ワールドトリガーの世界に転生してその特典に仮面ライダーシリーズの怪人になる能力を持って後悔する話。 作:怪物怪人怪獣さん
ナレーション杉田智和。
我らがワーカーホリックの甲斐馬隼人がキンタロスに憑依された藤丸に瞬殺されていた頃から少し時間を戻してB級グルメ祭りの僻地の男子トイレにて……
トイレの外、
北添「いた?」
絵馬「ううん。でもこれだけ探しても見つからないなら影先輩は、会場に戻ったんじゃない。」
『ゾエ~~絵馬~!?』
北添「う~ん。そうだね。僕らも会場に戻ろう。」
『待てコラっ!?』
絵馬「にしても本当に影さん何処に行ったのやら、」
そう言い二人は僻地のトイレから離れて行く。
その影浦は……トイレットペーパーの切れ端を片手に叫ぶ。
影浦「はっ、えっウソ!?マジで、あり得ないだろ!?銀魂じゃないんだろ。」
影浦「紙が!?神が俺を見捨てたんだ!?俺はまだここにいるんだ~~~~~~」
個室トイレに慟哭の叫びがコダマする。
何気ない個室の扉に頭をぶつけながら、恐ろしい程静かになった男子トイレで、頭を抱えて思考する影浦。
影浦(マジかよ!?こんな事あるのか!?控え室で大人しくしていたら、オペレーターの光が応援に現れて差し入れにスポーツドリンクを渡されて……)
影浦「あっ(`Δ´)!?」
この時、いつも以上に凶悪な面をした影浦がいつも以上にドスが効いた声で理解した。
オペレーターの仁礼光は、応援に来た訳ではない。理由はわからないが俺に妨害工作をしたのだ。苦楽を共にした仲間からのまさかの裏切り…
影浦「己……オノレ……己っ!!!!!!!」
…影浦は怒りの余りユワーショックっでのパワーで上半身の服が弾け飛ぶ!?顔が北斗の拳の顔になりながらも
上半身裸になって闘気をみなぎらせる。
影浦「ぐう……糞がっ!?」
そして影浦の腹痛も悪化する。腹痛に耐えながらも思考はにするのは流石は元A級
影浦(落ち着け……状況は整理しろ。個室は全部で7つ俺は左から二番目、紙を失った個室を選んだだけで、残りには紙が間違いなく個室がある……と過程する。銀魂のあの迷トイレ回じゃあるまいし……個室は多い分確率も上がる。それに掃除用具には予備のトイレットペーパーが備えられている物だ。問題ない。)
考えてみたら銀魂のは極限のギャグエピソードであって現実的に考えたらあり得ないの連続だ。
【グゥ~~】
影浦「ぐっ!?」
影浦(だがこの尋常ではない腹痛では個室の確認する為の移動も困難……雅人。頭を使え。サイドエフェクトで気配は感じるぞ。いる……確実に…………俺以外の奴が……この個室トイレに……)
影浦「あの!?すいません。自分、個室にトイレットペーパーの紙が無いんですけど、もしよろしかったら、その!?紙を分けてくれませんか!?」
気配はするが距離がある……移動も困難で中にいるのが子供か大人かお年寄りかもわからない影浦は大声でSOSを叫ぶ。
そして…………
影浦「何だ!?あの攻撃的な気配は……まるで炎の不死鳥を表した気配が一番右端の個室から感じる!?まさか……!!」
身動きが取れない個室に座っている影浦の元に幾つ金属の羽のような物が突き刺さる。
影浦「これは!?鳳凰座(フェニックス)の!?」
??「ふっ、貴様をあの世に贈る駄賃代わりだ……遠慮はいらん。取って置け……」
??「まぁ所詮この世に紙も仏も有りはしない……」
影浦「何者だ!?名を名乗れ!?」事実上全裸でトリガーを持つ影浦。端から見たら凄い絵面である。
??「B級部隊生駒隊隊長。生駒達人。」
影浦(お前かよ~~~~~~~~!?)
