Fate/Persona Order   作:サクラモッチー

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英霊召喚 蓮編

蓮「最後は俺................か」

モルガナ「ま、主役は最後になるって言うからな!!」

鮫男「頑張れよ〜、マスター」

オルガマリー「蓮はあの時も鮫男みたいな強いサーヴァントを召喚できたから大丈夫よ!!」

切嗣「彼が鮫男のマスターなのか」

サマー・カルナ「そうだ、俺的にはあの春雨男をバーベキューしてやりたいんだが................」

鮫男「あぁん?なんだったらテメェのその日焼けした肌に漂白剤でもぶっかけてやろうか?」

サマー・カルナ「ふん、やれるものならやってみろ」

切嗣「二人とも、喧嘩やめ...........」

「「黙れ見た目アサシン野郎」」

切嗣「ひどい!!」

 

召喚陣の上に聖晶石を置く蓮。

すると召喚陣は輝きだし...............白いワカメヘアの少年が現れた。

 

マーラ「()()()()の可能性を秘めた僕を呼び出すなんて君はチャレンジャーだなぁ。でも................そういうとこ、嫌いじゃないよ」

蓮「................お前は?」

マーラ「僕?僕はマーラ。煩悩の化身、釈迦を堕落させるのに失敗したただの悪魔だよ」

オルガマリー「嘘!?何でマーラが!?」

モルガナ「あ〜、なるほど。そゆことか」

マシュ「モルガナさん、何か知っているんですか?」

モルガナ「えっと................その、蓮は女にモテやすいっていうか............女難の体質があるというか................」

オルガマリー「女難!?」

モルガナ「一年前ぐらいにバレンタインがあったんだけど、その時は確か10人ぐらいの女が来て修羅場になったんだよな」

マシュ「え!?そんなことがあったんですか!?」

蓮「そういえばあったな、そんなこと」

立香「蓮くんってモテモテなんだね」

オルガマリー「................」

オルガマリー(............どうしてかしら、さっきのバレンタインの話を聞いたら急に嫉妬の感情が出て来てしまったわ...........まさか、ね)

マーラ「ふぅん................そういうことなんだ♪」

 

オルガマリーを見つめながらそう言うマーラ。

 

オルガマリー「な、何よ!!何で私を見ながらニヤニヤするのよ!!」

マーラ「ふふふ...........何でもない♪」

蓮「力を貸してくれ、マーラ」

マーラ「もちろん、僕は人間が大好きだからね♪」

立香「じゃあもう一回召喚する?」

蓮「もちろん、そのつもりだ」

 

再び聖晶石を置く蓮。

そして次に現れたのは................白髪の美しい女性だった。

 

第九「ルーラー、交響曲第九番『歓喜の歌』と申します。どうぞよろしくお願いします」

立香「今度はクラシック音楽だ!!」

キリシュタリア「想像の斜め上をいったな」

モルガナ「いやアンタが言うな」

ランスロット《剣》「綺麗だ................」

アルトリア「ランスロット?

ランスロット《剣》「ア、ハイ、スミマセンデシタ」

マシュ「交響曲第九番................確か、ベートーベンの作曲したクラシック音楽ですよね?」

第九「はい、私はベートーベン様によって作られた曲。故に私はサーヴァントではないのですが.........人理を修復するために私も戦います!!」

アルトリア「立香、交響曲第九番とはどのような曲なのですか?」

立香「あ、ちょっと待ってて................」

 

そう言うと、立香はスマホから交響曲第九番の曲を流した。

 

アルトリア「これは................」

立香「この曲はね、よく年末で歌われているんだ〜」

アルトリア「確かに一年の締めくくりにはいい曲ですね」

第九「えへへ...........」

 

アルトリアに褒められ、嬉しそうにしている第九。

 

蓮「さて...........次が最後か」

 

最後の召喚を始める蓮。

最後に現れたのは................紫色の髪に死んだような目をした男だった。

 

テン「我はモーゼが放ちし十の災い、故にクラスはディザスター、我のことはテンと呼べ」

オルガマリー「モーゼの十の災いですって!?」

モルガナ「オルガマリー殿!!このサーヴァントについて知っているのか!?」

オルガマリー「................かつてモーゼは古代エジプトで奴隷のような扱いをされていたイスラエル人を助けるためにエジプト全体に呪いをかけた。その呪いこそ彼................十の災いなのよ」

蓮「十の...........災い................」

 

モーゼがエジプトに放った十の災い。

どの災いも強力で恐ろしく、今もなお強力な呪いとして彼は語り継がれている。

そんな存在が召喚されたからか、カルデア内は緊張感で包まれていた。

しかし、何故か蓮はテンを見つめながら微笑んだ。

 

テン「何故我を見ながら微笑む」

蓮「いや................テンのような強いサーヴァントが来てくれるとは思ってなくて」

テン「................我が怖くないのか?」

蓮「別に怖くはない、それにカルデアに召喚されたのなら俺たちは仲間だろ?」

 

蓮の返答にキョトンとした後、テンは微笑み

 

テン「................お前は変わったやつだな」

 

と言った。

 

立香「ひょっとして蓮くんって強いサーヴァントを呼び出す体質なのかな?」

マシュ「かもしれませんね」

鮫男「じゃあ歓迎パーティーも兼ねて飲もうぜ〜」

マーラ「いいね!!僕お酒が大好きなんだ」

第九「お酒?それは美味しいのですか?」

テン「我は酒は苦手だ。故にミルクを頼む」

立香「お酒飲みそうな顔なのに?」

アルトリア「ランスロット、切嗣、一杯付き合ってくれるか?」

ランスロット《剣》「えぇ、もちろん!!」

切嗣「君の気が済むまで僕は付き合うよ」

キリシュタリア「ふふふ、一気に騒がしくなったね」

オルガマリー「でも、なんだか嬉しいわ。だって................私たちは一人じゃないもの」

 

そう言うと、微笑むオルガマリー。

 

蓮「そうだな」

立香「さ〜て!!食べまくるぞ〜!!」




マーラ
【クラス】バーサーカー
カーマと同一の存在とされる悪魔であり、魔王である存在。
本来ならばカーマ=マーラなので召喚されることはないが、何故か今回はカーマの依代となった少女の義理の兄を依代とする形で召喚された。
愛の神カーマと同一の存在だからか、人の恋愛が()()()となっている。

交響曲第九番『歓喜の歌』
【クラス】ルーラー
ベートーベンの最高傑作の一つにしてクラシック音楽の常識を変えた曲。
彼女が後の作曲家に影響を与え、今もなお愛されている。
本人はモーツァルトのようにキャスタークラスで現界されると思っていたらしく、とても驚いていた。

テン(モーゼの十の災い)
【クラス】ディザスター
モーゼがイスラエル人たちを救うためにエジプトに放ったとされる呪い。
呪いの一つ一つが国一つを滅ぼしてもおかしくはない能力を持っていて、故に彼はエジプトを襲った伝説の災いとしてその名を知られている。
彼自身が十の呪いのため、時と場合によっては災いを使い分けている。
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