7月17日になったら結果を確認して今後のシナリオを決めていきますのて応援よろしくお願いします~
オハヨウ、オニイチャン(ねっとりボイス)
やぁやぁみんな、飛ぶ斬撃 を知っているかい?
「月牙天衝!」とか「三百六十煩悩鳳!」とかをイメージするよね?
現実でもやってみたい…そう思った人は多いんじゃないかな?
今ね、俺はそれを実現するらしいの!意味わかんなくない?
は?漫画の世界じゃあるまいし何言ってんの?って話!
現実と漫画の区別くらいちゃんと理解しろよ!
あれ、今の現実って…【鬼滅の刃】って名前の漫画の世界じゃね?
……マジで飛ぶ斬撃できんの?俺小学生の頃めっちゃ憧れてたからね?前世の時に部活の時間にって思いっきり「ヌウウゥン!」とか言って飛ぶ斬撃の練習してたからね?
…
よし。
颯「師範!」
慈悟郎「お、おう、なんじゃ。」
颯「飛ぶ斬撃のこと、もう一度お願いします!今日中に覚えますので!」
慈悟郎「(急にやる気になりおった…)」
【雷の呼吸 参ノ型 聚蚊成雷】
真面目にやります。
慈悟郎「一気に説明してしまったから今度は細かく説明していくぞ。よく聞いておけ。」
颯「ふぁい」
慈悟郎「返事くらいしっかりせんか!」
颯「high」
慈悟郎「ん~?まぁいい…では始めるぞ。」
刀を斜めにし、空気の流れを受けやすくし、飛ぶ斬撃を放つ。
颯「斜めにしたら攻撃しづらくないですか?」
慈悟郎「斜めにするのは攻撃の始めだけじゃ。その後はどれだけ速く切り替えられるかによってこの型の強さが決まる。」
颯「なるほど」
雷の呼吸 参ノ型 聚蚊成雷
腕を力強く振り、手首を上手く動かし斜めの向きから横に切り替え回転斬りを放った。これ失敗かな…あっ!
周りにあった木とかに少し切れ目が入ってる!
慈悟郎「全く…儂の木刀も少し折れかけた…成功じゃ。」
颯「おぉ!」
慈悟郎「後は鍛錬あるのみじゃが…遠くでやれ。小屋の近くでやったらゲンコツでは済まさんぞ!」
颯「色々困るのでやりませんよ。」
周りには木がたくさんある。これ山登る際邪魔だったんだよなぁ…地球温暖化とかは今は気にしなくていいっしょ。
雷の呼吸 参ノ型 聚蚊成雷
よし、中々の出来だな。
周りの生い茂った木はかなり広い範囲で斬られている。
慈悟郎「これはお前がやったのか?」
颯「はい」
慈悟郎「うむ、これなら次の型の鍛錬を始めても問題がないだろう。」
【雷の呼吸 肆ノ型 遠雷】
遠くの距離から一瞬で相手の背後に周りながら瞬時に斬撃をする技。
颯「霹靂一閃で良いような」
慈悟郎「霹靂一閃は抜刀術じゃ。鞘に収めている状態から始まる霹靂一閃と違い、常に刀を出しているまま相手に接近するのが 遠雷 じゃ。」
颯「なるほど理解しました。」
雷の呼吸 肆ノ型 遠雷
颯「こんな感じですか?」
慈悟郎「そ、そうじゃ…(数分で覚えるとは…)」
【雷の呼吸 伍ノ型 熱界雷】
腕に力を込め、最大級の遠距離攻撃を放つ。
颯「え?ただ力んだ参ノ型じゃないですか。」
慈悟郎「それもそうなんじゃが…この型は使う場面が多い。ただ使えるわけではダメだ。極めろ。儂が言えることはそれだけじゃ。」
なるほどね…ま、すぐに覚えられるっしょ。
雷の呼吸 伍ノ型 熱界雷
巨大な大木に熱界雷を放つ。放った攻撃は木を貫通し周りの雑草すらも斬っていく。
これなら良いだろう…そう思って俺は桑島さんを呼び、熱界雷を見せた。
雷の呼吸 伍ノ型 熱界雷
慈悟郎「…」
颯「どうですか?」
まぁOKだろうけど。自在に遠距離が打てるって相当強いからね。マジで練習しまくっ…
慈悟郎「まだじゃ。」
颯「えっ」
慈悟郎「速さが足りん。儂が詳しく教えてやる。お前が目指すべき道はそう簡単ではないぞ。」
