一瞬の時を止める色彩の鬼殺隊員   作:ドドドード・ドードリオ

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炎虎は遠距離攻撃って設定にしようかなーって思ったんですけど刀を大きく振り下ろす技にしました。ご了承ください…


第五話 炎の呼吸 前編

杏寿郎「俺は煉獄杏寿郎!父上は現在不在である!用があるなら俺の家で待っているといい!」

 

颯「え…うん…」

 

勢いがやべぇ(恐怖)

まぁ煉獄さん…杏寿郎って呼ぶべきだな。

杏寿郎が家で待っていいと言ってるんだしお言葉に甘えよう。

 

颯「お邪魔しま~す…」

 

杏寿郎「うむ!ゆっくりしていくといい!」

 

瑠火「杏寿郎、その子は?」

 

杏寿郎「何やら我が家に用があるらしくてな!」

 

颯「いやぁあのちょっと…」

 

俺がしどろもどろしていると杏寿郎の父親が帰ってきた。あかん!やばい!どうしよう!

 

愼寿郎「ただいま帰ったぞ。ん?杏寿郎、友達か?」

 

颯「あ…あの…実は…」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

愼寿郎「なるほど…鱗滝さんが君に炎の呼吸を教えてほしいと…」

 

颯「はい…水の呼吸は僕の適正じゃないらしくて…」

 

愼寿郎「刀を見せてもらうことはできるか?」

 

颯「はい…」

 

そう言うと俺は鞘から刀を出す。

 

杏寿郎「透明だ!」

 

愼寿郎「透明だな。」

 

瑠火「透明ですね…」

 

颯「はい…透明です…なので水の呼吸が適正ではないって話になって…」

 

愼寿郎「君の来た理由は分かった。名前は?」

 

颯「志木寺 颯です。」

 

愼寿郎「颯くん、じゃあ早速杏寿郎と一緒に炎の呼吸を伝授する。庭に行こう。」

 

杏寿郎「うむ!共に精進していこう!」

 

この時の煉獄パパは瑠火さんや杏寿郎が死んでないしそもそも炎柱だからちゃんとしてるんだなぁ…かっこいい。

 

愼寿郎さんから鍛錬の時の服を貰って庭へ出ようとすると瑠火さんに呼び止められた。

瑠火「颯くん。」

 

颯「はい…どうかしましたか?」

 

瑠火「別に大事なことではないのですが…杏寿郎と仲良くしてあげてほしいのです。」

 

颯「…はい!」

 

うーん良い人。病気で死んじゃうから亡くなることは防げないのが辛いところだ。

そう思いながら俺は庭に移動した。

 

 

 

 

愼寿郎「君は炎の呼吸を見るのは初めてだね?一通りやるからどういったものなのかを理解してほしい。」

 

颯「はい、頑張ります!」

 

 

さて、やりますか。

 

炎の呼吸はどっしりと構えることが大事らしい。刀を振る時は力強く技を出すことで炎の呼吸特有の攻撃力を生み出す。

 

 

【炎の呼吸 壱ノ型 不知火】

 

勢い良く相手に斬りかかる炎の呼吸の中でも扱いやすい部類の型。移動しながら水面切りするみたいなイメージ。

 

愼寿郎「(鍛錬してまだ少ししか経っていないのにこの精度…)」

 

【炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天】

【炎の呼吸 参ノ型 気炎万丈】

 

この二つは似てるから同時に教えると煉パパが言ってた。

昇り炎天は下から上に斬りあげる、気炎万丈は上から下に斬る技。

昇り炎天から気炎万丈に連続で繋げられることもできるから使い勝手が良い。

 

【炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねり】

 

持ち方がめちゃくちゃ特殊な型で、普通刀って縦向きにするじゃん?でもこれって横向きで使う技なんだよね。映画見た人は分かると思う。

この技は主に相手の攻撃を受け流すときに使うから遠距離を戦うことを強いられるときはこれを使うのがいいだろう…

 

 

 

【炎の呼吸 伍ノ型 炎虎】

 

マジで難しい本当に難しい未だにできてないもん。

この型は滝壺をイメージしてくれると分かりやすいかな?思いっきり振りかぶってやばい攻撃力を生み出す炎の呼吸の中でもかなり攻撃に特化した技。

 

杏寿郎「むう…」

 

颯「どうした」

 

杏寿郎「中々上手くいかないものでな!やはりまだまだ未熟だな!」

 

わっはっはと高らかに笑う杏寿郎。こいつがあの人気キャラになると思うと人生何が起こるか分からないものだ。

無限列車戦でもし俺が生きてたら一緒に戦って死を回避したいところである。

 

颯「杏寿郎ならきっといけるよ。才能の塊だもん。」

 

杏寿郎「そう言う君は少し型を練習しただけで使いこなしてしまうだろう!」

 

颯「俺炎の呼吸に適正あるのかもね。」

 

とは言っても炎虎があまり上手くいかない。振りかぶった時に構えが崩れてしまう。

 

愼寿郎「そろそろ休憩にしようか。(短期間で4つの型をすぐ使えるようにしてしまうこの子はなんなんだ…)」

 

煉獄パパはさっきから俺のことを見てくる。なんなの?

