天元「俺は派手を司る男、祭りの神だ!」
マジか…宇髄天元…未来の音柱って義勇と同期だったのか…
初めて知ったわ…てか本当にイケメンだなこいつ殴ろうかな。
颯「そうか祭りの神か…ごめん、同行できねぇ俺。」
天元「……お前…参加者じゃないな?」
颯「お、なんで分かんの?」
天元「お前からはとてつもなく強い"音"がするんだよ。さっき説明してた女と話していたことを踏まえて……参加者の確認…ってとこか?」
颯「惜しいな。非常に惜しい。参加者の確認もあるけど俺の仕事は強い鬼がいたら殺せって感じ。」
天元「ふっ!そんな鬼は俺がド派手に首を切って…」
颯「話聞けや。仮に潜在能力がド派手にすごいやつがその強い鬼に殺されたらもったいないだろ?そういうのを防ぐために俺が来たってわけ。ド派手に。」
天元「そう言っている割には地味だな…」
颯「お前許さない。」
天元「で、強い鬼かどうかって見ただけで分かんのか?」
颯「血鬼術…って分かる?」
天元「なんとなくは、だな。」
颯「本来この最終選別はそれを使わないただ牙とか爪とかで攻撃する鬼しかいないんだけど…稀にそういうやつが血鬼術を使える並に人を食べたこともある事例もあるんだよ(原作知識)」
天元「なるほど…大体理解した。じゃあ俺のド派手な鬼退治でも見て時間を過ごしな。」
颯「そうさせてもらうわ。暇だし。」
2日目
天元「…」
颯「…」
天元「なぁ…」
颯「ん?」
天元「本当に鬼ってのがいるのか?全然見当たらないが…」
颯「いるもんなんだけど…他のやつ殺してんじゃない?」
3日目
鬼「お…人がいた…けひひ……なっ!志木寺颯!?なぜここに!」
天元「志木寺颯…それがお前の名前か?」
颯「おん、鬼が来たぞ。殺すのか、逃げるのか。」
天元「甘く見てもらっちゃ困る。」
音の呼吸 肆ノ型 響斬無間
颯「あっぶね!」
天元「ふ…ド派手にな…」
颯「ド派手になじゃねーよ爆薬使ってんのかお前。」
天元「爆発と共に斬撃を入れる。それが俺の使う【音の呼吸】だ。」
おっwwおっww音の呼吸だwww
なんて言いながら踊りたいけど今はやめておこう。
…
颯「…爆薬ちょいと奪うわ。」
天元「あ?まぁ別にいいが…こんくらいな。」
颯「1回分…OK、ありがと。」
天元「こんな調子じゃもっとお前に譲っても余るくらいだな…」
4日目
颯「…あっ!」
天元「どうした?」
颯「俺異形いないか調査するのにお前とずっと留まってちゃダメじゃん!」
天元「…しょうがねえな…お前のために俺もこの山にいる鬼を殺すことに切り替えてやる。」
颯「お、まじか。優しいなお前…名前知らんけど。」
天元「…俺は元忍び、宇髄天元だ。」
颯「覚えたわ。よろしくな、天元。」
5日目
天元「…」
颯「鬼がいない…え?絶滅した?」
天元「そんな簡単に絶滅したらこの時間は一体なんなん…」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
颯「…!」
天元「…行くか?」
颯「当たり前だ。」
手鬼「…また俺の狐が現れたか…」
錆兎「…どういうことだ。」
手鬼「目印なんだよ…その面が。それを付けている鱗滝の弟子はみーんな俺が食ってやった。あいつに対する復讐だ…ざまぁみろ。」
錆兎「…なんだと?」
手鬼「次はお前の番だ!」
錆兎「…(手を伸ばしてくるだけの単調な攻撃など…俺に効くものか!)」
水の呼吸 弐ノ型 水車
手鬼「…なかなかやるな…だが地中からはどうだ!」
錆兎「見えているぞ!」
手鬼「(高い…だが…空中からならこの攻撃は…)」
錆兎「何度も同じ手が通用すると思うな!」
手鬼「くっくっく…」
