優しい欲望の王と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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メグの正体

映司side

 

ユーゴゥを倒してヒナとも本当の意味で再会をしたのはいいのだが・・・・・・

 

「えへへへへおにいちゃーん❤」

 

ヒナよ、なぜ兄にそこまで甘えるんだ?てかエナリアがすごい黒いオーラを纏い始めているのだが?

 

「ヒナちゃーん?旦那様から離れようねーーーー?」

 

「いや!エナリアお姉ちゃんのものじゃないじゃん!それに私だってお兄ちゃんのこと好きだもん!異性として!」

 

「な、何を言っているの!?あなたは妹でしょ!?」

 

「お兄ちゃんもしかして話していなかったの!?」

 

「だ、旦那様説明をしてもらってもよろしいですか?」

 

ヒナ、僕もすっかり忘れていた。ずっと一緒に過ごしていたから本当の妹として見てきたからね。エナリアにも話していなかったことだったわ。

 

「ヒナは僕の本当の妹じゃないんだ。父さんたちが赤ちゃんだったヒナを連れて帰ってきて僕の本当の妹として育てたってのが本当の意味だよ?」

 

「そういうことですか、で・す・が!!いつまで抱き付いているの!?離れなさい!!」

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

響ちゃんと未来ちゃんの目からハイライトが消えてじーっと見ている。やばいやばいやばいヒナを一刻も早く離せさせないとまずい気がする!

 

「お兄ちゃん?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

潜水艦まで来ていたのに気づいたのは先ほど・・・・・・つまり今の声は?振り返ると車の扉が開いており青い髪をした女性風鳴 翼がにっこりと笑いながら立っている。しかもオーラを纏いながら・・・・・・うわー嫌な予感がしていたが・・・・・・当たったようだ。

 

「ネェネェオニイチャン?ソコニイル雌豚ハ何ヲシテイルノカナ?オニイチャンカラハナレヨウカ?」

 

「ナーニイッテイルノ?オニイチャンハワタシノダヨ?」

 

ヒナと翼がバチバチと火花を散らす中、僕はメグをじーっと見ていた。潜水艦に搭乗をしてメグは何かを決意をしたのか話をする。

 

「皆さん聞いてください。」

 

「メグさん?」

 

「いったいどうしたんだ?」

 

「・・・・・・私の正体についてです。映司さんは察しているかと思います。」

 

「・・・・・・あなたがヒロとクリスのことを何かを知っている感じがしました。」

 

「あたしと」

 

「僕がですか映司兄さん。」

 

「ふふ流石王様ですね。私の正体についてお話をします。・・・・・・ヒロ、あなたは私の本当の弟なんです。」

 

「え!?」

 

「な!?」

 

なるほどそういうことか、クリスとヒロのことを見ていると懐かしそうに視線をしていたのはそういうことか・・・・・・だがなぜ彼女はクリスとヒロを捨てないといけない状況になったのだろうか?

 

映司side終了

 

「メグ君、話してもらえるだろうか?なぜ君がヒロ君たちと離れないといけなくなったのかを・・・・・・」

 

「わかっております。まず私がなぜヒロとクリスを捨てないと行けなくなったのかを・・・・・・バルベルデの時まで戻ります。・・・・・・財団Xはヒロとクリスを人質にとってきたのです。私の頭脳などを買われたのです・・・・・・そう映司さん、あなたのオーズドライバーを再現をするために」

 

「僕のオーズドライバーを・・・・・・もしかしてコアメダルもあなたが?」

 

「そうですヒナちゃんが使用をしているコアメダルは私が製造をしたもので間違いありません。ですがこのままではヒロとクリスが巻き込まれてしまうと私は二人に催眠術をかけて私という存在を改竄したんです。」

 

彼女は震えながら話をしているのを見て映司はメグを抱きしめる。

 

「え、映司さん?」

 

「辛かったんですね。ヒロとクリスを守るためにあなたは自ら茨の道を歩いた。財団Xという組織に入らないと行けなくなった自分を・・・・・・そしてヒロとクリスを守るために・・・・・・」

 

「で、ですが私は・・・・・・」

 

「あなたがそれを作ってくれなかったらこうしてヒナと再会をすることがなかったかもしれなかった。感謝をしていますメグさんありがとう・・・・・・」

 

「うう・・・うああああ・・・・・・あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

映司の胸の中でメグは涙を流した。それから数分泣いた後ヒロとクリスにかけていた催眠術を解いた。

 

「お、思いだした。」

 

「あたしもだ!メグ姉ちゃん!」

 

「姉さん!!」

 

「ごめんね・・・ごめんね・・・ヒロ、クリス・・・・・・私のせいで・・・・・・わたしのせいで・・・・・・」

 

再会をした三人を見て全員が涙を流した。映司も感動をしているのか目から涙が一筋流れていた。

 

「映司兄さん・・・・・・」

 

「これでいいのだ。」

 

(ちょっと待ってください?メグさんがヒロのお姉さんってことは・・・・・・)

 

(私にとって義姉さんになるってことよね?)

 

セレナと聖歌はメグを見てヒロの恋人として認めてもらえるように必死になる。一方でメグは映司の方を見てじーっと眺めているのをクリスは見てハッとする。

 

(ちょっと待て!?メグねぇのこの感じ・・・・・・嘘だろ・・・・・・あたしのライバルになっちまった!!)

 

クリスはメグが自分にとって映司を狙うライバルを増えてしまったことにショックを受けていた。

 

「映司おにいちゃーん!」

 

「ガオガイガー!」

 

真梨香が映司に飛びついてきたので彼は後ろの方へと倒れてしまう。真梨香、マリア、切歌、調、クリス、翼、ヒナ、エナリア、未来、響、そしてメグはお互いを見て火花を散らすのであった。

 

(い、いったい映司さんは誰を選ぶのかな?た、確かに映司さんはパロスカ・ウル・エージじゃないからなーでも待ってくれ、姉さんを選んだら僕は映司兄さんって呼んでいるからいいか。)

 

ヒロは自分で納得をして映司をめぐる乙女たちの戦いを見守ることにした。




次回 乙女たちの火花が散る中財団Xは映司を狙う計画を立てる。そして彼が一人になったところをマスカレイドドーパント達が現れて襲わせる。

次回「映司を襲撃!?」

未来のコアメダルは出した方がいい?

  • (・ω・(ヾ)YES
  • (乂'ڼ')No!!
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