影浦「何フェニックス一輝の物真似しているんだ!?イコ!?」
凄い顔芸をする影浦。まさかの知り合いだった。
自己修復能力付きのフェニックスの聖衣を身に付けたイコ。
生駒「いや、今朝消費期限が切れた生八ツ橋を沢山食べてな。トイレで死と再生を繰り返して聖衣もあら不思議?最終聖衣まで進化してもうた……」
影浦「ふざけるな!?イコ!?お前の方にも紙はないのか?ふざけるなよ~~~~!?」
希望が絶たれた叫び声……絶望の叫びを上げる影浦。
生駒「?そりゃ、影。紙を少し分けてくれないか。」
影浦「こっちもねぇよ……」知り合いとわかって何時も口調に戻る。
生駒「なんやて?影。何時の間に俺に鳳凰幻魔拳を食らわしたんだ。」
影浦「………………………………………………」
狂暴な影浦の目が死んだ魚の目になって行く……その目に光はなく只……虚空を見つめるのみ
生駒「あの?影浦さん!?何で黙っているの!?ちょっと恐いよ!?諦めてしまうなんて元A級の隊長らしくないのよ!?」
影浦「何オネェ口調しているんだよ。馬鹿。お前絶対、格好良い台詞と掛け合いしてアッサリ退場するヤムチャポジションだろ。パワーインフレに乗り遅れていつの間にかボーダー辞めてるタイプだろ。」
生駒「なんやて!?進撃の巨人の登場人物の散り様は泣けるやろ!?皆、ほとんど物理的に泣いてるけど……」
影浦「あの皆殺しの富野だって、名前あるキャラクターを死なす事で物語を劇的にしてるんだよ。サンライズあるあるだ。ミハルとカイの奴が分かりやすいだろ。何あのレバー発射装置とミサイルの距離……あれ、乗り物構造上の欠陥で無理にでもミハルをこの世から退場させる悪意に満ちた舞台装置……遠くから手動レバーにロープ付きフックを引っ掛けてでもしない限り近くでレバー引っ張った人確実にこの世からゲットアウトしちゃうじゃねぇか。」
生駒「でも富野さんの作品キャラクターがバタバタ安易に退場させてまとまった作品もあるよ。」
影浦「イデオンは参考にするな。あれは死なす事すら救いではない。あの監督に火の鳥任せたら原作よりヤバい事になるぞ。」
生駒「とにかく、何処かに紙はあるはずや。探そうや。」
何とか横の個室を登ってペーパーがあるか確認しようとすると…………誰かそこにいた……
太刀川「紙をくれ~~~~」
全身を震え上がらせて悲鳴やうめき声にも聞こえたその声は最早この世の物と思えぬ亡者のような魂の叫びを上げていた。
生駒「ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!お化け~~~~~~」
恐怖の姿と叫びに怯え自分の個室に戻る生駒。
距離に離れた影浦は大人しくスマホを使い部下に紙を貰おうと服やズボンのポケットを探すも、
影浦(!?控え室に置きっぱだ!?救助を呼ぶ外部との連絡を絶たれた……)
影浦「……どうした?」
生駒「何か!?妖怪?お化け!?ゲゲゲの鬼太郎とかで見る亡者がいた。あれはもしかしたら……」
影浦「あぁ。間違いない。」
二人は確信して言う。
生駒、影浦「イデの光を受けた/シャカの六道輪廻を食らったんや。はぁっ?」
太刀川「おぉ~~う~~あああああああ」
一人個室のトイレに苦しみ悶える太刀川。
生駒「何でイデオンや?あれ絶対、シャカの技を食らったんや。」
影浦「亡者になってこの世の個室トイレに未練を残すような技をバルゴのシャカが使う筈ないだろ。良くてデスマスクの積尸気冥界波を食らったならまだしも、」
生駒「あの技って今でも強力かわからないんけど……」
