一瞬の時を止める色彩の鬼殺隊員   作:ドドドード・ドードリオ

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痣者って扱い難しい…


志木寺颯・14歳
第十八話 蝶


どうも。25までしか生きられない人間です。

 

なんかまた呼び出されました。御館様に。

 

輝哉「やぁ、また呼び出して悪かったね。」

 

颯「あれ?柱合会議って今日でしたっけ?」

 

なぜか柱が全員揃っている。あれ?忘れてたっけ、俺。

 

輝哉「なんで呼び出されたか分からないって顔だね。」

 

 

輝哉「颯、14歳の誕生日、おめでとう!」

 

行冥「またこの子供が強くなり、人として成長する…なんと祝福していいことか…」

 

天元「颯!この俺が派手に祝福してやるぜ!」

 

モブ柱一同「おめでとー」

 

 

颯「えっ?え?」

 

輝哉「驚いたかい?昨日のことで気分が下がっていたからね。」

 

颯「んえ?」

 

 

 

その後、俺は産屋敷家のおもてなしを受け、14歳の誕生会が終わった。メシウマ。

 

颯「あ、御館様御館様。」

 

輝哉「どうしたんだい? 」

 

颯「刀鍛冶の里に行って……これを…」

 

俺は袋に詰めてある大量の玉鋼を見せた。

 

輝哉「これは…玉鋼だね。」

 

颯「狭霧山の頂上で3年くらい日光を浴びせました。」

 

輝哉「なるほど…作ってほしいものがあるんだね。明日、鴉と隠をいかせるから、それでいいかい? 」

 

颯「あ、ありがとうございます。…あと、悪鬼滅殺、書いてないです。僕の刀…」

 

輝哉「えー…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隠「時柱様を刀鍛冶の里まで連れていく者です。」

 

女の隠の人がそう俺に挨拶をする。

 

颯「あ、よろしく。」

 

隠「では…私が時柱を背負いますので…」

 

隠がそう言って目隠しをした俺を背負った瞬間…

 

 

隠「えっ!?軽っ!?えっ??」

 

颯「びっくりしたぁ!?」

 

隠「ちゃんとご飯食べてますか?軽すぎますよ!」

 

颯「身軽の方が強いって…」

 

隠「女子ですかあなたは!」

 

颯「俺柱なのに!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄珍「どうもコンニチワ。鉄地河原鉄珍、よろぴく。ワシがこの里で1番偉い。頭着くまで下げたってや。」

 

颯「よろしくお願いいたします!」

 

鉄珍「ええ子やな。かりんとうをあげよう。」

 

颯「ありがとうございます…」

 

鉄珍「それで、何の用や?」

 

颯「俺の刀、悪鬼滅殺ついてないんです、あと…」

 

鉄珍「悪鬼滅殺は柱にしか付けれな…」

 

鉄六「お、ボウズ、久しぶりだな。柱になったんだって?」

 

鉄珍「?」

 

鉄六「あ、こいつ柱なんすよ。最年少の。」

 

鉄珍「なんと…これは失礼…」

 

鉄六「お前全然ここ来なかったからなぁ…刀大切にしすぎて悪鬼滅殺入れんの忘れちまったぜ。」

 

颯「あっ!後!」

 

鉄珍「んー?」

 

颯「とりあえずこれを…」

 

鉄六「大量の玉鋼…こいつでなんか作ってほしいもんでもあんのか?」

 

 

颯「盾を…作ってほしいんです。これ全部使って。」

 

 

鉄六「盾ェ!?まぁ確かに…この量全部使えばいけんだろうが…相当な時間が…」

 

 

鉄珍「面白いアイデアやな……5日で仕上げたってや。」

 

鉄六「い、5日ァ!?」

 

鉄珍「ワシも手を貸すから頑張ってや。」

 

 

鉄六「ちなみに刀はもうできてっから。ほい。」

 

颯「うおっ…ありがとうございま…」

 

鉄六「少し大きめにしといたわ。十四だっけか?そんくらいなら丁度いいだろ。刀抜いてみろ。」

 

颯「お…悪鬼滅殺。」

 

鉄六「頑張れよ。時柱。」

 

颯「鉄六さん本当感謝」

 

鉄六「いいってことよ。」

 

 

 

 

 

颯「ふわー…温泉気持ちよかったー……疲れた…眠…」

 

行冥「南無阿弥陀仏………近くにいるのは…時柱…志木寺か?」

 

颯「んおっ…悲鳴さん。」

 

行冥「……少し、話を聞いてくれないか?」

 

 

そこで悲鳴島さんは過去のことを話した。

孤児院で子供を育てたこと。

鬼に子供たちを殺されたこと。

守った子に あのひとがころした と言われ、投獄されたこと。

 

行冥「さよ…という子で…まだその時は4歳…」

 

颯「え、さよ?」

 