錆兎「そこだ!」
水の呼吸 壱ノ型 水面斬…
パリィン…
錆兎「…なっ…」
手鬼「ふんっ!」
錆兎「(時間の流れがゆっくりに感じる…もうすぐ頭を潰される…義勇…鱗滝さん…くそ…俺は志木寺颯に負けたままか…)」
時の呼吸 参ノ型 金烏玉兎
音の呼吸 伍ノ型 鳴弦奏々
手鬼「!?(なんだ…今の瞬間手を斬られたのか!?あの白髪のやつの攻撃で動きが遅くなり…あのガキの…!!??)」
手鬼「し、志木寺颯!!」
颯「ふー…!間に合ってよかったァ!」
天元「本当だな…おい!そこの獅子色のガキ!とっとと離れろ!」
錆兎「くそっ…くそっ…」
手鬼「まずはお前からだ!白髪の爆薬使い!…いない!?」
颯「いけるか?天元。」
天元「当たり前だ、でもお前…その構え…」
颯「そうさ、よく知ってるだろ?」
手鬼「う、上!?(だが俺の首は硬い!刀が折れたところを狙って…)」
颯「いくぞ!」
この時のために爆薬を貰っていたのさ!
下方向に向かって刀を振り下ろす位置に爆薬を投げる!
色の呼吸 金ノ型 轟
音の呼吸 壱ノ型 轟
「なんだ…爆発…」
「すげぇ…あいつを倒しやがった…」
後に聞いた話だと、そこにいた参加者はまるで綺麗な花が空に咲き誇っているように見えたらしい。
7日目
颯「結局あれ以降鬼が出なかったな。」
天元「そうだな……てかお前!なんで音の呼吸が使えるんだよ!」
颯「お前から爆薬もらったから。」
天元「いやお前…それだけで…」
颯「柱…なんだよ。」
天元「柱…?確か鬼殺隊で1番強い者の集まり……まさか!鬼殺隊最強の時柱ってお前か!?」
颯「何その呼び名気になる。」
天元「一目見てみたかったと思ったが…まさかお前だったとはな…」
颯「見た目そんなに子供か?俺。」
天元「そりゃあな。」
颯「うそー…」
鴉「時柱殿!時柱殿!あまね様がお呼びだ!」
颯「え、襲われてんの。」
鴉「違う。とにかく来い。」
颯「ういー…じゃ、またな。」
天元「…おう。」
天元「何者なんだよあいつ…。」
颯「はい。」
あまね「途中で爆発が起こりましたが…あれは?」
颯「異形を倒すために参加者と協力した時の攻撃によるものです。」
あまね「異形は確認されたのですね…ありがとうございます。何か情報はありましたか?」
颯「鱗滝さんの弟子を狙って何十人も食べていたそうです。」
あまね「なるほど…では颯様、戻りになられますか?」
颯「いや、最後まで見ておきたいかなーと。最終選別。」
あまね「承知しました。」
颯「突然眠くなってきたな…昼夜逆転は怖い。」
義勇「お前も来ていたのか。」
颯「お、義勇。」
義勇「錆兎が悔しがってお前の名前を呼んでいたが…何があった?」
颯「お前も怪我してるけど…それはいいか…錆兎が勝てなかった鬼を俺と他のやつが倒したってだけだ。」
義勇「…そうか。」
颯「で、アレはどうなんだよ。」
義勇「…順調だ。」
颯「マジ?じゃあ、やってみていい?」
義勇「来い。」
颯「じゃ、いくぞ?弱めだけど。」
色の呼吸 黄ノ型 熱界雷
さて…どうなるか…
義勇「…水の呼吸…拾壱ノ型…」
【凪】
颯「…おー…斬撃が消えた。成功したな。」
義勇「鱗滝さんにも見せようと思う。」
颯「いいんじゃね?…お、錆兎が来た。」
錆兎「…」
義勇「どうやら無事だったようだな。刀が折れているようだが…どうやって鬼を倒したんだ?」
颯「まぁとりあえず俺はここで山を下りるから。後は…」
錆兎「志木寺颯!!」
颯「うおっ!?」
義勇「!?」
錆兎「お前は俺より強い!だが俺は決して負けない!誰かに助けてもらうような弱い男にはならない!いつか必ずお前を超えてみせる!必ず!」
