ハイスクールD×D〜転生したら騎士(笑)になってました〜   作:ガスキン

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レーティングゲーム開始です。適当感が否めないですが、どうぞ。


第十八話 託された思い

 ついに合宿の日程が終わりを告げた。一日の休息日を挟み、いよいよ、グレモリーさん達がゲーム(正式にはレーティングゲームというらしい)に挑む時がやって来た。しかし、改めて思うけど、模擬戦をゲームって呼ぶのって何か違和感があるような…。

 

 少し話が逸れるが、合宿自体はこれといった問題無く終わった。ただ、あのお悩み相談の真似事をした日から、妙に兵藤君に懐かれたような気がする。山をふっ飛ばした後に、「キミは強いよ」なんて声をかけたらそれはもう満面の笑みで元気よく返事なんてするものだから、戸惑ってしまった。なんだろう、弟がいたらこんな感じなのかもしれないな。

 

 逆に、グレモリーさんは俺と顔を合わせる度に焦った様子で視線を逸らしてしまうようになってしまった。やはり調子に乗って抱きついてしまったのが悪かったようだが、今さら後悔しても遅い。いざとなったら再び最終兵器の封印を解くまでである。

 

 ゲームの開始は深夜零時ちょうど。俺達は自宅で彼女達の勝利を祈る…つもりだったのだが、どういうわけか、全員に「傍で見守っていて欲しい」と言われ、ゲームの舞台となる学園に足を運ぶ事となってしまった。

 

 そこに現れたバイオレンスメイドことグレイフィアさんに案内され、モニタールームとして使われるらしい放送席に向かう俺とアーシア。そこで色々彼女に説明してもらったが、グレモリーさん達は実際に学園で戦うんじゃなくて、別の空間に作られた戦場で勝負するらしい。

 

 そう語りながらグレイフィアさんが腕を振ると、俺達の前に大小様々なモニターがいくつも出現した。もうファンタジーなのかSFなのかわからなくなってきたよ俺。

 

「はわわ、何だか私まで緊張して来ました」

 

 隣に座るアーシアがガチガチの表情でグレモリーさん達が映っているモニターを食い入るように見つめている。いや、まだ始まってすらないんですけどね。

 

 そんなアーシアを一瞥し、俺は対戦相手…グレモリーさんの婚約者が映っているモニターに目を向けた。金色の髪に、胸元全開の赤いスーツを身に纏った男性。おそらく彼がそうだろう。というか、十人以上いる集団の中で、男は彼しかいない。

 

 うーむ、イケメンだな。焼き鳥屋というよりホストって言った方がしっくりくるかも。

 

 何て名前なんだろう。そういえば、グレモリーさんから全く話を聞いてないんだよな。…あ、こういう時こそ、精神コマンドの出番か。

 

 俺は脳内パネルを出現させ。そこから『偵察』を選んで使用した。これは敵の情報を知る事が出来る精神コマンドだ。さてさて、何が出て来るかな。

 

 名前…ライザー・フェニックス

 

 特殊能力…不死

 

 使用技…炎

 

 非童貞

 

 …おい、最後の情報なんだよ!? 他人の性体験の有無なんか誰が知りたいってんだよ! てか、男でこれなら、女性でもそうなのか? …確認しないのかって? するわけねえだろ!

 

「今回のレーティングゲームはあなた方だけでは無く、両家のみなさまも別の場所からご覧になっています」

 

 グレイフィアさんの言葉に意識を取り戻す。残念だが、これから『偵察』を使う時はずっと訪れないだろうな…。

 

「さらに、魔王ルシファー様も今回の一戦を拝見されております」

 

 その言葉に耳を疑う。魔王!? このメイドさん、今魔王って言ったの!? しかもルシファーっていったら超大物なんじゃないの!? ど、どんな人なんだろう? やっぱり滅茶苦茶怖い顔してて筋骨隆々な感じだったりするのか?

 

「ですので、あまり下手な真似はしませんように。万が一にも干渉すれば、その時点であなた方は魔王様のお怒りに触れる事になる事をお忘れなく」

 

「干渉? 今となっては俺達に出来る事は無いですけど?」

 

これは彼女達の勝負なんだからな。見守るしか出来ない。

 

「なるほど。“今”は動く気は無いと…そういう事ですね」

 

 何故か“今”を強調するグレイフィアさん。何でそんなに興味深そうな顔で見て来るんですか。危ない人とはいえ、あなたみたいな綺麗な人に見つめられると照れるんですけど。

 

「そろそろ開始時間となりますね。では、私は両陣営に最後の説明をしてまいりますので。お二方はこのままお待ちください」

 

