一瞬の時を止める色彩の鬼殺隊員   作:ドドドード・ドードリオ

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ここまで見てくれて本当にありがとうございます!
誤字脱字ばかりのこの小説を読んでくれるだけでもありがたいです。


第二十六話 凍てつく陽炎

 

※この話は颯が妓夫太郎の攻撃を防いだ後から物語が始まります。

 

 

 

 

颯side

 

杏寿郎「手強いな…」

 

颯「だな。」

 

今の状況は……悪い…かな?多分。

まぁ実弥かな陸くらい勝てるだろう、きっと勝てる、うん。

 

問題はこの虹クソカラコン男である。

明らかに攻撃が進化してるし氷の粒の範囲が凄まじい。

 

さっき上弦の陸が実弥に追撃に向かった。出来れば俺も加勢したいがこいつを相手にしながら場所移動は難しい。

 

 

今俺にやれることを精一杯やるだけだ。

 

 

童磨「お!妓夫太郎君と堕姫ちゃんがあの吹き飛んだ風の柱を狙ったようだよ?助けに行かないのかい?」

 

颯「嫌だよ、どうせお前隙狙ってくんじゃん。」

 

童磨「あははは!確かにそうだね!」

 

相変わらずイラッとくる鬼である。

でも俺なぁ、前世はこいつ好きだったキャラなんだよなぁ。対面すると腹立つけど。

 

 

童磨「お…あの方からの命令だ…【とっとと始末しろ】だって!じゃあ…そういうことだから。」

 

血鬼術 氷艶の踊り子

 

 

颯「4体…」

 

童磨「どう?前までは2人だったけど、強化されて4人になったんだ!凄いでしょ?じゃ、この子達を相手にしながら俺の攻撃も受け止めてねー!」

 

 

杏寿郎「押されてばかりじゃ状況は変わらない!攻めるぞ!」

 

颯「もちろんだ!」

 

炎の呼吸 壱ノ型 不知火

 

色の呼吸 濃 蒼ノ型 海面切り

 

 

カキンッ カキンッ

 

血鬼術 枯獄垂り

 

血鬼術 枯獄垂り

 

血鬼術 枯獄垂り

 

血鬼術 枯獄垂り

 

ザシュッ!!! ザシュッ!!!

 

 

颯「ぐっ…!」

 

杏寿郎「むぅ…!」

 

捌ききれねぇ!てか多いんだよ!!

 

こうなったら…!!

 

颯「オラアアアアアアアァァァァァ!!!!!!!」

 

 

色の呼吸 紫ノ型 常夜孤月・無間

 

 

パキパキパキパキ…

 

童磨「わぁ…!」

 

よし、これで氷の像にダメージを与えた…!

少し動きが遅くなっている。無理に壊さずにこのままにした方が状況的には有利だろうか?

あとこれも…。

 

ピュン

 

童磨「…?……黒死牟殿の技、人間の君でも放てるのはやっぱり驚いたものだよ…!!」

 

颯「杏寿郎、氷像は今崩れかけてる。童磨は俺が引き受けるからあの弱ってる氷像を頼んだ。」

 

杏寿郎「了解した…そっちは頼んだぞ。」

 

颯「当たり前だ。」

 

 

颯「さて…やるとするか!」

 

(止まれ!)

 

カチカチカチ…

 

俺一人で童磨に勝つのは難しい。

だが足止めはできる。

 

炎の呼吸 捌ノ型を連続で行い、その隙を狙って首を取るしかない。

 

…やるか。

 

スン…

 

 

時の呼吸 伍ノ型 遅炎龍

ピュン

 

童磨「うおっ……!?!?」

 

ザンッ!

 

よし、両腕を切り落とした。

 

色の呼吸 濃 蒼ノ型 横大車輪・水流

 

両目。

 

色の呼吸 濃 黄ノ型 聚蟐成雷

 

両脚。

 

色の呼吸 濃 薄紅ノ型 渦桃・大輪

 

再度復元した両腕。

 

 

颯「これで…!!」

 

色の呼吸 紫ノ型 厭忌月…

 

 

 

童磨「…ふふふ…そっかぁ…言ってなかったもんね?」

 

颯「ぐ…動かねぇ…!」

 

 

刀が振れない。右腕が動かない。

肘が有り得ないくらい冷たい。

 

童磨「俺の出す踊り子は…4人までだなんて…ね。」

 

颯「クソが…!!」

 

童磨「じゃ…ばいばい、颯く…」

 

 

炎の呼吸 奥義 玖ノ型 煉獄

 

 

 

 

パキンッ!

 

 

 

 

 

童磨「…全て倒したんだね…やっぱり人間ってすごいや…!」

 

 

杏寿郎「すまない、少し手間取ってしまった。」

 

 

颯「いーや、逆に想像以上に早く来たね。」

 

 

杏寿郎の技は凍りついた俺の右腕の氷塊だけを斬っていた。改めて思うとすげぇ。

 

童磨「まぁ…二人いたところで戦況はそんなに変わらないよ?」

 

颯「…鬼には分からないさ。」

 

杏寿郎「人間の力を甘く見ないでもらおうか。」

 

童磨「…その力、見せてみなよ?」

 

血鬼術 天氷柱

 

カキンッ!