うっそだろ…
慈悟郎「…やってみろ。」
颯「はい!」
雷の呼吸 伍ノ型 熱界雷
俺の放った斬撃は、綺麗に並んだ木を次々と貫通し、
岩を斬った。
慈悟郎「…よくやった。この出来なら儂も安心じゃ。」
颯「はい!」
飛ぶ斬撃の速さを例えるの難しいんだよな……炭治郎が猗窩座に剣投げたじゃん?杏寿郎死んだ時に。あんくらいの速さ。ごめん例えるの俺苦手なんだ。とりあえず一般人がボールを全力で投げた時の速さくらいだと思ってくれ。
【雷の呼吸 陸ノ型 電轟雷轟】
広範囲に無数の雷撃を放つ。飛ぶ斬撃Lv99って感じ。
慈悟郎「いいか颯、この型は参や伍より遥かに難しい。戦場全体に雷鳴を轟かす技だ、お前ならできる。」
桑島さんが真剣な顔で俺の事を見る。期待されるのってやっぱり嬉しいもんだなって思えば自然にやる気も湧いてくるものだ。
颯「くっそ!できねぇ!」
慈悟郎「まだ時間はある、お前がここに来てから3ヶ月くらいしか経っておらん。才能と努力はお前を裏切らん。」
颯「う~ん…そういうものでしょうか…」
才能と努力は裏切らない…か。中々嬉しいことを言ってくれるんだな…獪岳はこんないい師匠に育てられたのになんであんなんになっちゃったんだろ。
慈悟郎「颯、暫く鍛錬が続いていたからたまには息抜きとして山を降りて少し遠くの町まで買い物に行ってくれんか?」
颯「いいですけど…何か欲しいものでも?」
慈悟郎「ここらは食料を取り扱っている店は少なくてな。道は覚えておるじゃろう?確か…〇〇町じゃ。」
颯「あー…聞いたことあるかもです。そこなら道もわかりやすいので良いですよ。」
慈悟郎「そうか、助かるぞ。念の為に刀を持っていけ。いつ鬼に襲われるか分からんからな。」
颯「はい」
颯「では行ってきます。」
慈悟郎「うむ。」
颯「なんか木がめっちゃ倒れてますね。」
慈悟郎「お前がやったんじゃろうが!」
颯「ふぅ…中々遠いな…」
俺は山を降りて桑島さんが言っていた町へ向かっている。念の為に地図を持ってきた。本物に【念の為】って大事だからね。
「うっ…うっ…」
「おい、もう葬式はとっくに終わっただろう。まだあいつの事を引きずっているのか!」
颯「…?」
遺族が亡くなったのか…まぁ俺には関係ないし、とっとと先へ行かないと…
「やっぱり鬼殺隊に入らせるんじゃなかった…」
「あいつは子供を庇って死んだんだ!鬼殺隊士として天晴なことだろうが!」
「そんなこと言わないでよ!」
「狭霧山で鬼に胴体を貫かれて…腕が1本無くなった遺体なんて見たくもなかった!」
颯「…!?」
鬼殺隊士『早く…逃げるんだ! 』
もしかして…俺を狭霧山で助けたあの人の親…?
颯「…あの…」
「……どうかなさいましたか?」
颯「僕…実は…」
「そうか…君が…あの子の…」
「…」
颯「恨まれる覚悟はできています…実は」
「私たちは君を恨んだりなんかしないよ。」
「あなたのような若い子を守って…鬼から命を助けた鬼殺隊士が守った子に恨み言なんてしません…」
颯「……実は…お願いがあって…」
「…なんだい?」
石崎 健 ここに眠る
颯「石崎…健さん…そんな名前だったんですね…」
颯「健さん…僕を…鬼から守っていただき…本物にありがとうございました…どうか…安らかに…」
俺はそう言いながら、墓に手を合わせ、内緒で買った花を添えた。
キャーーーーー!
颯「!」
なんだ?悲鳴が…でもまだ夜じゃない…夕方だ…一体何が…
俺は刀を持って悲鳴があった場所へ向かった。
「あ、あなた!」
「お前は早く逃げろ!お前まで死んだら誰があの子の墓に手を添えるんだ!」
「で、でも!」
鬼「へぇ…鬼に家族を殺されたのか…じゃあ、会わせてやるよ!」
(時よ止まれ!)