影浦「薔薇を飛ばすとか、黄金の連中は変な技奴らもいるし……」
生駒「でもこのままだと俺達も助けがこないとあの顎ヒゲ亡者みたいなっちまうよ。」
影浦「どうせ、個室で用をたしてるからズボンは履いていないんだ。上も脱いでビックフットって言ってここに来た奴に紙を貰ったらどうだ?」
生駒「誰がそんな事するんだよ。」
影浦「待て!?足音が聞こえて来たぞ!?」
二人は静かになり個室トイレに足音が近付いて来ている。
そして静かに扉が開く音が聞こえて……影浦と生駒は静かに様子を見る。
太刀川「あの……ビックフットだけど、紙かポケットティッシュとかトイレットペーパー持っている?」
風間「…………………………何しているんだ?太刀川。」
三人の耳に聞きなれた声が男子トイレに聞こえて……
静かに扉が閉まる音が聞こえて
太刀川「もうっ!?成功しないじゃないの!?心の纏う聖衣を脱いだのに!?」
影浦「馬鹿だろ。あんた。宇宙一馬鹿だろ。ってかアホだろ!?ドラゴン紫龍より脱ぐなよ!?」怒りの声を上げる。
生駒「えっ?太刀川さんだったの俺の隣?黄泉比良坂に送られた人じゃなくて?」
風間「お前ら揃いも揃って何しているんだ?もうすぐ相撲の試合が始まるぞ。」
風間「っと俺も用を済ませるか……」
【グゥ~~~~】
扉の外に聞こえた音。
影浦「あの風間さん?」
風間「何だ?」
影浦「控え室でオペレーターに飲み物でも貰いましたか?」
風間「あぁ。三上にな。さっきから腹の調子が悪いんだ。」
隣の個室トイレの扉が開く音がして閉まる音が聞こえた。
劇画チックな表情をする影浦(殺られた!!風間さんも殺られた!?)
たかが相撲大会に参加しただけなのに予想外のアクシデントに見舞われたボーダー攻撃手達!?
そして…………時間は隼人が敗れた時に進む。
生駒「ふっ!?まさかあの太刀川さんもこんな体たらくとはな。だがもうあんたの時代はもう終わりだ!?攻撃手1位の座はこの生駒達人が貰う!?」
フェニックス一輝の口調を真似して言う攻撃手6位。
太刀川「ふっ!?何を世迷い言を、お前ら如きがこの俺に勝てるとでも、笑わせるな!?手も足も出せず、敗れるのだ……断言しよう……」
水瓶座の聖衣を纏ってノリノリにいう攻撃手1位。
影浦「状況が見えてないな。太刀川さん。あんたはもう挟み撃ちで実質詰んでいるんだぜ。」
上半身の服をチクチクと裁縫で縫い直している攻撃手5位。
風間「そう焦らなくても直ぐにお前達を地獄に叩きのめしてやる。だがその前に俺達にはやるべき事がある……」
天闘士の天衣(グローリー)を纏い言う攻撃手2位。
四人「誰か~~紙をくれ~~~~~~!!!!」
バラバラの四人の心が一つとなった瞬間である。
影浦「ふざけるなよ!?ちょっとした地域のイベントに参加して何でアナザーディメンションで身動き封じられなきゃならないんだ!?」
頭を抱える影浦。
生駒「誰かポケットティッシュとか持ってない?」
太刀川「この聖域(サンクチュアリ)から出て行くには紙がいる。」
風間「少しお腹の調子が楽になった…………あっ、まだ悪くなって来た……」
顔色が良くなりまた悪くなる風間。
影浦「僻地故に滅多に人がこない。俺のスマホは此処にはない……」
風間「もう俺が出る試合時間は過ぎている。」
生駒「わいも控え室だ。」
太刀川「俺は自宅に置いていった……」
風間「充電切れだ。」画面の映らないスマホを見てため息を吐く。
外部から助けはこない。
生駒「何で人間に両手があるか知っているか……それはな……」