まぁ結構疲れてたしこのタイミングで休憩はありがたい。

 

その後に俺は瑠火さんの作った料理をご馳走になった後に、屋敷の掃除や竹刀の手入れなどをしたする。

居候に大事なのは世話になってる人にどれだけ役に立てるかを見せることだって前世のお母さんが言ってた。

 

 

 

そろそろ寝ますかね…布団敷いてくれたし…さよならみんn

 

 

愼寿郎「颯くん…ちょっと鍛錬に付き合ってくれないか?」

 

颯「え?」

 

愼寿郎「君の強さを1度把握してみたい。頼む。」

 

颯「分かりました…」

 

えぇボコボコにされるよぅ…助けて杏寿郎!助けて母さん!助けて実弥…

 

今あいつどうしてんのかな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鍛錬に付き合えと言われたので道着を着て庭へ出る。

 

柱との稽古かぁ…貴重な経験なんだろうけどボコボコにされて終わりそう…

 

愼寿郎「君にいくつか聞きたいことがある…常中はどうやって知った?鱗滝さんは全集中の呼吸だけしか教えていないはずだが。」

 

颯「あー…全集中の呼吸してる状態は鬼みたいに強くなれるからずっとやってれば常に強い状態を保てるからやっみてようかなーって…」

 

愼寿郎「そ、そうか…(ただの好奇心だけで常中を習得できるわけがないだろう!)」

 

煉パパがなんか焦ってる。なんで?

 

颯「それより鍛錬とかは…」

 

愼寿郎「あぁ…そうだったな…君は確か水の呼吸が適正じゃないと言っていたね?少し手合わせしてみたい。」

 

颯「分かりました。では…」

 

勝てるか分からないけど格上の相手にも立ち向かわなきゃ鬼殺の剣士に相応しくない。

 

颯「よろしくお願いします!」

 

愼寿郎「来い!」

 

水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き

 

俺は右手に力を込めて煉パパの竹刀目掛けて渾身の突きを放った。

 

愼寿郎「早いな…だが!」

 

炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねり

 

颯「受け流されたか…」

 

愼寿郎「まだ終わりではないだろう?」

 

颯「当たり前です…よっ!」

 

水の呼吸 肆ノ型 打ち潮

 

炎の呼吸 伍ノ型 炎虎

 

俺は様々な方向に移動しながら攻撃を仕掛けたが力で押し負けてしまった。力の差って辛い。

 

愼寿郎「そろそろこちから攻めさせてもらうぞ?」

 

炎の呼吸 陸ノ型 朱雀

 

ええええぇぇ!?

なんだよそれ陸とかあるのかよ!?しかもとてつもない速さで接近してくる…くそっ!やっぱ使うしかない!

 

(時よ止まれっ!)

 

カチカチカチ…

 

水の呼吸 捌ノ型 滝壷

俺は煉パパの竹刀に高火力の滝壺を当てる。少しは怯んでくれ…

 

スン…

 

愼寿郎「…!?」

 

ほんの少しだけど隙を見せた。このチャンスを逃す訳にはいかない。

 

水の呼吸 拾ノ型 生生流転

 

一回、二回、三回、何度も竹刀がぶつかり合う。竹刀を当てるごとに生生流転の破壊力は増していく。いいぞ、このまま勢いで竹刀を壊せば…

 

愼寿郎「強いな…もう少し鍛錬を積めば今の水柱を超えるんじゃないか?柱の中では1番弱いがな。」

 

颯「最後の一言必要ありますか?」

 

話す余裕なんてない。とっとと勝負を決めなければこちらの体力が尽きてしまう。

こっちも攻撃特化の戦い方にするしかない。

 

炎の呼吸 壱ノ型 不知火

 

愼寿郎「…やはり一日鍛錬を積んだだけでその精度…とんでもない才能を持っている。」

 

くっそ…やっぱ慣れてないから炎の呼吸の力強さが欠けている。水の呼吸で戦う以外選択肢は無さそうだ。

 

愼寿郎「さて…そろそろ終わりにするとしよう。」

 

颯「それはこっちの台詞ですよ。」

 

炎の呼吸 参ノ型 気炎万丈

 

水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦

 

 

炎の呼吸 伍ノ型 炎虎

 

水の呼吸 壱ノ型 水面斬り

 

 

技と技のぶつかり合いが何度も続く。こっちも畳み掛けるように型を繰り出す。

しかし愼寿郎は新たな型を見せる。

 

炎の呼吸 捌ノ型 趨炎附熱

 

颯「ぐっ…」

 

くっそまた知らない技だ。怒涛の六連撃が俺を襲う。2発くらい体に当たってしまった。

 

愼寿郎「降参するか?」

 

颯「降参したいですけど…最後に足掻いてから負けます。」

 

愼寿郎「流石だ。」

 

と言っても体力は限界を超えている。次の一撃で決める。

 

 

 

炎の呼吸 奥義 玖ノ型 煉獄

 

水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き 神速

 

 

俺の全てをこの一撃に託す。




陸と捌は完全オリジナルです。
陸ノ型 朱雀

超スピードで相手に接近し斬撃を放つ。


捌ノ型 趨炎附熱

勢い良く連続攻撃を放つ力任せの型。
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