一瞬の時を止める色彩の鬼殺隊員   作:ドドドード・ドードリオ

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アンケートの内容を変えました。
蜜璃ちゃんはそもそも17歳くらいで産屋敷と出会うので相棒として一緒に戦うならかなり年月を飛ばすことになります。






志木寺颯・13歳
第十五話 俺は嫌われていない。


義勇「俺はお前が強そうには思えない。」

 

颯「目に前で鬼の首を切ったじゃん。姉さん救ったじゃん。」

 

義勇「姉を救ったこととお前の強さになんの関係がある?」

 

颯「お前ヤバいって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鱗滝「……それで義勇とお前が戦うことになったと…?」

 

颯「自分だってよく分かってませんよ。」

 

 

「おい」

 

颯「てめぇだれですか」

 

「お前が志木寺颯か?」

 

颯「井上山田 俊三 です。」

 

「ふざけているのか?」

 

颯「そう言うなって…お前は誰なんだよ。」

 

錆兎「俺は錆兎だ。お前も鱗滝さんの教え子らしいが…俺たちより弱い。俺はそう思っている。」

 

颯「こういう子供でも大人になれば現実ってものを知ることになるんですね」

 

鱗滝「まぁ確かに否定はせん…」

 

颯「まぁいいよそれで。お前たちの方が強いよ!偉い偉い!」

 

錆兎「チッ…男に生まれたからには刀で正々堂々勝負しろ。腰抜けが。」

 

颯「あー…勘違いしてる?」

 

 

颯「お前ら二人がかりでも、勝負にならないから戦わないんだよ。」

 

 

錆兎「偉そうな口を利くものだな…義勇、やるぞ。」

 

義勇「…あぁ。」

 

颯「鱗滝さん…どうします?」

 

鱗滝「…颯の強さを知るいい機会だ。颯、お前は木刀、錆兎と義勇は刀を使え。」

 

錆兎「なっ…鱗滝さん…こいつを殺してもいいんですか?鱗滝さんはこいつを…」

 

鱗滝「…」

 

 

颯「木刀…木刀…これでいいか。」

 

錆兎「…」

 

義勇「…本当にいいのか?」

 

颯「俺も真剣使って髪の毛全て切って絶望を味合わせたかった。」

 

鱗滝「まぁそう言うな。」

 

 

 

錆兎「良いと言うなら話は終わりだ!」

 

水の呼吸 参ノ型 流流舞い

 

颯「ほっ」

 

錆兎「今のを…避けた?」

 

颯「ぶっちゃけ木刀いらないですよー鱗滝さーん」

 

鱗滝「全力でやれ、颯。今の柱の強さ、儂にも見せてみろ。」

 

颯「…分かりました。」

 

 

義勇「…」

 

水の呼吸 拾ノ型 生生流転

 

颯「お、いいね。じゃあ俺も。」

 

水の呼吸 壱ノ型 水面切り

 

義勇「くっ…刀一振りでこの威力か…」

 

錆兎「義勇!怯むな!強い心を持て!」

 

颯「強い心 か…いいか、水の剣士。」

 

 

 

颯「お前たちと俺じゃ、天と地ほどの差があるんだよ」

 

 

錆兎「…!?(なんだ…この威圧感は…)」

 

義勇「…(…初めての感覚だ。)」

 

 

颯「さーて…歯を食いしばれ?」

 

 

(止まれ!)

 

カチカチカチ…

 

スン…

 

 

時の呼吸 壱ノ型 星霜

 

 

 

錆兎「ぐっ…腕が…」

 

義勇「くっ…」

 

颯「あーあ…刀を離したってことは降参ってことか?」

 

鱗滝「(今のは儂の目でも見えなかった…瞬く間にあの二人の腕に打撃を入れ、握っている力を抜けるようにしたということか…)」

 

錆兎「くそ…俺は…まだ…」

 

義勇「…諦めろ、錆兎。」

 

錆兎「義勇!こいつに負けたままで…」

 

 

義勇「志木寺颯に、何をしても無駄だ。俺たちの攻撃を赤子のように扱っている。そうか?志木寺。」

 

 

颯「…赤子のように~…は流石に思ってないけど…まぁ弱いね、全体的に。」

 

錆兎「…!」

 

義勇「…そうか、すまなかった。お前の強さを疑っていた。鱗滝さんがお前のことを常に気にかけている理由が分かった。」

 

颯「まぁいいよ。見た目はただの子供だしね。俺も。」

 

錆兎「……」

 

鱗滝「颯、義勇。お前たちは向こうで鍛錬をしろ。颯は義勇を鍛えてくれ。」

 

颯「分かりました~…行くか。」

 

義勇「ああ。」

 

 

 

 

鱗滝「錆兎、颯の剣技をどう感じた?」

 

錆兎「…分からないです…俺の参ノ型をいとも簡単に避けて…あいつの… 【時の呼吸】の攻撃を受けた瞬間だって…突然腕に衝撃が走って……」

 

鱗滝「そうだな…あれは儂も見えなかった。」

 

錆兎「鱗滝さん…でも?」

 

鱗滝「それ程までに颯の剣技は極められておる。」

 