 

童磨「…地面すら切り裂く鋭さなのに、本当に良くできた盾だね。」

 

ピュン

 

 

颯「…そうだね、この盾はいい性能をしてると思うよ。」

 

 

童磨「…今…何を飛ばしたんだい?」

 

颯「んー?さぁね。」

 

血鬼術 枯獄垂り

 

色の呼吸 紫ノ型 月虹・片割れ月

 

炎の呼吸 壱ノ型 不知火

 

 

童磨「……よっと。」

 

血鬼術 氷艶の般若

 

颯「…8体か。」

 

童磨「…このまま君たちの体力切れで決着が着くと思うんだけど、どうして諦めんないんだい?俺は何体も俺と同じ力を持った子を出せる。…そっちはたった2人。勝ち筋なんて0じゃないか。」

 

颯「…確かにそうだな。お前は体力なんて減らないし弱らせでもしないと勝てない。」

 

颯「弱らせでもしないと……な。」

 

童磨「……!?」グラ…

 

颯「…いやぁ…戦い中でも3発くらいは当たるもんなんだな。」

 

童磨「…何をしたんだい?」

 

颯「え、毒。」

 

童磨「…すぐに分解できる…そんなもの…」

 

颯「まぁ確かに藤の毒とか、そういうのだと耐えられるだろうね。」

 

杏寿郎「君と戦っている最中に、颯が何かを発射していたのを気づいていただろう?」

 

 

童磨「矢か…でも藤の花の毒なんて俺には効かないよ…?」

 

颯「そうだね。大量の量とかなら別だけど矢1本分を何回もやったところで…だもんね。鬼特別の強力な毒を作れる人でもいなきゃ…。」

 

 

童磨「…あの女か…!!」

 

颯「いやー…無惨の血を直接あげたからね!研究捗ったーって珠代さん喜んでたなぁ…にしても本当に効くんだなーって。」

 

 

血鬼術 氷王・骸菩薩

 

 

童磨「…これは…遊んでる場合じゃなさそうだ……!」

 

颯「でっか。」

 

 

大きい氷像の大仏。

圧倒的なプレッシャーを放つ。

 

さて…クライマックスといこうじゃないか!

 

颯「杏寿郎!!またさっきと似たような作戦だ!!」

 

杏寿郎「分かっている!本体は任せろ!」

 

颯「いくぞ!」

 

作戦はこうだ。

 

杏寿郎が童磨本体を足止め、俺が菩薩像を戦闘不能にする。

 

単純な作戦だが内容は無茶苦茶だ。

それでも…今、ここでやるしかない!

 

颯「よっ…!」

 

カキンッ! ジジジジジジ…

 

ズッ…

 

颯「赫刀で斬りまくれば壊せっかな?」

 

童磨相手だと刀の温度が下がり、赫刀が出来なかった。

だが動きが止まっている今が絶好のチャンス。

 

颯「うおおおおおおおおおおおおおぉ!!」

 

菩薩の口から噴射される冷気。

肺が痛い。

氷の粒をもろに吸い込んでいるからだろう。

 

ここで止まってちゃ意味が無い。

全てを終わらせる勢いで…!

 

(時よ……止まれ!!)

 

カチカチカチ…

 

童磨自身の体力も少ない筈だ…この一撃で沈みやがれ!

 

スン…

 

時の呼吸 肆ノ型 万廻雷

 

ピキピキ…パキパキパキ…

 

ガシャァンッ!!!

 

颯「ふぅ……ゲホッ……後は…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

童磨「はぁ…はぁ…うっ………鬱陶しいなぁ…!」

 

血鬼術 吐露雨

 

ザシュザシュッ…

 

杏寿郎「ぐっ…ふんっ!!」

 

炎の呼吸 捌ノ型 趨炎附熱

 

童磨「はは………颯くんじゃなきゃ俺は負けないよ…!」

 

杏寿郎「(こんなものではダメだ…もっと…速さを…力を…!!)」

ドクン…

 

 

ズズズ…

 

 

杏寿郎「俺は…もう弱い姿を見せない!」

 

童磨「痣か…面倒だなぁ…!!!!」

 

血鬼術 結核・咳核冷猛

 

杏寿郎「(氷の刃の嵐…突っ切るしかあるまい…!)」

 

 

 

杏寿郎「うおおおおおおおぉぉぉ!!!!!」

 

 

 

炎の呼吸 真 最終奥義

 

 

拾ノ型 鳳凰

 

 

 

 

ガキンッッッ!!

 

 

 

 

杏寿郎「ぐっ…ぬおおおおぉっっ!!!(硬い!なんて硬さだ…だが…ここで引いては煉獄の名を汚す!!)」

 

童磨「ははは……そんな簡単に俺の首は…!」

 

 

 

颯「おらあああああああああっっっっ!!!!!!」

 

 

色の呼吸 赫ノ型 煉獄

 

ガキンッ!!

 

 

童磨「なっ………!?(まだ動けたのか……!?)」

 

杏寿郎「があああ…ああぁぁ!!(もっと強く…刀を握れ!炎柱として責務を果たせ!!)」

 

 

ジジジジ…

 

 

杏寿郎「…!?(刃が赫く…!?)」

 

 

颯「いくぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

 

杏寿郎「…!」

 

童磨「こんなところで…!」

 

 

颯&杏寿郎「終わりだあああああッッッッッッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鴉「カァ!カァ!上弦の弍、撃破!時柱、炎柱により、上弦の弍、撃破ァ!カァ!カァ!」




ここで煉獄さんも痣者です。
正直…痣者そんな好きじゃないんですよね。
痣者はなんとかして救いたいなぁ。
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