カチカチカチ…
雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃
スン…
鬼「ふぅん…鬼殺隊か」
「き、君は!あの時の!」
颯「逃げてください!なるべく遠くへ!」
「あ、ありがとう!」
鬼「今の攻撃…中々やるね。正直ビックリした。」
颯「…おい」
鬼「ん?」
颯「なんでお前は…」
颯「なんでお前は太陽の下でも生きていられるんだよ…」
まだ夕方…陽光がやつの体に当たっているはず…どういう事だ…
鬼「あ~これぇ?色々あるんだよ…お子様には分からないだろうけど、そんなに知りたいなら…」
炎の呼吸 陸ノ型 朱雀
颯「知りたいなら、なんだよ。」
鬼「お~…おっかないねぇ。しかも並の隊士より全然強いじゃないか!」
颯「うるせぇよ、下弦の参」
凸「下弦の参なんて呼び方やめてくれよ~…僕には凸(とつ)って名前が…」
炎の呼吸 壱ノ型 不知火
颯「お前のことなんて心底どうでもいいから、とっとと消えてほしいんだけど」
凸「そう怒るなって!あの方に警戒されてるからってそんなに怒らないでよ!颯くん!」
無惨に警戒されてるのか…しかも首切っても死なないし再生する…え?無惨より強くね?
颯「お前…無惨より厄介だろ…」
凸「それが本当ならとっくに吸収されてあの方は究極生物になってるって!お喋りはもう終わろうよ!もう夜になっちゃったよ?飽きちゃった!」
血鬼術 濁泥流
やつの足元から凄まじい勢いの濁流が流れてくる。これ津波だろ…
足元…足元…あっ!
颯「お前本体じゃないな!?」
凸「…なんでそうなるんだ?そんなわけねぇだろ?」
颯「すごい汗だくだけど…大丈夫?口調も突然変わるし…」
凸「うるせぇ!俺に話しかけてくんじゃねぇ!」
血鬼術 光線・泥塊
やっぱり足元から攻撃が出てる!多分あいつの足になにか秘密があるはずだ…さて…やりますか…
(時よ止まれ!)
カチカチカチ…
雷の呼吸 伍ノ型 熱界雷
あいつの足首を切断する勢いで最大級の斬撃を!
スン…
凸「…クソォ!」
足首が切れると残った足から何かが出てきた。本体かな?
凸「くそ…まあいい…こんなガキ、本体の俺が直々に始末してやるz」
水の呼吸 参ノ型 流流舞い
凸「…え?」
颯「喋ってる暇あったら接近してることに気がつけよ…」
凸「なっ…いつ俺のところに!体が崩れて!うわぁ!やめろ!」
颯「なんかバカらしくなってきた…とっとと買うもの買って帰るか…」
目的地はまだ先だ……人は誰もいない。使うか。
颯「霹靂一閃!」
移動が楽って最高だよな?
慈悟郎「遅かったな。お前ならもっと早く帰ってくると思ったんだが…」
颯「色々あったんですよ…やばい疲れた少し寝ます…あ、とりあえず言われたものは買ったので扉のところに起きました…」
ちょっと今日は疲れた…寝よ…
慈悟郎「では鍛錬を再開する。」
颯「全然息抜きにならなかったけど…分かりました!」
慈悟郎「まあそう言うな。お前が帰ってくる時に霹靂一閃を使ったことには目を瞑っておいてやるから早く準備をしろ。」
颯「ふぁい」
雷の呼吸 陸ノ型 電轟雷轟
刀を上下左右様々の方向に刀を振り手首を細かく動かす。斜めにしないと空気の抵抗を受けにくいとか本物にウザイ。
雷鳴が色々な方向に飛び散る。
颯「どうです…ぐぁ!?」
やばい…筋肉痛の右腕を色んな方向にぶんぶん振り回してた代償が来た…いってぇ!
慈悟郎「……完璧じゃ。」
颯「よかった…いててて!!」
慈悟郎「まずはその腕を治せ…全く、筋肉に負担をかけ過ぎるのは良くないとあれほど…」
颯「ははは…すみません…」
とりあえず…雷の呼吸は終わりだな…
颯「桑島さん。」
慈悟郎「…行くのか」
颯「はい…今までお世話になりました!!」
慈悟郎「…颯。」
颯「…はい。」
慈悟郎「お前は…もし上弦に鬼になれと言われたら…お前はどうする?」
颯「最期まで…鬼殺隊士として戦い抜きます。」
慈悟郎「そうか…それなら安心した。」
柔らかい笑顔で俺に向かってこう言った。
慈悟郎「いいか、鍛錬を怠るな。体を大切にし、鬼から人を守れ!儂が育てたお前なら鬼舞辻無惨に刃は届く!」
颯「…はい!頑張ります!」
俺は今この瞬間に、この人を裏切らない、裏切るようなことをさせないと誓った。
更新がかなり遅れてしまって申し訳ないです…