Fate/Persona Order   作:サクラモッチー

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ある魔術王の最後

オルガマリー「人類悪ですって!?」

 

目の前にいる男、ゲーティアの発言に驚くオルガマリー。

 

ジョーカー「オルガマリーさん、知っているんですか?」

オルガマリー「...................人間の獣性によって生み出された7つの大災害であり、人類と人類の文明を滅ぼす破滅の化身。それが人類悪よ」

モルガナ「つまり俺たちの敵ってことだな」

オルガマリー「ただ人類悪に対抗できるのは各クラスの頂点に立つサーヴァント、冠位(グランド)クラスのサーヴァントしかいないの」

立香「じゃああいつを倒せないってこと!?」

オルガマリー「............えぇ」

ゲーティア「もう一人の自分、ペルソナ........................か、中々面白いものを見させてもらった。だが.................貴様らはここで終わりだ」

 

蓮たちにゲーティアが攻撃を仕掛けようとしたその時

 

ロマニ「そうはさせない!!」

 

突然カルデアにいたはずのロマニ・アーキマンが現れたのだ。

 

立香「ドクター!?」

マシュ「どうしてここに!?」

ゲーティア「やはり来たか、ソロモンよ」

キリシュタリア「ゲーティア、君に聞きたいことがある」

ゲーティア「何だ?」

キリシュタリア「お前はロマニのことを魔術王ソロモンと言った。ゲーティア、君はロマニの正体を知っているのか?」

 

そうキリシュタリアが訪ねた時、ゲーティアは衝撃の言葉を発した。

 

ゲーティア「あぁ、知っているとも、何せロマニ・アーキマンの正体は.................我らを生み出したグランドキャスターの一人、ソロモンなのだからな」

キリシュタリア「何だと!?」

オルガマリー「嘘............」

ジョーカー「オルガマリーさん、魔術王ソロモンとは一体誰なんですか?」

オルガマリー「.................魔術の始まりとも言える人物であり、彼の死によって神秘そのものが衰退していったのよ」

立香「え!?じゃあすごい人じゃん!!」

マシュ「でも、どうして............」

ゲーティア「コイツはな、人間として生きたいがために自らサーヴァントであることをやめた愚かな英霊なのだよ」

サマー・カルナ「なるほど、実にcoolな男だ」

鮫男「人間として生きたいがためにサーヴァントをやめた男............お前、面白い奴だなぁ」

アルトリア「それもまた彼の決めた運命、それをなぜ愚かと呼ぶのですか?」

ゲーティア「ふん............どうとでもいえ、だが............まさかお前自身が来るとはな」

ロマニ「ゲーティア.................僕が生み出した存在にして人理焼却の真犯人よ.................こうなったのは全て僕の責任だ。だから僕自身でけりをつける.................」

 

そう言うと、一歩一歩ゲーティアに近づくロマニ。

 

オルガマリー「ロマニ?あなた何を言って.................」

ロマニ「所長、キリシュタリア、マシュ............そして藤丸ちゃんに蓮。カルデアのこと............頼んだよ」

 

その瞬間、ロマニは走り出し.................ゲーティアに抱きついた。

そしてロマニが抱きつくのと同時にゲーティアとロマニは空中に浮き.........赤く染まったカルデアスの方へ引き寄せられていた。

 

キリシュタリア「くそっ!!そういうことか!!」

立香「キリシュタリア先輩、何か分かったんですか!!」

キリシュタリア「ロマニは............ゲーティアもろともカルデアスに突っ込むつもりだ!!」

蓮たち《!?》

 

ロマニの行動の真意に信じられないという顔をする蓮たち。

 

オルガマリー「嘘でしょ...........」

マシュ「ドクター!!戻ってきてください!!」

クー・フーリン《術》「チッ、あの野郎.................自分を犠牲にするつもりで............」

立香「なんで............なんでドクターが死ななきゃならないの!!」

 

口々にそう叫ぶオルガマリーたち。

そんな声が聞こえたのか、ロマニは蓮たちの方へ向くと.................ニコリと笑った。

 

ロマニ「これは僕自身の落とし前、だから君たちを巻き込むわけにはいかないんだ」

マシュ「でも!!」

ロマニ「マシュ、君なら大丈夫。僕がいなくても君ならきっとサーヴァントとして頑張っていける。だって.................君には仲間がいるんだから」

ゲーティア「くそっ!!離せ!!」

ロマニ「所長............今までありがとうございました」

オルガマリー「ロマニ.................あなたはいい医者だったわ!!絶対に忘れないから!!」

ロマニ「藤丸ちゃん、蓮くん、マシュや所長のこと............頼んだよ」

立香「分かった!!マシュのこと、絶対に守ってみせるから!!」

 

泣きながらそう言う立香。

 

ジョーカー「あぁ、任せておけ」

ゲーティア「おい..........やめろ..........やめろぉぉぉぉ!!!!」

ロマニ「みんな.................僕を一人の人間として接してくれて..........ありがとう」

 

そう笑顔で言った後、ロマニ・アーキマンとゲーティアはカルデアスの中に飲み込まれたのだった。

 

オルガマリー「うっ............うっ............ロマニ.................」

アルトリア「ロマニ・アーキマン、あなたは本当に勇気ある英雄でした.................」

鮫男「............死なば諸共精神で逝くんじゃねぇよ」

立香「.................みんな!!ドクターは私たちにカルデアのことを任された。だからドクターの分まで頑張ろう!!」

ジョーカー「............そうだな」

モルガナ「そのために我輩たちはいるんだからな!!」

サマー・カルナ「あぁ!!」

キリシュタリア「ロマニのためにも頑張らないとロマニに怒られてしまうかもしれないしね」

 

こうして、蓮たちはロマニへの想いを胸に人理修復の戦いに身を投じるのだった。




序盤でロマニが死んじゃう展開にしちゃったけど............後悔はしていない!!
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