錆兎はそう叫んだ。まるで俺を応援、そして宣戦布告のように。
颯「…そうか。」
颯「じゃあ、強くなれ。俺から言えるのはそれだけだ。あばよ。」
錆兎「…」
義勇「颯は…いつか鬼の始祖を倒すのだろうか。」
錆兎「分からない…だが…あいつなら…どんな鬼にも負けないような気がする…」
義勇「…奇遇だな。」
颯「山下りたけど何しようかな。」
颯「あ、おーい!」
颯鴉「シネ…」
颯「この手紙は御館様んとこに持ってって。」
颯鴉「ホントー…シネ…」
颯「なんでこいつが俺の鴉なんだろう。」
そして月日が経ち、柱合会議。
あまね「御館様の御成です。」
モブ水柱「このたb」
颯「元気でよかったです。これからも元気でいてください。」
輝哉「ふふっ…あ…ありっが……あっはっはっは!」
モブ水柱「…」
水柱が俺のことを睨んでくる。なんだよ、なんか文句あるんか。
輝哉「はっはっは……早速だけど…本題に入ろう。柱が1人増えることについてだ。」
颯「お、」
行冥「なんと…」
愼寿郎「その隊士はどこに?」
颯「あ、上。」
屋根の上には…宇髄天元が立っていた。
颯「屋根の上って立ってもいいんです?」
輝哉「元忍の彼には中々似合う登場だとは思わないかい?」
颯「否定はしませんね。」
そう会話をしていると屋根から飛び降りた天元はすぐさま御館様に膝をついた。
天元「宇髄天元、柱としての義務を全うさせていただくと存じます。」
輝哉「ありがとう。天元には【音柱】としてこれから頑張ってもらう。期待しているよ。」
天元「御意。」
颯「ふわ~あ…眠…。」
輝哉『颯には悪いんだけどここで待っていてほしいんだ。』
颯「流石に暇だな…ちょいと抜き足差し足忍び足…」
輝哉「様々な矛盾や葛藤を抱えながら君たちは…それでも前を向き戦ってくれるんだね。人の命を守るために。」
天元「…」
輝哉「ありがとう。君は素晴らしい子だ。」
天元「そんn」
輝哉「颯はどう思う?」
颯「うわっぷ!?」
天元「なっ!お前!いつからいたんだよ!?」
颯「あはは…暇でさ。」
輝哉「待たせてすまなかったね。話が終わったから今ここで言わせてもらうよ。」
颯「え、辞職ですか」
輝哉「まさか!君は鬼殺隊の中でも最高戦力だ。外す理由が見つからないよ。それに…面白いしね。」
颯「おもしろいってなんですかそれ」
輝哉「今日だって他の柱が挨拶するのを遮ってまで…あの挨拶…あははは…!」
颯「oh......」
すごいツボってる…え、そんな面白いことしたっけ…
…原作初登場時はもう既に呪いが強くなっている状態だったからこんな風に元気に笑っている姿が新鮮に感じるんだよなぁ。
輝哉「はは…本題に入ろう……はっはっ…くく…」
颯「怖いです。」
ひなき「私もです。」
にちか「私も…」
あまね「…」
天元「俺は今何を見せられてんだ…おい颯なんとかしろ。」
颯「えー…」
颯「元気でよかったです。これからも元気でいてください。」
輝哉「あーっはっはっはっwww」
あまね「…w」
天元「お前わざとだろ!御館様が派手に腹筋やられちまってんじゃねーか!」
颯「本題ってなんですか」
輝哉「そうだそうだ。忘れていたよ。」
颯「ダメじゃないですか。」
天元「お前のせいだろ。派手に十割お前のせいだ。」
颯「俺悪くないよ。」
かなた「今のは颯さんが悪いです」
颯「うっそ」
輝哉「まぁとにかく。颯には少し会ってほしい人物がいる。」
颯「はい。」
輝哉「浅草にいるはずなんだけど…そこから鴉でも分からないらしいんだ。」
颯「その人物に会ってどうするんですか?」
輝哉「それはね…」
それから俺は夜の浅草へ行った。…んん?