 一礼し、グレイフィアさんが転移していく。その場に残された俺達は開始時間まで余計な真似はせず、ただ待つ事にした。

 

「部長さん達、勝てるでしょうか?」

 

「信じよう」

 

 数分後、グレイフィアさんが戻って来た。そして、それからすぐに彼女が校内放送とチャイムでゲームの開始を宣言したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、いよいよ始まったレーティングゲームだが、モニターの向こうのグレモリーさん達は動こうとしない。何やら作戦会議を開いているようだった。

 

「どうしたんでしょう、みなさん?」

 

「アルジェント様。レーティングゲームとはすぐに決着が着く様なものではございません。実際のチェスの様に、長い時間をかけて競いあうものなのです」

 

 アーシアの疑問にすぐさま答えるグレイフィアさん。なんだろう、この人結構優しい人なのかもしれない。グーパンするけど。

 

 数分の時間が過ぎ、作戦会議を終えた所でいよいよ両陣営が動き始める。果たして、どんな勝負になるのだろうか。固唾を飲んで見守る俺達の前で、兵藤君達は特訓の成果を存分に発揮していた。

 

『神崎先輩の一撃に比べれば…!』

 

 相手の攻撃をものともせずに反撃を繰り返す塔城さん。

 

『ははっ! その程度、先輩の速さをずっと目の当たりにしていた僕には止まって見えるよ!』

 

 木場君の息をつかせぬ連続攻撃が相手の動きを封じ。

 

『うふふ、さあ神崎君。私の一撃に驚きなさい!』

 

 姫島さんの放った特大の雷が体育館を跡形も無く消滅させ…ってアッラァァァァァァァァァァ!?!?!?

 

「はわわわわわ!?」

 

 も、餅つけ…じゃない。落ち着けアーシア! いや、むしろ俺が落ち着け!

 

『先輩が見てんだ! カッコ悪いとこ見せられっかよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』

 

 兵藤君の掌から発射された巨大なエネルギー波がテニスコートを吹っ飛ばす。…うん、キミは何となく予想出来てたよ。驚いてないわけじゃないけどね!

 

 何この子達!? 人外レベルもいいとこ…って、悪魔だったね、ごめんなさい。けど、これじゃ楽勝なんじゃない?

 

 …なんて思っていた時期が俺にもありました。確かに個人の能力は兵藤君達が上かもしれなかった。けれど、数の差というのは決して無視出来ないものである。倍以上の数を相手に、まず塔城さんが退場した。

 

 兵藤君が新たに発動した力で、木場君が一気に五人倒したが、直後、別の相手の攻撃を受け退場。姫島さんも同じ相手にやられた。

 

 これはマズイと、グレモリーさんと合流しようとする兵藤君。だが、そんな彼の前で、グレモリーさんは相手の『王』。即ち、婚約者であるフェニックス君…いや、さんか? と一騎打ちを繰り広げていた。

 

『部長!』

 

『イッセー!? どうしてここに…!』

 

『ドラゴンの小僧か…。何をしに来た?』

 

『部長と合流しに来たんだ。だけどお前がいるなら話は別だ! ライザー! テメエは俺がブッ飛ばす!』

 

 ビシッ! と指を突きつける兵藤君に、フェニックスさんは何がおかしいのか大声で笑い始めた。

 

『ふ…はははは! お前が俺を倒す? 中々面白い冗談だ!』

 

『舐めんなよライザー! うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』

 

 兵藤君の全力パンチがフェニックスさんの顔面を文字通り消し飛ばす。殺った!? 殺っちゃったの!?

 

 だが、ハラハラする俺を余所に、フェニックスさんの顔があった部分に炎が出現し、それが消えた時、彼の顔は元通りのイケメンに戻っていた。

 

『なっ!?』

 

『ふん』

 

 驚く兵藤君を、フェニックスさんは手から出した炎で押し飛ばした。誰か水! 水持って来て!

 

『リアス、もういいだろう。投了しろ。これ以上はキミのお父上にも、サーゼクス様にも格好がつかないだろう。キミはもう詰んでいるんだ』

 

あれ、今どっかで聞き覚えのあるような名前が出て来たような。気のせいか?