行冥「…?」

 

颯「今7歳でしたっけ?俺会ったことありますよ。」

 

行冥「!?」

 

 

颯「確か……なんて言ってたかな……」

 

さよ『あの人 …は鬼のことを言っていたんだけど…他の人は…悲鳴島さんだと勘違いしちゃって…私…謝りたいんだ。』

 

颯「って……あっ!鴉!」

 

颯鴉「シネシネ…」

 

颯「あの手紙…ある?」

 

颯鴉「フン…」

 

颯「お、丁度持ってるのか。これです。さよちゃんからの手紙。」

 

手紙を渡すと悲鳴島さんはすぐさま手紙を読み始め、見飽きた涙を垂らしていた。

 

行冥「そうか…ずっと……私は……」

 

颯「…」

 

行冥「…志木寺……私は君を信じよう。さよを助けてくれたこと、これまでの柱としての戦いを含め、君は立派な戦士だ。」

 

悲鳴島さんはそう言いながら俺の頭を撫でる。こういう兄がいたら楽しそうだよな、人生。

 

颯「あ、じゃあお願いがあるんですけど…5日後だけど。」

 

 

 

行冥「そうか…岩の呼吸…確かに水、炎、雷を使いこなせる君なら取得できる。いいだろう。」

 

颯「わーい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

颯「…5日後…待ち遠しいな………さ、早く帰ってとっとと…」

 

 

「誰か!誰か!」

 

 

颯「!……間に合ってくれ!」

 

 

鬼「美味そうな女のガキだ!くひひ!」

 

女の子姉「許して…妹だけでも…」

 

女の子妹「そんな!姉さんだけでも…!」

 

鬼「どっちもくってやるから安心しろぉ!」

 

 

色の呼吸 黄ノ型 霹靂一閃

 

颯「俺が殺すから安心しろ。」

 

鬼「なっ…切られ…」

 

女の子姉「な、何が…」

 

女の子妹「起こって…」

 

 

颯「ふー…終わった。子供の世話は鬼殺隊の仕事じゃないし、とっとと帰…」

 

女の子姉「ま、待ってください!」

 

颯「え」

 

女の子姉「あれ…私たちの両親を殺したあれはなんなの…?」

 

颯「あれ?【鬼】だよ。鬼は人を殺し、食う。そんな鬼を倒すのが俺がはしている鬼殺隊の仕事。」

 

 

女の子妹「じゃ、じゃあ!私たちもそこ鬼殺隊…?ってところに入れてください!」

 

女の子姉「な、なんでもしますので……」

 

颯「俺そういう趣味ないよ。」

 

女の子姉「え、見たところ…同じ歳くらいじゃない?」

 

颯「俺をなんだと思っているんだよお前…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

颯「はい、時屋敷によーこそ。」

 

女の子姉「わーすごーい!」

 

女の子妹「すごい…」

 

 

颯「で、お前ら、名前は?」

 

 

カナエ「胡蝶カナエです…この子は妹のしのぶ。」

 

しのぶ「よ、よろしくお願いします…」

 

 

颯「年齢は。」

 

カナエ「15歳。」

 

しのぶ「…12」

 

 

颯「なるほど、庭へ行こう。」

 

カナエ「?」

 

 

 

颯「はい、これ。」

 

カナエ「これは…?」

 

颯「木刀。」

 

颯「とりあえず…今から俺の見て真似してくれ。」

 

 

水の呼吸 壱ノ型 水面切り

 

 

久々に水の呼吸 って言ったな…俺。

 

カナエ「早っ!?」

 

しのぶ「こんなの…」

 

 

颯「鬼殺隊は命を懸けて戦う仕事。これができなきゃ入隊して速攻死ぬことになる。」

 

颯「流石に助けた美少女二人が 鬼に殺さてれ死んじゃった! じゃ胸糞悪いでしょ?」

 

 

しのぶ「今姉さんに色目使った!」

 

颯「え」

 

しのぶ「だってほら!美少女って!普通の人は姉さんのことをずっと見てるだけだけど…美少女はもう確信犯よ!」

 

颯「???」

 

しのぶ「姉さん早く離れ…」

 

 

カナエ「分かりました……刀を振らなければ、人々に未来はない。鍛錬、受けます。」

 

颯「その返事、待ってたぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナエside

 

こんにちは、胡蝶カナエです。

今は…あれ…名前なんでしたっけ…

 

カナエ「そういえば…名前は?」

 

颯「ん?志木寺颯。14。」

 

カナエ「歳下!」

 

颯「あ、バカにした。」

 

しのぶ「なんでそうなるの?」

 

 

 

 

 

 

 

颯くんが必要だと言っていたことは、”全集中の呼吸”。これさえできれば、鬼のように強くなれる…らしい。

 

