 

「雪玉に決まっているだ…ろっ!」

 

修羅が氷の玉にデコピンをした瞬間、ショットガンの様に数百個の硬化した雪玉が…白色の弾丸が匙に殺到した。

 

イテテテテテテ!一つ一つが洒落にならない威力だ。此処は…逃げるしかない!!修羅怖い!

 

「待てヤァ!穴だらけにしたらぁ!!無様に死骸を晒せェ!!」

 

緲ッ!

 

匙に凶弾が迫る迫る迫る…逃げられない…なら撃ち落とせばいいんだr…

 

「ねぇ、君…腕鈍った?もっと素早くヤレるよね?まったく、脳筋はこれだから困るね…それでもお嬢様の女王なの?…はぁ、草生えちゃうよww。君がのろま過ぎて。ひょうどういっせいくんの速さは亀にも劣りますプークスクス…ダサいダサい。…物事は悟られずにスピーディーにやるもんでしょ?ほら、こんな風にさぁ?」

 

ザァッー!

 

まさかの変態騎士登場!?いやいや、あいつ何かしたのか?何も飛んできてないんだが…あれ?俺の服が切れてる?

 

「オラァ!(ドンッ!)」

 

兵藤が真下に右拳を振り下ろした。それに伴い、雪が兵藤を中心にして広がっていく。まるで何かを吹き飛ばしているような…。

 

「…へぇ、よく気づいたねぇ…視えない無数の氷の刃にね。そう、この雪の結晶を単分子サイズにして、前方に飛ばしたんだよ…匙くんは気づかなかったようだけどね。…流石、女王といっておこうか?ん?」

 

ニヤニヤ笑いながら兵藤に話しかける変態…ていうか俺も殺す気なの!?仲間に容赦がないよね!?不可視の攻撃とは危なすぎる…。俺の中のヴリトラも震えているよ。

 

…いつの間にか兵藤が目の前に…ガシッ…ん?兵藤サン俺の襟首掴んでどうするのですか?えっそんなに腰を捻って…まるで何か重いものを投げるような体勢はなんでしょうk?

 

「くらえ!ヴリトラミサイルゥ!ドラァァァッッッ!!!」

 

緲ッ!!スカッ!!チュドォン!!?

 

その衝突音が戦闘開始のゴングとなった。先に仕掛けたのは木場、兵藤に向けて無数の雪の結晶でできた氷龍を放つ。一直線に兵藤に迫るが兵藤は構えているだけ…右の拳を握り、脇の下まで持ち上げる。左半身を前に出している。「この右拳で仕留めるぞ」と表している構えである。

 

全てを切り裂く氷龍が兵藤の1メートル手前まで迫った時、ついに兵藤は動いた。右の拳を振り抜き、氷龍を霧散させた。兵藤の目は言う「おい、こんなものか?これで終わりか?もっと来い。相手してやるよ」そんな挑発を視線に込める。それに対して木場はニヤリと笑う。そんなものは序ノ口だよ、と。宙に浮かぶは無数の氷の剣。更に其処に混じるは不可視の結晶の刃。木場の目は言う「これはどう?」と。

 

兵藤は叫ぶ。「全然足りないぜ!ドラァァァッッッ!!」

兵藤の右拳の衝撃波が全てを吹き飛ばす。更に、右足を振りかぶり、雪を蹴り抜く。木場に無数の雪の弾丸が迫る。しかし、木場にあたる寸前で掻き消える。木場はニヤリと笑う。

 

「何かしたの?」

 

「ハッ、これからだぜ。」

 

それから半刻ほど、両雄譲らず…状況は変わらず。

 

突如、影がさした。二人は上を見る。直径1キロメートルほどの雪の塊が落下してきた。

 

その塊を投げた犯人は匙であった。

 

「ヴリトラのチカラを舐めるなよ!!」

 

普通の人だったら潰れているだろう。しかし、残念ながらこの二人は普通じゃない。

 

「僕に任せてくれない?兵藤くん。ここで僕の禁手を御披露目しようと思ってね。え?いつ至ったかって?そんなものは決まっているだろう!!そう、衝撃的な体験をしたから目覚めたんだ。僕は出会えたんだ。あのちっぱi…(パスッパスッピキピキ)」

 

ターンッターンッ!

 

木場の心臓が撃ち抜かれ、一呼吸置いて銃声が聞こえてきた。銃声が遅く聞こえる…つまり超長距離射撃…会長の得意技の一つ。

 

『ハートショット、ヒット…それは言っちゃあいけないなぁ?変態死すべし。…あの塊は目障りですねぇ、良い的です。次はこの子を使いましょう』

 

そう言って創り出したのは80cm列車砲…ドーラ列車砲であった。この重量、大きさが与える威圧感は凄まじく、今、ベトン弾が発射された。

 

ズダァアン!!!

 

その音は大気を歪ませ、雪崩を引き起こした。もう、結果は予想できるだろう…雪の塊+匙は…爆散したのだ。

 

『ふっ汚ねえ花火だ…次は兵藤くんですよ?覚悟はできt…!?』

 

突如、ソーナに人影が迫る。その影の名は、兵藤一誠。

 

「そんなところに居たのかぁ…ソーナ・シトリー…探したぜぇ?さぁダンスマカブル!」

 

その手には一丁の銃…その銘は『Tathlum』

打ち出された弾丸は必ず必中するという神術が込められている。以前、北欧に行った際に作ったものである。この弾丸は、物理法則に反し、敵対者へと進行方向を変え、更には物質すら透過する。使い手の魔力が続く限り打ち続けることができ弾切れは存在しない。その速度は光に同じとされる。

 

「派手に行こうゼェ!」

 

「望むところです!」

 

「「燃えよ、銃魂!!」」

 

両者、譲らず…相手の弾に自分の弾を当て相殺し続けている。流れ弾に匙が巻き込まれる…いつものことだ。このまま、日が沈むまで続けるのか?いや、それは面白くない。そうだろう、○○○○○

 

『リトルボォォォイ!』

 

そして、全ては、消失、した……

 

end

 




爆発オチは定番だよね(錯乱)
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