 

『…そうね。確かにあなたの言う通りだわ。けれど、それだけは絶対に嫌。私は最後の瞬間まで戦い続ける』

 

『何故だ。何故キミはそこまで…』

 

 フェニックスさんの問いに、グレモリーさんは胸に手を当て、僅かに頬を上気させながら答えた。

 

『こんな私を…誇りある女と言ってくれた人がいる。今ここで諦めたら、私は一生その人に顔向けが出来なくなる! だから、どんなに絶望的な状況だろうと、私は諦めるわけにはいかないのよ!』

 

 …やっぱ凄いわ、グレモリーさん。この状況で、彼女の眼はまだ死んではいなかった。それは、兵藤君も同じだ。火傷を負いながらも彼はゆっくりと立ち上がった。

 

『…俺だって。俺だって負けるわけにはいかねえ。部長の為に…。そして、俺を信じてくれた先輩の為に!!』

 

 直後、兵藤君の体を、赤い何かが包みこんだ。

 

SIDE OUT

 

 

イッセーSIDE

 

 …痛え。痛えよ。こんな痛み、ドーナシークに襲われた時以来だ。

 

 朱乃さんも木場も小猫ちゃんもやられた。残った俺もボロボロ。ここから逆転するなんて、ハッキリ言って無理だ。でも、何でだろう。諦めるっていう気持ちは全く湧いて来なかった。

 

『―――キミは周りの事は気にせず、一秒前の自分よりも強くなれるよう、頑張ればいい』

 

 俺の頭に、神崎先輩の言葉が蘇る。あの日、俺の悩みに真剣に答えてくれた先輩のおかげで、俺は周りを気にする事を止めて、俺らしい強さを得る事が出来た。

 

 人間でありながら、木場や小猫ちゃんを圧倒するほどの強さを持つ先輩。だけどあの人は言った。自分は強くならなければならなかったと。今の自分にはアーシアしかいないと。その言葉が俺には衝撃だった。

 

 きっと、先輩は昔、自分の無力さから大切な人を失ってしまった事がある。だから、俺に自分と同じ辛さを味わわせないようにと、助言をくれたんだと思う。

 

『キミは強いよ』

 

 そんなあの人が俺の事を強いと言ってくれた事が本当に嬉しかった。先輩に認めてもらえた事が、先輩が俺の強さを信じてくれた事が。

 

そんな俺が…こんな所で倒れていいのか? 俺が倒れたら、先輩を嘘つきにしてしまう。それでいいのか兵藤一誠?

 

 ―――ならば、どうする。

 

 気付けば、目の前に巨大な存在の姿があった。お前…いつぞやのドラゴンか!?

 

 ―――ドライグ。それが俺の名だ。

 

 そのドライグさんが俺に何の用だよ?

 

 ―――このままではお前は負ける。だが、お前は諦めていない。まだ勝算があると思っているのか?

 

 勝算? ねえよそんなもん

 

 ―――ならば。

 

 勝算が無かったら諦めるしかねえってか? それこそ馬鹿な話だ。そうだ…俺は弱い。強くなったけど弱い。でも、そんな俺を信じてくれている人がいる。部長、朱乃さん、木場、小猫ちゃん、アーシア、そして…神崎先輩。あの人達の思いを背負った俺が…諦めるわけにはいかねえんだよ!

 

 俺の言葉に、赤ドラゴンが口を歪める。これは…笑っているのか?

 

 ―――ふん、体の方はまだまだだが、どうやら精神の方は少しはマシになったようだな。いいだろう、認めてやる。俺の力…お前に預ける。

 

「―――私は諦めるわけにはいかないのよ!」

 

 部長の声が聞こえる…。その声はまだ力強く、自らの勝利を信じているように聞こえた。なら、俺もいいかげん起きないとな。

 

「…俺だって。俺だって負けるわけにはいかねえ。部長の為に…。そして、俺を信じてくれた先輩の為に!!」

 

 叫びながら、俺は『赤龍帝の籠手』を天高く掲げた。

 

「輝きやがれ! オーバーブーストォォォォォォ!!」

 

『Welsh Dragon over booster!!!』

 

 俺の全身を真紅のオーラが包み込む。その中で、俺の体には真っ赤な鎧が装着されていた。

 

 ―――十秒だ。それ以上はお前の体が持たない。

 

 上等! 十秒と言わず五秒で終わらせてやる! 俺は背中のブースターを噴射させ、ライザーめがけて突撃した。

 

「な、何だそれは!?」

 

「これは『赤龍帝の鎧』! お前をブッ飛ばす為の力だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 目を見開くライザーの顔面を再び殴る。けど今の俺は止まらない。吹っ飛んだ先へ回り込み、殴る! さらに回り込んで殴る! とにかく殴る! 殴る殴る殴る!

 

「き、貴様ぁ、調子に乗るなぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 ライザーが今までで一番の炎を放って来る。だけどそれがどうした。そんなモンで俺を止められると思うなよ!

