だって可愛いんだもん。
あれから爆発音のした場所に向かった蓮と立香。
しかしたどり着いたその場所は.................例えるなら地獄のようになっていた。
蓮は立香の探しているマシュという人物を探していたが、マシュはすぐに見つかった。
マシュ自身は下半身の上に瓦礫が乗っていて身動きが取れなくなっており、蓮と立香は何とかマシュを助けようとしたものの何故か機械音声のようなものが聞こえたと思ったその瞬間、何故か蓮は辺り一面に広がる燃え盛る街に転移していた。
ジョーカー「.................ここは?」
突然炎が延々と燃える街に転移してしまったことに驚きを隠せない蓮。
しかし、自らの姿に蓮はさらに驚くことになる。
それもそのはずで何故なら蓮は怪盗服に、怪盗ジョーカーの姿のなっていたのだ。
ジョーカー「ここは............パレス......................なのか?」
モルガナ「おーい、ジョーカー!!」
声のした方を向くと、そこには同じく怪盗服姿のモルガナがいた。
ジョーカー「モルガナ!?」
モルガナ「よかった............無事だったのか、と言うか何でジョーカーの姿をしているんだ?」
ジョーカー「モルガナもな」
モルガナ「え.................えぇ!?ホントだ!?何で!?」
ジョーカー「分からない、ここはパレスなのか?」
モルガナ「いや.................多分ここは現実世界だ」
ジョーカー「!?」
モルガナ「多分..........我輩たちはタイムスリップのようなものでここに転移してきたんだと思う」
ジョーカー「転移.................」
そのことに蓮も思い当たることがあった。
転移する前に聞こえていた機械音声もレイシフトする、つまり転移するとハッキリ言っていたのだ。
ジョーカー「そういえば立香とマシュは!?」
ハッとしたようにそう言う蓮。
モルガナ「我輩たちがここにいるのなら立香たちもきっとここへ転移しているはずだ。早く探さないと!!」
ジョーカー「あぁ!!」
立香たちを探すために蓮とモルガナがしばらく歩いていると、二人は骸骨たちに襲われているオルガマリーを発見した。
モルガナ「ジョーカー!!あそこにオルガマリー殿がいるぞ!!」
ジョーカー「助けるぞ!!」
モルガナ「ゾロ!!」
ジョーカー「アルセーヌ!!」
自身のペルソナを召喚し、オルガマリーを襲っていた骸骨たちを倒していく蓮とモルガナ。
ジョーカー「はぁ!!」
モルガナ「やぁ!!」
蓮やモルガナ自身も骸骨たちの方へ向かっていき、蓮はナイフで、モルガナはカトラスで骸骨たちを攻撃した。
ジョーカー「大丈夫か?」
オルガマリー「え、えぇ............何とか」
モルガナ「オルガマリー殿が無事でよかった............」
オルガマリー「ね、猫が喋った!!」
モルガナが喋ったことに驚くオルガマリー。
モルガナ「猫じゃねぇよ!!」
オルガマリー「それよりあなたたちは............?」
ジョーカー「俺です、雨宮蓮です。でも今の姿はジョーカー。ただの切り札です」
モルガナ「そして我輩はモルガナだ!!」
オルガマリー「蓮..........モルガナ........まさかあなたたち、さっきカルデアの廊下で出会った.................!?」
ジョーカー「はい、そうです」
オルガマリー「ど、どうしたのよその格好は!!まるで..........怪盗みたいじゃない.................」
蓮とモルガナの格好に呆然とするオルガマリー。
その目はまるで信じられないという目をしていた。
ジョーカー「そうですが?」
オルガマリー「そうですがって............あなたたち本当に怪盗なの!?」
モルガナ「正確には悪いやつの心を盗む怪盗だけどな」
オルガマリー「ちょっと待って、何で怪盗がカルデアに応募してきているのよ!!」
ジョーカー「いや、面白そうなバイトがあったので」
オルガマリー「バイト目的なの!?」
ジョーカー「はい」
オルガマリー「そう..........なのね、まぁいいわ。それよりここはどこ?私と一緒にいたマスターたちは?」
ジョーカー「.................分かりません」
オルガマリー「え..........?」
ジョーカー「.................他の人たちがどこに行ったのかは俺にも分かりません」
オルガマリー「そん............な」
オルガマリーは蓮の言葉にショックを受けていた。
ジョーカー「だけど、ひょっとしたらこの場所にいるかもしれません、だから一緒に探しましょう!!」
オルガマリー「............分かったわ」
こうして、三人は生存者を探すことにしたのだった。