巨戟の裁きは幾日も   作:蠍くん

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初の3000文字突破


願いを届ける

肩から生えているもう一本の腕。慣れてないせいかコントロールが上手く効かない。そのせいか大量の木々は折られ、1キロ以上遠くまで地面が抉れていたりし、今いる島が半壊状態。

下を見て映るのは俺の黒い足と小さな動物…いや俺が大きすぎる(・・・・・・・)だけで動物達は一般的なものよりも数倍大きい体をしている。それでも俺からしてみれば赤子のように小さい。少し歩けば一瞬で潰れてしまう。そんな風に思えてしまう。

 

何故こんなことになっているかと言うと簡単。俺がモンスターハンター4Gに出てくるとてつもない巨体を持つ古龍『巨戟龍・ゴグマジオス』になっているからだ。

詳しく言うと、所謂神様転生と言うやつでONEPIECEの世界で、特典を貰う事ができた体覇気の才能と、ゴグマジオスになるということ、そして人化できるようにしてもらったからだ。ついでに転生者第1号ということで、素材とイメージが明確であればそれを元に創造することも出来る。

 

おかげさまで人になった時の服や、武器はどうにかできるということだ。

そしてここで大事なのは『イメージが明確ならば』ということだ。

つまり、生物の創造だってできるということだ。何故分かるのかだって?

そんなの神様が言ってたからに決まってるじゃないか。

 

さて、そして今現状。ゴグマジオスになっているわけだ。嬉しい。ありがとう神様。

 

ってことで人化した訳だが何故だ。男じゃないのだが……

腰まで伸びる紺色の髪に、170センチ程の身長。出るところがでてない。断崖絶壁と言えるだろう。だがそれでいい。いやそれがいい。そして、血のように赤い瞳、そして全裸。

 

手始めに、服を作るとしよう。まずは龍の形態の時に落ちたりした鱗を集め、鉱石を集めることにした。

嬉しいことにここの島はONEPIECEの世界に元々なかった島であり、モンハンに出てくる植物や鉱石が生成されるらしい。

 

そして素材を集め、試行錯誤を繰り返すことこと5時間ほど。ついに出来た。

装備としてこうなった。

 

頭:三眼のピアス

胴:アスリスタスーツ

腕:ナルガXアーム

腰:ゴアSフォールド

脚:スパイオガンバ

 

見た目はこんな感じで、全体的に暗くし、クールな感じを出すことが出来た。防御力に関しても超一流の素材を使ってることによって、心配はしなくていいだろう。

そして今からすることは武器作りだ。

作るのは太刀。イメージするのはアニマメモリア。素材はゴグマジオスの鱗や、甲殻、牙や爪。そして数多の頑丈な鉱石。それらを混ぜることによりどんな衝撃にも耐え、熱などにも強い鉱石、暫定として『輝龍鉱』と呼ぶことにする。そのチート級の鉱石と俺……いや私の体の一部を使い創造する。

赤く輝き、青く輝き、そんなことわ繰り返すこと10分ほどすると収まり、そこにはアニマメモリアのような見た目の剣。だいたい2メートル超えの太刀が出来ていた。

 

「モンハンから持ってきて、アニマメモリア……いや、2つ進化前のオヴェリオンな方が個人的に好きだし、オヴェリオンにするか。意味が忘却とかカッコよすぎだろ……」

 

そんなこんなで私の武器オヴェリオンが完成した。試しに持って、振ってみると山が、陸が、海が、空が割れた。なんということでしょう。これには匠もニッコリ……にはならないよなぁ。しっかり扱いきれるようにならないといけないな。そうじゃないと被害が甚大だ。

 

次に試したのは覇気だ。

覇気は3種類の色に分かられており、見えない鎧のようなものを纏い、防御にも、攻撃にも扱うことが出来る武装色の覇気。相手の気配をより強く感じ、動きを先読みする見聞色の覇気。数百万人に1人の「王の資質」を持つ者しか身につけることができない、周囲を威圧する力であり、発動すると、圧倒的な実力差がある相手を気絶させることの出来る覇王色の覇気。の3種類に分類される。

 

これらは『意志の力』であり、誰もが持ってる力である。疑わないことなど気をつけるべきことが多いが、私はゴグマジオスなのだ。出来て当たり前、と思うのは当たり前だ。

 

そういうことで、腕に意識を集中する。『何か』が腕に集束するのが分かるこれが覇気なのだろう。そして、腕が黒くなる。

 

「お、出来た。んー、試しに殴ってみるか」

 

大きく腕を振りかぶり近くにあった大きな岩を殴る。バゴンッという音を立て、次の瞬間には岩が粉々に砕け散り、砂になっていた。

やべぇ、やべぇよ。流石にこれは予想外。自分の力を制御出来ないとまともな生活が出来ない。

それは私としても避けたいことだ。

なので優先順位を考えてみた。

1番に大切なのは力の制御。これはまともな生活を送るためだ。人化して生活しないと、この島だけじゃ食料は数日しか持たないだろう。

2番は衣食住の確保。この中で衣は確保出来ているから、食料の安定した供給、そして住居だ。

3番は刀の扱いだ。これは純粋に剣士としているのはかっこいいだろう?