血走った目と切羽が詰まった声で自分の両手を見る生駒。
影浦「早まるな!?イコ。希望を捨てるな。」
太刀川「……………………」
風間「おい。太刀川。こんな所で寝るな。せめて普通の場所で休んでくれ……」
影浦「自分達で何とかするしかないのか……」
太刀川「何とか出来るのか?移動も金色の乱れ髪ゴールデンデスヘアーに封じられている状態なんだぞ。」
影浦「それで封じられているのはあんただけだよ。ボーダーで各部隊の隊長しているしエースもやっているんだ。隊長四人揃えば文殊の知恵で何とかなるだろ。」
風間「こんな小学生でも掛からない罠に掛かった俺達をエースと言えるのか?」
改ためて思い出すと……凄い恥ずかしい……
太刀川「自分を卑下するな。人間身だしなみと品性は大事だ。何事も揺るがない高潔な精神を持って挑めば、大抵何とかなる……」
生駒「凄い言い言葉言っている攻撃手1位ですけど、その1位の人も俺達と同じくズボンを下ろして丸出しで言っているから全然心に響かない……」
太刀川「取り敢えず……全員の知恵を合わせてこの危機を乗り越えよう。大丈夫。聖闘士星矢の何時もメンバーも12時間でちゃんとアテナは救えたし何とかなるよ。」
生駒「これから相撲試合をする敵と組めと?」
余裕な表情をするイコ。
太刀川「後、イコ。お前色々臭い……こっちに臭いが来るんだけど、勘弁してくれ。」
風間「このまま此処にいるのは得策ではない。取り敢えず皆、紙の代わりになるような出す物出してくれ。」
イコ「オゴゴゴ……」小宇宙を燃やして見る生駒。
風間「誰がソレを捻り出せと言った……持ち物だよ。」
生駒「限界まで燃えろ!?俺の小宇宙!?このまま第7感を会得しそうだ。」増大する小宇宙が不死鳥を表す。
影浦「そんなセブンセンシズはいらないよ。何処の黄金聖闘士に挑むつもりだ?便座の黄金聖闘士か?どのみち動けないだろ。」
個室で座りっぱの四人。
影浦(風間さんの奴。そんな物があるならとっくに、ここから脱出しているよ。)
財布から一万円札を見つける影浦。
影浦(コイツは最終手段だ……)
風間(一見この状況、同じ目的で協力状態を表しているが、実は違う。)
服のポケットをまさぐりながら
生駒(チラシとかはパンフレットは控え室に置いてしもうたし、財布には小銭のみ。)
太刀川(あっ大学のレポート用紙……でもな……)
これを紙代わりに使ったら、忍田さんを初めとした人達に叱られるのを火を見るより結果が明らかだ。
風間(誰も出し抜く事は考えてはいないが、それぞれがそれぞれの性格故に協力は恐らく難しい……我がある訳ではない……この案件がボーダー本部に伝わって解決方法によっては、ボーダー本部内の評価に影響が起きる!?)
影浦(お金をトイレットペーパー代わりに使ったなんて何かの拍子に言ったら、影浦君。お尻を拭くのに一万円札を使ったんだって……何て今以上に変な扱いを受ける!?)
銀魂とは違い部隊は違うも同じ組織に所属している者達……だが、このトイレの案件、解決方法をしっかりしないと、後々の人生の黒歴史の汚点が増えるかも知れない。
四人は気付いた……
真剣に……真面目に……ふざける事なくこの事態を解決しなければならないと……ボーダーにつつかれると、
影浦「こっちには何もないぜ。」
風間「こちらもだ。」
太刀川「こっちも、」
影浦(さぁ、どう動く……)
三人は生駒の言葉を待つ……
その時、
スウィーツ「あ~~散々だった~」
ムスビ「もう~一人でトイレにいけないって子供ですか?」
四人「!!?」
新たな、嵐がトイレに吹き荒れる。