ワールドトリガーの世界に転生してその特典に仮面ライダーシリーズの怪人になる能力を持って後悔する話。 作:怪物怪人怪獣さん
やぁ、皆、甲斐馬隼人だ。さて俺は現在、転生特典の一つのとある怪人に変身して、ウラタロスが話していたイマジン達を遥か上空から探していた。
緑色の両の目が三門市の市街地から警戒区域、並びにボーダーの本部を始め各支部を見回す。
梟の性質を持つゴ・ブウロ・グの姿で狙撃手のように、
獲物を探して見つける。
「……いた。」
静かに言うと胸の装飾品の一つを外して吹き矢にして、事前に体内で生成したペリットを吹き矢の矢代わりにして発射。
二人一組のイマジンに向かって狙撃する。
バットイマジン(再生)「!?」
スコーピオンイマジン(再生)「どうした?こんな所に立ち止まって、」
バットイマジン「何かこっちに来る。」
上空の方に振り返った瞬間、高速に発射されたペリットが直撃してバットイマジンが火花を出して吹き飛ぶ。
スコーピオンイマジン(再生)「なっ、」
バットイマジン「糞っ、って汚ねぇ!?」
直撃して吹き飛んだ物の常人より強いイマジンにはゴ・ブウロ・グの吹き矢攻撃に耐えて起きやがる。そして、自分に何が直撃したかと確認したら鳥のペリットだから別の意味で驚く。
「トゥッ!?」
特撮の仮面ライダー特有のジャンプ音と共に二人のイマジンの前にモンスターは着地する。
スコーピオンイマジン(再生)「なっ、ホッパーイマジン!?」
「違うわ!?ショッカーライダーNo.1だ!?」
栄光の初代ライダーの変身ポーズをしながら黄色いマフラーと黄色い手袋とブーツが特徴のゲルショッカーの怪人に分類されるショッカーライダーに姿を変えたモンスター。
バットイマジン(再生)「貴様は電王の仲間か!?」
「フフフ。イマジン共。例え貴様達何度再生しようと、お前達の望みは何一つ叶わない……」
バットイマジン(再生)「ふざけるな!?」
スコーピオンイマジン(再生)「ぶっ飛ばしてやるよ。」
バットイマジンは両翼の翼をはためかせ衝撃波を起こし
スコーピオンイマジンはハサミ状の左手から光弾を放ち
モンスターはショッカーライダーNo.1の追加武装の指先から小型ミサイルを発射するが、
イマジン達の方が圧倒的に遠距離攻撃の威力も範囲も上だった。
「そりゃそうだ。昭和の特撮ギミックと平成のCGの合成技術じゃ、勝負にもならないぜ!?どひゃあああああ」
悲鳴を上げて爆音と爆炎に包まれるショッカーライダー。
スコーピオンイマジン(再生)「口程にもない奴だった……」
バットイマジン(再生)「とっとと仲間と合流するぞ。」
モンスターを倒して後にしようとすると、
「待ちな。」
赤鬼のイマジンがすれ違い様にスコーピオンとバット達の間を斬り、バット達の横腹に一撃が入る。
「この三門市に悪さを働く奴らは、」
更にモンスターは赤い鬼のイマジンから青い亀のイマジンの姿に変わり両端に亀の甲羅がついたウラタロッドで凪ぎ払い、二人のイマジンを吹き飛ばして、
「許さないんだ。」
スコーピオンイマジン(再生)「この野郎!?」
片手斧をモンスターに向かって振り降ろすが、モンスターは黄色いの熊のイマジンに姿を変えて同じく斧で防ぎ
「ドスコイ!?」
渾身の力を込めた張り手の一撃をスコーピオンイマジンに放ちスコーピオンイマジンはバットイマジンにぶつかり二人は倒れて行く。
「さて、トドメと行こうか?」
その時、隼人のスマホが鳴り出して隼人は攻撃をやめてスマホに応答する。
「もしもし?神様?」
神様「厄介な転生者が現れた。場所を言うぞ。」
「嫌、今取り込み中………えっ?」
神様からもらった情報にモンスターの様子が変わる。
「仮面ライダー王蛇が現れた?」
その隙にイマジン達はモンスターから素早く逃げる。
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SUMOU大会会場の裏側にて
その男は戦いを楽しんでいた。戦っている間はイライラが消えて、ずっと戦い続けたいとすら思った……
だが、何度も何度も何度も戦いと言う祭りを続けていた男に、遠慮なく終わりはやってきた………
その男は、怖いとか強いとかの次元を越えた存在。
正しく悪その物であった……
王蛇「あっ?」
ずっと戦いを望む男にとってもこの世界は楽しい祭りの場所なのかも知れない。
U良太郎「うわっ~~悪人ずらの悪党って感じ、否ゴメンゴメン。バーサーカーさん?」
【ロッドフォーム】
U良太郎「変身。」
仮面ライダー電王ロッドフォームに変身した存在を見て
紫のライダーは喜ぶ。
王蛇「楽しい祭りの始まりだぁ!?」
【ソードベント】
鏡からベノサーベルを取り出して、目の前のライダーに向かって走り出す。
「アポロショット!!」
紫のライダーの背後から躊躇無く攻撃するモンスター。
電王「遅いよ。後輩。」
「人にイマジンの気配を曖昧に伝えて勝手にSUMOU試合を観戦していた先輩がそれ言いますか?こっちはフクロウのグロンギの能力まで使って捜索したのに!!」
電王「君が勝手に焦ってスタンドプレーをした結果だろ?待つ事も大事な事さ。心配しなくても獲物はしっかりと餌を用意しておいたから……」
「三門市の人達の安全とかあるからつい……」
太陽と赤い騎士を模した兜と黒い服に白いマントを着け左手には日輪型の盾のガイストカッターを持ち、右手には連装銃アポロショットを持ったGODの殺人マシーンの異名を持つアポロガイストは躊躇無く紫のライダーをとにかく撃つ。卑怯、汚い、結構!!悪を持って悪を征す!!