錆兎「俺らだって頑張っているのに…何が違うんですか?あいつは俺より年下で…」

 

鱗滝「さぁな。だが…他の子達とは違うんだ。」

 

錆兎「…?」

 

鱗滝「最初は儂もただの子供だと思った。9歳だったか。あいつがここに来たのは。だが剣技を教えていくうちに儂は思ったのだ。”あぁ、この子はきっと生き残る”と。」

 

錆兎「生き残る…?」

 

鱗滝「颯より前に育てた子供だって沢山いた。だが全員最終選別から帰ってこなかった。」

 

錆兎「…」

 

鱗滝「だが颯は儂の想像を遥かに超える強さを持っていた。この子は最終選別で死にはしないだろうと。結果としては生きていたが予想外なことが起きたがな。」

 

錆兎「予想外なこと…とは?」

 

鱗滝「上弦の鬼と戦って生き残った…が…その体は重症だった…というものだ。」

 

錆兎「上弦…確か…鬼の中でも恐ろしく強い鬼たち…でしたっけ…まさか…そんな…」

 

鱗滝「本当だ…それらと戦って…さらに強くなり、柱となった颯は… 鬼殺隊最強 と…儂は思っている。」

 

錆兎「鬼殺隊…最強…」

 

鱗滝「錆兎、颯をそろそろ認めたらどうだ。あんな性格だが…颯の人を想う気持ちは誰よりも上だ。」

 

錆兎「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

颯「…OK。それ…完成してるよ。すげえな…こんな短時間で。」

 

義勇「これが…拾壱ノ型…。」

 

颯「それを毎日やってみろ。強い味方になるぞ、その技は。」

 

義勇「…感謝する。」

 

颯「別にいいって。弟弟子の鍛錬を…」

 

義勇「…姉を…蔦子姉さんを助けたこともだ。そして…すまなかった。」

 

颯「…別にいいって。お前の姉さん…祝言、挙げたんだろ?良かったじゃないか。」

 

義勇「いやまだ分からない。」

 

颯「そうだったわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錆兎「…あいつは?」

 

義勇「山を下りた。」

 

錆兎「そうか…謝りたかったのだがな。」

 

義勇「…颯は…俺たちよりも遥かに強いのだろう。鱗滝さんの言っていたように。」

 

錆兎「…あいつの攻撃を受けて…それがわかった。強くなるぞ!義勇!」

 

義勇「…もちろんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして月日が経ちました。

俺は御館様からなんか呼ばれました。

 

輝哉「突然呼び出してすまなかったね。」

 

颯「別に暇なので大丈夫ですよ。」

 

輝哉「そうか、ありがとう。君にお願いしたいのは最終選別にいる鬼の確認だ。もし異形がいたら殺してしまっても構わない。」

 

颯「分かりました。担当区域にいる鬼が全然でなくて暇なんですよね。」

 

輝哉「…君が殺し尽くしているからじゃないのかい?」

 

颯「あ、バレました?」

 

俺と御館様は笑いながら話を進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤襲山へ行くとあまねさんが最終選別の説明をし終わった直後のようだった。

 

颯「あまねさん。」

 

あまね「…颯様、最終選別の件、感謝致します。」

 

颯「別に暇なので。」

 

あまね「では…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

颯「参加者見るの忘れたな…誰がいたっけか。」

 

鬼「美味そうなガキが…」

 

 

錆兎「鬼は滅する!」

 

 

水の呼吸 肆ノ型 打ち潮

 

颯「おー……錆兎?」

 

錆兎「志木寺颯…なぜここに?」

 

颯「御館様からここの調査をしろって言われた。」

 

錆兎「なるほど…義勇に拾壱ノ型を教えたのはお前か?」

 

颯「ん?そうだよ。」

 

錆兎「やはりか…あいつの技はなんなんだ。攻撃が通らん。」

 

颯「防御技…斬新だと思わない?」

 

錆兎「…否定はしない。」

 

颯「義勇はいるの?」

 

錆兎「いるが…ここの鬼共は殆ど俺が殺した。お前の仕事はないかもな。」

 

颯「助かるねぇ…じゃ、またな。」

 

錆兎「あぁ…それと…あの時はすまなかった。」

 

颯「別にいいよ。頑張れよ、最終選別。」

 

錆兎「当たり前だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

颯「あれを使いこなしてくれてるとは…嬉しいものだ。」

 

 

「おい!そこの子供!」

 

颯「お?死にたいやつが来たか?」

 

「待て待て!刀を抜くな!俺は人間だ!この顔を見ろ!」

 

颯「わーお色男。要件は。」

 

「単刀直入に言う!この俺と同行しろ!」

 

颯「え、なんで。」

 

「単独で行動するのは危険だからな。少しでも人数はいた方がいい。ド派手に鬼の首を切ってやりたいが7日も続くとなると体力の方にも限界が来る。」

 

颯「確かにな……ん?ド派手…?……お前、何者だ。」

 

 

 

天元「俺は派手を司る神、祭りの神だ!」

 

 

 

ええええええぇぇぇぇぇぇぇ!?




かなり原作の方を変えました。
宇髄と義勇達が同期な設定にした方が主人公との繋がりが深まるかなーって思ってこのようなストーリーにしました。
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