そういうことだ。

4番は覇気の上達だ。ONEPIECEの世界だ。覇気を使う者は多いだろう。それを身体能力だけでどうにかしようとしてもいずれ限界が来る。なので、早々に鍛え、強くなることが大事になってくる。

この4つがこれからの目標になるだろう。

 

「よーし、じゃあ始めますか。まーずーはっと、剣術かなー」

 

そう、まずは剣術。剣の扱いが上手くなれば力の操作が上手くいっている。ということになるのでは?と思ったからだ。

ってことで初めて見る。

ブフォン!という轟音を縦長素振りをする。その度に海が割れ、陸が割れ、空が割れる。

 

「環境破壊は楽しいゾい!ってはならんのだよ…虚しくなるだけだわ」

 

少しずつ。本当に誤差だけど。ほんとに少し、被害が少なくなっているのがわかる。でも、それは(人外)が見たからであって、普通の人が見ても何が違うの?と言われる位の変化だ。それでも初日にしては大きな成果とは言えるだろう。

 

結局その日はそれ以降変化はなかった。

 

その日の夜。食べ物を探し回ってた。肉だ。てもふと思った。ゴグマジオスの主食って火薬じゃなかったっけ?いや、大丈夫だよな?だっていま人化してるし……

 

そんなことを考えていると目の前に猪がでてきた。

ただの猪じゃない。高さだけで3メートルは余裕で超えてる。

その猪が私に気づいた様で、こちらを見てくる。そして一瞬で走って猪は逃げ出した。

多分生物としての本能とか、野生の勘とかでコイツには勝てない!とか思ったのだろう。

わかるよその気持ち。いくら見た目が弱そうでも動物にはバレるものだとしれた。

 

「いやいや、そんなこと考えてる暇ないよ!早く追いかけないと!」

 

そう言い私は走り出す。1秒もせずに追いつくことは出来たががここで問題が出てくる。

どうやって殺そうか……?

殴ったらミンチ。切ったら被害が甚大。どうしよう。

そこで私は閃いた。

 

「せーのっ!」

 

瞬間猪の頭だけが木っ端微塵に弾け飛んだ。成功した。

何をしたのかと言うと、デコピンをしたのだ。

普通の5倍以上の猪の頭がデコピン1発で木っ端微塵とかなんなんだよ。何となく予想は着いてたけど、いざ実際に起きてしまうと困惑するよな。

 

ということで今夜は焼肉だ。

火は簡単にブレスを吐くことで起こせるのだが、試しに、人の状態でブレスを吐いてみたら穴が空いた。地面に。クレーターができ、周りはあまりの高音に溶けたのだ。

なので今回は原始的かつ、確実な方法。きりもみ式で火をつけることした。

 

普段歩いてたり腕振ったりして被害出てないなら行けるのでは?と思いますやってみたら案外行けた。

何がいけなかったのかは、分からないができたので良しとしよう。

そして、私は予め下処理をした猪を丸焼きにして食べた。

初の食事。美味しかったけど、何がが足りない気がした。

多分予想だけど火薬だと思う。本能で欲っているのだろう。

 

それからは早かった。

寝て起きて、剣を振り回したり、覇気を纏ったりといった訓練。そして龍化した状態での身体の扱いの訓練などをしたおかげか、そこら覇気以外は完璧に制御できるようになった。力が制御できるようになったので、木を切り、家を作ったなどもした。

 

これからが長いのだ。これからが本番なのだ。

いくら才能があっても、覇気というのは奥が深い。深すぎる。

漫画である程度の知識は知っていても、それを実際にするとなると話は変わってくる。

武装色の覇気は3回に1回は成功するよになり、見聞色の覇気はまだ出来ていない。覇王色の覇気はコントロールが出来ず、周りの生物に被害出ているのか、良く泡を吐き倒れている動物を見かけるようになった。おかげさまで、食料にはまだ困っていない。尊き命が犠牲になった。

 

目を布で隠し、動物動物の元に行く。

大体のやつからは逃げられるが、偶に私が何もしてこないということを理解し、攻撃してくる者のいる。まぁほとんど合わないけど。

そうやっているうちに、見聞色の覇気を習得することは出来た。でもまだ少しここにいるかなぁって思えるぐらいにしか気配を察知することは出来ていないが。

まぁこれも大きな一歩だ。素直に喜ぼう。

 

まだやるべきことは残ってる。次は覇気を鍛えつつ、剣術の開発になりそうだ。




主人公の服は

https://xov.jp/e/1046/

の剣士22のイメージです。
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