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

「ッ!? があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 

 そのまま炎を突っ切って、ライザーの腹に拳を叩き込む。体をくの字に曲げたまま、ライザーは部長の近くに吹っ飛んだ。

 

 ―――あと五秒だ。

 

 ちっ、間に合わなかったか。まあいい、このまま終わらせてやる。もう一度ブースターを起動させようとした俺に対し、立ち上がったライザーが不気味な笑みを浮かべた。

 

「…ふ、ふふふふ。いいだろう。お前の力を認めてやろう。…だが、それでもこのゲームは俺の勝ちだ!」

 

「何をっ…!?」

 

 ライザーが動く。だがその標的は俺では無く部長だった。

 

「テメエ、卑怯だぞ!」

 

 部長を羽交い締めしたまま、ライザーが高笑いする。

 

「ふははは! ほざけ! 卑怯だろうがなんだろうが、最後に勝てばよかろうなのだァァァァァッ!」

 

「っざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 この焼き鳥! マジで許さねえ! 今すぐ殴ってやろうと走り出す俺だったが、その体から急速に力が抜けて行くのを感じた。

 

 ―――時間切れだ。

 

なっ!? こんな所で! 待てよ! もうちょっとだ! もうちょっとでヤツを倒せるんだ!

 

「おや、どうやら時間切れらしいな。まあいい、そこで見ているがいい、リアスが俺の物になる瞬間をなあっ!」

 

 ライザーが右手を掲げる。きっと、その炎で部長を焼く気だ。

 

「部長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 地面に這いつくばりながら手を伸ばす俺の眼前で、部長が口を動かす。次の瞬間、部長はライザーの炎にその身を包まれた。

 

 ―――タスケテ。

 

 部長の声無き求め。けど、それはきっと、俺に向けられた物じゃない。今この光景を見ているであろうあの人へ向けられた物だ。

 

 …すみません、先輩。俺、部長を守ってあげられませんでした。だからお願いです。あなたの手で部長を…。

 

『リアス・グレモリー様の『王』リタイヤ。よってこのレーティングゲーム、ライザー・フェニックス様の勝利となります』

 

 アナウンスの声がやけに遠くに聞こえた…。

 

イッセーSIDE OUT

 

 

IN SIDE

 

 …あのゲームから数日が経過した。今日は日曜日。だけど、俺は制服に身を包んでいた。理由は、今俺が持っている一枚の招待状。グレモリーさんとフェニックスさんの婚約パーティーへの物だ。一昨日、家にやって来たグレイフィアさんから貰った。

 

『ゲームは終わりました。ここから先、あなたが何をしようが自由です。パーティーは明後日となりますのでお忘れなく』

 

いや、こんな物渡されたら選択肢なんて一つしかないじゃないですか。

 

「…行くか」

 

 じゃないと、あのバイオレンスメイドさんに何されるかわからないからな。けどこれ、時間と書いてないけど今からいって大丈夫なのか? グレイフィアさん曰く、封を切れば会場に転送されるみたいだけど、もう始まっている中にいきなり現れたりしたら迷惑になるだろうし。

 

「リョーマさん…」

 

「アーシア?」

 

 悲し気に顔を伏せたアーシアが姿を見せる。どうした? と聞こうとした途端、彼女はいきなり抱きついて来た。

 

「行くんですね? 部長さんの所に…」

 

「ああ」

 

「きっと…きっと部長さんはリョーマさんを待ってます。だから止めません。私はここであなたの帰りを待ちます。私がついて行っても足手纏いにしかなりませんから」

 

 はて? パーティーに参加するだけの事に足手纏いも何も無いと思うんだけど。

 

「お願いします…。どうか、どうか無事に帰って来てください」

 

「ああ、任せてくれ」

 

 迷子になるかと心配してくれてるのか? けど、向こうにはこの招待状があればすぐだし、帰りだってきっと何とかなるさ。いざとなればオカンに頼めばいいし。

 

『任せとき。…アンタの男気、しっかりこの目で見させてもらうからな』

 

 突然頭に響く、オカンの今まで聞いた事の無い様な声色のセリフに目を丸くしつつ、俺は招待状の封を切った。




・・・もう、イッセーが主人公でいいんじゃね? と書いてて思ってしまいました。

いよいよ次回は二巻部分の山場となります。D×Dの二次創作でオリ主が会場に乱入するのはよくありますが、普通に参加するつもりで行くのって珍しくないですか? 最も、周りはオリ主がリアスを助けに行くのだと思ってますけど。

さて、このまま勘違いさせたまま戦わせるか。真面目モードで戦わせるか・・・。どっちにしろ、“彼”の運命は決まっていますけど。

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