王蛇「邪魔するな!?」王蛇はアポロショットを幾つも直撃しながらアポロガイスト事モンスターに斬り掛かる。
「お主、やっぱりって言うかもしかしなくても浅倉威さん?」
王蛇「それがどうした!?」
ガイストカッターでベノサーベルを防ぎながら話し掛ける。
王蛇の容赦ない猛攻にアポロガイストでも追い詰められて行く
電王ロッドフォームもモンスターに加勢するが、王蛇は二対一でも応戦して電王に一撃入れる。だが、変幻自在に槍を振り王蛇のベノサーベルの一撃を押さえて、モンスターはガイストカッターで王蛇のマスクを殴り着け至近距離からアポロショットを発射。
王蛇「!?」
寸前に連装銃の先を蹴りでずらして王蛇は回避して両者仕切り直す
電王「僕がサポートするから攻撃のメインは頼むよ。後輩。」
「そうしますよ先輩!?」
王蛇は走り出してベノサーベルを振るうも電王がロッドモードのデンガッシャーを器用に振りモンスターの接近を防ぐ。
電王「ほいっ。」
槍の先端を王蛇の胸の装甲に突きの一撃を入れて凪ぎ払う。
電王の中距離のデンガッシャーロッドモードの連続攻撃を食らって火花が次々と貰う王蛇だが、アポロショットは何度も食らうのを不味いと思ったのか回避に撤っする。
王蛇「もっと楽しもうぜ!?」
凶悪な声をマスクごしに言いモンスターは嫌な気持ちになる。
(この世界、本当に……ロクなライダーが現れないな。イマジン達を何とかしないといけないのは確かだけど、カリバーだの、斬月だの、スカルだの、王蛇だの、こっちも仲間が本当に必要だな……)
強い転生者は能力や特典が良くても内面の本質によってはワールドトリガーの世界では危険過ぎる人達がいる。
紅音也や駆文戒斗とは良い奴だけど自己中心的で、我が強い………そろそろ本当に、戦友がいる。
浅倉威ならライダーバトルでの実戦経験は勿論あるし、不意討ちのトドメとかもする。そこらの転生者よりも史上最凶のライダーなのは伊達じゃない。現に北岡ゾルダとの戦闘経験があるせいで、もうアポロショットを見切っていやがる。
デストロンのギロチンザウルスに姿を変えて右腕のギロチンを振るう。
王蛇「面白いな!?お前!?」
「うへっ、一番言われたくない人に一番言われて欲しいポジティブの言葉を言われた。」
口から高熱火炎を放射して王蛇を狙うが、王蛇は素早くスライディング移動からの火炎を回避しつつ接近して下段の斬り上げを放ちモンスターは姿を変える暇もなく倒れ込む。
「やっぱりこの人は強い……ぐがっあがっ!?」
王蛇「おらっ!?!もうおしまいか!?おらっ!?おらっおらっおらっおらっ!!」
倒れ込んだモンスターの背中を躊躇無くベノサーベルを振るい追い打ち攻撃する王蛇。
モンスターはゴルゴムのイワガメ怪人に姿を変えて背中を守り続けてタイミングを見計らい。
「………これであんたはおしまいだよ!?」
コブラの超越生命体スネークロードアングィス・マスクルスに姿を変えて頭の光の輪から『審判の杖』を召還して王蛇の足首に一撃当てる。
『審判の杖』には打った相手の神経を麻痺させる力がある。
王蛇「!?」
王蛇の身体の動きが目に見えて鈍くなり
何よりこのアンノウンは、高所を利用せずに対象を吸い込み遥か上空へと移動させる次元断層を生み出せる能力を持っている。
「落ちろ。冷たい地獄の底まで……」
王蛇「てめぇ…」
次元断層に王蛇を吸い込ませる。
こうして王蛇は、遥か上空………南極の上空に追放した……
(奴が生きて此処に戻ってくる確率はかなり低い筈だ……)
「疲れた……」
モンスターは元の姿に戻り、疲れ果てた顔して地面に倒れ込み。
電王「そろそろ第二試合に出場した選手達が戦っているけどSUMOU試合でも見る?」
「……見る。」
何とか立ち上がった良太郎に肩を組んで隼人は歩く。
本当に、平成怪人って何で負けたって言う能力とか持っているのが多いですね。まぁそれ以上に平成ライダーがチート集団なんですけどね。