洋服を着た男は猫のような瞳孔をしており微かに牙が見える。…ちょっかいかけよーーっと!
(止まれ…)
カチカチカチ…
颯「刀隠しておいたんだよねー。」
さて…どんな反応をするかな?
色の呼吸 黄ノ型 遠雷
よし。速攻刀しまって逃げよう。
スン…
洋服の男「ぐっ!?」
子供「パパ?」
髪を縛った女性「あなた?」
へぇ…炭治郎の時とはまた違う人間と…罪な人だねぇ。
洋服の男「斬られた…?誰に…?一体…?」
洋服の男「あの速さ…縁壱…?まさか…あの男がいるわけが無い。縁壱の意志を継ぐもの?何者だ。何者だ。縁壱め!」
めっちゃビビっとるやん…斬っただけでこんな怯えるもんだっけ?てか縁壱さんめっちゃとばっちりやん。
洋服の男「違う…違う!あいつが生きているわけがない!黒死牟が遺体を斬ったはず…蘇った…?志木寺颯が藤襲山で黒死牟に言っていた…『後ろにいる継国縁壱に…』と……そんなことがあるはずがない…!」
子供「…パパ?」
冷や汗だらだらじゃん…そんな怖いのね。あいつ。
ここで俺のお得意、声真似をしてやろう。
アニメ版で縁壱の声は分かっている。割と渋めでビックリした。
颯「すぅー……鬼舞辻無惨!私はお前を今度こそあの世に送るため、この世に舞い戻った!(声真似)」
どう?似てないか?これ密かに真似してたんだよ。さて反応は…?
洋服の男「今の声は…まさか…そんなことが…!?私はまた奴に怯えながら暮らすというのか!?志木寺颯を殺せないまま!1000年の時を過ごし、また奴の脅威に身を隠さねばならぬと言うのか!」
髪を縛った女性「ど、どうなさったんですか?」
洋服の男「…黙れ。」
髪を縛った女性「え?」
洋服の男「黙れと言っt…」
(止まれ!)
カチカチカチ…
腕を切り落とせ!赫刀再臨!
スン…
時の呼吸 参ノ型 金烏玉兎
洋服の男「…!…なるほど…今までのはお前か?志木寺颯。」
颯「…アブナイアブナイ…ヨリイチサンノコト、バレナイヨウニシヨー。あぁ!そうだ!」
めっちゃ聞こえやすい小声でこんなことを言う。
洋服の男「もういい、志木寺颯。鬱陶しいお前を今ここで消す。」
颯「あ、縁壱って人は変なワカメ頭を殺してくれる人だよ。」
洋服の男「殺す」
子供「ぱ…パパ…」
街の人達「何あの人…」ザワザワ
洋服の男「…なんでもないよ。」
髪を縛った女性「そ、それなら良いのですが…」
洋服の男「お見苦しいところを見せてしまい、申し訳ない。」
髪を縛った女性「いえいえ。」
颯「ふぅ……俺一人じゃ勝てないんだよなぁ…頑張って止めに行っても今の俺じゃ無謀だ。」
「あなたは…鬼舞辻にとってかなり警戒されている…そして…なぜあの方を知っているのですか?」
やっぱり来たか…さて…鬼滅の刃、MVPの…
珠世「少し…話をしたいのですが。」
愈史郎「珠世様!こいつは鬼殺隊!危険です!」
珠世さんとの交渉、これでこの世界の運命が決まるな。
更新が送れました…本当は昨日出す予定が…