颯「力む時にそれをやって体に慣れさせよう。そうすれば自然と全集中の呼吸に肺が馴染むから。」

 

カナエ「うーん…血液の流れを早くすることによって…体の調子が格段に良くなる…みたいな?」

 

颯「もうそれでいいよ。」

 

しのぶ「適当じゃない…?」

 

 

 

 

次に水の呼吸の習得。

刀に慣れていない人でも水の呼吸さえ使えれば鬼に勝てるとのこと。

 

カナエ「ねえ颯くん。」

 

颯「どうしたの?」

 

カナエ「全集中の呼吸をしながら技を放っているんだけど…ちょっと受けてもらってもいい?」

 

颯「いいよ、全力で来て。」

 

カナエ「分かった!」

 

 

水の呼吸 壱ノ型 水面切り

 

 

 

颯「うお…中々の威力…並の隊士より強いかも…いいね!鍛錬の成果が出てる!この調子ならもうすぐ入隊しても問題ないんじゃない?(てか才能ありすぎだろ…流石童磨と夜明けまで戦った柱だわ。)」

 

颯くんが笑顔でそう言ってきて、私はなんだか心がポカポカした。

 

カナエ「あ、ありがとう。」

 

自分でもこんな力が出せるなんて思わなかった。全集中の呼吸…これを四六時中やればどうなるのだろう?

 

颯「あ、ちなみに全集中の呼吸は四六時中やるといいよ。常中って名前なんだけど。」

 

あ、そういうのあるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

颯side

 

カナエさんの修行は順調なんだけど…

 

しのぶ「…できない…」

 

颯「がんば」

 

しのぶ「これ…本当にできるの?こんな岩を斬るなんて…」

 

 

カナエ「水の呼吸…弐ノ型……水車!」

 

ガキンッ!

 

颯「お、切れ込み入ってる。力み過ぎかな?」

 

カナエ「うーん…難しいなぁ…」

 

颯「カナエちゃんはこんな感じだからきっとしのぶもできるよ。」

 

しのぶ「…」

 

 

 

 

1週間くらい経ちまして。

 

颯鴉「オヤカタサマ…オヨビ……ツレテク…シネ…」

 

颯「お、なんだろう。じゃ、行ってくる。」

 

カナエ「行ってらっしゃい。」

 

しのぶ「…」

 

カナエ「しのぶ?」

 

しのぶ「…行ってらっしゃい…」

 

 

 

 

 

 

 

輝哉「君の頼んだ品が完成したそうだよ。」

 

隠「運びます。」

 

颯「頼んだ。」

 

鴉「シネ…」

 

隠「軽っ。」

 

みたいなお決まりの流れをした後に、刀鍛冶の里へ。

 

 

 

 

 

 

 

鉄六「お、来たか。」

 

颯「こんにちは……あれは?」

 

鉄珍「できているのや。」

 

鉄六「本当は3日で完成したんだけどよ…その時に玉鋼が余って…」

 

鉄珍「玉鋼を全て使って盾を作れ……そう言っておったな?だからワシは作ったのや。大量の玉鋼で作った最強の盾を。」

 

颯「おー…ありがとうございます!」

 

鉄珍「鬼殺隊士のためにワシらは動く。当たり前のことをしだけや。」

 

 

 

 

 

 

 

颯「盾…かっこいいな…うむ、左手に馴染む。」

 

行冥「志木寺…またここで会うとは…」

 

颯「あ、悲鳴嶼さん。」

 

行冥「…やるか?岩の呼吸の鍛錬を。」

 

颯「はい」

 

 

 

 

【岩の呼吸 壱ノ型 蛇紋岩】

【岩の呼吸 弐ノ型 天面砕き】

【岩の呼吸 参ノ型 岩軀の膚】

【岩の呼吸 肆ノ型 流紋岩】

【岩の呼吸 伍ノ型 瓦輪刑部】

 

颯「え、一気にやるんですか…」

 

 

ちなみに2時間くらいで終わった。型が五つしかないから鍛錬の時間も短めなのである。

基本的に盾を使うんだけど…正直、万力の握力…だっけか?それで盾を赫くしないと鬼に効果的ではない。それでも盾による攻撃手段は持っておきたいし、守る以外にも使い道があった方がいいに決まっている。

 

颯「ありがとうございましたー。」

 

行冥「また会おう…南無阿弥陀仏…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナエ「おかえりなさい。」

 

颯「ただいま。二人にちょっと渡すものがある。」

 

しのぶ「?」

 

 

俺はそう言いながら刀を二人に渡す。

 

カナエ「刀…?」

 

颯「色変わりの刀。刀を握ってみてくれ。」

 

カナエ「はい。」

 

しのぶ「こう?」

 

 

二人が刀を握ると、【カナエが桃色、しのぶが薄めの紫色に刀が変色した。】

 

颯「あー…カナエは花の呼吸かも。」

 

