「よし、やるぞ、、、」
フライパン、バター、そしてスーパーキノコ。
まずはスーパーキノコを軽く水で洗う。
そして切る。
普通のしいたけのパックに入れたのが不思議なぐらいの大きさ。
それ故に傘もしっかり切る事にした。
トン トン
傘が異常に丸いので結構苦戦する。
トン トン
ゆっくりと、慎重に切っていく。
「ふう、、、」
傘を食べやすいサイズまで切ることに成功。
カチッ
チチチチチt
次はフライパンにバターを入れ、弱火。
「、、、、、」
溶けるまで少し待つ。
「そろそろか、な?」
刻まれ、あられもない姿に変わってしまったスーパーキノコをフライパンに躊躇なく投入する。
ジュゥゥゥ
焼けるいい音が鳴る。
少しだけ目盛りを上げ、弱めの中火にする。
フライパンの上で熱せられながらバターと絡み合うキノコ。
香ばしい匂いだ。
如何に弱めの火と言えど、矢張り焼けている。
焦がさないように定期的に返す。
3−4分後、、、
「これは、、、出来たで良いんじゃないか?」
カチ
コンロを止める。
フライパンの上にはバターと一緒にじっくりと焼かれたスーパーキノコ。
調理の過程で刻まれ、焼かれたが何故かまだ赤い。
「色が然程変わらないなぁ、判断し辛いが、、、」
匂いや柔らかさはキチンと火を通されていると感じた。
カチャカチャ
皿を持ってきて、盛り付ける。
バター炒めという事で、醤油をかけることにした。
「おお」
醤油をかけた途端に更に旨そうに見え始めた。
箸
そして水の入ったコップ
準備は万端である。
「まさかゲームで出てくるアイテム?を現実で実際に食べる事になるとは、、、、、」
皿の上のスーパーキノコを見ながらそう思う。
「そんじゃ、いただきます」
手を合わせる。
そして箸を持ち一口目を食べようとする。
その瞬間、脳裏に記憶が浮かぶ。
スーパーキノコを食べたマリオは見た目でいうと元の2倍ぐらいの身長に伸びる。
「あ」
口を開け、食べようとしていた瞬間だった。
少し、少しだけ、口から離す。
そしてゆっくりと、皿に戻す。
「HA?」
調理はした、食える
が
デカくなる可能性。
あの「スーパーマリオ」に出てくる「マリオ」達をパワーアップさせる「スーパーキノコ」である。
パワーアップしたマリオ達は大概が身長がデカくなったり、「マリオカート」では「ダッシュ」
他のレースゲームでいうところの「ニトロ」である。
もしこれを食した場合、身長が2倍になったり速くなったりするかもしれない。
「ど、、、どうする、、、、、」
皿の上に盛られた旨そうなバターの香りがするキノコ。
だが今、今までの事実を思い返した瞬間
進には怪しく、妖しいオーラが漂い始めた様に視えた。
「と、取り敢えず」
バサッ
上着を脱ぐ。
「服を脱げば一応巨大化したときには被害は少なくなるッッ」
「筈だ」
続けてズボン、インナーを脱いでいく。
「パンツ、、、パンツは脱いじゃいけない気が、、、」
「パンツは止めておこう」
そして次に周りの机やソファー等をどけていく。
「よし、、、」
「改めて、いただきます」
両手を合わせ、そして床に置いた皿を持つ。
皿の上にはオーラを放つ、キノコのバター炒め。
「行くぞッッ!」
一口
「、、、、、、は?」
「バチバチに美味いんだが」
バターの風味の事もあるが、スーパーキノコ自体の素材の良さが滲み出ている。
風味もよく、食感も良い。
「なんだコレッ、美味過ぎないかッッ?!」
止まらない。
まるで中毒になったかの様にバクバクと食べていく。
「ご馳走さまでした」
完食である
「すんげー美味かった」
そしてここからはスーパーキノコの「作用」が襲いかかってくる可能性が十分にあった。
「ん?」
「何か、力?元気が、、出てくる」
8時間睡眠した後の様なスッキリとした元気が溢れ出てくる。
「なんか、、、スゲェ気がする、、、、、」
ボンッ
「ゑ?」
視界が急に高くなった。
「あーーーーーーーーーーーーーーー」
「もしかして」
洗面台に向かう。
鏡がある場所だ。
そこには
鏡から見切れている進が居た。
勿論、身長が高すぎて、だ。
「あーああ」
「でっかくなっちゃったよ」
マギー審司もビックリである。
「HAHAHA、、、自業自得ってこういう事か」
パンツはギリギリ破れなかった。
身長は伸びた、だが2倍ではない。
調理したお陰であろうか、作用がそこまでである。
「明日、休みで良かったぁああああああああああああああああ」
だが問題は終わっていない。
「取り敢えず、、、」
「寝るか」
朝には戻っていた、、、らしい
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/15754_%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%AE%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%86%E3%83%BC.html
レシピはコレを参考に書きました↑
料理できんし、やっぱgoogle先生すげぇや