ヒーロー社会の妖怪の山   作:島田愛里寿

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最後がなんかうまく書けなかったので簡単になってしまいました。


第二十二話 会敵

 

東京都保須市の市長からの救援要請を受けた天魔からの命令を受けて保須市に展開していた文が率いる忍天衆は、ヴィラン連合の死柄木弔がばらまいた脳無への対応に追われていた。

 

 

バン!!

 

妊婦を襲おうとした脳無の頭が突然吹き飛んだ。

 

「む!?」「ふぇ?」

 

突然の出来事にグラントリノや襲われそうになっていた妊婦は唖然とした。

 

 

「おやおや、大丈夫ですか?生きてますかね??」

 

そこにはレミントンM31ライアットガンを構えた射命丸文がいた。

 

「貴様・・・妖怪の山の者か?」

 

「ええ、妖怪の山の四大天狗の一人。射命丸です」

 

ちなみに四大天狗というのは、妖怪の山の中でも将来を期待されている者や実力者であり、その四大天狗は、

 

・射命丸文

 

・姫海棠はたて

 

・犬走椛

 

・飯綱丸龍

 

である。

 

 

「で、無事ですか?」

 

「ああ何とかな」

 

「衆長!」

 

そこに忍天衆のメンバーの一人が、大急ぎで駆けつけてきた。

 

「ん?どうしました??」

 

「ステイン補足!」

 

「!。どこですか!」

 

「一区隣の路地裏です!雄英生三名が交戦中ですが、劣勢!」

 

「ちっ!付近にヒーローはいなかったのですか!?大体なんで職場体験中の雄英生が応戦してんですか!!」

 

「付近のヒーローは実力が平凡な連中のみでしたし・・・」

 

「まったく・・・。グラントリノ、貴方も来ますか?」

 

「ああ、だがこいつはどうする?」

 

グラントリノは文が散弾銃用のスラッグ弾で頭を吹き飛ばした、脳無を見て言った。

 

「ふむ、頭はなくなってるので、大丈夫だと思いますが・・・

 

 

「ならここは俺がやろう」

 

「「!!」」

 

「エンデヴァーか」

 

「ああ、それに焦凍があっちの方に行ったからな」

 

「分かりました。行きましょう、グラントリノ」

 

「お、おう」

 

 

緑谷side

 

く、手ごわい!

 

「何事にも信念や思いがいる。貴様らのようなお子様では俺には勝てん」

 

つ、強すぎる

 

「終わりだ」

 

そうしてステインは轟君に剣を振るった瞬間・・・・

 

 

ガキン!!

 

「!」

 

「!」

 

「!」

 

「!」

 

 

突然ステインの剣を止めた少女がいた

 

side out

 

ギギギギ!

 

ステインを確認していたはたてはこの時は忍天衆と同じ黒い天狗服を着て監視していたが、流石に子供が死亡するのは罪悪感があったので飛び込み参戦したのだ。

 

「なんだ貴様」

 

「はたてって呼んで頂戴っな!」

 

キイン!

 

「っく」

 

ピィィィィ!

 

そしてはたては指笛を鳴らした。

 

すると・・・・

 

 

シュウン・・

 

シュタ!

 

バサ、バサ

 

次々に黒い天狗服を着た天狗たちが集まって来た。

 

そして・・・・

 

シュタ!

 

「まったく、はたて。何をやってるんですか別に見捨ててもいいでしょうに」

 

「悪かったわね。さすがにあそこで見捨てたら夢見が悪いでしょ」

 

文がはたてが勝手に参戦したことについてとがめたが、はたても反論しつつ二人はステインへの警戒を解かなかった。

 

「ほう、妖怪の山のやつらか」

 

「よくわかりましたね」

 

「ああ、その天狗服。今時そんな服を集団で来ているのは天狗しかいないからな」

 

「・・・やっぱり服変えてくるべきでしたか」

 

実は天狗服は妖怪の山の者の代名詞的な扱いを受けているのでバレやすいのだ。

 

 

「ま、んなことはいいのよ。さっさと投降してくんない?」

 

「ですねぇ。あなたを確保するために一部隊を動員する羽目になってんですから」

 

「無理だな。俺は粛清を行わなければならない」

 

ステインの決心は固いようだ。

 

「はぁ仕方ありませんね」

 

「ええ、ぶっ潰しましょ」

 

そうして一気に忍天衆が襲い掛かりステインの捕縛をあっさりと終えて警察に引き渡すべく路地裏から出したときに緑谷が脳無に攫われかけたが、この辺は原作と同じなので割愛させていただく。

 




次回 ステインの余波

EXルーミア(アーカードの能力あり)+武装親衛隊が出てくる蜘蛛ですがなにか?の小説をを書こうと思うのですがどうてしょうか?

  • 書け!
  • それよりは続きを!

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