カナエ「そっか…颯くんは教えられる?花の呼吸。」

 

颯「花の呼吸俺覚えてないんだよね…ごめん。育手ならいるけど。」

 

しのぶ「私は…?」

 

颯「ごめん分からん。多分花系統。」

 

 

しのぶ「…」

 

 

カナエ「…颯くん…私、育手…?…のところ、行ってみようと思う。」

 

颯「…分かった、御館様に伝えておくよ。」

 

しのぶ「じ、じゃあ私も…」

 

カナエ「ダメ。」

 

颯&しのぶ「え…」

 

 

カナエ「颯くんも言ってたでしょ?鬼殺隊は命を懸ける仕事。刀の扱いがまだ不十分なしのぶはまだ早いと思うの。」

 

颯「……まぁ…」

 

カナエ「…そろそろ寝るわ。ごめんね、しのぶ…じゃ…おやすみ、颯くん。」

 

颯「うん…おやすみ…」

 

 

 

 

 

 

颯「さて…夜中の鍛錬始めますか…」

 

俺は時屋敷を貰ってから任務のない夜中に始めていることがある。それが…

 

色の呼吸 紫ノ型 闇月・宵ノ宮

 

”月の呼吸”の練習である。

これを扱えればなぁ…相当強くなると思うんだけど…

 

 

颯「さて…次… 」

 

 

 

しのぶ「…まだ起きてたんだ…」

 

颯「あ、起こしちゃった?」

 

しのぶ「…寝れなかっただけだから…」

 

颯「…そっか。危ないから、少し離れた方が…」

 

 

 

しのぶ「颯さん…私……姉さんを見返したい…!」

 

颯「…。」

 

しのぶ「確かに姉さんの言ってることは本当…だけど……悔しかった…!…少しでも姉さんや…誰かを守りたいために鬼殺隊に入ろうって姉さんと約束したのに…私は…姉さん1人すら守れない…!」

 

しのぶが泣きながら叫んだ。…いいこと思いついた。

 

颯「……今からめちゃくちゃ辛い鍛錬…やるか?」

 

しのぶ「え…?」

 

颯「多分…これを乗り越えればカナエよりも強くなれると思うけど…正直…」

 

 

しのぶ「その言葉…嘘じゃない…?姉さんを超えるって。」

 

颯「…あぁ、当たり前だ。[志木寺颯の鍛錬]から【時柱の稽古】…受けてみるか?」

 

しのぶ「当たり前です!!」

 

 

颯「…いい返事だ。泣くんじゃねーぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1週間後。御館様に事情を話し、花の呼吸の育手の場所を教えてもらった。

カナエは育手のところへ行く準備をしている。

 

カナエ「颯くん…短い間だったけど…本当にありがとう!大好き!」

 

そう言いながらカナエが俺に抱きついてくる…うん…まぁ…うん…えー…うん…どう反応すりゃいいんだこれ…

 

カナエ「…なーんてね!驚いた?」

 

颯「本当にビックリしたからやめて…」

 

カナエ「しのぶ……姉さんは必ず強くなって…あなたを守るから…それまで…生き…」

 

 

しのぶ「姉さん、最後に…ちょっと…鍛錬しない?」

 

カナエ「え?…別にいいけど…じゃあ姉さんは…」

 

しのぶ「手加減なんていらないから。」

 

 

カナエ「分かった。颯くんはそこで見てて。すぐに終わるから…」

 

颯「…うい。」

 

 

 

しのぶ「…すぐに終わる…か。」

 

カナエ「……言われた通り、手加減はしないから!」

 

水の呼吸 参ノ型 流流舞…

 

 

しのぶ「確かに姉さんよりは…背が低いし、力もないけれど……速さは私を味方する!」

 

 

 

蟲の呼吸 蝶ノ舞 戯れ

 

 

 

ボキッ!!

 

 

 

 

カナエ「…えっ…!?」

 

 

颯「勝負あり。カナエの木刀が折れたからしのぶの勝ち。」

 

しのぶ「……よしっ!勝ったよー!颯さーん!」

 

颯「お、おう。えらいえらい。」

 

満面の笑みで近づいてくる。嬉しかったんだなぁって思う。

 

 

カナエ「…」

 

まぁ…そりゃあカナエの心情は穏やかじゃ…

 

カナエ「負けちゃったかー……強くなったね、しのぶ!」

 

颯「え」

 

 

しのぶ「当たり前よ!二人で強くなるって約束したもの。」

 

カナエ「私も花の呼吸を覚えて強くなる。その時は…ね?」

 

しのぶ「…うん。」

 

二人で決着をつけよう!っていういい展開に…

 

 

しのぶ&カナエ「二人で颯くん(さん)をやっつけよう!二人で!絶対に!」

 

颯「なんで?」




胡蝶姉妹初登場です。
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